アーカイブ - 2015年 2月 2日 - car

ロシア最大規模の学術図書館で火災、貴重資料等が被害

2015年1月30日、ロシア最大規模の学術図書館の1つである、ロシア科学アカデミーのInstitute of Scientific Information on Social Sciences (INION)の図書館において、火災が発生したことが各紙で報じられています。1918年に設立された同館には1000万点の所蔵資料があり、中には16世紀の資料も含まれるとのことです。ロシア科学アカデミーのVladimir Fortov総裁は、所蔵資料の約15%が損傷を受けたと発表しています。

Russian Academy of Sciences
https://www.ras.ru/index.aspx

Massive blaze devastates Russian library housing unique documents, ancient texts (PHOTOS, VIDEO)(Russia Today, 2015/1/31)
http://rt.com/news/228075-moscow-fire-unique-library/

Fire at Library in Moscow Destroys Millions of Volumes(New York Times, 2015/2/1)

共同目録プログラム(PCC)、2015年1月から2017年12月の戦略計画を公開

国際的な共同目録プログラム(Cooperative Cataloging Committee:PCC)が、2015年1月から2017年12月までの戦略計画を公開しています。

PCCでは、図書(BIBCO)、CONSER(逐次刊行物)、NACO(名称典拠)、SACO(主題典拠)の4つの書誌作成プログラムが実施されています。

Vision, Mission, and Strategic Directions
January 2015-December 2017(LC)
http://www.loc.gov/aba/pcc/about/PCC-Strategic-Plan-2015-2017.pdf

Program for Cooperative Cataloging
http://www.loc.gov/aba/pcc/

参考:
CA1837 - ウェブで広がる図書館のメタデータを目指して―RDAとBIBFRAME / 柴田洋子
カレントアウェアネス No.322 2014年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1837

SkyRiver、米国議会図書館の名称典拠ファイル共同作成プログラム(NACO)に参加
Posted 2010年11月19日

台湾国家図書館、台湾における2014年の出版動向を公開

台湾国家図書館が、2015年1月28日付で、2014年の台湾の出版動向の統計を公開しました。同館のISBNセンターへの申請とCIP(Cataloging in Publication)データをもとに集計したものとのことです。

2014年の台湾における図書の出版者数は5,087社、出版点数は41,598点で、いずれも前年に比べて減少しており、電子書籍は1,640タイトルで、全体の3.95%を占めていたとのことです。

また、翻訳書は9,366タイトルで、全体の22.05%を占めており、そのうち日本からの翻訳が5,288タイトル(翻訳全体の56.46%)で最も多く、次いで、次米国(2,065タイトル)、英国(580タイトル)、韓国(556タイトル)であったとのことです。東日本大震災震災以降日台交流が活発化し、日本の出版者が著作権の許諾に積極的となったためではないかとされています。

學運熱潮、公民議題,也翻轉臺灣的新書出版?──國圖公布103年臺灣圖書出版趨勢報告(臺灣國家圖書館, 2015/1/30)
http://www.ncl.edu.tw/ct.asp?xItem=23253&ctNode=1620&mp=2

103年臺灣圖書出版現況及其趨勢分析
http://www.ncl.edu.tw/public/Data/513015111671.pdf

和歌山県立博物館、地域に眠る「災害の記憶」の発掘・共有・継承事業の成果の一部を紹介する小冊子を公開

和歌山県立博物館では、平成26年度文化芸術振興費補助金(地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業)を得て、文化遺産課、和歌山県立文書館、県内外の歴史研究者の協力のもと、地域に眠る「災害の記憶」の発掘・共有・継承事業(全体事業名「あらゆる人びととつながる博物館づくり事業」)に取り組んできたとのことです。

この事業の調査結果の一部をわかりやすくまとめた小冊子『先人たちが残してくれた「災害の記憶」を未来に伝えるⅠ』が公開されています。また、2015年1月24日から3月8日まで和歌山県立博物館にて開催する企画展「描かれた紀州」でも、調査成果の一部が展示されるとのことです。

先人たちが残してくれた「災害の記憶」を未来に伝えるⅠ(和歌山県立図書館)
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/egakareta/saigai-memories.pdf

「平成26年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-4年目の震災アーカイブの現状と今後の未来(世界)へ繋ぐために」の動画とプレゼンテーション資料を国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に掲載

国立国会図書館と東北大学災害科学国際研究所が、東北大学で2015年1月11日に開催した、「平成26年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-4年目の震災アーカイブの現状と今後の未来(世界)へ繋ぐために-」のプレゼンテーション資料と動画(基調講演、事例報告、パネルディスカッション)を、2015年2月2日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に掲載しました 。

平成26年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-4年目の震災アーカイブの現状と今後の未来(世界)へ繋ぐために-(1/11(日)開催)の動画とプレゼンテーション資料をひなぎくに掲載(国立国会図書館東日本大震災アーカイブ,2015/2/2)
http://kn.ndl.go.jp/node/357

平成26年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-4年目の震災アーカイブの現状と今後の未来(世界)へ繋ぐために-【2015年1月11日(日)終了しました】
http://kn.ndl.go.jp/information/342
※資料が掲載されているページです。

参考:
【イベント】「平成26年度東日本大震災アーカイブシンポジウム‐4年目の震災アーカイブの現状と今後の未来(世界)へ繋ぐために‐」 (1/11・仙台)
Posted 2014年11月19日

夜景と読書が楽しめる「夜の図書館」

2015年2月1日付けの琉球新報で、沖縄県北中城村の複合施設、あやかりの杜図書館で期間限定で行われている「夜の図書館」について紹介されています。1月から2月の期間、毎週金曜日のみ、通常の平日は20時で閉館となる同館において、20時15分から22時まで「夜の図書館」が開館しているとのことです。記事によると、図書館の主要ライトが消され、窓側の読書席のライトのみが点灯し、書架から図書を探す際には懐中電灯を持って静かに移動する必要があるとのことです。カウンター業務が20時で終了しているため、閲覧のみが可能となっています。

あやかりの杜だより 2月号 (「夜の図書館始まってます。」との記述があります。)
http://www.ayakari.jp/site/view/contview.jsp?cateid=3&id=547&page=1

レファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が選んだ2015年の優れたレファレンスソースほか

2015年2月1日、米国図書館協会(ALA)傘下のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が、中小の公共・大学図書館向けの優れたレファレンスソースを表彰する“2015 Outstanding Reference Sources List: Reference publications for small and medium-sized public and academic libraries”のほか、優れたビジネスレファレンスソース、オーディオブックのナレーションなどを表彰する各賞や各種リストを公表しています。

2015 Outstanding Reference Sources List: Reference publications for small and medium-sized public and academic libraries(ALA,2015/2/1)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/02/2015-outstanding-reference-sources-list-reference-publications-small-and

【イベント】広島市まんが図書館、漫画史講座「震災マンガ マンガから見た震災」を開催 (2/22・広島)

2015年2月22日、広島市まんが図書館主催の漫画誌講座「震災マンガ マンガから見た震災」が、広島市現代美術館2階講座室にて開催されるそうです。

震災直後から、現在までの「震災マンガ」の内容の変化を考察する内容で、講師は、表 智之氏 (北九州市漫画ミュージアム専門研究員)とのことです。

定員は40名で、先着順・要申込とのことです。

漫画史講座 「震災マンガ マンガから見た震災」(まんが図書館)(広島市立図書館,2015/2/1)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/index.html

参考:
CA1782 - 広島市まんが図書館の現状と課題について / 吉田 宏
No.314 2012年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1782

九州国立博物館と凸版印刷、特別史跡「王塚古墳」の石室内を鑑賞する簡易型ヘッドマウントディスプレイ用VRコンテンツを共同で開発

九州国立博物館と凸版印刷株式会社は、特別史跡「王塚古墳」の古墳内部を鑑賞・体験する簡易型ヘッドマウントディスプレイ用のバーチャルリアリティ(VR)コンテンツを共同で開発したと発表しています。2015年2月3日から3月29日まで、九州国立博物館・文化交流展室で開催される、九州地方の装飾古墳をテーマにした特別展示「進化する博物館Ⅲ最新技術でよみがえる九州の装飾古墳」で一般公開されるとのことです。

コンテンツ開発においては、九州国立博物館が学術監修と展示・公開を、凸版印刷がVRコンテンツの製作を行ったとのことです。また、このコンテンツは、東京大学池内研究室と凸版印刷が2004年に行った共同研究で得られたデジタルアーカイブデータを活用しているとのことです。

なお、簡易型ヘッドマウントディスプレイとは、紙などでつくられた筐体にレンズを取り付け、スマートフォンと組み合わせてVRを体験することができるものとのことです。

九州国立博物館と凸版印刷、特別史跡「王塚古墳」の石室内を鑑賞する簡易型ヘッドマウントディスプレイ用VRコンテンツを共同で開発(九州国立博物館, 2015/1/30)
http://www.kyuhaku.jp/news/news-150130.html

九州国立博物館と凸版印刷、特別史跡「王塚古墳」の石室内を鑑賞する

ナイト財団が“Knight News Challenge”に選ばれた22のプロジェクトを公表

2015年1月30日、ナイト財団(John S. and James L. Knight Foundation)が第12回“Knight News Challenge”に選ばれた22のプロジェクトを発表しました。2014年の“Knight News Challenge”の2回目の発表とのことです。これらのプロジェクトでは、より知識豊富なコミュニティを構築するプラットフォームとして、図書館を活用するためのツールやアプローチを提供するとのことです。

Internet Archiveや、ボストンのオープンデータをアクセスしやすいリソースとして提供するボストン公共図書館の“Open Data to Open Knowledge”などが選ばれています。

Knight News Challenge on Libraries awards $3 million for innovative ideas(Knight Foundation, 2015/1/30)
http://www.knightfoundation.org/press-room/press-release/knight-news-challenge-libraries-awards-3-million-i/

文化資源戦略会議、アーカイブサミット2015の記録の公開を開始

2015年1月26日に開催された「アーカイブサミット2015」の記録が文化資源戦略会議のウェブサイトで公開され始めました。2015年2月1日現在では、当日配布したガイドブック、アーカイブサミット2015・チラシ、MTでの討議のまとめの3つの資料が公開されています。

サミット記録(文化資源戦略会議)
http://archivesj.net/?page_id=524

アーカイブサミットのアーカイブとして「サミットの記録」を公開しました(文化資源戦略会議, 2015/2/1)
http://archivesj.net/?p=539

参考:
【イベント】「アーカイブサミット2015」開催(1/26)
Posted 2014年12月18日
http://current.ndl.go.jp/node/27678