アーカイブ - 2015年 7月 28日 - car

英Open Data Institute(ODI)、世界中のオープンデータに関する優れた取組み等について表彰する“Open Data Awards”2015年の受賞者を発表

2015年7月9日、英国政府から2012年から2017年までの5年間で1000万ポンドの予算を獲得するなどし、オープンデータの発展のため設立された非公開有限責任株式会社“Open Data Institute(ODI)”は、2015年の“Open Data Awards”受賞者を発表しました。

“Open Data Awards”は、オープンデータに関する革新や、傑出した人物、プロジェクト、グループ、政府、企業などを表彰するもので、2015年の受賞者と授賞理由等は以下のとおりです。

(1)Business award
Open Corporates:英国のスタートアップで、世界中の8500万以上の会社情報に関するデータベースを開発。
(2)Innovation award
Medicines for Malaria Venture:スイスの官民パートナーシップで、マラリアに効く薬の開発等に関するデータ共有の推進を行った。
(3)Social Impact award
BudgIT:ナイジェリアのスタートアップで、政府の予算について市民の理解を容易にするためのポータルサイトを構築。
(4)Individual Champion award

オンラインにおける著作権侵害の動向 合法サービスからのコンテンツ利用が増加する一方、利用者の5分の1は違法コンテンツにアクセス(英国)

2015年7月22日、英国知的財産局(Intellectual Property Office)はオンラインにおける人々の著作権侵害の動向をまとめたレポート”Online Copyright Infringement Tracker Wave 5”を公開しました。これは2015年3月から5月にかけ実施したオンラインおよび対面での調査に基づくものです。2012年からこれまでに4回、同様の調査レポートがまとめられており、今回の調査は第5段にあたります。

調査の結果、2013年に比べ音楽やテレビ番組、映画等をダウンロードし利用する人の割合は6%増加し、62%になっていました。合法のサービスを利用してコンテンツを利用する人の割合は2013年に比べ10%増加していましたが、なお回答者の5分の1は著作権を侵害しているコンテンツにアクセスしていたとのことです。

また、同様の調査がオーストラリアでも並行して行われており、オンラインコンテンツを利用する人の割合は大きく変わらない一方で、違法ダウンロードを行っている者の割合は、英国ではオーストラリアの半分であったとされています。

UK consumers give boost to legal downloading and streaming for TV, films and music(Gov.uk、2015/7/22付け)

Scopus、オープンアクセス(OA)雑誌を容易に識別する機能を開始

Elsevier社は、2015年7月29日から、Scopusにおいて、索引化された雑誌から、‘Browse Sources’リンクを介して、オープンアクセス(OA)雑誌を容易に識別できる機能を始めると発表しています。

このリンクは、Scopusで利用できる全ての雑誌、書籍、業界誌、会議録をアルファベット順に並べたリストとのことです。

Scopusでは、DOAJ(Directory of Open Access Journals)かROAD(Directory of Open Access Scholarly Resources)にGold OAもしくは助成金によるOAとして登録されているもののみ、OA雑誌として登録しており、索引化された21,000を超える雑誌のうち、3,785タイトルが2015年6月現在OA雑誌として登録されているとのことです。

OA雑誌リストのアップデートは年3~4回で、小規模で一時的な相違があるかもしれないとのことです。

Scopus to launch Open Access indicator for journals on July 29(Elsevier Scopus,2015/7/17)

BMCシリーズが15周年 15年間を振り返る企画も

2015年7月19日で、オープンアクセス出版を手掛けるBioMed Central(BMC)社のタイトルで初めて論文が公開されてから15年を迎えました。同社のブログ”BMC Series blog”ではBMCシリーズの15年を振り返る記事のほか、15年の間にBMCシリーズの雑誌に掲載された論文の中から選んだ15枚の印象的な写真を紹介したり、15年間のアクセス数トップ10論文を紹介する記事等が公開されています。

Happy 15th birthday BMC series!(BMC Series blog、2015/7/20付け)
http://blogs.biomedcentral.com/bmcseriesblog/2015/07/20/happy-15th-birthday-bmc-series/

15 images from 15 years of the BMC series(BMC Series blog、2015/7/21付け)
http://blogs.biomedcentral.com/bmcseriesblog/2015/07/21/15-images-15-years-bmc-series/

独バーデン=ヴュルテンベルク州でElsevier社との間に州単位のコンソーシアム契約が結ばれる

2015年7月17日、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州の研究図書館コンソーシアムが、Elsevier社との間で州単位の購読契約を結んだことが発表されました。

バーデン=ヴュルテンベルク州はドイツ南西部に位置する州で、コンソーシアムには52の大学・高等教育機関が参加しています。今回結ばれたコンソーシアム契約により、これら52機関からElsevier社の電子ジャーナル約2,500タイトルが利用できるようになるとのことです。

German Consortium Baden-Wuerttemberg Signs Agreement with Scientific Publisher Elsevier(Public Relations University Freiburg、2015/7/17付け)
http://www.pr.uni-freiburg.de/pm/ub-elsevier-en

German Consortium Baden-Wuerttemberg Signs Agreement with Scientific Publisher Elsevier(PR Newswie、2015/7/17付け)

イスラム過激派組織「イスラミックステート(IS/ダーイシュ)」から奪回した歴史的遺物・発掘品がイラク政府に返還される

2015年7月15日、在イラク米国大使館は、イスラム過激派組織「イスラミックステート(IS/ダーイシュ)」から奪回した歴史的遺物・発掘品700点をイラク政府に返還したことを発表しました。

今回返還されたのはイラク等の遺跡や博物館から強奪されたと見られる歴史的遺物や発掘品、近現代の展示品等で、半数以上を金貨・銀貨・銅貨が占めるほか、古文書も含まれていました。これらは2015年5月15日に米軍特殊部隊がシリア東部で実施した、イスラミックステート(IS/ダーイシュ)の幹部Abu Sayyaf氏捕獲作戦の中で奪回されたものです。

The United States Repatriates Cultural Heritage Objects and Fragments to the Government of Iraq(Embassy of the United States Baghdad, Iraq、2015/7/15付け)
http://iraq.usembassy.gov/pr071515.html

ISIL Leader’s Loot(Bureau of Educational and Cultural Affairs)

“Google Cultural Institute”に新たに日本の美術館7館が加わる あわせてGoogle カルチュラルインスティテュートモバイルアプリも公開

2015年7月28日、“Google Cultural Institute”に新たに日本の美術館7館が加わり、486点の作品が新たにアートプロジェクトで閲覧できるようになったと発表されています。

あわせて、Google カルチュラルインスティテュートモバイルアプリが日本に登場し、国立西洋美術館や広島平和記念資料館を始めとする、8館の展示(展示 25 件、作品 487 点)がスマートフォンやタブレット等、Android 搭載端末で閲覧できるようになったとのことです。

モバイルアプリで展示がみられる美術館は以下の8館とのことです。
・国立西洋美術館 
・広島平和記念資料館
・京都府立堂本印象美術館
・立花家史料館
・さきたま史跡の博物館
・箱根ガラスの森美術館
・東京富士美術館
・浜松市立楽器博物館

Google カルチュラルインスティテュートをモバイルで(Google日本Blog,2015/7/28)
http://googlejapan.blogspot.jp/2015/07/culturalinstitute-mobile.html

参照:
Googleアートプロジェクトに新たに1,290作品追加
Posted 2014年11月4日
http://current.ndl.go.jp/node/27368

国立国会図書館、『びぶろす』誌で「著作権(応用編)」を特集

国立国会図書館の刊行する『びぶろす』誌(行政・司法各部門の支部図書館と専門図書館の連絡情報誌)の69号(2015年7月)で、「著作権(応用編)」をテーマとする特集が掲載されました。

特集では以下の記事が掲載されています。

・著作物のアーカイブ化促進を目指して
-文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会の審議経過について
(文化庁長官官房著作権課 星川明江)
・視覚障碍者等へのテキスト化データ提供を目指して
(日本点字図書館 澤村潤一郎、国立国会図書館主任司書 原田久義)
・資料デジタル化に伴う著作権処理 インターネット公開のための作業を例として
(国立国会図書館関西館電子図書館課 石塚陽子)

香川県立文書館、企画展示「風水害のアーカイブズ」を開催中

2015年7月7日から9月13日まで、香川県立文書館で、企画展示「風水害のアーカイブズ」を開催中です。

江戸時代から平成に至るまでの香川県を襲った台風や高潮などの風水害の記録資料を集め展示しているとのことです。江戸時代の風水害では、どのような被害を受けたのか、また災害に対してどのような対策をとったのか古文書を読み解き当時の様相を紹介するとのことです。

「風水害のアーカイブズ」(平成27年7月7日~9月13日)(香川県立文書館)
http://www.pref.kagawa.jp/bunshokan/exhibition/index.html
http://www.pref.kagawa.jp/bunshokan/exhibition/pdf/27002.pdf

大阪市立図書館、第5回One Book One OSAKAの出張投票を実施

大阪市民が選ぶ「大阪市の1冊の絵本」を決定する取組みである第5回“One Book One OSAKA”では、インターネット又は大阪市立図書館全館に置かれた投票用紙を通じて投票を受付中ですが、以下の通り、出張投票を実施するとのことです。

・「文紙MESSE2015 文具ワンダーランドⅥ」
2015年8月6日・7日、マイドームおおさかにて開催。会場2階に図書館コーナーが開かれ、イベントに出展されるメーカーさんの楽しい文房具や新製品などを使って投票することができるとのことです。入場無料とのことです。

・「明治安田生命J2リーグ 第29節 FC岐阜戦」
2015年年8月15日、19時キックオフ。
セレッソ大阪のホームゲーム、キンチョウスタジアム内で投票ができるとのことです。試合の観戦には、別途チケット(有料)が必要です。

・「夏休み!こども冒険博Ⅱ」
2015年8月1日から16日まで、インテックス大阪にて開催。
会場内のえほんのひろばで投票ができるとのことです。別途入場料が必要とのことです。

出張!OneBookOneOSAKA投票コーナーのご案内(大阪市立図書館,2015/7/28)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=878

文紙MESSE2015 文具ワンダーランドⅥ

Code4Lib JAPAN、カンファレンス2015の発表プログラムを公開

Code4Lib JAPANが、2015年9月5日、6日に、リクルート本社 アカデミーホールで開催するCode4Lib JAPANカンファレンス2015の発表プログラムを公開しました。

C4ljp2015/program
http://wiki.code4lib.jp/wiki/C4ljp2015/program

参照:
【イベント】Code4Lib JAPANカンファレンス2015(9/5、6・東京)
Posted 2015年4月16日
http://current.ndl.go.jp/node/28328

【イベント】石川県立図書館等、「いま図書館がおもしろい!-図書館活用術を探る- 思わず手に取りたくなる!本のオシャレなディスプレイ」を開催(9/5・石川)

2015年9月5日、石川県立図書館と石川県公共図書館協議会は、石川県青少年総合研修センターで、「いま図書館がおもしろい!-図書館活用術を探る- 思わず手に取りたくなる!本のオシャレなディスプレイ」を開催します。

石川県の少子化対策監室が、青少年育成指導者、青少年行政担当職員等を対象に、各々の活動現場における専門的な知識を深めるとともに青少年に対する指導者能力向上を図るための研修として行うもので、身の回りにある材料で簡単にできる、本のディスプレイを紹介するものです。

講師は、こどもの本コーディネーターのさわださちこ氏で、定員は50名、青少年指導者や青少年の健全育成に関心を持つ人なら、誰でも参加可能とのことです。

いま図書館がおもしろい!-図書館活用術を探る- 思わず手に取りたくなる!本のオシャレなディスプレイ  講師:さわだ さちこ氏(こどもの本コーディネーター)
http://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/gyouji/2015/20150905/20150905.html
http://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/gyouji/2015/20150905/20150905.pdf
※2つ目のリンクは申込書・案内です。

基本研修(石川県)