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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
米国図書館協会(ALA)刊行の“Library Technology Reports”51巻4号で“Library Services Platforms: A Maturing Genre of Products”と題した特集が組まれています。著者は図書館システムコンサルタントのMarshall Breeding氏です。全5章で構成されており、Library Services Platformに関して、基本的概念、選択・調達の戦略、ディスカバリーサービスとの関係、主要製品(Alma、Kuali OLE、OCLC WorldShare Management Services、Intota、Sierra)、参考文献、という内容になっています。同号は2015年6月まではオープンアクセスになっているようです。
Library Services Platforms: A Maturing Genre of Productshttp://dx.doi.org/10.5860/ltr.51n4
New Library Technology Report: Library Services Platforms(ALA TechSource, 2015/5/29)
国立公文書館が、歴史公文書等の移管について、法的根拠、移管基準、移管された特定歴史公文書等の利用方法を取りまとめた「公文書移管関係史料集」(2015年5月発行)を作成し公開しています。
「公文書移管関係資料集」(平成27年5月発行)を作成(国立公文書館)http://www.archives.go.jp/news/20150601133913.html
公文書移管関係資料集 [2015年5月発行](PDF) (国立公文書館)http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/h27_ikan_siryou.pdf
2015年6月22日、立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルームにて「デジタル時代のアクセシビリティ‐障害者政策の展開-」が開催されます。
米国の障害者政策研究の第一人者であるピーター・ブランク氏による、米国でのウェブアクセシビリティをめぐる障害者運動と障害者政策についての「イクオリティそしてウェブアクセシビリティ実現に向けた闘い」がテーマの基調講演が行われるほか、社会学者で支援工学の専門家である石川准氏から日本でのアクセシビリティをめぐる状況も含めてのコメントがあるとのことです。
デジタル時代のアクセシビリティ―障害者政策の展開―(立命館大学生存学研究センター)http://www.ritsumei-arsvi.org/news/read/id/639
チラシhttp://www.ritsumei-arsvi.org/uploads/news/639/event.pdf
北海道ブックシェアリングは、岩手県陸前高田市の図書館を再建する基礎資料収集のための「住民意識調査」を行うに当たり、予算と人員を確保するため、クラウドファンディングサービスの“READYFOR?”を活用して、資金を募っています。
北海道ブックシェアリングによる調査事業の実施は、陸前高田市教育委員会からの要望でもあるとのことです。調査事業では、2015年夏に、全市民を対象に図書館再建に対する意見を伺う量的調査をとり行い、その後、札幌の大学生ら10人が陸前高田市に滞在していわゆるインタビュー調査(質的調査)を実施するとのことです。また分析結果は12月には調査報告書としてまとめられる予定とのことです。
なお、クラウドファンディングについては7月3日が期限で、また、支援金額ごとに「希望の一本松」にちなんだ品物が贈られるようです。
クラウドファンディングを展開中です(北海道ブックシェアリング, 2015/5/31)http://ameblo.jp/booksharing/entry-12033364735.html
陸前高田市の図書館再建に向けた住民の意識調査をしたい!(READYFOR?)https://readyfor.jp/projects/4279
参考:
2015年5月29日、株式会社ブックウォーカーは電子書籍を販売するウェブサイト「BOOK☆WALKER」おいて、複数書籍の本文を対象として全文検索を行える機能の試用版「横断検索(β)」の提供を期間限定で開始しました。
「横断検索(β)」では、角川グループの実用・新書を中心に未購入の書籍が検索対象となっていて、今後は検索対象を未購入書籍へと拡大していく予定とのことです。
なお、アプリとの連携等は、今回はスマートフォンでのみ対応しているとのことで、今後PCへの対応も予定しているようです。
横断検索(β)https://bsearch.bookwalker.jp/search/kadokawa?_ga=1.15094582.1656197753.1432987807
本との新たな出会いをBOOK☆WALKER 「横断検索(β)」機能を提供開始(株式会社ブックウォーカー, 2015/5/29)http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000653.000001227.html
横断検索βスタート! KADOKAWA実用・新書 25倍コイン還元キャンペーン(電子書籍ストア-BOOK☆WALKER ※横断検索(β)のページへのリンクと機能についての概要説明が掲載されています。)
2015年5月28日、ジェネロテクノロジー株式会社は、オープンソースのウェブサイトコンテンツマネジメントシステムである“Drupal”関連の情報を発信するウェブサイト「ドルーパルマガジン雫(SHIZUKU)」を公開しました。 なお、“Drupal”は日本の図書館関係のウェブサイトでも導入事例があるものです。
同ウェブサイトでは、“Drupal”の紹介のほか、“Drupal”に関連する最新動向、“Drupal”のモジュール紹介、導入事例の紹介などいった情報が提供されるようです。
ドルーパルマガジン雫(SHIZUKU)http://shizuku.io/
ドルーパルマガジン雫サイトリリース(ドルーパルマガジン雫, 2015/5/28)http://shizuku.io/press-release
2015年5月28日、文化庁はホームページをリニューアルしました。
広報誌『ぶんかる』のキャラクターがトップページに登場するなど、デザインや構造が全面的に変更されています。5月29日には、同ホームページ上で「『日本遺産(Japan Heritage)』について」のページが公開されるなど、新たなページでの情報発信が行われているようです。
なお、URLが変更となったページもあるようです。
文化庁ホームページhttp://www.bunka.go.jp/
文化庁ホームページをリニューアルしました!(文化庁, 2015/5/28)http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/sonota_oshirase/renewal.html
Twitter(prmag_bunka, 2015/5/28)https://twitter.com/prmag_bunka/status/603865487139811328
「日本遺産(Japan Heritage)」についてhttp://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/index.html
「文化庁広報誌 ぶんかる」について(文化庁広報誌 ぶんかる)
2015年5月19日、和歌山県田辺市立図書館は、同館が所蔵する紀南地方の新聞3タイトル(『南海報知』、『近畿タイムス』、『紀州観光新聞』)について、デジタル化し、館内に設置するパソコンでの提供を開始しました。いずれのタイトルについても、新聞社は既に無くなっていて、史料的価値が高いものであるとのことです。
今回デジタル化された背景には、資料の多くについて紙の劣化が進み、閲覧に供することができなくなったという事情もあるようです。
市政ニュース(報道資料) (田辺市 ※2015/5/19付で、「昭和期に紀南地方で刊行された新聞のデジタル化について」とあります。)http://www.city.tanabe.lg.jp/kouhou/press/index.htmlhttp://www.city.tanabe.lg.jp/kouhou/press/files/20150519de.pdf ※2つ目のリンクは田辺市立図書館によるプレスリリースです。
紀南地方デジタル化新聞(田辺市立図書館)http://www.city.tanabe.lg.jp/tosho/sinbun.html
参考: 大分県立図書館、1961年以前の県内地方紙をデジタル化した「新聞画像データベース」を館内提供開始 Posted 2012年6月22日
2015年5月30日、通信による教育を実施する八洲学園大学は、図書館運営に関する業務等を受託する株式会社ヴィアックスと協定を締結したことを発表しました。
この協定の締結により、ヴィアックスにおいて在職中に図書館司書資格を取得すると一部学費が還付されるなどのメリットがあるとのことです。
株式会社ヴィアックスと協定を結びました(八洲学園大学, 2015/5/30)http://www.yashima.ac.jp/univ/news/2015/05/post-281.html
参考: 司書が覚えておきたい手話講座が動画で公開 Posted 2014年3月3日http://current.ndl.go.jp/node/25603
2015年5月30日、博物館等における収蔵品管理システムの開発・運用を行っている早稲田システム開発株式会社が、無料レポート「博物館におけるIT活用の最新事情」の改訂版を発行しました。
内容は、2014年2月発行分を大幅に改訂したもので、同社が博物館のIT関連予算の様々な事例を調査し、各種統計や政策情報と併せて掲載し、予算確保に苦戦する博物館を支援するものであるとのことです。
「博物館のためのIT予算ハンドブック 2015改訂版」 発行のお知らせ(早稲田システム開発株式会社, 2015/5/30)http://www.waseda.co.jp/news/detail/display/180
資料請求ページ(早稲田システム開発株式会社)http://www.waseda.co.jp/request/
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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