アーカイブ - 2015年 2月 - car

2月 19日

MDPI、学術雑誌に関する統計とランキングを公開するサイトSciforum Journal Reviewsベータ版を公開

スイスのバーゼルに本部をおくオープンアクセスジャーナルプラットフォーム“MDPI(Multidisciplinary Digital Publishing Institute)”が、学術雑誌に関する統計とランキングの公開を目的としたサイト”Sciforum Journal Reviews”のベータ版を2015年2月17日に公開しました。

同サイトは出版者や雑誌の単位で、掲載論文数の推移やデータベースへの収録状況、オープンアクセス誌・論文の割合等の統計情報が閲覧できることに加え、研究者は自身が論文を投稿・発表したことのある雑誌や出版者について、査読プロセスや雑誌の質に関する点数をつけ、他の研究者と共有することができるとのことです。

MDPI launches beta version of Sciforum Journal Reviews(STM Publishing、2015/2/18付け)
http://www.stm-publishing.com/mdpi-launches-beta-version-of-sciforum-journal-reviews/

MPDI Sciforum
http://www.sciforum.net/

Sciforum Journal Reviews

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、カナダ王立協会による図書館等の将来について検討したレポートの提言に回答

カナダ王立協会が、カナダの公共の記憶を保存する機関としての図書館、アーカイブズの将来について、検討したレポート“The Future Now: Canada's Libraries, Archives, and Public Memory”を2014年11月に公開していました。そのうち、第2章のA節では、特にカナダ国立図書館・文書館(LAC)について取り扱われており、これに対し、2015年2月18日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、回答を公開しました。

LAC側は、回答にあたって、カナダの文書に関する主要な12の文化遺産機関の関係者会議で意見を求め、検討したとのことです。

LACはレポートの提言6つに回答しており、例えば、提言(1)関係者との協議の上で5年間の戦略計画を策定すべき、に対しては、カナダ政府の部署が国民から直接意見を求めるための3年間の計画を策定していること、また、LACの現状の計画が終わりに近づいているため、専門家による委員会に意見を求め、利用者や関係者と協議し2016-2019年の戦略計画を策定する予定であることなどが示されているとのことです。

2月 18日

第8回「JWord本プレ」、書籍の寄贈を希望する小学校の募集を開始

JWord株式会社が、2007年から実施している「JWord本プレ」について、第8回目の仮想募金が2015年3月頃に目標の100万円に達する見込みとなったとして、書籍の寄贈を希望する小学校5校の募集を開始しています。募集期間は2015年2月6日~3月31日までとなっています。

「JWord本プレ」は、1クリック=5円(ご縁)がたまる仮想募金を実施し、100万円を達成すると、全国の小学校5校へ合計100万円分の書籍をプレゼントする、という活動です。第8回は、小学生・書店員・出版社の社員から寄せられた「小学生にご縁をあげたい本」推薦コメント110件について、Facebookでのシェアやボタンのクリックでの仮想募金が呼びかけられています。

寄贈をご希望の小学校を募集(JWord)
http://honpre.jword.jp/eighth/apply/

仮想募金に参加して小学生に本とのご縁を贈ろう(JWord)
http://honpre.jword.jp/eighth/

米国デジタル公共図書館(DPLA)に4つの地域からサービス・ハブが参加

2015年2月13日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は新たに4つの地域からサービス・ハブが参加したことを発表しました。サービス・ハブは、州や地方の電子図書館で、地域内の諸機関のメタデータを集約してDPLAに受け渡すとともに、データ提供元機関に対してデジタル化に関わる標準的なサービスを提供する機関です。

新たにサービス・ハブが追加された地域と運用機関は以下の通りです。

・テネシー州:University of Tennessee – Knoxville、Tenn-Share、Tennessee State Library and Archivesの3機関が共同運営
・メリーランド州:Digital MarylandとUniversity System of Maryland and Affiliated Institutionsが共同運営
・メイン州:Maine State Library
・カリブ海地域:Digital Library of the CaribbeanとUniversity of Floridaの連携により運営

Wiley社、電子ジャーナルプラットフォームにReadCube Connectを導入 PDF閲覧時にReadCubeのアプリケーションが起動

2015年2月17日、Wiley社とReadCubeはWiley社の電子ジャーナルプラットフォームWiley Online Libraryに、ReadCubeのサービスReadCube Connectを導入することを発表しました。

ReadCube Connectは出版者向けに提供されているサービスで、PDF版の論文をブラウザ上で閲覧する際に、ReadCubeのアプリケーションが起動するようになります。このアプリケーションでは、論文内の著者名に自動でプロフィール等へのリンクが付与されたり、論文の書誌事項から各論文のオンライン版へのリンクの付与、付随するデータへのリンクの付与等がなされます。

Wiley Integrates ReadCube’s Connect across Wiley Online Library Platform(Wiley、2015/2/17付け)
http://as.wiley.com/WileyCDA/PressRelease/pressReleaseId-115942.html

Wiley Integrates ReadCube’s Connect across Wiley Online Library Platform.(ReadCube Press、2015/2/17付け)

【イベント】筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター 公開シンポジウム2015「インタージェネレーション:高齢社会における図書館」(3/6・つくば)

筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターが、2015年3月6日に、公開シンポジウム2015として、「インタージェネレーション:高齢社会における図書館」をテーマとするシンポジウムを開催するとのことです。

プログラムによると、第1部では知的コミュニティ基盤研究センターの成果発表が行われ、第2部から公開シンポジウムが開催されるとのことです。シンポジウム発表者は以下のとおりです。

呑海沙織氏「高齢社会と図書館:インタージェネレーション型の図書館サービス」
辻泰明氏「テレビ番組のインターネット配信と高齢社会」
山崎博樹氏「公立図書館におけるターゲット・マーケティングと支援サービス」
江幡千代子氏,福富洋一郎氏「絵本をまん中に『孫』から『孫たち』へと広がる活動を楽しむ高齢者達」
溝上智恵子氏「カナダの公共図書館と高齢者サービス:コミュニティと作る図書館サービス」

オープンアクセス雑誌がインパクトファクターを得ることの投稿数への影響 ChemistryOpenの場合

2011年に創刊した化学分野のオープンアクセス雑誌、”ChemistryOpen”の2015年2月9日付けのエディトリアル記事で、インパクトファクターの付与が同誌の投稿数に与えた影響について紹介されています。

ChemistryOpenは2014年7月に初めてのインパクトファクターが公開されました。さらにその機に合わせてChemistryOpenは通常2,500ユーロのAPCを1年間無料にするキャンペーンも開始しています。その結果、それまで月5本程度であった投稿数が2014年8月には24本まで、2014年12月には40本近くにまで増加したとのことです。

Ortúzar, N. (2015), Open‐Access Chemistry with Impact. ChemistryOpen, doi:10.1002/open.201402150
http://onlinelibrary.wiley.com/enhanced/doi/10.1002/open.201402150/

インパクトファクターのインパクト / オープンアクセス誌ChemistryOpen、初めてのIF獲得で投稿論文数に変化は?(ワイリー・サイエンスカフェ、2015/2/10付け)
http://www.wiley.co.jp/blog/pse/?p=31137

参考:

PeerJが2015年2月12日で2周年 PeerJ Computer Scienceの投稿受付も開始

生涯投稿料モデルを採用しているオープンアクセス誌“PeerJ”が2015年2月12日で最初の論文公開から2周年を迎えました。これに合わせ、PeerJは新たに創刊する雑誌”PeerJ Computer Science”の論文投稿受付を開始しています。

PeerJは主として医学・生命科学分野を対象とする雑誌でしたが、PeerJ Computer Scienceはコンピュータサイエンス領域の論文を対象に、PeerJと同様の生涯投稿料モデルを採用するとのことです。

Celebrating two-years of publishing, and PeerJ Computer Science now open for submissions(PeerJ the blog、2015/2/12付け)
http://blog.peerj.com/post/110809672023/celebrating-two-years-of-publishing-and-peerj

PeerJ Computer Science
https://peerj.com/computer-science/

PeerJ、新OAジャーナル"PeerJ Computer Science"を発行(STI Updates、2015/2/10付け)

国土地理院の触地図(視覚障害者向け3D地図)サイト、サンプルに県別の立体模型を追加

国土地理院、触地図(視覚障害者向け3D地図)サイトで、2015年2月16日、県別の立体模型のデータが追加されました。関東1都6県及び山梨県のデータが公開されています。

県別の立体模型(国土地理院)
http://cyberjapandata.gsi.go.jp/tactilemap/prefecture/prefecture.html

参考:
国土地理院、触地図の作成に関する情報提供サイトを公開
Posted 2014年12月18日
http://current.ndl.go.jp/node/27677

国土地理院、「地理院地図3D」サイトで空中写真の立体地図表示を開始
Posted 2014年4月25日
http://current.ndl.go.jp/node/26018

国立国会図書館建築委員会から国会に対し、国立国会図書館関西館第2期施設(第1段階)の建設が勧告

国立国会図書館の書庫の収蔵能力を確保するため、国立国会図書館関西館第2期施設の第1段階の建設について、国立国会図書館建築委員会から国会に対して2014年11月17日に勧告がなされました。この勧告について、衆議院では2015年2月5日、議院運営委員会および議院運営委員会図書館運営小委員会において、参議院では2月10日、議院運営委員会図書館運営小委員会において、協議、了承されました。

国立国会図書館建築委員会から国会に対し関西館第2期施設(第1段階)の建設が勧告されました(国立国会図書館, 2015/2/16)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1209199_1829.html

平成26年11月 国立国会図書館建築委員会が国会に対し関西館第2期施設(第1段階)の建設を勧告(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/about/history_201411.html

国立国会図書館関西館第2期施設の第1段階の建設について(勧告)
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/about/201411_1.pdf

国立国会図書館建築委員会経過報告について

石川・長野 2県立図書館が、合同企画展示「新幹線でつながる地域、つながる 図書館―北陸新幹線長野金沢間開業記念―」を開催

2015年3月14日の北陸新幹線長野金沢間開業を記念して、石川県立図書館と県立長野図書館が合同企画展示を2月14日から開催しています。「新幹線でつながる地域、つながる図書館―北陸新幹線長野金沢間開業記念―」と題し、両県の郷土資料の交換展示などが行われているとのことです。

石川・長野 2県立図書館合同企画展示「新幹線でつながる地域、つながる図書館―北陸新幹線長野金沢間開業記念―」を開催します(長野県、2015/2/13付け)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/bunsho/happyou/150213shinkansen.html

ProQuest社、フランス国立図書館の貴重書をデジタル化

2015年2月12日、ProQuest社が、フランス国立図書館が所蔵する1700年までの貴重書約5,800タイトル、200万ページのデジタル化を行い、同社の“Early European Books”のコレクションとして提供を開始したと発表しています。このプロジェクトでは、最終的に、28,000タイトル、1,000万ページをデジタル化し、提供する予定とのことです。

同社の“Early European Books”プロジェクトではデンマーク王立図書館、イタリア・フィレンツェ国立中央図書館、オランダ王立図書館、ウェルカム図書館などのコレクションをデジタル化して提供しているとのことです。

ProQuest Transforms Research with Digitization of Rare, Historical Works from Bibliothèque nationale de France
http://www.proquest.com/about/news/2015/ProQuest-Transforms-Research-with-Digitization-of-Rare-Historical-Works-from-Bibliotheque-nationale-de-France.html

国立国会図書館デジタルコレクションが提供する資料約10万件にDOIを付与

国立国会図書館は、国立国会図書館デジタルコレクションが提供する貴重書等の古典籍、国立国会図書館が刊行した図書、雑誌、電子書籍、電子雑誌、計約10万件について、2015年2月にDOIの付与を行いました。

国立国会図書館のプレフィックスを用いたDOIは、国立国会図書館デジタルコレクション、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面で確認できます。

例:
DOI:
http://dx.doi.org/10.11501/8836976

国立国会図書館デジタルコレクションでの表示:
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/8836976

国立国会図書館サーチでの表示:
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000040-I000266243-00

また、ジャパンリンクセンター(JaLC)のシステム改修により、JaLCで付与されたDOIにはマルチプルレゾリューションの機能が実装されています。マルチプルレゾリューションは、同一のコンテンツが複数のサイトで公開されている場合に、1つのDOIで、コンテンツが公開されている複数のURLを示すようにするものとのことです。

LODチャレンジJapan2014の受賞作品が発表、データセット部門最優秀賞に「京都が出てくる本のデータ」

2015年2月16日、LODチャレンジ実行委員会がLODチャレンジJapan2014の受賞作品を発表しました。アプリケーション部門、データセット部門、アイディア部門、ビジュアライゼーション部門、基盤技術部門の6つの部門に加えて、審査員特別賞、スポンサー賞の受賞作品が発表されました。

データセット部門最優秀賞には、是住久美子氏の「京都が出てくる本のデータ」が選ばれました。京都が出てくる小説やマンガ・ライトノベル等のデータで、作品に出てくる京都の位置データに加え、おススメ度や内容紹介等が含まれているとのことです。データセットにはWeb NDL Authoritiesの典拠URIも含まれています。

また、審査員特別賞の公共LOD賞には松尾明宏氏の「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」が選ばれています。

2015年3月12日に、慶應義塾大学にて開催される「LODチャレンジ2014カンファレンス&優秀作品発表会~オープンデータの未来~」で授賞式および受賞作品のデモ展示が行われるとのことです。

LODチャレンジJapan2014 受賞作品発表(LOD Challenge 2014, 2015/2/16付けの記事)
http://lod.sfc.keio.ac.jp/blog/?p=2586

LODチャレンジ2014カンファレンス&優秀作品発表会

2月 17日

TPPで著作権の保護期間が20年延長されると失われるもの(記事紹介)

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉において、著作権の保護期間が著作権者の死後70年とする案で調整されていることをうけ、2015年2月10日、電子フロンティア財団(EFF)が、カナダ、ニュージーランド、マレーシア、ブルネイ、日本、ベトナムの各国において、著作権の保護期間が20年延長された場合の影響をまとめています。これらの6か国のうち1国でも反対すれば成立しないため、反対に向けて立ち上がるよう呼びかけています。

A Few Global Cultural Treasures We Will Lose For 20 Years Under the TPP(EFF, 2015/2/10)
https://www.eff.org/deeplinks/2015/02/few-global-cultural-treasures-lose-20-years-under-tpp

TPPで著作権の保護が20年延長されると何が失われてしまうのか?(Gigazine, 2015/2/12)
http://gigazine.net/news/20150212-tpp-20-years/

参考:
TPPの著作権法に関連する動きに対し、交渉関係者宛てに公開書簡:EFF、Creative Commons、図書館関連団体等
Posted 2014年7月10日

【イベント】「第6回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(2/20・仙台)

2015年2月20日に、東北大学災害科学国際研究所にて、第6回DAN(Digital Archive Network)ワークショップが開催されるとのことです。

ワークショップは二部構成で、杉本重雄氏(筑波大学図書館情報メディア系教授)の挨拶に続き、第一部では、「総務省におけるデジタルアーカイブの取組」、柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所准教授)による「大学や自治体等の東日本大震災アーカイブの構築について(仮題)」、永森光晴氏(筑波大学図書館情報メディア系講師)による「メタデータスキーマレジストリMetaBridgeに関して」の三つの講演が予定されています。第二部は、デジタルアーカイブの今後に関する意見交換と東北大学内施設の内覧会が行われる予定とのことです。

第6回DAN(Digital Archive Network)ワークショップの開催(総務省, 2015/2/13)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu02_03000197.html

第6回 DAN(Digital Archives Network)ワークショップ
「知のデジタルアーカイブの構築・連携」~ 社会の知識インフラの拡充に向けて ~(筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター)

「博士論文のエンバーゴを最大6年間に」のその後の議論 米国歴史学協会2015年年次大会におけるパネルセッションの記録から

2015年2月5日、米国歴史学協会(AHA)は、“Debating the History Dissertation Embargo Policy at the Annual Meeting”という記事をブログに掲載しました。記事は、今年1月に開催されたAHAの年次大会でのパネルセッション”Choosing to Embargo? What to Do with Your History Dissertation”の記録で、これは、2013年7月にAHAが発表した歴史学博士論文のエンバーゴ期間を最大6年間認めるよう求めた声明のその後の議論として行われたものです。同記事の執筆者はそのセッションにパネリストとして参加したハッテム(Michael D. Hattem)氏です。

記事では、ハッテム氏を含む、米国大学出版局協会のバークレー(Peter Berkrey)会長、ユタ大学図書館員アンダーソン(Rick Anderson)氏、テキサス大学オースティン校教授で元AHA専門職委員会副委員長のジョーンズ(Jacqueline Jones)氏らパネリストの発言の要点と、その後の質疑応答での論点がまとめられています。

【イベント】「人文科学における災害情報の共有化に関する研究会」(3/28・京都)

2015年3月28日、京都リサーチパークにおいて、第10回 人間文化研究情報資源共有化研究会「人文科学における災害情報の共有化に関する研究会」が開催されます。

同研究会の開催趣旨には、「今年度から歴史学、考古学、地震学、情報学の連携によって開始されている歴史地震資料情報の共有化の取組について、その計画と現状を報告するとともに、将来に向けての課題を考えたい。
 他方、阪神淡路大地震以後、地震のたびに各地域での自主的な取組によって、被災文化遺産の救出保全活動が行われてきた。東日本大震災は被災地域が広範囲にわたったため、被災資料についての記録、情報共有化が大きな課題となった。史料救出の現場からの報告とともに、文化遺産を未来に伝えるために必要な課題を考えたい」とあります。

【研究資源の共有化】 第10回 人間文化研究情報資源共有化研究会 (人間文化研究機構 2015/1/29)
http://www.nihu.jp/events/2015/01/29/system/

優れたデジタル人文学の成果に表彰を DH Awards 2014投票受付中

2014年に公開や完成等がなされたデジタル人文学のプロジェクト等に対し、一般投票を受け付け、それをもとに表彰を行う「デジタル人文学アウォーズ(DH Awards)2014」が現在開催中です。

2015年1月18日までのノミネートの結果、6部門約80点がDH Awards 2014の対象に選ばれています。

投票は2月28日までとなっています。

デジタル人文学アウォーズ(DH Awards) 2014 投票 (Digital Humanities Awards)
http://dhawards.org/dhawards2014/voting-announcement-japanese/

DH Awards 2014 Voting
http://dhawards.org/dhawards2014/voting/

大日本印刷、東京大学附属図書館の蔵書デジタル化において、高速ブックスキャナーの試験運用を開始

2015年2月16日、大日本印刷株式会社が、東京大学附属図書館の蔵書のデジタル化において、東京大学と共同開発した高速ブックスキャナーの試験運用を開始すると発表しています。

このスキャナは、書籍などを冊子体のまま1ページずつめくりながら撮影し、1分間に250ページを画像データとして保存できるとのことです。試験運用では、この画像データの文字を光学文字認識(OCR)処理によってテキスト化し、検索可能なデータとして活用するとのことです。

従来のブックスキャナーでは、文字や絵がゆがまないように、1ページずつ手でめくって平らにしてから撮影するため、読み取りに時間がかかるだけでなく、資料を破損させる可能性が高いことが課題となっていたとのことです。この課題を解決するため、大日本印刷と東京大学の研究チームは、機械による高速ページめくりの機能と、リアルタイムで書籍の3次元状態を認識する技術、高速でゆがんだ画像を補正するアルゴリズムを導入し、冊子体のまま、電子書籍の要求解像度での高速スキャンを実現したとのことです。

世界最速レベルの高速ブックスキャナーによる書籍のデジタル化を開始
http://www.dnp.co.jp/news/10107652_2482.html

参考:
大日本印刷と東大、世界最速レベルのブックスキャナーを開発
Posted 2012年11月19日

ページ