アーカイブ - 2015年 3月 13日 - car

研究データリポジトリのレジストリ“re3data.org”、“Databib”と統合、APIの最初のバージョンを公開

研究データリポジトリのレジストリ“re3data.org”が、研究データのリポジトリのダイレクトリー“Databib”とサービスの統合を進めており、第5回RDA総会でその進捗を報告し、統合されたレジストリのデータにアクセスできるAPIの最初のバージョンを公開を発表したとのことです。統合されたレジストリには、1,130以上のデータリポジトリが登録されており、毎週約10件程度のリポジトリが新規に追加されているとのことです。

Merger of Databib and re3data.org, first version of API available(re3data.org, 2015/3/9)
http://www.re3data.org/2015/03/merger-and-first-version-of-api/

API Documentation(re3data.org)
http://service.re3data.org/api/doc

文部科学省の「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に関する審議依頼への、日本学術会議からの回答「科学研究における健全性の向上について」が公開

文部科学省では、「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日文部科学大臣決定)の2015年4月からの適用に当たり、日本学術会議に対して、実験データ等の保存の期間及び方法等6つの事項について、審議の依頼を行っていました。

2015年3月6日付で、日本学術会議から回答「科学研究における健全性の向上について」が提出され、日本学術会議のウェブサイトで公開されました。この回答については、ガイドラインを運用するための参考となる指針となるとされています。また、文部科学省では、この回答の公開にあたり、ガイドラインに関するFAQに追加を行ったとのことです。

回答では、公的な資金によって実施された研究で生み出された成果やそのもととなるデータ等を適切に管理・保存し、必要に応じて開示することは、研究者及び研究機関に課せられた責務であるとしています。論文等の形で発表された研究成果のもととなった実験データ等の研究資料は、当該論文等の発表から10年間の保存を原則とすること、試料や標本などの有体物については5年間を原則とすることと回答されています。

回答「科学研究における健全性の向上について」(日本学術会議)(文部科学省, 2015/3)
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/fusei/1355898.htm

ネットワーク情報連合(CNI)、ニューヨーク公共図書館(NYPL)の音声・動画資料の長期保存に関する取組みを紹介したセッションの動画を公開

2014年12月8日から9日に、米国ワシントンDCで開催されたネットワーク情報連合(Coalition for Networked Information:CNI)の秋期会合で、ニューヨーク公共図書館(NYPL)の音声・動画資料の研究コレクションの長期保存に関する取組みを紹介したセッション“Stewarding New York Public Library’s Audio And Moving Image Research Collections Into The Future”が行われ、2015年3月11日、その動画が公開されました。

このセッションは、NYPLの音声・動画資料の研究コレクションについて、評価し、優先順位をつけ、長期にわたる戦略を策定する試みを紹介するものとのことです。810,753点、約522,402時間、60以上のフォーマットにわたる資料を対象にしているとのことです。物理的なコレクションの実際の評価と整理、保存ニーズの評価と今後の取組みのための提言、NYPLの現状の設備、施設、業務と今後の取組みに必要な時間やスタッフ、コストの評価の3段階で検討されたとのことです。

博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)によるオープンデータのデータカタログサイトの使い勝手やこれからは?(記事紹介)

2015年3月10日の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)のウェブサイトで、IMLSが公開したオープンデータのデータカタログサイト“IMLS data catalog site”についての関係者によるミーティングの概要が紹介されています。図書館員、学芸員、研究者、開発者や、公文書館、全米人文学基金、米国議会図書館など各種機関からの代表者など約30名が、“IMLS Open Data Open House”と題して、IMLSのデータの利活用やデータカタログの改善点についての意見交換を行ったとのことです。

データカタログに関するコメントでは、ライセンスに関する意見が寄せられたようです。データカタログサイトのデータはすべてパブリックドメインで公開されていますが、ミーティングの参加者からは、すべてのデータが制限なしで利用できることを明示するため、CC0のライセンスの使用を検討することなどが示唆されたとのことです。また、潜在的なユーザや想定されていない利用方法について積極的に検討する必要があること、IMLSのデータを別の種類のデータセットと連携させるための方向性や方針を検討することなどが指摘されたようです。

Continuing the Library and Museum Open Data Conversation(IMLS, 2015/3/10)

国際図書館連盟(IFLA)、ディスレクシアの人への図書館サービスに関する新しいガイドラインを公開

国際図書館連盟(IFLA)が、ディスレクシアの人への図書館サービスに関するガイドライン“IFLA Guidelines for Library Services to Persons with Dyslexia - Revised and extended”を2014年12月付で公開していました。

「特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会(Library Services to People with Special Needs:LSN)」と「印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館分科会 (Libraries Serving Persons with Print Disabilities Section : LPD)」が策定したもので、2001年に“Professional Report”の70号としてIFLAが出版したガイドラインの改定・増補版とのことです。

このガイドラインは、ディスレクシアの人への図書館サービスについて、最新の情報を充分に提供すること、また、その背景となる情報やベストプラクティスの知識基盤を築くことを目的としているとのことです。

TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム、TPPの知的財産条項に関して賛同全団体の連名による共同声明を発表する記者会見を予定

「TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム」は、2015年2月23日にTPP著作権条項に関する緊急声明案を発表して、意見や賛同をよびかけていました。2015年3月13日、賛同全団体の連名による共同声明について、記者会見を開催すると発表しています。同フォーラムのウェブサイトでは、3月10日時点の賛同団体の中間報告が公表されています。

この記者会見は、ニコニコ生放送によるインターネット生中継が実施されるとのことです。

【ニュースリリース】TPP知的財産条項に関する記者会見開催のご案内
http://thinktppip.jp/?p=575

TPP知財条項への緊急声明案への賛同団体の中間発表
http://thinktppip.jp/?p=624

【thinkTPPIP】TPP知的財産条項に対しての緊急声明発表 記者会見 生中継(ニコニコ生放送)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv212939795

TPP知財条項への緊急声明案の公開と、ご意見・賛同の呼びかけ
http://thinktppip.jp/?p=519&lang=ja

TPP著作権条項への緊急声明に64団体・217人が賛同、13日の記者会見はニコ生で中継(INTERNET Watch, 2015/3/12)

【イベント】まちライブラリーOSAKA BOOK FESTA+2015(大阪ブックフェスタ・プラス2015)(4/18-5/17・近畿各所)

2015年4月18日から5月17日まで、「まちライブラリーOSAKA BOOK FESTA+2015(大阪ブックフェスタ・プラス2015)」が開催されます。民間図書館“まちライブラリー”、公共図書館や大学図書館、書店、ショップなど大阪とその周辺に点在するブックスポットを巡り、本を介して人と人との出会いを生み出す新しいタイプの地域イベントとのことです。ブックスポットでは、トークやワークショップなど様々なアクティビティが開催され、参加者が推薦した本を紹介するコーナーなども設けられるとのことです。橋爪紳也氏(大阪府立大学観光産業戦略研究所所長)を委員長とするまちライブラリーOSAKA BOOK FESTA+2015実行委員会が主催するイベントで、大阪、兵庫、奈良、京都の各所で実施されるとのことです。3月12日時点で、126団体の参加が予定されています。

OSAKA BOOK FESTA+2015 4/18~5/17(まちライブラリー)
http://machi-library.org/event/detail/579/

まちライブラリー
http://machi-library.org/

まちライブラリー(facebook)
https://www.facebook.com/machilibrary

参考: