2015年8月に開催される予定の第81回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、IFLAのウェブサイトに、 Fábio Lima Cordeiro氏らによる“Dissemination and democratization of information access in rural communities: the role of librarians in the Mini Libraries project”と題した記事が公開されています。
記事では、ブラジルの農牧供給省の後援を受け、ブラジルにおける食料生産量の増加等を目的に、同国独自の熱帯農業及び畜産モデルの開発に取り組んでいるEmbrapa(Empresa Brasileira de Pesquisa Agropecuária)社における“Mini Libraries”プロジェクトが扱われています。
2015年8月に開催される予定の第81回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、IFLAのウェブサイトに、 Alison Annet Kinengyere氏らによる“Librarians’ involvement in evidence-based medical practice and health policy-making: the collaboration between Albert Cook Library and the Africa Centre for Systematic Reviews and Knowledge Translation”と題した記事が公開されています。
記事では、東アフリカ地域とウガンダにおける医療政策策定に関する先端医療等についての能力開発を行う機関“Africa Center for Systematic Reviews and knowledge translation”の一員である医学図書館員が、エビデンスに基づいた診療や医療政策の策定に関する情報提供に重用な役割を果たしていることが記されています。
2015年7月3日、ロンドン大学バークベック校が、人文科学分野のオープンアクセス(OA)の新しいモデルである“Open Library of Humanities(OLH)”を強固にし、拡大するため、アンドリュー・W・メロン財団(Andrew W. Mellon Foundation)から3年間で741,000ドルの助成金を獲得したと発表しています。
2015年6月30日、DataCiteがTHOR(Technical and Human infrastructure for Open Research)プロジェクトへの参加を発表しています。
THORプロジェクトはECのHorizon2020プログラムによって助成されている共同プロジェクトで、すべての研究者の永続識別子(PIDs)へのシームレスなアクセスを保証し、プラットフォーム・分野・機関を超えての研究成果への一意的なリンクを可能にする30か月のプロジェクトで、英国図書館(BL)、ORCID、CERN、EMBL-EBI、Pangaea、Australian National Data Service(ANDS)、Dryad、Elsevier、Labs、PLOSが共同で行なうもののようです。