アーカイブ - 2015年 3月 11日 - car

東京大学附属図書館、旧図書館の設計者が明らかになったことを発表

2015年3月10日、東京大学附属図書館が、関東大震災で焼失した旧図書館の設計者が明らかになったことを発表しました。2014年に、アカデミックコモンズ(仮称)新営工事敷地で、旧図書館のレンガ基礎の解体作業中に発見された金属製の箱の中に、表面に明治23年起工「帝国大学図書室」、裏面に工事に関わった建築技術者達の氏名(工事監理に「山口半六」、設計に「久留正道」)が刻印された金属プレートが入っていたとのことです。同館の発表によると、旧図書館の設計者は、創建当初の資料がないため、これまで特定できていなかったとのことです。

アカデミックコモンズ(仮称)新営工事中における旧図書館に関する発見について(附属図書館) (本部計画課)(東京大学, 2015/3/10)
http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/news/topics/topics_z1601_00002.html

東京大学附属図書館 新図書館計画
http://new.lib.u-tokyo.ac.jp/

Google、「未来へのキオク」プロジェクトにおいて、東北の“今”を伝える特設サイトを公開

Googleが、東日本大震災の記録をアーカイブする「未来へのキオク」プロジェクトにおいて、「あの日から 4 年 -東北の今、そして未来-」スペシャルサイトを公開しました。

東北の湾岸の今をストリートビューで記録した「三陸を海からストリートビュー」や、福島県内葛尾村、双葉町、大熊町、富岡町の24の施設内をインドアビューで撮影した「福島県 震災から 4 年 子どもたちの思い出の場所の今」、UR都市機構が岩手県内の復興事業の進捗を記録した「東北の今を記録する」等が公開されています。

あの日から 4 年 -東北の今、そして未来-
https://www.miraikioku.com/2015.html

復興を記録し続ける - 震災から 4 年を迎えて(Google Blog, 2015/3/11)
http://googlejapan.blogspot.jp/2015/03/4-year-memorial.html

参考:
Google、警戒区域に指定された福島県浪江町内をストリートビューで撮影開始
Posted 2013年3月4日
http://current.ndl.go.jp/node/23003

Google、震災被災施設をストリートビュー技術で撮影した「震災遺構デジタルアーカイブプロジェクト」を公開

Public Knowledgeが、3Dプリントと知的所有権に関する白書を公表

Public Knowledgeが、2015年3月10日付けで、3Dプリンタによる製作物と知的所有権について調査した白書“Licensing Your 3D Printed Stuff”を公表しました。これは、2010年に公表された“It Will Be Awesome if They Don’t Screw it Up: 3D Printing, Intellectual Property, and the Fight Over the Next Great Disruptive Technology”及び、2013年に公表された“What's the Deal with Copyright and 3D Printing?”に続く白書で、より実践的な内容となっているとのことです。

Licensing Your 3D Printed Stuff(PDF:20ページ)
https://www.publicknowledge.org/assets/uploads/documents/3_Steps_for_Licensing_Your_3D_Printed_Stuff.pdf

Licensing Your 3D Printed Stuff: A 3D Printing Whitepaper(Public Knowledge 2015/3/10付けブログ記事)

東京女子大学が「丸山眞男文庫バーチャル書庫」を公開

2015年3月9日、東京女子大学が「丸山眞男文庫バーチャル書庫」を公開しました。政治学者・丸山眞男が生前、自宅に所蔵していた約18,000冊の蔵書について、書棚に並べられていた時の状況をウェブ上に再現したものとのことです。この蔵書は、1998年に同大学に寄贈され、2005年から同大学図書館において丸山文庫として公開されています。

東京女子大学、丸山眞男文庫バーチャル書庫
http://maruyamabunko.twcu.ac.jp/shoko/index.html

丸山眞男文庫バーチャル書庫を公開(東京女子大学, 2015/3/9)(PDF)
http://office.twcu.ac.jp/facilities/maruyama/pr_maruyamavircual.pdf

ウィキメディア財団と米国自由人権協会(ACLU)、インターネットの監視に関して国家安全保障局(NSA)等を提訴

2015年3月10日、ウィキメディア財団と米国自由人権協会(ACLU)等が、米国国家安全保障局(NSA)と司法省等に対して、通信監視、特にインターネット上のコミュニケーションの大規模な監視について、訴訟を起こしたと発表しています。ユーザの権利を守るため、監視の停止を求めて提訴したとのことです。

Wikimedia v. NSA: Wikimedia Foundation files suit against NSA to challenge upstream mass surveillance(Wikimedia, 2015/3/10)
https://blog.wikimedia.org/2015/03/10/wikimedia-v-nsa/

UNITED STATES DISTRICT COURT DISTRICT OF MARYLAND
Case 1:15-cv-00662-RDB Document 1
WIKIMEDIA FOUNDATION v. NATIONAL SECURITY AGENCY ET AL.
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/foundation/4/44/Wikimedia_v._NSA_Complaint.pdf

科学技術データ委員会(CODATA)と国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)、研究データ同盟(RDA)が協力のための覚書を締結

2015年3月9日、科学技術データ委員会(CODATA)と国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)、研究データ同盟(RDA)が協力のための覚書を締結したことが発表されています。研究データに関して、CODATAはアドヴォカシー、ポリシー、プロセスについて、ICSU-WDSはデータ提供と管理について、RDAはデータ共有ツールの実装や実践について、それぞれが異なり、また、補完的でもある取組みを行ってきているとのことです。

3つの国際機関は、覚書の締結により、機能面で透明性が高くオープンなデータ共有の仕組みを通じて、データの安全な管理とデータへのアクセスを整備すること、データを含むすべての研究成果のオープンで倫理的に共有する文化を主導することを目的としているとのことです。

International organizations form partnership to increase the benefit of research data for society
http://www.codata.org/uploads/Press%20Release%20CODATA_RDA_WDS-FINAL.pdf