DPLAは既に米国全体の1,100万を超す記録を提供しており、そのなかには多くの視聴覚資料も含まれるが、新しいサービスでは、もっぱらDPLAの1,600以上の連携機関が利用できる新たなサービスの提供を通じて、Pop Up Archiveがコンテンツの自動複製、タイムスタンプ、オーディオコレクションのキーワードの生成をするとのことです。
Digital Public Library of America and Pop Up Archive partner to make audiovisual collections across the U.S. searchable(DPLA,2015/11/18)
デジタルアーカイブシステムの利便性を向上し、有用なコンテンツを後世に伝えていくために利活用を促進していくことを目的とした研究であり、国内外のデジタルアーカイブに関する動向調査を実施するとともに、RDFやLinked Open Data等の技術を取り入れた「デジタルアーカイブの利便性向上機能」「他のリソースとの組み合わせによる新しいアーカイブサービス」「メタデータ基盤」などの研究開発を行うものとのことです。
英国の国立公文書館(TNA)と、英国とアイルランドのアーカイブズ・記録協会(Archives and Records Association )は、2015年11月14日から22日まで、アーカイブの利用促進キャンペーン“Explore Your Archive”を開催していますが、Twitter上では、ハッシュタグ“#explorearchives”を使って、アーカイブに関心を持つ人や機関が会話をするイベントが実施されています。