アーカイブ - 2015年 3月 26日 - car

紙文書及びマイクロフィルム文書の電子化プロセスに関するJIS(JIS Z 6016)が改正

2015年3月20日、「紙文書及びマイクロフィルム文書の電子化プロセス」の日本工業規格(JIS)(JIS Z 6016)が改正されました。日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)と日本規格協会(JSA)からの工業標準原案の提案を受け、日本工業標準調査会の審議を経て改正された規格とのことです。これにより、JIS Z 6016:2008が廃止され、JIS Z 6016:2015に置き換えられたとのことです。

平成27年3月20日公示JISリスト(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150320002/20150320002a.pdf

日本工業標準調査会(JISC) JIS検索
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html

米国議会図書館、将来にわたり保存すべき録音資料としてドアーズのアルバム“The Doors”など25作品を追加

2015年3月25日、米国議会図書館(LC)が、将来にわたって保存すべき米国の録音資料を登録している“National Recording Registry”に2014年分として新たに加える作品を発表しました。文化的、歴史的、あるいは芸術的に重要とされ、発表から少なくとも10年以上が経過している録音資料25作品が毎年選ばれているとのことです。今回登録された25作品を含めて、これまでに425作品が登録されています。

National Recording Registry To “Ac-Cent-Tchu-Ate the Positive”(LC, 2015/3/25)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-041.html

Recording Registry
http://www.loc.gov/programs/national-recording-preservation-board/recording-registry/

参考:

米国議会図書館、将来にわたり保存すべき録音資料としてU2の"The Joshua Tree"など25作品を追加
Posted 2014年4月3日
http://current.ndl.go.jp/node/25846

PeerJとPeerJ PreprintsがPorticoの保存対象に

2015年3月25日、電子リソースのアーカイブサービスを提供しているPorticoは、新たに生涯投稿料モデルを採用しているオープンアクセス誌“PeerJ”と、同誌のプレプリント公開サービス”PeerJ Preprints”のコンテンツが、新たに保存対象に加わったことを発表しました。これによりPeerJ等のコンテンツへのアクセスは将来にわたって保証されることになります。

Peer J and PeerJ Preprints to be preserved with Portico(Portico、2015/3/25付け)
http://www.portico.org/digital-preservation/news-events/news/peer-j-and-peerj-preprints-to-be-preserved-with-portico

トロント公共図書館、利用者から読み終わった図書を買い取るパイロットプロジェクトを終了 作家からは大きな反発、成果は期待以下

2015年3月24日付けのToronto Star紙オンライン版で、カナダのトロント公共図書館が2014年12月から始めていた、利用者から読み終わった図書を5ドルで買い取るパイロットプロジェクトを2015年3月末で終了することが報じられています。

このパイロットプロジェクトは成人向けの小説で利用者の要望が多い図書について図書館がリストを作成・公開し、それらの図書を一律5ドルで利用者から買い取る、というものでした。利用者の貸出待ち時間の短縮や、予算の節約を目的とするものですが、著者の利益を侵害するとして作家等から大きな反発を受けていました。

トロント公共図書館のスタッフがまとめたレポートによれば、2015年2月末までにこのパイロットプロジェクトの下で購入された図書は127冊で、その処理にかかった人件費(2,246ドル)を考えると、通常の手順で図書を購入するよりも高くついていたとのことです。コレクション全体に対するプロジェクトによって購入された図書の割合もわずかで、Toronto Star紙はプロジェクトは期待に反する結果に終わったとする図書館員のコメントを紹介しています。

Toronto Public Library scraps used book buying program(Toronto Star、2015/3/24付け)

米国医学図書館、環境保健や毒性学について学べる iPhone、iPad向けゲーム“ TOXinvaders”を公開

2015年3月25日、米国医学図書館(NLM)の特別情報サービス部門(Division of Specialized Information Services)が、環境保健や毒性学に関する、iPhone及びiPad対象のゲーム“ TOXinvaders”を公開しました。中学生や高校生対象の授業や課題において、また、ゲームが好きな全ての年齢の利用者が楽しんで学べるアクティビティとして活用できるとしています。

NLM Releases TOXinvaders, a Mobile Game about Chemistry, the Environment and Health (NLM, 2015/3/25)
http://www.nlm.nih.gov/news/toxinvaders_mobile_game.html

英国図書館(BL)、英国における録音資料コレクションの全貌把握に向け “UK Sound Directory”プロジェクトを始動

2015年3月18日、英国図書館(BL)は英国内の録音資料コレクションの情報を集め、目録を作成するプロジェクトである、“UK Sound Directory”の始動を発表しました。2015年1月に発表された、(1)英国の貴重・希少な録音資料の保護、(2)英国におけるラジオアーカイブの作成、(3)BLにおいて、デジタル形式による音楽の受信を可能とするための新技術への投資、という3点を主眼とする、”Save our Sounds”プロジェクトの一環として行われるものであるとのことです。

BLは本プロジェクトにおいて、蓄音機による録音資料も含め、カセットテープ、レコードなどについて情報を収集するとのことで、特に保存に関する技能が失われる危険性が高く傷みやすい形態の資料に関して、情報を求めているようです。

情報提供を求める対象としては、図書館や博物館、スタジオ、放送局等の保有するコレクションのほか私的所有物も含まれ、BLは情報提供のためのフォーム(”Google Forms”を利用)を設置して、それらに関する情報を収集するとのことです。

なお、録音資料コレクションに関する情報調査は2015年5月31日まで行われるようです。

UK Sound Directory(The British Library, 2015/3/18)

米ボストン大学、オプトアウト方式のオープンアクセス方針を策定

米ボストン大学のニュースサイトBU Todayで、ボストン大学が2015年2月半ばにオプトアウト方式のオープンアクセス(OA)方針を策定したことが報じられています。

ボストン大学は2009年にOAを推奨する方針を策定していましたが、この方針はオプトイン式でした。これまでにこのOA方針の下でオープンになっている査読論文の数は約1,400件で、年間4,000件を超えるボストン大学の研究者による論文の一部にとどまっていました。新たな方針では所属する研究者に対し、基本的に論文公開までに著者最終原稿の電子版を大学に提出することを求めています。提出された論文はボストン大学の機関リポジトリで公開されるとのことです。

BU Adopts Opt-Out Open Access Policy(BU Today、2015/3/25付け)
http://www.bu.edu/today/2015/bu-adopts-opt-out-open-access-policy/

Boston University Open Access Policy
http://www.bu.edu/library/files/2015/02/Open-Access-Policy-2015.pdf

参考:

NDL書誌情報ニュースレター2015年1号が刊行:ISSNセンター長会議、遠隔利用者アンケート等の報告、日本目録規則の素案を取りあげた会議についての記事等を掲載

国立国会図書館(NDL)が、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2015年1号(通号32号)を掲載しました。

ISSNセンター長会議、遠隔利用者アンケート等の報告のほか、新しい『日本目録規則』の一部素案を含む書誌調整連絡会議資料も掲載しています。また、書誌データ利活用のコラムとして、Web NDL Authoritiesをとりあげ、ウェブでの利用可能性の観点から解説をしています。

NDL書誌情報ニュースレター2015年1号(通号32号)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2015_1/index.html

第39回ISSNセンター長会議参加報告―オープンアクセスの学術情報資源とISSN(NDL書誌情報ニュースレター2015年1号(通号32号))
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2015_1/article_01.html

コラム:書誌データ利活用(6)―Web NDL Authorities解読講座 その1―ウェブでつながる典拠データ(NDL書誌情報ニュースレター2015年1号(通号32号))