アーカイブ - 2014年 - car

12月 24日

国際図書館連盟(IFLA)の書誌分科会、2015IFLA年次大会の発表を募集

国際図書館連盟(IFLA)の書誌分科会が、2015年8月に南アフリカのケープタウンで開催されるIFLA年次大会の発表募集を開始しています。テーマは、“National bibliographies transformed : matters relating to the legal deposit of electronic resources”で、電子情報資源の納本制度と、それが全国書誌作成機関に提起する課題を取り扱うとのことです。アブストラクトの締切は2015年2月6日です。

Bibliography Section
http://conference.ifla.org/ifla81/node/1015

Call for papers(IFLA, 2014/12/22)
http://www.ifla.org/node/9275

Calls for Papers for the Open Sessions
http://conference.ifla.org/ifla81/calls-for-papers
※オープンセッションでの発表募集については、こちらで一覧できます。

参考:
E1634 - オンライン資料の納本制度の現在(1)フランス
カレントアウェアネス-E No.272 2014.12.12

「ハイスコアガール」事件に関して、有識者が著作権と刑事手続に関する声明を発表

月刊ビッグガンガンに掲載された漫画作品「ハイスコアガール」内でのゲームのキャラクターの利用について、著作権法違反を理由とする刑事告訴が行われ、家宅捜索や出版社の担当者・役員、漫画の著作者についての書類送検が行われたようです。

この事件に関し、2014年12月22日、明治大学知的財産法政策研究所コンテンツと著作権法研究会内の賛同者をはじめとした有識者27名が、刑事手続きが進められることに反対する共同声明を発表しました。

声明では、「著作権侵害の成否が明らかではない事案について、強制捜査や公訴の提起等の刑事手続が進められることは、今後の漫画・アニメ・ゲーム・小説・映画等あらゆる表現活動に対して重大な委縮効果をもたらし、憲法の保障する表現の自由に抵触し、著作権法の目的である文化の発展を阻害することとなりかねない」と慎重な対応を訴えているとのことです。

「ハイスコアガール」事件について―著作権と刑事手続に関する声明―
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~ip/20141222seimei.pdf

「ハイスコアガール」事件、知財専門家らが刑事手続きに反対声明 「侵害が明らかではなく、表現活動に委縮も」(ITmedia, 2014/12/22)

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第345号を刊行 - 「シェアード・プリント・プログラム」がテーマ

2014年12月付で、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第345号を刊行しました。今号のテーマは「シェアード・プリント・プログラム」です。

ARL加盟館が参加している、シェアード・プリント・プログラムの種類や範囲を取り扱っており、参加の割合、ARLや他の図書館にとってプログラムを提供するメリット、プログラムに参加する図書館のそれぞれの役割などについて調査を行った結果をまとめているとのことです。

本文は有料ですが、目次とサマリーは無料で公開されています。

SPEC Kit 345: Shared Print Programs (December 2014)
http://publications.arl.org/Shared-Print-Programs-SPEC-Kit-345/

Shared Print Programs, SPEC Kit 345, Published by ARL(ARL, 2014/12/22)
http://www.arl.org/news/arl-news/3486-shared-print-programs-spec-kit-345-published-by-arl

参考:
CA1819 - 北米における冊子体資料の共同管理の動向 / 村西明日香

12月 22日

英国の自然史博物館のデータポータルのベータ版が公開

英国の自然史博物館のデータポータルのベータ版が公開されていました。ポータルでは、同館の動物学、植物学、鉱物学、古生物学、昆虫学のコレクションの標本データベース約250万件、現在の同館のコレクションの分類を種レベルで記述する約72万件の“Index Lot”など、あわせて8つのデータセットが公開されています。8つのデータセットのうち5つについては、CC0で公開されており、同館のデータを引用する際にはDOIの使用が推奨されているようです。

Natural History Museum Data Portal
http://data.nhm.ac.uk/

8 datasets found
http://data.nhm.ac.uk/dataset

Data portal(Natural History Museum)
http://www.nhm.ac.uk/research-curation/research/informatics/creating-digital-infrastructure-science/data-portal/index.html

参考:
カナダ自然博物館、コレクションのデータベース(データ71万件、デジタル化画像1万6千件)を公開
Posted 2014年3月27日

欧州宇宙機関 (ESA)、火星探査機マーズ・エクスプレスによる画像にCC BY-SAライセンスを適用へ

2014年12月18日、欧州宇宙機関 (ESA) が、火星探査機マーズ・エクスプレスによる高解像度ステレオカメラの画像等にクリエイティブ・コモンズライセンスののCC BY-SA IGO 3.0(表示-継承)を適用していくことを発表しました。18日に公開された動画“Flying over Becquerel crater”に最初にライセンスを適用し、今後、公開済みの画像等のクレジット表示を変更していくとのことです。また、Flickrで公開しているマーズ・エクスプレスの画像にも、既にCC BY-SAが適用されているとのことです。

ESA Mars Express HRSC images now available under a Creative Commons licence (ESA blog, 2014/12/18)
http://blogs.esa.int/communication/2014/12/18/esa-mars-express-high-resolution-stereo-camera-hrsc-images-now-available-under-a-creative-commons-licence/

Mars Express(ESA)

三重県立図書館、ステップアップカフェ「Cotti菜(こっちな)」オープニングイベントで出張図書館を開催

三重県立図書館では、より多くの方々に、さまざまな機会に資料を利用してもらうため、イベント等の会場で図書館の本を貸し出す出張図書館を実施しているとのことです。2014年12月24日に予定されている、レストラン・カフェ「Cotti菜(こっちな)」のオープニングイベントで、「ツムグ未来製作所」にて「カフェで出張県立図書館」を開催するとのことです。

「Cotti菜(こっちな)」は、三重県の障害者雇用を推進する新たな取組みによるカフェで、障がい者が就職に向けてステップアップできる実践的訓練の場であるとともにさまざまな人が集い交流することで「障がい者雇用に対する理解」を深める場となることを目指しているとのことです。

「Cotti菜(こっちな)」オープニングイベントで出張図書館を開催します(三重県立図書館, 2014/12/18)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2014120256

ステップアップカフェ「Cotti菜(こっちな)」が12月24日(水)にいよいよオープンします~オープニングイベント「ツムグ未来製作所」を開催!~(三重県, 2014/12/3)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2014120022.htm

米国のIreland's Great Hunger Museum、19世紀のアイルランドの大飢饉に関する新聞記事・イラスト等のデータベースを公開

2014年12月16日、米国コネチカット州のQuinnipiac Universityが、同大学の Ireland's Great Hunger Museumが19世紀のアイルランドの大飢饉に関する新聞記事、イラスト等のデータベースを公開したことを発表しました。1845年から1852年の絵入り新聞の記事を中心に、約1,500点が登録されており、今後更に追加される予定とのことです。

Ireland’s Great Hunger Museum launches digital database of Great Famine illustrations (Quinnipiac University, 2014/12/16)
http://www.quinnipiac.edu/news-and-events/museum-launches-digital-database-of-great-famine-illustrations/#sthash.kWR51eH6.dpuf

Welcome to Ireland's Great Hunger Museum Database
https://repository.quinnipiac.edu/collections/access/home.do

Ireland's Great Hunger Museum

米国議会図書館(LC)、文学作品、音楽作品等のジャンル/形式用語の試案を公表

米国議会図書館(LC)では、2007年から、当該の資料が「何であるか(what a work is)」を記述するための用語であるジャンル/形式用語(Genre/Form Terms)を検討しており、2014年12月3日に一般(general)、12月4日に文学作品、12月11日に音楽作品を対象とするジャンル/形式用語の試案を公開しています。それぞれ、来年の承認を目指して、意見が募集されています。

Library of Congress to Approve "General" Genre/Form Terms(LC, 2014/12/3)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/genre_form_general_terms.html

Library of Congress to Approve Genre/Form Terms for Literary Works(LC, 2014/12/4)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/genreliterature.html

Library of Congress to Approve Genre/Form Terms for Musical Works(LC, 2014/12/11)

英国Tate、英国の芸術家のスケッチブックや手紙等未発表の資料をデジタル化して公開

2014年12月16日、英国のTateが、英国の芸術家のスケッチブックや手紙等未発表の資料をデジタル化し、ウェブサイトを通じて公開しました。Tateは、4つの美術館と1500年から現在までの英国美術の国家的なコレクションや国際的な近代美術、現代美術のコレクションを管理する機関とのことです。

これは、英国美術の最大のアーカイブである“Tate Archive”を活用し、Tateの美術コレクションをオンラインに公開する“Archives and Access”プロジェクトの一環であり、Heritage Lottery Fundから200万ポンドの助成を受けているとのことです。

今回公開されたコレクションには、戦後の芸術家であるNigel Henderson氏の写真約3,000枚、彫刻家Barbara Hepworth氏の写真や手書きのノート、展覧会の詳細等の記録等が含まれているとのことです。

Tate launches world-wide access to unpublished archives of key British artists(TATE, 2014/12/16)

英国図書館(BL)、利用者のカメラ、携帯電話等での複写を可能に

英国図書館(BL)が、2015年1月5日から、同館でのセルフ複写について、利用者のコンパクトカメラ、タブレット、携帯電話での撮影も可能とすることを発表しています。

撮影による複写は、私的利用の範囲に限られ、商用利用は認められないとのことです。また、著作権及びプライバシー、データ保護に関する法律の範囲内で行うこと、破損の可能性のある資料等は対象から除かれるとのことです。なお、著作権のある資料については、許諾が得られていなければ、5%未満の複写が推奨されています。

2015年1月にはボストンスパの閲覧室、セントパンクラスの、Humanities、Newsroom、Science、Social Sciencesの閲覧室で実施され、フィードバックを受けて、2015年3月には、その他の閲覧室にも広げる予定とのことです。

Self-service photography in our Reading Rooms(BL, 2014/12/19)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/living-knowledge/2014/12/self-service-photography-in-our-reading-rooms.html

Self-service copying and photography

12月 19日

欧州で初、図書館による移動するファブラボ“FryskLab”(記事紹介)

2015年2月10日にイタリアのフィレンツェで開催される、OCLCの欧州、中東、アフリカの地域評議会のミーティングEMEA Regional Council Meetingに“FryskLab”が参加すると発表され、“FryskLab”の概要が紹介されています。

“FryskLab”は、欧州初の、図書館による移動するファブラボ(FabLab)で、オランダのフリースランド州の公共図書館サービス機構のプロジェクトとのことです。移動図書館に使用されていたバスをファブラボ(FabLab)とし、3Dプリンタやレーザーカッター、プログラミングのできる機器などを備えているとのことです。

MakerTour2015: FryskLab, Europe’s First Mobile Library-powered FabLab, comes to OCLC EMEARC Meeting
http://www.oclc.org/en-europe/news/announcements/2014/FryskLabcomestoEMEARC15.html

FryskLab
http://www.frysklab.nl/
※トップページに紹介動画が掲載されています。

FryskLab
https://www.fablabs.io/frysklab

文献管理ツールMendeleyが日本語引用スタイルSIST 02に対応

文献管理ツールMendeleyでは、登録した文献をWordに参考文献として出力することができます。このたび、日本語の引用スタイルSIST 02が利用できるようになったとのことです。Elsevier社の2014年12月のニュースレターで紹介されています。

Mendeley: 引用スタイル(Elsevier)
http://www.elsevier.com/jp/online-tools/mendeley/citation-style

エルゼビア・ニュースレター: 大学・政府機関向け 2014年12月号
http://www.elsevier.com/jp/newsletters/ag/201412

MENDELEY クイックレファレンスガイド(2014年9月)
http://www.elsevier.com/jp/online-tools/mendeley/users/mendeley_qrg_japanese.pdf

SIST 02「参照文献の書き方」
http://sti.jst.go.jp/sist/handbook/sist02_2007/main.htm

参考:
CA1775 - 大学図書館のサービスとしての文献管理ツール / 林 豊
カレントアウェアネス No.313 2012年9月20日

Wikimedia財団、2014年を振り返る動画“Wikipedia: #Edit2014”を公開

2014年12月17日、Wikimedia財団が、2014年にWikipediaで多く編集され、読まれた項目をまとめた動画“Wikipedia: #Edit2014”を公開しました。同財団が一年を振り返る動画を作成するのは今回が初めてで、ユーザーがアップロードしたフリー・ライセンスの画像や動画のみを使用しているとのことです。

Wikipedia’s first-ever annual video reflects contributions from people around the world (Wikimedia Blog, 2014/12/17)
https://blog.wikimedia.org/2014/12/17/wikipedias-first-ever-annual-video-reflects-contributions-from-people-around-the-world/

日本電子出版協会(JEPA)、2014年「JEPA電子出版アワード」の結果を発表

2014年12月18日に選考が行われた、日本電子出版協会(JEPA)の2014年「JEPA電子出版アワード」の結果が発表されました。JEPA電子出版アワード大賞は「たびのたね」に決定しました。その他の各賞は以下の通りです。

・デジタル・インフラ賞:dマガジン(NTTドコモ)
・スーパー・コンテンツ賞:少年ジャンプ+(集英社)
・エクセレント・サービス賞:たびのたね(JTBパブリッシング)
・チャレンジ・マインド賞:絶版マンガ図書館(Jコミ+赤松 健)
・エキサイティング・ツール賞:青空文庫POD(インプレスR&D)
・選考委員特別賞:BiB/i(松島 智)
・選考委員特別賞:近代デジタルライブラリー(国立国会図書館)

第8回 JEPA電子出版アワード 大賞は「たびのたね」
http://info.jepa.or.jp/pr/award2014

EIFL、2014年にオープンアクセスの方針を採択した22機関の機関名を紹介(記事紹介)

図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織“Electronic Information for Libraries(EIFL)”が、2014年に新たにオープンアクセス(OA)方針を採択した13か国の22機関名を紹介する記事を公開しています。EIFLは、OA方針や義務化の導入にむけたアドボカシー活動に取り組んでいます。記事では、EU加盟国のOAおよびオープンデータ政策を推進するプロジェクト“OA Policy Alignment Strategies for European Union Research(PASTEUR4OA)”が2014年12月2日、3日に開催したミーティングについても簡単に紹介されています。

22 OPEN ACCESS POLICIES ADOPTED IN 2014(EIFL)
http://www.eifl.net/news/22-open-access-policies-adopted-2014

OPEN ACCESS POLICIES(EIFL)
http://www.eifl.net/programme/open-access-programme/open-access-policies

尼崎市立地域研究史料館、絵はがきデータベースPCDを公開

2014年12月19日、尼崎市立地域研究史料館が、絵はがきデータベースPCDを公開しました。尼崎および周辺地域の絵はがきと関連史料の画像データと書誌データが提供されています。

絵はがきデータベースPCD
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/pcd/

尼崎市立地域研究史料館
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/

※館名に誤記があり訂正しました。2014年12月22日

OCLC、3種類のウェビナーの録画を公開

2014年12月18日、OCLCが開催したウェビナー(ウェブセミナー)の録画を公開しました。それぞれ、旧式のフォーマットのボーンデジタル資料の扱い、Wikipediaと図書館、研究者の名寄せをテーマにしたウェビナーとのことです。

Innovative Solutions for Dealing with Born-digital Content in Obsolete Formats webinar recording available(OCLC, 2014/12/18)
http://www.oclc.org/research/news/2014/12-18.html

Demystifying Born Digital(OCLC)
http://www.oclc.org/research/activities/borndigital.html

Wikipedia and Libraries: Increasing Your Library's Visibility webinar recording available(OCLC, 2014/12/18)
http://www.oclc.org/research/news/2014/12-18a.html

英国の文化・メディア・スポーツ省等、英国の公共図書館サービスに関する報告書を公開

2014年12月18日、英国の文化・メディア・スポーツ省(Department for Culture Media and Sport:DCMS)等による、英国の公共図書館サービスに関する報告書が公開されました。この報告書は、2014年2月に第三者機関に作成を委託されたもので、デジタルライブラリー・ネットワークや図書館のタスクフォース、電子書籍貸出等に関して、英国政府や地方自治体等に対する提言が述べられています。

Independent Library Report for England(PDF:34ページ)
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/388989/Independent_Library_Report-_18_December.pdf

Independent Library Report for England (Gov.UK, 2014/12/18)
https://www.gov.uk/government/publications/independent-library-report-for-england

龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センター、BnF所蔵の敦煌文書 「ペリオコレクション」の科学分析アーカイブ公開

2014年12月18日、龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センターが、フランス国立図書館(BnF)が所蔵している敦煌文書コレクションである「ペリオコレクション」の科学的分析データを公開しました。同センターは、2012年から2年間、BnFにおいて、高解像のデジタル顕微鏡などを用いた「非破壊」の分析手法を用いて、文書の材質調査を行ったとのことです。現在、220点の敦煌文書についての2,800点の顕微鏡画像が公開されており、データは今後も追加される予定とのことです。

フランス国立図書館所蔵の敦煌文書 「ペリオコレクション」の科学分析アーカイブ公開 ―古代中国研究の重要なデータが明らかに (龍谷大学, 2014/12/18)
http://www.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=6498

W3C、ウェブアクセシビリティ評価ツールのリストの更新版を公開

2014年12月18日、W3Cがウェブアクセシビリティの評価ツールのリストの更新版を公開しました。適切な評価ツールを選択できるよう、評価ツールの特徴等をまとめたページも公開されています。

WEB ACCESSIBILITY EVALUATION TOOL LIST: CALL FOR TOOL INFORMATION(W3C)
http://www.w3.org/blog/news/archives/4272

Web Accessibility Evaluation Tools List(W3C)
http://www.w3.org/WAI/ER/tools/

Selecting Web Accessibility Evaluation Tools(W3C)
http://www.w3.org/WAI/eval/selectingtools

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