アーカイブ - 2014年 - car

1月 6日

米国イリノイ北地区連邦地方裁判所、シャーロック・ホームズが米国でもパブリックドメインと判断

2013年12月23日、米国イリノイ北地区連邦地方裁判所が、1923年1月1日よりも前に発表されたコナン・ドイルの50作品の内容に含まれる「シャーロック・ホームズ」や「ワトソン」等がパブリックドメインであるとの判決を下したことが各紙で報じられています。

この訴訟は、シャーロック・ホームズの研究者で、ホームズ関連の書籍の編集者であるLeslie S. Klinger氏が、英国のコナン・ドイル財団(Conan Doyle Estate)によりライセンス料を要求され、出版を阻害されたため、1923年よりも前に発表された作品のキャラクターの特性やストーリーは自由に利用できるべきだと訴えたものとのことです。なお、1923年1月1日以降に発表された短編10作品で明らかにされたキャラクターの特性やストーリーはついては、米国内では著作権が切れていないとのことです。

the Northern District of Illinois
http://www.ilnd.uscourts.gov/
※判決文原文
http://freesherlock.files.wordpress.com/2013/12/klinger-order-on-motion-for-summary-judgment-c.pdf

大学図書館リサーチガイドのユーザビリティ調査の結果は?(文献紹介)

“EBLIP”誌(Evidence Based Library and Information Practice)の2013年の8巻4号に、イサカ大学の、Laura Cobus-Kuo氏らによる“Bringing in the Experts: Library Research Guide Usability Testing in a Computer Science Class”と題する記事が掲載されています。

この記事は、大学図書館におけるリサーチガイドのベストプラクティスを開発することを目的としたもので、コンピュータ・サイエンスの講座の学生20名を対象に調査を行ったということです。調査の結果、学生は、一般的に図書館のリサーチガイドに不慣れであったとのことです。書誌データベースへのリンクが最も重視され、それがリサーチガイドの中でわかりやすく明示されてことが求められおり、また、リサーチガイド同士に一貫性があることも重視されていることが判明したとのことです。

Evidence Based Library and Information Practice. Vol 8, No 4 (2013)
http://ejournals.library.ualberta.ca/index.php/EBLIP/article/view/20170

参考:

ソーシャルネットワーキングサイトの利用傾向:Pew Research Centerの調査結果より(米国)

2013年12月30日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、ソーシャルメディア利用に関する調査結果“Social Media Update 2013”を公表しました。この調査結果は、2013年8月7日から9月16日にかけて、18歳以上の米国在住者1,801人を対象にして行われた電話調査に基づいているとのことです。

調査結果によると、回答者の73%が現在ソーシャルネットワーキングサイトを利用しており、最も使われているプラットフォームはFacebookですが、著しい数のユーザーが他のプラットフォームに分散しつつあるとのことです。また、Facebookは様々な層のユーザーに人気があり、他のサイトには独自の主要ユーザーの特徴があるとしています。例として、Pinterestは男性ユーザーよりも女性ユーザーにより人気があること、LinkedInは大学出身者や、高所得世帯のユーザーに特に人気があること、TwitterやInstagramはより若い成人等に人気があること等が挙げられています。また、42%のユーザーが、複数のソーシャルネットワーキングサイトを利用し、1つのサイトしか利用していないと回答したユーザーの多くは、Facebookを利用していたとのことです。

神奈川県川崎市の2013年の10大ニュース、第1位を獲得したのは「川崎市立中原図書館のオープン」

2013年12月26日、神奈川県川崎市が市民からの投票をもとに決定される2013年川崎市10大ニュースの投票結果を公表しました。

第1位として、武蔵小杉駅直結の再開発ビルに『川崎市立中原図書館』や商業施設がオープンしたニュースが989票を獲得したとのことです。第2位は、3期12年にわたって川崎市長を務めた阿部市長の任期満了に伴う市長選挙で福田新川崎市長が誕生したニュースで、928票を獲得。第3位は震災の影響でつり天井が脱落した『ミューザ川崎シンフォニーホール』が待望のリニューアルオープンしたニュースで、838票を獲得したとのことです。

平成25(2013)年川崎市10大ニュースの投票結果
http://www.city.kawasaki.jp/200/page/0000053230.html

2013年にEuropeanaで最もよく検索された語の第4位に「Japan」

2013年にEuropeanaで最もよく検索された語の上位20位が発表されています。Europeanaは約2,300機関が参加し、3,000万件の資料をオンラインで提供している欧州の文化遺産ポータルで、2013年には200万回以上検索されたそうです。

1位は“Plastic Surgery(美容整形手術)”、2位は、ブルガリアの国家的英雄“Vasil Levski”、3位は“Woodcuts(木版)”、4位は“Japan”、5位は小説家“Victor Hugo”とのことです。

6位から20位までは、以下の通りです。

6. Fotos Valencia
7. Aarhus
8. Druck
9. Paris
10. 3D
11. Picasso
12. Spain
13. Monographie imprimée
14. Marco Polo
15. Madonna
16. Mona Lisa
17. Volkswagen VW
18. Petersburg
19. Joachim Camerarius
20. Mozart

2013: Top 20 Searches on Europeana(Europeana blog, 2013/12/10付けの記事)

2014年から著作がパブリック・ドメインとなった人々

「青空文庫」のサイトで、没後50年を経過し2014年1月1日から著作権切れとなった作品として、小津安二郎、佐佐木信綱、野村胡堂、山之口貘など、10人の著作が1月1日付けで公開されています。

また、パブリックドメインになった資料を紹介する、Open Knowledge Foundationのサイト“The Public Domain Review”では、没後70年を経過し2014年1月1日から著作がパブリックドメインとなった人物として、ビアトリクス・ポター(Beatrix Potter)、セルゲイ・ラフマニノフ(Sergei Rachmaninoff)、シモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil)などを紹介しています。

Class of 2014(The public domain review)
http://publicdomainreview.org/2013/12/10/class-of-2014/

「青空文庫」が普通名詞化する未来に向けて(そらもよう, 2014/1/1日付け記事)
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyouindex.html

参考;
2013年から著作がパブリック・ドメインとなった人々
Posted 2013年1月4日

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