アーカイブ - 2015年 11月 18日 - car

国立国会図書館、インターネットで受講可能な遠隔研修につき、公開講座として「レファレンス協同データベースの利活用」「全国書誌データの利活用」の提供を開始

2015年10月30日、国立国会図書館(NDL)はインターネットで受講可能な遠隔研修の公開講座として「レファレンス協同データベースの利活用」「全国書誌データの利活用」の2つのコンテンツの提供を開始しました。

いずれも、2015年7月24日にNDL関西館で開催した「全国書誌データ・レファレンス協同データベース利活用研修会」のうち、NDL職員による講義を元に作成したもので、「レファレンス協同データベース」、全国書誌データそれぞれについて、その概要と利活用の具体的な方法を扱ったものです。

なお、「公開講座」は、NDLが実施する遠隔研修のうち、定員や申込がなく、通年開講し、誰でも受講が可能なもので、上記の2つのほか、「近現代政治史料の概要-書簡を中心に」「資料デジタル化の基礎」「和書のさまざま」を提供しています。

遠隔研修後期開講および新規公開講座の提供開始についてのご案内(国立国会図書館)
http://ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1212584_1485.html

レファレンス協同データベースの利活用(国立国会図書館)
http://training.ndl.go.jp/course/under.html?id=51

全国書誌データの利活用(国立国会図書館)

韓国国立中央図書館(NLK)、「国立中央図書館協力セミナー」を開催 公共図書館協力業務功労賞、図書館障害者サービス優秀事例・책나래サービス(郵送貸出サービス)優秀図書館の授賞式も実施

2015年11月17日、韓国国立中央図書館(NLK)において「国立中央図書館協力セミナー」が開催されたとのことです。

同セミナーは、全国の公共図書館の協力活動の活性化のための経験と情報を共有する場所として、全国の公共図書館長をはじめとする市・道の自治体や教育委員会の図書館担当者など200人余りが参加する集まりです。

講演や事例紹介のほか、2015年公共図書館協力業務功労賞、第8回図書館障害者サービス優秀事例・책나래サービス(郵送貸出サービス)優秀図書館の授賞式などが行われるとのことで、2015年公共図書館協力業務功労賞の文化体育観光部長官表彰の団体賞は、ソウル市の鍾路図書館と全羅南道の木浦公共図書館が選ばれたとのことです。

鍾路図書館は、ソウル市鍾路区地域のソウル市教育庁傘下のネットワークを拡大させ、公共図書館を初め、自治区・小さな図書館(작은도서관)・学校図書館・生涯学習機関・関連機関など100余りの地域機関の網羅的な協力ネットワークを構築し、300余りの協力事業を実施した点が評価されたとのことです。

紫波町図書館(岩手県)、隣接する宿泊施設「オガールイン」での宿泊者向け図書サービスを開始

岩手県の紫波町図書館が、同館が入居する複合施設「オガールプラザ」に隣接する施設「オガールベース」に入居する宿泊施設「オガールイン」で、宿泊者向けの図書サービスを開始しています。

フロントから貸出しのための書類の申請が可能で、宿泊者は紫波町図書館から書籍を借りてきて、「オガールイン」の中で読むことができ、返却はチェックアウト時に、フロントに渡す、というサービスのようです。

Facebook(オガールベース, 2015/11/11)
https://www.facebook.com/ogalbase/posts/959128887467103

紫波のホテルが宿泊者向け図書サービス 官民隣接・オガールベース特長生かし(盛岡経済新聞, 2015/11/18)
http://morioka.keizai.biz/headline/1976/

紫波町図書館
http://lib.town.shiwa.iwate.jp/

参考:
「紫波町図書館(オガールプラザ)」(記事紹介)
Posted 2015年10月2日
http://current.ndl.go.jp/node/29558

マルシェでレシピ本との出会いを:紫波町図書館が隣接する紫波マルシェにPOPを提供する試み
Posted 2013年10月2日

【イベント】「平成27年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-地域の記録としての震災アーカイブ~未来へ伝えるために~-」(1/11・仙台)

国立国会図書館は、東北大学災害科学国際研究所との共催で、平成28年1月11日に、東北大学災害科学国際研究所多目的ホールにて、東日本大震災アーカイブ国際シンポジウムを開催します。シンポジウムでは、被災した自治体が災害の記録をデジタルアーカイブとして保存し、公開する意義を考え、デジタルアーカイブの利点と課題について議論を行います。

特別講演として、インドネシアから、アチェ津波博物館館長のトミー・ムリア・ハサン氏を招き、海外における災害メモリアル施設と震災アーカイブの実例を紹介します。続いて被災自治体における震災アーカイブの事例報告、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」と東北大学災害科学国際研究所「みちのく震録伝」の進捗報告、岩手県における震災アーカイブの状況報告を行います。さらに、自治体による震災アーカイブの意義と課題について議論するパネルディスカッションも予定しています。

参加費は無料ですが、事前に申込みが必要です。

「平成27年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-地域の記録としての震災アーカイブ~未来へ伝えるために~-」を2016年1月11日に東北大学で開催します(付・プレスリリース)(国立国会図書館,2015/11/18)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2015/1212843_1830.html

英国王立音楽大学(RCM)、英国の歴史的に重要な楽器をデジタル化し、Google Cultural Instituteで公開すると発表

2015年11月12日、英国王立音楽大学(RCM)は、王立音楽院、ホーニマン博物館、エジンバラ大学と共同で、英国の歴史的に重要な楽器をデジタル化する計画を発表しています。

デジタル化されたコレクションは、Google Cultural Instituteで公開されるとのことで、RCMはこの種の方法でGoogleと提携した最初の国際的な音楽の保存機関とのことです。

英国の100のコレクションからの4万もの楽器を調査できる予定で、詳細な解説、高品質な画像、多くの楽器の音声を含むことになるとのことです。

2017年に完成する想定とのことです。

Royal College of Music digitises historically significant insturuments(RCM,2015/11/12)
http://www.rcm.ac.uk/about/news/all/2015-11-12museumdigitalinstrumentdatabase.aspx

王立音楽院
http://www.ram.ac.uk/

ホーニマン博物館
http://www.horniman.ac.uk/

エジンバラ大学
http://www.ed.ac.uk/home

参考:

カナダ図書館協会(CLA)、知的自由と図書館に関する新しい声明を発表

2015年11月17日、カナダ図書館協会(CLA)が、知的自由と図書館に関する新しい声明を発表しています。

新しい声明は、知的自由に関する30年前の声明を改定するもので、声明では、幅広い可能な限り多様な表現を提供し、守り、公平なアクセスを促進するためのカナダの図書館の枠組みだけでなく、知的自由を保証する図書館の役割のための広範な国内及び国際的な文脈を提供することを目的としているとのことです。また、検閲の要求と、リソースへのアクセスを拒否または制限するシステムの採用に対して抵抗するとのことです。

The Canadian Library Association Releases New Statement on Intellectual Freedom and Libraries(CLA,2015/11/17)
http://www.cla.ca/AM/Template.cfm?Section=Home&template=/CM/ContentDisplay.cfm&ContentID=17480

Canadian Library Association Statement on Intellectual Freedom
and Libraries(CLA)

筑波大学とインフォコム株式会社の共同による「デジタルアーカイブシステムの利便性向上のための研究開発」の開始が発表

2015年11月16日、筑波大学の図書館情報メディア系・知の共有基盤リサーチユニットとインフォコム株式会社は、一般利用者向けのデジタルアーカイブシステムの利便性向上と利活用を促進することを目的に、産学共同研究「デジタルアーカイブシステムの利便性向上のための研究開発」を行うことを発表しました。

デジタルアーカイブシステムの利便性を向上し、有用なコンテンツを後世に伝えていくために利活用を促進していくことを目的とした研究であり、国内外のデジタルアーカイブに関する動向調査を実施するとともに、RDFやLinked Open Data等の技術を取り入れた「デジタルアーカイブの利便性向上機能」「他のリソースとの組み合わせによる新しいアーカイブサービス」「メタデータ基盤」などの研究開発を行うものとのことです。

なお、本研究には、筑波大学の杉本重雄教授や永森光晴講師が参画しているようです。

また、メタデータとその提供技術についても研究するものとのことで、その検証には、インフォコムが構築に携わる「東日本大震災アーカイブ」に含まれる個別のアーカイブ情報も対象とする予定であるとのことです。

ニュース(筑波大学 ※2015/11/16付で「インフォコムと筑波大学、 デジタルアーカイブ利活用促進に関する共同研究をスタート」とあります。)

総務省、「平成27年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を公表

2015年11月13日、総務省は「平成27年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を公表しました。

この調査は2012年度から全国の高等学校1年生相当を対象に、青少年のインターネットリテラシーを可視化するものとして、実施されてきたもので、2015年度は、前年度と比較し、対象人数を約3.7倍に増やすなどして実施されたものです。

●スマートフォンの1日の平均利用時間は、平日1~2時間、休日2~3時間が最も多く、また平日は58.5%、休日は78.2%の青少年が1日に2時間以上利用する等、他の通信機器と比べて利用時間が長い

●約半数の青少年は一度も会ったことのないSNS上だけの友人がおり、11人以上いると答えた青少年は18.1%に及ぶ

●約半数の青少年はスマートフォンやSNS利用に関する家庭のルールがあり、ルールのある青少年のフィルタリング利用率は56.9%であるのに対し、ルールがない青少年の利用率は41.6%と低い。

●インターネットを使い始めた時に、その使い方を「保護者」に教わった青少年のリテラシーが高いため、家庭等においてインターネットの使い方を教える環境づくりが重要。

国立国会図書館、書誌IDリストのオープンデータセットを公開

国立国会図書館(NDL)が、2015年11月17日、NDLが提供する書誌情報をより効果的に利用されるよう、各書誌情報を結びつけるキーとなる各種のIDをリスト化し、提供しました。

このリストは、次のIDを対象にしています。

・国立国会図書館の書誌ID(NDLBibID)
・全国書誌番号(JPNO)
・国際標準図書番号(ISBN)
・国立国会図書館で付与した永続的識別子(NDLJP)

このIDリストは、営利・非営利の目的を問わず、利用手続なしで自由に利用することができます。

また、このリストでは、例えば、[ISBN]から対応する[NDLBibID]を、[JPNO]から対応する[NDLJP]を調べることができます。それにより、「国立国会図書館サーチ」のAPIやオープンデータセットの「国立国会図書館デジタルコレクション書誌情報」を、効果的・効率的に活用することができます。また、[ISBN]をキーとして使えば、国立国会図書館の書誌情報と国立国会図書館以外が提供する書誌情報をマッピングさせることもできます。

「国立国会図書館のデータを使い尽くそうハッカソン」のご案内
8. 利用できるAPIなど(NDL Lab)
http://lab.ndl.go.jp/cms/?q=hack2015#api

オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構、「オープンデータ関連リンク集」を公開

2015年11月16日、オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構が、「オープンデータ関連リンク集」を同機構のウェブサイトで公開しました。

リンク集への追加のリクエスト等も募集されています。

リンク集(オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構)
http://www.vled.or.jp/link/

オープンデータ関連リンク集をオープン(オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構, 2015/11/16)
http://www.vled.or.jp/news/1511/151116_001327.php

参考:
オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構、「オープンデータガイド」の第2版を公開
Posted 2015年7月31日
http://current.ndl.go.jp/node/29049

【イベント】岩手県立大学・岩手県立図書館による「震災関連資料デジタルアーカイブ作りワークショップ」(11/25、12/12・1/16、2/7・岩手)

2015年11月25日と2月7日は、岩手県立図書館で、12月12日に宮古・大船渡・陸前高田において、「震災関連資料デジタルアーカイブ作りワークショップ」(全3回)が開催されます。

11月25日(第1回)は「震災関連資料に触れよう!」、12月12日及び1月16日(第2回)は「現地を取材しよう!(日帰りバスツアー)」、2月7日(第3回)は「成果を報告しよう!」というテーマとなっていて、第2回については、両日いずれか、または両日とも参加可能とのことです。

岩手県立図書館では、収集する震災関連資料について、市民でも利用しやすいよう、岩手県立大学と岩手県立図書館が協働で開発した試作システムを用いて、新たなデジタルアーカイブを作ることを試みるものとのことです。

なお、本イベントは岩手県立大学・岩手県立図書館が主催し、もりおか復興支援センター(受託:一般社団法人 SAVEIWATE)が実施するものです。

【震災関連資料デジタルアーカイブ作りワークショップ】のお知らせ(東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE, 2015/11/14)

国立公文書館、「被災公文書等救援チーム」を館内に設置

国立公文書館が、甚大な自然災害の発生により、水損被害等が生じ、または生じていると考えられる地方公共団体等の保有する公文書等について、保全のために必要な支援を迅速に行うための組織として、「被災公文書等救援チーム」を、館内に設置したと発表しています。

東日本大震災や関東・東北豪雨に際しての救援活動の取組をより積極的かつ迅速に展開するための組織として、館内の関係部門担当者を横断的に組織した救援チームとのことです。

水損被害など公文書等の被災に際し、被害の規模、態様等に応じて技術的なアドバイス、必要な資機材の貸与、保全活動を行う人材に対する研修等の救援活動を行っていくとのことです。

被災公文書等の救援について(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/about/activity/kyuuen.html