アーカイブ - 2015年 7月 1日 - car

英国の図書館関係のブログに公共図書館における財政の逼迫について扱った記事が掲載される(記事紹介)

2015年6月28日、英国の図書館関係のブログ“Public libraries news”に、「悪魔を憐れむ:図書館長ですら気楽に過ごせない訳」と題した記事が掲載されました。なお、「悪魔」とは人々から、自らの経歴ばかりを気にし、利己主義的な官僚のようにとらえられることがある図書館の館長たちのことを指しているようです。

一方で、実際には図書館の館長たちは、選挙の結果などから予算の縮減はまぬかれず、経費削減や収入と利用の増加の方途を探る必要があり、一方で図書館の自由の精神は維持しなければならないという板挟みの状況にあるとしています。

記事の後半では、英国及び国内の図書館の取組みや経費削減の事例、国外ではニューヨーク公共図書館の財源確保の事例などが紹介されています。

Sympathy for the devil: why even chief librarians don’t have it easy(Public libraries news, 2015/6/28)
http://www.publiclibrariesnews.com/2015/06/sympathy-for-the-devil-why-even-chief-librarians-dont-have-it-easy.html

参考:

佛教大学図書館、図書館内のバーチャルツアーも可能な「佛教大学図書館施設ガイド」をウェブサイト上で公開

2015年7月1日、佛教大学図書館は、同館(紫野キャンパス図書館、二条キャンパス図書室)を紹介するウェブサイト「佛教大学図書館施設ガイド」を公開しました。

図書館の概要(所蔵資料や由来など)や来館案内のほか、入退館ゲートや対面朗読室、カウンターなど施設内が写真やフロアマップととともに紹介されています。加えて、360度のパノラマ画像を利用したというパノラマビューも公開されていて、図書館内のバーチャルツアーが可能となっています。

佛教大学図書館施設ガイド(佛教大学図書館)
http://bird.bukkyo-u.ac.jp/guide/
http://bird.bukkyo-u.ac.jp/guide/murasakino/panorama/
※2つ目のリンクは「パノラマビュー」です。

「佛教大学図書館施設ガイド」を公開(Bukkyo university library's Information & Research Databases, 2015/7/1)

帝国データバンク史料館、「調査報告書」を例に報告書の様式の変遷や調査活動について紹介した展示「信用調査」を開催中

2015年9月25日まで、帝国データバンク史料館は、新企画の展示「信用調査」を開催しています。

企業等が取引先の経済状況を把握するために、信用調査機関が行う「信用調査」の結果をまとめた「調査報告書」について、年代ごとの様式の変遷や作成される過程、調査項目の比較などをパネルで展示しているとのことです。

テーマ展示 新企画「信用調査」開催中(帝国データバンク史料館, 2015/7/1)
http://www.tdb-muse.jp/info/2015/07/post-64.html

常設展「テーマ展示コーナー」信用調査(帝国データバンク史料館)
http://www.tdb-muse.jp/ex-special/special13.html

米国学校図書館員協会(AASL)、教育と学習に役立つウェブサイトのリスト2015年版を発表

2015年6月27日、米国学校図書館員協会(AASL)が、教育と学習に役立つウェブサイトのリスト(25件)を発表しました。

「メディアの共有」「デジタルストーリテリング」「組織・運営」「ソーシャルネットワーク&コミュニケーション」「教育課程との連携」「コンテンツリソース」の6つのカテゴリに分類され、それぞれ対象学年や、内容の紹介とともにAASLのウェブサイト上に掲載されています。

AASL announces 2015 Best Websites for Teaching & Learning(ALA, 2015/6/27)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/06/aasl-announces-2015-best-websites-teaching-learning

Best Websites for Teaching & Learning 2015(AASL)
http://www.ala.org/aasl/standards-guidelines/best-websites/2015

参考:
米国学校図書館員協会(AASL)、教育と学習に役立つアプリケーションのリスト2015年版を発表
Posted 2015年6月30日

日本学術振興会、海外学術動向ポータルサイトの運用を開始

2015年6月30日、日本学術振興会は、海外学術動向ポータルサイトの運用を開始したとのことです。このサイトは、各海外研究連絡センター等が収集した各国の学術動向に関する情報を、学術、研究における国際展開活動の参考としていただくことを目的に開設されたとのことです。

【お知らせ】海外学術動向ポータルサイトの運用を開始しました(日本学術振興会、2015/06/30)
http://www-overseas-news.jsps.go.jp/

日本学術振興会
http://www.jsps.go.jp/index.html

参考:
日本学術振興会が「グローバル学術情報センター」のウェブページを開設
Posted 2013年8月15日
http://current.ndl.go.jp/node/24164

英国政府から英国国立公文書館(TNA)へ、ボーンデジタルの記録の移管開始

2015年6月24日、英国国立公文書館(TNA)は、英国政府からTNAにボーンデジタルの記録を移管する“digital transfer”プロジェクトの端緒として、ウェールズの言語政策に関する紙とデジタル(“hybrid record”)の資料がウェールズ政府から移管されたことを発表しています。

なお、移管された資料はTNAの検索システム“Discovery”で提供が開始されているとのことです。

The National Archives receives first born-digital records from government departments(TNA, 2015/6/24)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/national-archives-receives-first-born-digital-records/
http://nationalarchives.gov.uk/documents/press-release-digital-transfer.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリースです。

Digital records transfer(TNA)

浦安市(千葉県)、「浦安震災アーカイブ」を公開

2015年7月1日、浦安市(千葉県)は「浦安震災アーカイブ」を公開しました。

東日本大震災に関連した行政文書・写真・動画のほか、学術資料や調査記録、市民の方より集めた体験談などを収録したデジタルアーカイブサイトで、東日本大震災に関する記録・教訓を風化させずに次の世代へ伝え、今後の防災・減災対策に役立てるものとのことです。

「浦安震災アーカイブ」公開のお知らせ(浦安市,2015/7/1)
http://www.city.urayasu.lg.jp/shisetsu/bunka/toshokan/1010096.html

浦安震災アーカイブ(浦安市)
http://urayasu-shinsai-archive.city.urayasu.lg.jp/

W3Cのワーキンググループ、“Linked Data Platform Paging 1.0”を公開

2015年6月30日、W3Cのワーキンググループである、 Linked Data Platform (LDP) Working Groupが“Linked Data Platform Paging 1.0”を公開しました。

このドキュメントでは、クライアントとサーバのためのHTTP基盤のプロトコルが述べられており、それは、個別のURLアドレス指定ページのリソースへの応答を分割することにより、多数のLinked Dataプラットホームのリソースの表現を効率的に検索することができるもののようです。

Linked Data Platform Paging 1.0 Note Published(W3C,2015/6/30)
http://www.w3.org/blog/news/archives/4787?pk_campaign=feed&pk_kwd=linked-data-platform-paging-1-0-note-published

Linked Data Platform Paging 1.0(W3C)
http://www.w3.org/TR/2015/NOTE-ldp-paging-20150630/

参考:
“Linked Data Platform 1.0”がW3C勧告に
Posted 2015年2月27日

米国図書館協会(ALA)、図書館のための米国の政策課題をまとめた“National Policy Agenda for Libraries”を公表

2015年6月26日、米国図書館協会(ALA)は“National Policy Agenda for Libraries”を公表しました。

これは、図書館のための米国の政策課題をまとめたもので、“Policy Revolution! ”イニシアチブに関わっている図書館組織と共同で、1月に意見募集が開始されたパブリックコメントの結果も受けて作成されたものとのことです。

国家が図書館に関する政策を策定するに当たっての2つの柱として、(1)国家の生産性向上、(2)公衆の利益の向上、が掲げられていて、(1)については、教育学習、雇用・ビジネス支援、医療福祉や政府情報サービスの情報提供等が行えるという観点や、米国の電子情報資源や電子化による保存の国家的戦略の主導者としての図書館について言及されています。また、(2)については、著作権とライセンス、デジタルコンテンツを提供するシステム、プライバシー、ブロードバンドアクセス、情報の専門家など、図書館に関連した公益についてテーマ別に政策目標とすべき内容等が掲げられています。

この発表によって、「時代遅れ」、「あればうれしい」といった政策立案者の図書館に対する認識を、国家のインフラとして図書館は「必須」であるという認識に改めることが目的であるとのことです。

『国立国会図書館月報』651号刊行、「東日本大震災アーカイブシンポジウム 4年目の震災アーカイブの現状と今後の未来(世界)へ繋ぐために」の概要を掲載

このほど刊行しました『国立国会図書館月報』651号(2015年7月)では、2015年1月11日に、東北大学青葉山キャンパス災害科学国際研究所棟1階多目的ホールにおいて開催した「東日本大震災アーカイブシンポジウム ―4年目の震災アーカイブの現状と今後の未来(世界)へ繋ぐために」の概要をまとめた記事を掲載しています。

『国立国会図書館月報』 651号(2015年7月) (PDF)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_9422688_po_geppo1507.pdf?contentNo=1

国立国会図書館月報
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html

株式会社メディアドゥ、OverDriveの電子図書館システムを、国内の公共図書館として初めて龍ケ崎市立中央図書館に提供へ

2015年6月30日、株式会社メディアドゥは、OverDriveの電子図書館システムを、国内の公共図書館として初めて龍ケ崎市立中央図書館に提供すると発表しています。そのほか、導入に向けて潮来市立図書館と協議・調整を進めているようです。

龍ケ崎市立中央図書館は7月上旬、潮来市立図書館とは順次サービス開始に向けて調整中とのことです。

メディアドゥとOverDrive、OverDriveの電子図書館システムを国内で初めて公共図書館に提供(メディアドゥ,2015/6/30)
http://www.mediado.jp/service/1210/

龍ケ崎市立中央図書館
https://tosyo.city.ryugasaki.ibaraki.jp/

潮来市立図書館
https://lib.itako.ed.jp/