2014年6月15日、ザールラント大学のUlrich Herb氏がオープンアクセス(OA)雑誌におけるAPC(論文出版加工料)の導入状況を国別に比較したデータを公開しました。このデータはDirectory of Open Access Journals(DOAJ)を用いて、DOAJに収録されているOA雑誌数の多い出版元国上位10位について、その国で出版されているOA雑誌の数や、そのうちAPCを課している雑誌の数と割合をまとめたものです。
参加するのは、英国芸術・人文科学研究会議(Arts and Humanities Research Council:AHRC)、バイオテクノロジー・生物学研究会議(Biotechnology and Biological Sciences Research Council:BBSRC)、工学物理学研究会議(Engineering & Physical Sciences Research Council:EPSRC)、経済社会研究会議(Economic and Social Research Council:ESRC), 自然環境研究会議(Natural Environment Research Council)、科学技術施設会議(Science & Technology Facilities Council)、医療研究会議(Medical Research Council)の7つです。
Oxford University Pressが『オクスフォード英語辞典』(OED)オンライン版の2014年6月の更新で、第一次世界大戦開戦から100年を機に、第一次世界大戦に関する一部の語彙の改定を行ったことを発表しました。第一次世界大戦を特徴づける100語として選ばれた単語を表示する画像つきの年表も公開されています。
米国デジタル公共図書館(DPLA)初代事務局長であるDan Cohen氏が、2014年6月3日に“The Digital Public Library of America: Past, Present, and Future”と題して行った講演の録画が公開されています。Minnesota Digital Libraryの第12回年次会合で行われたもので、1周年を迎えたDPLAの状況、今後の取り組みなどが語られているようです。
カリフォルニア大学バークレー校のSamuelson Law Technology & Public Policy Clinicが、著作権法(1976年法)前の1923年1月1日から1977年12月31日の間に米国で創作された作品について著作権の状態を判別するためのハンドブック“Is it in the Public Domain?”を公表していました。同資料には、チャート図も含まれています。
The Samuelson Clinic releases "Is it in the Public Domain?" handbook(BarkeleyLaw University of California, 2014/5/27) http://www.law.berkeley.edu/17178.htm
GISデータを手掛ける米国のesri社が、1930年から今回までの FIFAワールドカップの結果が閲覧できるWorld Cup History Mapや、2014年大会の参加チームの情報や試合結果がわかるWorld Cup Dashboard等、FIFAワールドカップにに関わるデータを掲載した様々な地図を公開しています。