アーカイブ - 2014年 8月 15日 - car

ハーバード大学図書館、ディスカバリーインターフェース“Hollis+”を公開

ハーバード大学図書館が、2014年8月14日に、新しいディスカバリーインターフェースとして、“Hollis+”をベータ版として公開しています。検索対象には、特別コレクションも含まれているとのことです。

また、日本語、中国語、韓国語(CJK)での検索などもサポートしているとのことです。

Search Books & Articles Together!
http://library.harvard.edu/08142014-1241/search-books-articles-together

Hollis+
http://beta.hollis.harvard.edu/primo_library/libweb/action/search.do?vid=HVD

Important changes to library systems on Thursday August 14th
http://hul.harvard.edu/ois/news/2014/html/2014-08-11_1026_frontpage.html

ハーバード大学図書館トップページ
http://library.harvard.edu/

参考;
ハーバード大学図書館、次世代OPAC"AquaBrowser"を使った新OPACを公開

図書館の自転車を使ったアウトリーチ活動、広がる(記事紹介)

図書館による自転車を使ったアウトリーチ活動について、American Libraries誌(オンライン)に2014年8月13日付けで、“Custom Library Book Bikes Roll Out Across US”と題する記事が掲載されています。同誌の2014年6月号に掲載されたものです。

この記事では、オハイオ州のCleveland Heights - University Heights Public Library (CHUHPL)、アリゾナ州のPima County Public Library (PCPL) 、ワシントン州のシアトル公共図書館(SPL)の3館の取組が紹介されています。

記事では資金についても触れられており、CHUHPLでは友の会からの寄付を受けたこと、PCPLではアリゾナ州図書館システムからの助成金を利用したことが触れられています。両館とも2,000ドル以下で実現しているそうです。またシアトル公共図書館では、組織内の助成金により書籍代3,500ドル、自転車代1,000ドルなどが賄われたことが紹介されています。

Custom Library Book Bikes Roll Out Across US(American Libraries, 2014/8/13付け)

米国議会図書館(LC)の協力で、公民権法についての教育者向けコンテンツ“The Civil Rights Act of 1964: A Long Struggle for Freedom”が公開

米国議会図書館(LC)とHISTORYの協力により、1964年公民権法についての教育者向けコンテンツ“The Civil Rights Act of 1964: A Long Struggle for Freedom”が刊行されたことが、2014年8月13日付けでLCよりアナウンスされています。

“Idea Book For Educators”シリーズの1つとして刊行されたもので、A+E Networks社の同シリーズのサイトでPDFをダウンロードすることができます(要・登録)。また、コンテンツについては、LCの教育者向けのウェブサイトでもみることができるようです。

New Teacher Resource Announced on the Civil Rights Act of 1964(LC, 2014/8/13)
http://www.loc.gov/today/pr/2014/14-142.html?loclr=rssloc

The Idea Book for Educators
http://ideabook.aetncsg.com/

Civil Rights Act Exhibition to Open in Fall 2014(LC, 2014/3/4付け)

南オーストラリア州の公共図書館で“Buy Now”オプション導入実験実施へ:印刷版、電子版とも対象に

オーストラリア図書館協会(ALIA)、オーストラリア書籍販売協会(ABA)と南オーストラリア州の公共図書館が協同で、図書館の貸出インターフェースへの“Buy Now”オプションの導入実験を行うようです。

2014年8月15日付けのALIAの発表によると、このトライアルは、電子書籍だけでなく、印刷版の書籍も対象とするものだそうです。南オーストラリア州では、現在所有している図書館カードを使い、州内の130以上の公共図書館のどの図書館でも貸出・返却を可能とする“one card”イニシアティブが実施されていますが、このことが、同州でトライアルを実施する背景となっているようです。トライアルの教訓に基づき、2015年から2016年にかけて全国に展開する意向のようです。

現時点では、オーストラリア出版協会、電子書籍ソフトウェアのプロバイダー、図書館管理システムのベンダーなどと話を進めているステータスのようです。

なお、ALIAの発表内容によると、オーストラリアの公共図書館では、電子書籍貸出サービスの導入が、2014年には97%になり、また電子書籍の所蔵は公共図書館の5~6%程度を占める状況となっているそうです。

「公共図書館がアマゾンより勝っているのはなぜか?」(記事紹介)

The Wall Street Journal誌(オンライン)に、2014年8月12日付けで、 Geoffrey A. Fowler氏による“Why the Public Library Beats Amazon?for Now”と題する記事が掲載されています。またその邦訳が、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版に掲載されています。

記事は、米国の公共図書館の電子書籍サービスについて、現状、本当に読みたい電子書籍があるという強みを持つに至っていることを指摘しています。その上で、インターネットにより多くの書店が閉店し、事実上、図書館が本を見つけるためのショールームとなっている状況の中、出版社が、図書館を収入源の一つとして見ているだけでなく、マーケティングの媒体としても見るようになってきている、としています。

また、筆者は、スクリーン上で本を読むようになってから長らく図書館カードを使用していなかったものの、図書館の電子書籍コレクションを確認して、若い時に感じた図書館カードの力を、再び感じることができたそうです。

Why the Public Library Beats Amazon?for Now(WSJ, 2014/8/12付け)

アルゼンチン国立図書館、新電子図書館"Trapalanda"を公開

2014年8月13日、アルゼンチン国立図書館の電子図書館"Trapalanda"が公開されました。デジタル化された図書や雑誌、逐次刊行物、写本、地図やオーディオアーカイブ等、およそ6000点が提供されており、2014年末には1万点にまで拡大される予定とのことです。

なお、Trapalandaとは、16世紀以降のスペインによる植民地化の過程の中で登場した、アルゼンチンあるいはチリにあるとされた空想上の都市を意味するものです。アルゼンチン国立図書館は、同館にとってこの名称が「全所蔵資料へのデジタルアクセスを開くユートピアの名」だと説明しています。

Trapalanda
http://trapalanda.bn.gov.ar/jspui/handle/123456789/1

Parodi y Gonzalez lanzaron la Biblioteca Digital Trapalanda (Somos Cultura, 2014/8/14)
http://www.cultura.gob.ar/noticias/parodi-y-gonzalez-lanzaron-la-biblioteca-digital-trapalanda/

JAPAN/MARCをBIBFRAMEで表現するサービス“MARC-Bibframe変換”が公開

2014年8月5日、JAPAN/MARCをBIBFRAMEに変換して書誌情報を表現するサービス“MARC-Bibframe変換”が公開されました。鈴木敬二氏が作成したものです。米国議会図書館(LC)が公開している、MARC to BIBFRAME Comparison Serviceと同等なサービスをJPMARCに対して行うものとのことです。BIBFRAMEによる書誌情報の表現がどのようなものか、具体的な例を基に見られるようにすることを目的としたサービスとのことです。

ISBN、全国書誌番号、NDLの書誌IDのいずれかを入力して変換すると、MARC形式、およびBIBFRAMEの指定したシリアル形式(RDF/XML、Turtle、N-Triples、N-Quads、JSON、JSON-LD)で表現され、それぞれの比較ができるようになっています。

MARCデータは国立国会図書館蔵書検索・申込システム(NDL-OPAC)からダウンロードして利用し、また、ISBNおよび全国書誌番号からNDL-OPACの書誌情報URLを取得するために、NDL Search SRU APIを利用しているとのことです。このサービスが使用しているRubyによる変換ライブラリは、GitHubで公開しているとのことです。

MARC-Bibframe変換

フランス国立図書館(BnF)の"data.bnf.fr"に新規コンテンツが追加

フランス国立図書館(BnF)は、蔵書目録とデジタル資料を統合的にLinked Open Dataとして提供する"data.bnf.fr"を2011年から提供しています。2014年7月からdata.bnf.frで以下の新規コンテンツやリンクが利用できるようになったとのことです。

・40万件の著者情報とその著者の関連文書
・16万7千件の雑誌情報
・納本制度に基づきBnFが収集したウェブサイト
・BnFの所蔵する貴重書のデータベース"Bibliographie des éditions parisiennes du XVIe siècle"へのリンク
・情報源と参照情報の追加
・JSON形式でのデータのエクスポート

About data.bnf.fr(data.bnf.fr)
http://data.bnf.fr/about

BP16 Bibliographie des éditions parisiennes du 16e siècie(BnF)
http://bp16.bnf.fr/

関連:
THE BNF TRANSFORMS THE VISIBILITY OF ITS RESOURCES WITH LINKED OPEN DATA

米国国立医学図書館、エボラ出血熱の治療に当たる医療専門家支援のため、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供

2014年8月14日、米国国立医学図書館(NLM)が、西アフリカでエボラ出血熱の治療に当たる医療専門家を支援するために、生物医学関係資料のフルテキストを期間限定で無料提供する“Emergency Access Initiative”(EAI)の実施を発表しました。EAIはNLMとと医学図書館全米ネットワーク(National Network of Libraries of Medicine)、米国出版社協会(AAP)のProfessional/Scholarly Publishing Division等が合意している緊急支援イニシアティブです。無料提供の機関は、2014年8月12日から9月11日までとのことです。

NLM Launches Emergency Access Initiative, Granting Free Access to Books and Journals for Healthcare Professionals Fighting Ebola Outbreak(NIH, 2014/8/14)
http://www.nlm.nih.gov/news/ebola_emergency_access.html

Emergency Access Initiative(NIH)