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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2015年11月9日、言語を獲得したい人たちやそれを支援する人たちに多読を提案する事業を展開しているNPO法人の「NPO多言語多読」は、新宿区立四谷図書館の協力により、四谷地域センターを会場として、「第2回シンポジウム『図書館多読への招待』in東京」を開催します。
主な内容は、
●基調講演 「英語多読への招待~図書館の森に多読の木を植えよう」(NPO多言語多読理事長・酒井邦秀氏) ●英語多読体験ワークショップ ●実践報告 ・「東海地方図書館の多読向けサービス10年」(豊田工業高等専門学校・西澤一氏) ・「あつまる・まなびあう・つなげる図書館を目指して」(多治見市図書館・飯沼恵子氏) ・「東京の英語多読報告~公共図書館と学校図書館」(都立府中東高等学校・米澤久美子氏) ・「四谷図書館における英語多読活動」(新宿区立四谷図書館・遠藤ひとみ氏) ・「『tadoku navi』の紹介」(カーリル代表取締役・エンジニア・吉本龍司氏) ●四谷図書館多読コーナー見学 ●「図書館多読」Q&Aセッション 内容:会場全体での意見交換
となっています。
多読に興味のある人、多読用図書の導入を検討している図書館関係者などが対象となるようで、定員は80名、参加費は1,500円とのことです。
2015年7月24日、国際図書館連盟(IFLA)、法律図書館分科会の2010年から2014年までの年報5点をウェブサイト上で公開しました。現在のところ、英語版のみの公開となっているようです。
なおIFLAの法律図書館分科会では、裁判所図書館や企業の法律図書館、ロースクールの図書館などの館種が対象として扱われているようです。
2010年の年報http://www.ifla.org/files/assets/law-libraries/annual-reports/ifla_annual_report_2010.pdf
2011年の年報http://www.ifla.org/files/assets/law-libraries/annual-reports/ifla_annual_report_2011.pdf
2012年の年報http://www.ifla.org/files/assets/law-libraries/annual-reports/ifla_annual_report_2012.pdf
2013年の年報http://www.ifla.org/files/assets/law-libraries/annual-reports/ifla_annual_report_2013.pdf
2014年の年報
2015年7月27日、マドリード地下鉄(Metro de Madrid)の駅構内に設置された図書館“Bibliometro”が、2005年の同日にNuevos Ministerios駅にオープンしてから、10周年を迎えました。
現在、“Bibliometro”は同地下鉄の12の駅の構内に設置されていて、全体で95,000冊(1,500タイトル)以上を所蔵し、1か月当たり約6,000冊を貸出しているとのことで、この10年間で利用者はのべ10万人を超えているとのことです。
“Bibliometro”は、地下鉄利用者の読書を促進し、かつマドリード地下鉄と公共図書館の連携を生み、利用の拡大を図ることを趣旨とした取組みで、サービスは、無料で1度に2冊までの本を、最大15日間まで借りることができ、さらに最大15日まで延長が可能で、電話やインターネットからも申請可能で、返却時は、返却ボックスに返せばよいといった内容のようです。
The Bibliometros offer readers more than 95,000 copies of 1,500 titles at 12 Metro stations(Metro de Madrid, 2015/7/27)
2015年7月28日、総務省情報通信政策研究所は、「未就学児等のICT利活用に係る保護者の意識に関する調査報告書 概要版」を公表しました。
同研究所が2014年2~3月に実施した「子どものICT利活用能力に係る保護者の意識に関する調査」では、学年が低いほど初めて情報通信端末を利用した年齢が低いこと、とりわけ、小学校入学前に情報通信端末を利用開始する割合が、2011年以降の3年間で大きく上昇していることが明らかになりました。そこで、同研究所では、未就学児を中心とした子どもの情報通信端末の利用実態やその保護者の意識を明らかにすること等を目的に、ウェブアンケート調査を実施したとのことです。
「未就学児等のICT利活用に係る保護者の意識に関する調査報告書 概要版」の公表(総務省、2015/07/28)http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000034.html
未就学児等のICT利活用に係る保護者の意識に関する調査報告書【概要版】(総務省情報通信政策研究所、2015/07)http://www.soumu.go.jp/main_content/000368846.pdf
子どものICT利活用能力に係る保護者の意識に関する調査報告書【概要版】(総務省情報通信政策研究所、2014/07)
2015年7月27日、福井県は同県が所有する、同県及び県下の市町などの各種オープンデータを収録した「福井県オープンデータライブラリ」を活用した、アプリおよびオープンデータの推進につながるアイデアのコンテスト・「オープンデータコンテスト」を開催することを発表しました。
募集は、(1)アプリ部門と(2)アイデア部門があり、(1)は「食・観光」(=県内の食・観光の魅力を発信し、誘客につなげるもの)「統計」「フリー」(=その他)の3テーマについて、(2)は、使用するデータ(実際に公開されていないものでも、行政の保有するデータであれば可能)とそのデータの活用案を募集するものです。
応募資格に制限はなく、9月7日まで応募可能で、(1)は最優秀賞(賞金:10万円)、優秀賞(賞金:5万円)がそれぞれ1点ずつ、(2)は最優秀賞(賞金:3万円)が1点、優秀賞(賞金:1万円)が2点選ばれるとのことです。
オープンデータコンテストを開催します!(福井県, 2015/7/27)http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/toukei-jouhou/opendata/opendatacontest.html
福井県オープンデータライブラリ 公開データ一覧
2015年7月27日、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認のプラットフォーム「OpenLearning, Japan」において、九州大学 岡村 耕二教授による「個人と組織のための最先端サイバーセキュリティ入門」の受講受付が開始されました。
この講座は、九州大学の全学部1年生を対象にした「サイバーセキュリティ基礎論」をベースにしており、受講者がサイバー空間で安全かつ安心して勉強や研究できるよう、サイバーセキュリティに関するリテラシーの向上を目指すとのことです。講義では、セキュリティ対策を行っているにもかかわらずサイバー被害に遭う仕組みや、サイバーセキュリティ対策の新しい技術、サイバーリスクを回避する新しい組織体制について解説されるとのことです。
対象となる受講者は、国内外を問わず、ふだんネットワークやコンピュータ、スマートフォンを利用している方で、日本語・英語のどちらでも受講可能とのことです。受講期間は11月10日から12月8日で、受講料は無料とのことです。
九州大学 第二弾「個人と組織のための最先端サイバーセキュリティ入門」受講登録開始!(OpenLearning, Japan、2015/07/27)https://open.netlearning.co.jp/info/20150727.aspx
2015年8月1日から9日まで、北海道十勝地方の浦幌町立図書館、幕別町図書館、池田町立図書館、豊頃町図書館の4館が合同で、「図書館たなばたまつり」が開催されます。
共同で開催されるイベントは、
・ストレスチェック ストレス測定器を設置し、ストレス度を測定。ストレスに関する本なども展示。 ・七夕プレゼント 浴衣や甚平、もしくは星がモチーフになっているものを持参すれば、この期間だけのプレゼントを贈呈。 また、期間中の一部の日に図書館職員が浴衣を着用。 ・「にゃんともかんとも すごろく」 猫がテーマの、すごろくになった図書館クイズに答えると達成カード、4館すべてをまわるとさらにプレゼントを贈呈。
で、期間中のみならず、期間の前後にも一部イベントや、各館独自のイベントが開催されます。
七夕の8月7日は浦幌町立図書館が主な会場となり、20時まで開館時間が延長されるようです。
なお、落語家・瀧川鯉朝の「七夕落語会」も各館で開催され、これは「ストレスチェック」とあわせ、図書館を核にした地域づくりについて提案し、地域のための図書館づくりをサポートする「図書館と地域をむすぶ協議会」のモデル事業として開催されるものとのことです。
図書館たなばたまつり開催(東部4町合同イベント)(浦幌町立図書館, 2015/8/7)
ベネッセ教育総合研究所は、「教育ニュース」で、「本を借りるだけではもったいない! 図書館の使い方」と題した前後編の記事を、2015年7月14日と28日付で配信しています。
筆者は帝京大学の鎌田和宏教授で、前編では、学校の図書館や地域の図書館の上手な利用のしかたについて、学校の図書館と地域の図書館の違いとともに解説されています。また、後編では、夏休みならではの図書館の楽しみ方について、紹介されています。
本を借りるだけではもったいない! 図書館の使い方【前編】(Benesse教育情報サイト, 2015/7/14)http://benesse.jp/blog/20150714/p1.html
本を借りるだけではもったいない! 図書館の使い方【後編】(Benesse教育情報サイト, 2015/7/28)http://benesse.jp/blog/20150728/p1.html
参考: 国立国会図書館、キッズページに新コンテンツ「しらべもの」を追加 Posted 2011年8月10日http://current.ndl.go.jp/node/18847
E1253 - 小学生の“調べる”をお手伝い―国際子ども図書館子どもOPAC カレントアウェアネス-E No.208 2012年1月19日
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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