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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
経済産業省と情報処理推進機構(IPA)は、情報の価値を最大化する「共通語彙基盤」セミナーを全国各地で開催することを発表しています。
IPAは、「共通語彙基盤」は開発・検証期から普及期に入ってきているとし、問い合わせも増加している状況から、2月に東京で開催した説明会に続き、セミナーツアーを行うこととしたようです。
セミナーは7月に福岡で開催されたほか、2015年9月3日には仙台、4日は札幌、11日は大阪で開催され、また、17日には新潟でも開催されます。
データで用いられる言葉の意味や構造を整理するとともに、それを社会で活用するためのツールの開発等を行う「共通語彙基盤」事業を推進する経済産業省とIPAが、効率的なオープンデータの構築を目指す先進自治体の事例を中心に、実際にデータを活用する方法を、デモを交えつつ説明するものとのことです。
地方公共団体や企業のオープンデータやシステムに関わる担当者や関連ベンダー、ソフト開発コミュニティ、データ構築コミュニティ等からの参加が募集されており、全国各地でセミナーツアーを行うとのことです。
セミナー開催(2015年9月3日仙台、9月4日札幌、9月11日大阪)のご案内(IPA)http://goikiban.ipa.go.jp/node1060
セミナー開催(2015年7月14日福岡)のご案内(IPA)
2015年8月21日、地方公共団体が地震時等に「滑動崩落」の可能性がある大規模盛土造成地について調査を行い、抽出された盛土造成地を示した「大規模盛土造成地マップ」について、国土交通省は同省のハザードマップポータルサイト「防災に役立つ地理情報」に、東京都、埼玉県さいたま市、愛知県岡崎市のデータを掲載しました。今後順次データを追加予定とのことです。
「滑動崩落」とは、谷間や山の斜面の盛土造成された宅地が、地震などによって滑ったり崩れたりする現象とのことで、同省によると東日本大震災や阪神・淡路大震災でも被害が発生したとされています。
身の周りの防災に役立つ情報をまとめて閲覧(国土交通省ハザードマップポータルサイト)http://disaportal2.gsi.go.jp/hazardmap/site/?lat=35.626457&lon=139.447006&z=14&lkey1=morido&lopa1=1#lat=35.62646&lon=139.44701&z=14&lkey1=morido&lopa1=1&zoom=14&layers=BTTTT
国土交通省が運営しているハザードマップポータルサイトの「防災に役立つ地理情報」に、地方公共団体が公表している大規模盛土造成地マップを掲載します。(国土交通省, 2015/8/21)
2015年8月20日、Europeana Newspapersプロジェクトは、プロジェクトの最終報告書を公開しました。
プロジェクトは2015年3月に正式に完了したとのことで、2,000万ページ以上の新聞がEuropeanaで検索可能で、約1,200万ページが欧州図書館(The European Library)で全文検索が可能です。また、デジタル化された新聞のフルテキスト化に役立つ無料でオープンソースなツールも開発・提供しています。
Europeana Newspaper専用のチャンネルが2016年に公開予定であることも明らかにしています。
Extrablatt! Final Report published!(Europeana newspapers, 2015/8/20)http://www.europeana-newspapers.eu/final-report/
Europeana Newspaper Project makes 20+ Million Newspaper Pages available Online(LIBER, 2015/8/20)
2015年8月20日、北米研究図書館協会(ARL)が、ARLに加盟する大学図書館の支出総額、専門職員の人件費、資料費総額、専門職員及びサポートスタッフの人数等をまとめた“Library Investment Index”2013‐2014年版を公表しました。
Library Investment Index Summarizes Relative Size of ARL University Libraries for 2013‐2014(ARL,2015/8/20)http://www.arl.org/news/arl-news/3713-library-investment-index-summarizes-relative-size-of-arl-university-libraries-for-2013-2014#.VdZ0Kayp3fN
final data tables (XLS)http://www.arlstatistics.org/documents/ARLStats/index14.xls
interactive analyticshttp://www.arlstatistics.org/analytics ※ARLの統計サイト。ウェブサイト上で、特定の館や特定の項目のデータについて、表やグラフを作成する事ができます。
子どもの未来を考える議員連盟と独立行政法人国立青少年教育振興機構で構成される、日中韓子ども童話交流事業実行委員会主催の「日中韓子ども童話交流2015」が、2015年8月17日から23日まで、東京都および新潟県にて開催中です。
今回の交流テーマは「実(みのり)」で、日本・中国・韓国の小学生が1週間、絵本・童話をテーマに交流し、共に語り合い、10冊のオリジナル絵本を創作し発表するとのことです
同時に、過去に本事業に参加した参加経験者による交流会も行います。約10年ぶりに再会する参加経験者たちは、ワークショップを通じて、「未来交流プラン」を描くとのことです。
2015年度活動報告(日本・中国・韓国子ども童話交流)http://www.douwa-kids.com/ja/report2015/index.html
子ども童話:「日中韓交流」の結団式 東京に99人参加(毎日新聞,2015/8/18付け記事)http://mainichi.jp/select/news/20150819k0000m040114000c.html
日中韓子ども童話交流2015:参加者新潟入り 奥只見湖を訪問(毎日新聞,2015/8/20付け記事)http://mainichi.jp/shimen/news/20150820ddm012040134000c.html
2015年9月1日に、東京大学総合図書館が、新図書館のモデルルーム「ミニレクチャールーム」を期間限定(2016年前半まで)でオープンするとのことです。
特定のテーマをもった勉強会や研究会、ワークショップなどの「知」に関わるさまざまなグループ活動ができる部屋とのことで、工事中の新館地下1階に新設される、研究と学びをつなぐ学術交流コモンズ「ライブラリープラザ(仮称)」や、改修により生まれ変わる本館での活動をいちはやく体験できるとのことです。寄せらせた意見・感想は、「ライブラリープラザ」の設計や本館の改修計画に活かされるようです。
9月9日には、セレモニーや「これからの東大図書館で何したい?」と題したワークショップ、内覧会が開かれるとのことです。対象は、東京大学の学生・教職員のみとのことです。
総合図書館にミニレクチャールームがオープンします(東京大学,2015/8/18)http://new.lib.u-tokyo.ac.jp/3181
これからの東大図書館で何したい?-ミニレクチャールームオープニングイベント(東京大学,2015/8/18)http://new.lib.u-tokyo.ac.jp/3105
参考: CA1804 - 研究文献レビュー:学びを誘発するラーニング・コモンズ / 米澤誠
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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