オープンソースの機関リポジトリ用ソフト“DSpace”のバージョン5.0がリリースされています。改良点として、DSpaceのバージョン5を導入すると、過去のバージョン(1.x, 3 or 4)のデータベースも自動的に最新版に更新されること、新しいRDFのインタフェースでのLinked Open Data対応、OpenAIRE v3対応を含むOAI-PMHの改善などが挙げられています。
2014年12月8日から9日に、米国ワシントンDCで開催されたネットワーク情報連合(Coalition for Networked Information:CNI)の秋期会合で、“Linked Data For Libraries”プロジェクトの最新動向を紹介するセッションが行われ、2015年1月20日、その動画が公開されました。発表資料やセッションの概要も公開されています。
Linked Data For Librariesは、コーネル大学図書館、スタンフォード大学図書館、ハーバード大学図書館の“Innovation Lab”によるLinked Open Dataの活用プロジェクトとのことです。
2015年1月20日、米国ルイジアナ州の州務長官室とLouisiana Public Broadcasting (LPB)が、ルイジアナ州の歴史的ビデオを提供するLouisiana Digital Media Archive (LDMA)を公開しました。ルイジアナ州の政治家やアーティスト等へのインタビュー、LPBの歴史番組のシリーズ等、LPBのデジタルコレクションと、ルイジアナ州の公文書館のマルチメディアコレクションの1,500以上の映像が公開されており、今後も追加されていくとのことです。
2015年1月13日、“Policy RECommendations for Open Access to Research Data in Europe(RECODE)”がプロジェクトの成果として、欧州における研究データのオープンアクセスを推進するための提言“Policy recommendations for open access to research data”の概要をブックレットにまとめ公開しました。
米国テキサス州のMontgomery County Memorial Library System (MCMLS)が "Little Free Library" の貸し出しを行うことが報じられています。" Little Free MCMLS Library Branch"は、Montgomery郡内の個人や団体に貸し出され、様々な公共の場所に一時的に設置され、年に数回移動する予定とのことです。 "Little Free Library" 内に最初に置かれる図書は、このプロジェクトを支援する図書館支援団体によって提供され、“Take a Book, Return a Book”の“Little Free Library”のシステムで運営されます。また、最初の設置場所を決定するためのコンテストが開催予定となっており、希望者はその設置場所が何故素晴らしいかを提案する機会があるとのことです。