アーカイブ - 2015年 12月 8日 - car

ペンギンランダムハウス、図書館向けの電子書籍ライセンスモデルを統一

英語圏の出版最大手であるペンギンランダムハウスグループが、これまでグループ内で複数方式あった図書館向けのライセンスモデルを2016年1月1日から統一することを発表しました。

2012年に米ランダムハウスと英ペンギングループが合併して誕生したペンギンランダムハウスグループにおいては、合併前のペンギングループに属する電子書籍とランダムハウスに属する書籍とで異なるライセンスモデルが採用されており、ランダムハウスの電子書籍は一度ライセンスを購入すると永続的にアクセスが保障された一方、ペンギングループの電子書籍は一年ごとのライセンス更新が求められました。新たなモデルでは永続アクセス型に統一されるとともに、各タイトルの価格も引き下げる方針とのことです。

Penguin Random House Announces New Ebook Terms of Sale for Libraries(Library Journal、2015/12/3付け)
http://lj.libraryjournal.com/2015/12/technology/ebooks/penguin-random-house-announces-new-ebook-terms-of-sale-for-libraries/

【イベント】情報と人をつなぐ じょいんと懇話会「聞く人にも、製作する人にもやさしい録音図書作成環境を目指して」(12/18・大阪)

2015年12月18日、大阪市中央公会堂 大会議室において、情報科学技術協会西日本委員会企画、同委員会インフォ・スペシャリスト交流会共催のイベント「情報と人をつなぐ じょいんと懇話会」が開催されます。

テーマは「聞く人にも、製作する人にもやさしい録音図書作成環境を目指して」と題し、株式会社東芝デザインセンターの黒田由加氏を講師に迎えるとのことです。

会員・非会員とも参加可能ですが、参加費3,500円(懇親会費含む)が必要になります。また、定員は40名(先着順)とのことです。

「じょいんと懇話会」開催ご案内(2015-12-18)(情報科学技術協会、2015/10/26付け)
http://www.infosta.or.jp/posts/joint2015/

OpenAIREとLA Referenciaがメタデータガイドライン等の共通化について合意

オープンアクセスリポジトリに関する地域ネットワークである、OpenAIRE(欧州)とLA Referencia(南米)が、メタデータガイドライン等の共通化について合意に達したことを発表しました。

この合意は2015年11月25日・26日にかけてブラジルのリオデジャネイロにおいて開催された会合の中で決まったものです。会合にはCOAR関係者も参加していました。

この会合では両リポジトリネットワークのメタデータガイドライン等を共通化すること、具体的にはOpenAIREの現在のガイドラインをLA Referenciaでも採用すること、今後OpenAIREがガイドラインを見直す場合にはLA Referenciaも見直しに参加すること等が決められました。

LA Referencia, OpenAIRE and COAR reaffirm their commitment to a shared vision of a global network of repositories(LA Referencia、2015/12/1付け)

データライブラリアンのための教材集(記事紹介)

筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程の池内有為氏が、「データライブラリアンのための教材集:2015年12月版」と題した記事を自身のブログで公開しています。

同記事は入門書や実務ガイド等のテキストのほか、オンライン教材、Webinarのアーカイブ、ポータルサイト、国内動向、主要文献、発表資料等をまとめ、紹介したものです。

データライブラリアンのための教材集:2015年12月版(IKEUCHI UI、2015/12/8付け)
http://oui-oui.jp/2015/12/data-librarian-2/

参考:
CA1818 - 研究データ共有時代における図書館の新たな役割:研究データマネジメントとデータキュレーション / 池内有為
カレントアウェアネス No.319 2014年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1818

オーストラリア、キャンベラの図書館で、ネットいじめを告発できる新しいウェブサイトの試行版が公開される

2015年12月4日付のCanberra Timesで、キャンベラの図書館で、若者がネットいじめを告発できる新しいウェブサイトの試行版が公開されたと報じられています。

10の図書館のスタッフが被害者を支援するために訓練を受けているとのことです。告発は、子どものネット安全コミッショナー庁(Office of the Children's eSafety Commissioner)で評価されるとのことです。

子どもに対して深刻な影響が発見された場合、子どものネット安全コミッショナー庁がFacebook、Instagram,、YouTube,、Google+、Twitter、Flicker、Yahoo Answers、Yahoo Groups、Afk.fm等に働きかけて、それを削除するとのことです。

ニューサウスウェールズ大学の社会政策研究センターの調査によると、8歳から17歳のオーストラリアの子どもの5分の1がネットいじめを経験しているとのことで、子どものネット安全コミッショナー庁の長官・マクギボン(Alastair MacGibbon)氏は、キャンベラの図書館を、デジタルおよび物理的にネットいじめからの聖域にしたいと考えているとのことです。

米国大学・研究図書館協会(ACRL)、2014-2015年度の年報を公表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、同会が発行する"College & Research Llbraries News"の76巻11号(2015年12月)において、2014-2015年度の年報を公表しています。

2014-2015 Annual Report(ACRL)
http://crln.acrl.org/content/76/11/603.full.pdf

Emerald社がCLOCKSSと連携

2015年12月7日、世界規模の電子ジャーナルのアーカイブプロジェクトであるCLOCKSSは、Emerald社(Emerald Group Publishing)と連携したと発表しています。

Emerald社の電子書籍・電子ジャーナルは、世界の12の主要な研究図書館にある、CLOCKSSの地理的・地政学的に冗長化されたノードの分散化されたネットワークで保存されるとのことです。

Emerald Preserves with the CLOCKSS Archive(CLOCKSS,2015/12/7)
http://www.clockss.org/clockss/News

参考:
ケンブリッジ大学出版局(CUP)がCLOCKSSと連携
Posted 2015年10月9日
http://current.ndl.go.jp/node/29616

CLOCKSSとCHORUSが提携、公的助成を得た研究成果への長期的なアクセスの保障へ
Posted 2015年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/28255

CLOCKSS、米国科学振興協会(AAAS)との提携を発表
Posted 2015年2月9日
http://current.ndl.go.jp/node/27953

米国議会図書館(LC)、2016年夏の大学生・大学院生向けインターンシップ(ジュニアフェロー)申請者を募集中

米国議会図書館(LC)が、2016年夏の大学生・大学院生向けインターンシップ(ジュニアフェロー)申請者を募集中です。

ジュニアフェローに選ばれると、3,000ドルの奨学金を得て、図書館の専門家やキュレーターと一緒に2016年5月31日から8月5日までフルタイムで働くことになるとのことです。

フェローは図書館業務の広大な範囲を経験することになり、収集業務、デジタル保存、教育に関するアウトリーチ活動、アクセス、基準設定、情報管理等を行なうとのことです。

Library of Congress Seeks Applicants for Junior Fellows Summer Internships(LC,2015/12/7)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-214.html

沖縄国際大学図書館、学芸員資格取得を目指す学生が実習として企画した「R.Y.U.K.Y.U 泡盛展」を開催中

2015年12月7日から19日まで、沖縄国際大学図書館で、「R.Y.U.K.Y.U 泡盛展」が開催されています。

展示会では、県内48の酒造所及び組合の主要銘柄の泡盛が展示されているほか、居酒屋を再現して酒器を並べるなど泡盛文化を紹介するものとのことです。

学芸員の資格取得を目指す学生が主体となり、授業の一環で企画し開催している展示で、同学では初実施となるようです。

図書館4階で「R.Y.U.K.Y.U 泡盛展」を開催中(沖縄国際大学, 2015/12/7)
http://www.okiu.ac.jp/topics/detail.jsp?id=888

参考:
伊丹市立図書館「日本酒の近代化の歩み」展を開催:国立国会図書館の展示用資料を活用
Posted 2014年10月2日
http://current.ndl.go.jp/node/27142

「東京五輪アーカイブ 1964-2020」機能等をアップデート

2015年12月7日、首都大学東京と朝日新聞社は、2014年10月に公開された報道写真アーカイブ「東京五輪アーカイブ 1964-2020」のアップデートについて発表しています。

・スマートフォン・タブレット端末に対応
・ 国土地理院が配信している「地理院タイル」を利用し、1961年から64年に撮影された空中写真をレイヤに追加
・コンテンツの一部(朝日新聞フォトアーカイブが提供する写真資料228点の説明文)を英訳して海外にも発信

といった改良が加えられたとのことです。

また、「東京五輪アーカイブ 1964-2020」と連動し、「64年大会の東京の記憶を2020年につなぐ」をテーマに、慶應義塾大学、宮城大学、首都大学東京でメディアデザインを学ぶ学生による企画提案や作品制作も行われたようです。

東京五輪アーカイブ 1964-2020
http://1964.mapping.jp/

「東京五輪アーカイブ1964-2020」が大幅アップデート(首都大学東京, 2015/12/7)
http://www.tmu.ac.jp/news/topics/12486.html