アーカイブ - 2015年 4月 - car

4月 23日

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、全米博物館・図書館サービスメダル2015を発表

2015年4月21日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル2015(2015 National Medal for Museum and Library Service)の受賞館を発表しました。同賞は、市民や家庭、コミュニティに対して著しい貢献を果たした博物館・図書館等を称えて贈られる全米規模の賞です。

2015年の受賞館は以下のとおりです。

・Amazement Square (Lynchburg, VA)
・Cecil County Public Library (Elkton, MD)
・Craig Public Library (Craig, AK)
・Embudo Valley Library and Community Center (Dixon, NM)
・Los Angeles Public Library (Los Angeles, CA)
・Louisiana Children’s Museum (New Orleans, LA)
・Museum of Northern Arizona (Flagstaff, AZ)
・New York Hall of Science (Queens, NY)

4月 22日

FINRA Investors Education FundとALAが金融教育に関するウェブサイトをリニューアル

2015年4月15日、金融業規制機構投資家教育基金(FINRA Investors Education Fund)と米国図書館協会(ALA)は、リニューアルしたウェブサイトを公開したと発表しました。

新しいウェブサイトでは、ティーンや大人が大学進学のために貯金することを学べ、また、子どもがお金について学習したり、お年寄りが引退後の計画を建てたりする際の助けとなるプログラムモデル等が公開されているようです。

他に図書館員の研修を行ったり査定したりするためのツールキットや、パーソナルファイナンスに関する知識や技能を向上させるためのオンラインセミナーもダウンロードできるとのことです。

Smart investing website redesigned, new features(ALA,2015/4/15)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/04/smart-investing-website-redesigned-new-features

Smart Investing@your library
http://smartinvesting.ala.org/

Program Resources
http://smartinvesting.ala.org/audiences/

ジョージ3世関連文書がデジタル化(英国)

英国王室によると、2015年4月1日、ジョージ3世関連文書をデジタル化してオンラインで利用可能とするプロジェクトが立ち上がるとのことです。

King’s College Londonとの共同プロジェクトであるこのプロジェクトは、ジョージ3世関連文書を中心に35万ページ以上に及ぶデジタル化を行うもので、数週間のうちに開始されるとのことです。そのうち、すでに刊行されているのは約15%で、英国王室文書館(Royal Archives)の文書が広く利用可能になるのは初めてとのことです。

Latest News and Diary(英国王室)
http://www.royal.gov.uk/LatestNewsandDiary/Overview.aspx
※2015年4月1日付で”The digitisation of George III's private archive”とあります。

「福島県双葉町の東日本大震災関係資料を将来へ残す」のホームページが公開

2015年4月16日、「福島県双葉町の東日本大震災関係資料を将来へ残す」のホームページが公開されました。

筑波大学図書館情報メディア系は、2012年6月に双葉町教育委員会と連携協定を結び、東日本大震災の記憶を将来へ残すとともに、双葉町の方々の被災経験を将来への教訓として広く国内外へ発信するための活動を続けてきましたが、このホームページは、その活動成果を公表するとともに、東日本大震災の被災の記憶を広く国内外へ発信することを目的として作られたとのことです。

福島県双葉町の東日本大震災関係資料を将来へ残す
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/futaba-archives/
※新着情報欄に、2015年4月16日付で「ホームページが公開されました。」とあります。

4月 21日

地域に関するビッグデータを提供する、地域経済分析システム“RESAS”の提供開始

2015年4月21日、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)と経済産業省は、地域経済分析システム“RESAS”の提供開始を発表しました。

RESASは、地方自治体における人口減少対策をはじめとする、地方創生に関する戦略「地方版総合戦略」の策定に際し、情報を提供するものであるとのことです。本システムによる情報提供によって、地方自治体が自らの産業構造や人口動態、観光の人の流れなどの現状・実態を正確に把握し、データに基づく目標設定やPDCAサイクルの設計等を行えるようになる、ということも狙いのようです。

RESASは「産業マップ」、「人口マップ」、「観光マップ」、「自治体比較マップ」の4つで構成され、企業の取引状況や将来の人口、人の移動に関するデータなどがマップを用い可視化されているようです。

なお、“Regional Economy and Society Analyzing System”の頭文字をとった命名とのことで、利用に当たってはGoogle Chromeを用いる必要があるようです。

地域経済分析システム(RESAS~リーサス~)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/resas/index.html

【イベント】情報メディア学会第14回研究大会(6/27・京都)

2015年6月27日に、同志社大学今出川キャンパスにおいて情報メディア学会第14回研究大会が開催されます。

今回の基調テーマは「情報メディアを活用した顧客志向マーケティング(仮)」で、基調講演・シンポジウムのほか、展示出展機関によるプロダクトレビュー、ポスター紹介のライトニングトーク等が行われます。

第14回研究大会開催のご案内(情報メディア学会)
http://www.jsims.jp/kenkyu-taikai/yokoku/14.html

ウェブサイエンス研究会が発足(日本)

2015年4月17日に人工知能学会の第2種研究会として「ウェブサイエンス研究会」が発足したことが発表されました。

同研究会は「ウェブの現象論・構造論の確立」や「ウェブをもとにした社会論」等に加え「ウェブと教育」も対象分野に含むとしており、具体例としてオープンデータやMOOC、ラーニングコモンズ等が挙げられています。

ウェブサイエンス研究会 発足!(ウェブサイエンス研究会、2015/4/20付け)
http://sigwebsci.tumblr.com/post/116875352168

設立趣旨(ウェブサイエンス研究会)
http://sigwebsci.tumblr.com/objective

NHK「視点・論点」で「図書館と認知症予防」が取り上げられる

2015年4月22日の午前4時20分から午前4時30分にかけて放映されるNHK「視点・論点」で「図書館と認知症予防」が取り上げられる予定とのことです。

NHK公式Webページおよび筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターのWebページによれば、筑波大学の呑海沙織准教授が出演します。

なお、同日午後1時50分より、NHK Eテレで再放送もされるとのことです。

視点・論点「図書館と認知症予防」(NHK ONLINE 番組表)
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-04-22&ch=21&eid=17882

HathiTrust、パブリックドメイン及びオープンアクセスの登録件数500万件を達成

2015年4月10日、HathiTrustが2015年3月の活動報告をウェブに掲載しました。

活動報告では、2015年3月にHathiTrustにおけるパブリックドメインとオープンアクセスの登録件数が合計で500万件を超えたこと等が報告されています。

Update on March 2015 Activities (HathiTrust,2015/4/10)
http://www.hathitrust.org/updates_march2015

JSTOR、電子書籍約25,000点をすべてDRMフリーに

電子ジャーナルアーカイブ等を提供している米国の非営利団体JSTORが、電子書籍サービスで提供している約25,000点の電子書籍すべてについて、デジタル著作権管理(DRM)技術による制限等を一切廃し、いわゆるDRMフリーとしたことを発表しました。また、あわせて同時アクセスユーザー数の制限も廃したとのことです。

この措置によってJSTORのすべての電子書籍は、JSTORから提供される電子ジャーナル等のコンテンツと同じように扱えることになります。

JSTOR to Offer DRM-Free, Unlimited-User Access for All eBooks(JSTOR)
http://about.jstor.org/news/unlimited-drm-free-ebook-access

参考:
JSTOR、電子書籍サービス“Books at JSTOR”を開始
Posted 2012年11月16日
http://current.ndl.go.jp/node/22337

オライリー・ジャパン、販売する電子書籍のデジタル著作権管理(DRM)をフリーに
Posted 2011年5月23日
http://current.ndl.go.jp/node/18226

オランダの出版大手AP/AWB社が販売する全ての電子書籍をDRMフリーに

米SHAREプロジェクト、論文情報通知サービス”SHARE Notify”のベータ版を公開

2015年4月14日、米国のSHARE(SHared Access Research Ecosystem)プロジェクトが論文情報の通知サービス”SHARE Notify”のベータ版を公開しました。

SHAREは北米研究図書館協会(ARL)等が、公的助成研究成果のパブリックアクセスを、機関リポジトリを通じて実現するために設立したプロジェクトです。今回ベータ版が公開されたSHARE NotifyはSHAREの対象となる論文に関するイベント、例えばプレプリント版が主題リポジトリに登録される、データセットがデータリポジトリに登録される、論文が公式に出版される等の機会ごとに、その情報を通知するサービスです。SHARE Notifyのデータベースで論文の情報を検索できるほか、ATOM形式のフィードにより通知を得ることができます。

SHARE Launches Beta of SHARE Notify for Informing Stakeholders When Research Is Released(SHARE News、2015/4/14付け)

天理大学附属天理図書館、新天理図書館善本叢書刊行記念「古典籍の至宝」展を開催

2015年4月23日の午前11時から午後4時にかけて、天理大学附属天理図書館で、「古典籍の至宝」展が開催されます。

この展示は八木図書館から刊行中の『新天理図書館善本叢書』の刊行記念企画として行われるもので、同叢書に収録された『播磨国風土記』、『日本書紀 乾元本』、『類聚名義抄』の3国宝3点をはじめ、重要文化財8点を含む37点の資料が公開される予定とのことです。

新天理図書館善本叢書刊行記念「古典籍の至宝」展(天理大学)
http://www.tenri-u.ac.jp/calendar/q3tncs00000s9i3p.html

参考:
天理大学附属天理図書館、同館出版物のうち絶版となっている主要目録を公開する「天理図書館絶版ライブラリ」を開設
Posted 2013年5月14日
http://current.ndl.go.jp/node/23491

Internet Archive(IA)、CADALと連携して50万冊の学術書をデジタル化

Internet Archive(IA)は、2015年4月15日、中国の70以上の大学図書館のコンソーシアムであるChina Academic Digital Associative Library(CADAL)と連携して、50万冊の学術書をデジタル化すると発表しています。2009年に開始された、100万冊の書籍の本文をパブリックドメインで公開する”The China-US Milion Book Sifital Library Project”を前進させるとのことです。

CADALは、各図書館へのアクセス、デジタル化した書籍を中国で表示するための技術、デジタル化に必要な人員などを提供し、IAはデジタル化する書籍を選び、デジタル化処理に必要な機材などを提供するとのことです。

Internet Archive and CADAL Partner to Digitize 500,000 Academic Texts(IA,2015/4/15)
http://blog.archive.org/2015/04/15/internet-archive-and-cadal-partner-to-digitize-500000-academic-texts/

参考:

米国図書館協会(ALA)、米国図書館界の概況についての報告書の2015年版を公表

2014年4月12日、米国図書館協会(ALA)が、米国図書館界の概況をまとめた報告書
“State Of America's Libraries Report”の2015年版を公表しています。

サマリーでは、大学図書館の質の高いコレクションとその利用案内が学生にも大学側にも高く評価されていることや、3分の2以上の米国人が公共図書館は地域住民にとって重要であると考えていることなどを、各種調査の結果から引用しています。本編では、「大学図書館」「学校図書館」「公共図書館」「課題と傾向」「国家的課題と傾向」などのテーマごとに状況がまとめられています。

New State of America’s Libraries Report finds shift in role of U.S. libraries(ALA, 2015/4/12)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/04/new-state-america-s-libraries-report-finds-shift-role-us-libraries

State of America's Libraries Report 2015(ALA)

IFLA、2012年、2013年の年次報告を公表

国際図書館連盟(IFLA)が、2012年、2013年の年次報告を公表しています。

Now available: IFLA Annual Report 2012-2013(IFLA, 2015/4/20)
http://www.ifla.org/node/9523

参考:
IFLA、2010年の年次報告を公表
Posted 2011年9月7日
http://current.ndl.go.jp/node/19042

4月 20日

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、 株式会社パスコの航空写真を追加

2015年4月7日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、 株式会社パスコが同社HPで公開している「災害撮影[事業活動と社会貢献]」の写真を追加しました。同社が震災発生後に航空機で撮影した、宮城県沿岸部の高解像度パノラマ航空写真12枚を収録しています。

2011年3月 平成23年(2011年)東日本大震災に関する情報(株式会社パスコ)
http://www.pasco.co.jp/disaster_info/110311/

災害撮影 [事業活動と社会貢献](株式会社パスコ)~ひなぎく新規追加コンテンツからの紹介(27)(国立国会図書館東日本大震災アーカイブ, 2015/4/7)
http://kn.ndl.go.jp/information/374

兵庫県立考古博物館、阪神・淡路大震災20年特別展「地震・噴火・洪水-災害復興の3万年史-」を開催

2015年4月18日から6月21日まで、兵庫県立考古博物館で阪神・淡路大震災20年特別展「地震・噴火・洪水-災害復興の3万年史-」が開催されています。

地震や火山噴火・洪水などの災害と復興の歴史的な関係を、遺跡からの出土品によって紹介するものであるとのことで、将来発生する災害に備えて何が出来るのか考えるきっかけを提示することが展示の意義であるとのことです。

主な展示品には、弥生時代の竪穴式住居に関するものなど考古学的なものから、慶長伏見地震を伝える加藤清正の手紙、江戸時代の地震災害を伝える瓦版といったものもあるようです。

その他、土曜日、日曜日、祝日にはシンポジウムや各種イベントも開催されるとのことです。

兵庫県立考古博物館|もよおし案内 / もよおし紹介
http://www.hyogo-koukohaku.jp/events/p6krdf0000005vut.html

兵庫県立考古博物館ホームページ(お知らせ欄に2015/4/18付で、「本日より阪神・淡路大震災20年特別展「地震・噴火・洪水-災害復興の3万年史-」を開催いたします。」等とあります。)
http://www.hyogo-koukohaku.jp/

「災害復興3万年史」たどる 播磨町・県立考古博物館(神戸新聞, 2015/4/18)

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、防災科学技術研究所自然災害情報室のコンテンツと「防災科学技術研究所自然災害情報室蔵書目録」、『東海新報』が追加

2015年4月16日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、(1)防災科学技術研究所自然災害情報室のコンテンツ、(2)防災科学技術研究所自然災害情報室蔵書目録、(3)『東海新報』を追加しました。

それぞれの内容は、(1)が同室による調査報告速報や被災地の津波碑の写真等のコンテンツ28件、(2)が同室の蔵書目録2557件、(3)が2011年3月1日から6月30日まで(第15976号から第16079号まで)に刊行された『東海新報』の全ページと2011年3月1日から6月12日及び2011年7月8日から28日に刊行された『東海新報』のうち、「陸前高田震災アーカイブNAVI」に採録された記事が収録されているページ、です。

なお、防災科学技術研究所自然災害情報室は、過去の自然災害に関する資料を集約したウェブページを公開しており、東日本大震災についても 「2011年3月11日東北地方太平洋沖地震 特設サイト」を開設しています。(1)の28件のコンテンツは、同ウェブページで公開されているものの一部です。

また、『東海新報』は、東海新報社が発行する新聞で、岩手県陸前高田市に本社があり、2市1町(大船渡市、陸前高田市、住田町)を対象に刊行されています。ひなぎくでは、「陸前高田震災アーカイブNAVI」からの承継資料として(3)の資料を収録しています。

公共図書館のブロードバンドの接続速度に関する報告書が公開(米国)

2015年4月14日、公共図書館のブロードバンドの接続速度に関する報告書”Broadband Quality in Public Libraries”が公開されました。この報告書は、メリーランド大学のInformation Policy & Access Center(iPAC)による2015年3月1日付の報告書”Broadband Quality in Public Libraries: Speed Test Findings and Results”のサマリーで、米国図書館協会(ALA)とiPACが共同で刊行したものです。それによると、米国の公共図書館のブロードバンドによる接続速度はここ数年で大幅に向上したが、ブロードバンド接続速度の国家指標からはいまだ後れを取っているとのことです。

49の州の2,200以上の公共図書館からデータが収集され、2014年7月と8月のデータでは、有線接続とWi-Fi接続のダウンロード速度の中央値は、都市部の図書館が30Mbpsと13Mbps、地方の図書館が9Mbpsと6Mbpsだそうです。

iPAC Publishes Broadband Quality in Public Libraries: Speed Test Findings and Results(iPAC、2015/4/14)

【イベント】2015年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会(6/6-7・東京)

2015年6月6日および7日に、国立西洋美術館講堂において2015年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会が開催されます。1日目には「美術資料情報における大規模化と高度化─グローバルなデジタル化戦略と学術的専門研究の接点を問う」と題したシンポジウムが、2日目には公募研究発表会等が行われる予定です。参加費は資料代込みで会員1,000円、非会員2,000円、学生はそれぞれ半額とのことです。

2015年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会 シンポジウム「美術資料情報における大規模化と高度化 ── グローバルなデジタル化戦略と学術的専門研究の接点を問う」および研究発表会・総会のご案内(Japan Art Documentation Society ::: アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org/news/2015/20150607.html

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