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Global Open Data for Agriculture and Nutrition(GODAN)が、Open Data Institute(ODI)と共同で、2015年5月28日から29日までカナダのオタワで開催された第3回International Open Data Conferenceにおいて、討議資料“How can we improve agriculture,food and nutririon with open data?”を公開しました。
いかにオープンデータが食糧危機を改善し、持続可能な食物生産により供給されたより良い栄養物が世界中に届けられ、無駄を減らし、疫病や病気を管理するかということの理解を促進することが目的のようです。
Launch of GODAN discussion paper(GODAN)http://www.godan.info/
How can we improve agriculture,food and nutririon with open data?(GODAN)http://www.godan.info/wp-content/uploads/2015/04/ODI-GODAN-paper-27-05-20152.pdf
フランスパリで開催されている国際博物館会議(ICOM)の諮問委員会は、2019年秋開催の第25回世界博物館大会の開催地が、投票の結果、京都市に決定したと発表しました。日本では初の開催とのことです。
世界博物館大会は、ICOM が3年に一度、加盟国において開催する世界大会で、約1週間に渡り、全体総会、基調講演、シンポジウム、各分科会(主開催都市以外の都市でも開催予定)、国内の博物館施設の視察が行われるとのことです。
第25回世界博物館大会の開催地の決定について(文部科学省,2015/6/3)http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/06/1358562.htm
第25回世界博物館大会の開催地の決定について(PDF:390KB)(文部科学省)http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/06/__icsFiles/afieldfile/2015/06/04/1358562_1_1.pdf
ICOM(ICOMの公式Twitter,2015/6/3付け)https://twitter.com/IcomOfficiel/status/606022468113952768
ICOM Japan(Facebook公式ページ,2015/6/2付け)
2015年5月28日、科学技術振興機構(JST)は、同機構が維持管理する科学技術情報を一元的に検索・提供するサービス“J-GLOBAL knowledge”の試験公開を開始しました。
“J-GLOBAL knowledge”はRDF(Resource Description Framework)形式でデータを記述しており、RDFクエリ言語であるSPARQLによる検索や、SPARQLによる検索に不慣れな利用者向きにWebAPIでの検索も可能としているとのことです。 「研究者」「文献」「特許」「研究課題」「機関」「科学技術用語」「化学物質」「遺伝子」「資料」「研究資源」という基本情報別にRDFデータが提供されるとのことですが、現在は試験公開中のため、一般利用の場合、J-GLOBALのアカウントを作成すれば「化学物質データ」のみ利用できるようです。
J-GLOBAL knowledgehttps://stirdf.jglobal.jst.go.jp
新着情報(J-GLOBAL foresight ※2015/5/28付で「JSTのオープンデータに『J-GLOBAL knowledge』を追加しました。」とあります。)http://foresight.jst.go.jp/upd_info/
スコットランド図書館・情報協議会(SLIC)はスコットランドの公共図書館のための国家戦略“Ambition & Opportunity A Strategy for Public Libraries in Scotland 2015-2020”を公開しました。
戦略は、6つの戦略目標とスコットランドの図書館の強力な遺産の上に構築する18の勧告を設定しています。戦略的な目標は、読書、リテラシーと学習、デジタル情報の含有、経済福祉、社会福祉、文化と創造を促進するもので、優れた公共サービスであるとのことです。
18の勧告には、
・すべての公共図書館でWifiにアクセスできる ・一つの図書館カードでスコットランド全国で24時間365日のアクセスができる仮想図書館のようなスコットランド規模の電子アクセス資源を開発し、国家及び地域の電子図書館コレクションへのアクセスを増加させる ・アドバイスサービス、職業安定所、企業グループとパートナーシップを構築 ・中小企業のための協同作業スペースのモデルを図書館の中に作成 ・情報と表現の自由のための十分な声となるための図書館を支援する ・金融投資を生むための代替手段を探る
等を含むとのことです。
青森県立郷土館が、同館に関する様々な情報を発信し、利用者との交流を図るためのウェブサイト「青森県立郷土館デジタルミュージアム」を開設しています。
郷土館の利用案内や収蔵資料検索や、各種申込み手続きなどの情報のほか、レベル別のクイズに挑戦できるページや、同館の所蔵する収蔵品をウェブサイト上で展示する「バーチャル展示室」などといったコンテンツがあるようです。
青森県立郷土館デジタルミュージアムhttp://www.kyodokan.com/
青森県立郷土館デジタルミュージアム公開について(青森県立郷土館ブログ, 2015/5/29)http://kyodokan.exblog.jp/24529185/
米国国立標準技術研究所(NIST)が、プライバシーリスク管理の枠組みに関するドラフト文書へのパブリックコメントを実施しています。
連邦政府の情報システムのプライバシーを脅かす技術の影響をよりよく予知し、処理するためこのドラフト文書を作成したとのことです。
NIST Requests Comments on a Draft Privacy Risk Management Framework (NIST,2015/6/2)http://nist.gov/itl/201506_privacy_framework.cfm
NIST IR 8062 DRAFT Privacy Risk Management for Federal Information Systems(NIST)http://csrc.nist.gov/publications/PubsDrafts.html#NIST-IR-8062
2015年6月30日、東京工業大学を会場とし、同大学附属図書館と日本科学協会との共催による「日中大学図書館フォーラム2015」が開催されます。
東京工業大学OBである上海交通大学図書館長の陳進氏を団長とする、中国各地の大学図書館から館長・副館長を中心とした図書館関係者で構成される「中国大学 図書館担当者訪日団2015」を迎えての開催となるとのことです。
フォーラムでは、両国の図書館関係者による基調講演・講演があり、
・基調講演 千葉大学附属図書館長・竹内比呂也氏:「これからの大学図書館」 陳進氏:「未来への思考、革新による展開」
・講演 筑波大学・呑海沙織氏:「大学図書館におけるラーニング・コモンズ」(仮) 北京大学図書館副館長・別立謙氏:「世界一流図書館に向けた北京大学図書館Action Plan(2014~2018)」 東京工業大学附属図書館長・高橋栄一氏:「研究大学における電子ジャーナル」(仮) 大連理工大学図書館長・楊海天氏:「日本からの寄贈図書の位置づけ、反響、提案 ~大連地域の大学~」
などといった発表者、テーマが予定されているようです。
日中大学図書館フォーラム2015 / Japan-China University Library Forum 2015(東京工業大学附属図書館)
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