アーカイブ - 2014年 6月 - car

6月 24日

米国議会図書館(LC)、アナログ、デジタル両方の資料について、長期保存のための推奨フォーマット仕様を公開

2014年6月23日、米国議会図書館(LC)が、図書館のコレクションについて、長期保存のための推奨フォーマット仕様を公開しました。

文字資料や楽譜、静止画像資料、録音資料、動画資料、ソフトウェアや電子ゲーム・教材、データベースの6つの資料群ごとに、望ましい仕様をまとめているとのことです。資料収集の際の内部的な指針を提供すること、また、著作者や図書館関係者に長期保存のベストプラクティスを提示することを目的としているとのことです。

著作物のフォーマットの変化に対応するため、毎年見直しが予定されており、小さな改訂は随時行われるとのことです。

Recommended Format Specifications(LC)
http://www.loc.gov/preservation/resources/rfs/

Library of Congress Recommended Format Specifications 2014-2015
http://www.loc.gov/preservation/resources/rfs/TOC.html

Library of Congress Identifies Recommended Formats for Long-Term Preservation(LC, 2014/6/23付)

6月 23日

MOOCに教員と図書館員向けに著作権のコース(米国)

2014年7月21日から8月18日まで、デューク大学、エモリー大学、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の教員による、教員と図書館員のための米国著作権法のコースがMOOCで提供されます。

コースは、米国著作権の考え方の枠組み、著者と権利、教員と図書館員のための例外規定、フェアユースの理解と利用の4つのユニットで構成されるとのことです。

週に2-3時間程のコースで、修了した利用者には、講師から認定証が与えられるとのことです。コースは、Courseraから提供されるとのことです。

Copyright for Educators & Librarians(coursera)
https://www.coursera.org/course/cfel

Copyright MOOC To Be Offered by Duke, Emory, and UNC Chapel Hill(ARL, 2014/6/20付)
http://www.arl.org/news/community-updates/3298-copyright-mooc-to-be-offered-by-duke-emory-and-unc-chapel-hill

参考:
CA1811 - 動向レビュー:MOOCの現状と図書館の役割 / 重田勝介

国際図書館連盟とBrill社、2014年の“オープンアクセス賞”を発表

2014年6月23日、国際図書館連盟(IFLA)とBrill社は、学術出版物の継続的なオープンアクセス出版を支援するKnowledge Unlatchedが、2014年のオープンアクセス賞(IFLA/Brill Open Access award)に選ばれたことを発表しました。同賞は、IFLAとBrill社により2013年に創設された、人文学及び社会科学分野の学術論文のオープンアクセスを促進するイニシアチブを表彰する賞とのことです。

IFLA/Brill Open Access Award 2014 goes to Knowledge Unlatched (IFLA, 2014/6/23)
http://www.ifla.org/node/8701

Knowledge Unlatched
http://www.knowledgeunlatched.org/

参考:
Knowledge Unlatched、オープンアクセスの試行についての概要報告を公開
Posted 2014年5月26日
http://current.ndl.go.jp/node/26214

国際図書館連盟、2014年の“オープンアクセス賞”募集開始
Posted 2014年1月29日
http://current.ndl.go.jp/node/25362

「ホライズン・リポート」の2014年K-12版が刊行される

米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)とConsortium for School Networking (CoSN) による「ホライズン・レポート」(“Horizon Report”)の2014年K-12版が公開されていました。今後5年程度の期間に世界のK-12の教育に影響を及ぼすと考えられる新しいテクノロジー、トレンドや課題がまとめられています。

テクノロジーについては、主流となるまでの期間別に、以下のものがあげられています。

1年以内:BYOD、クラウドコンピューティング
2年から3年:ゲームおよびゲーミフィケーション、学習分析
4年から5年:ウェアラブル技術、モノのインターネット

NMC and CoSN Release the NMC Horizon Report > 2014 K-12 Edition (2014/6/12付け)
http://www.nmc.org/news/and-cosn-release-horizon-report-2014-k-12-edition

NMC Horizon Report > 2014 K-12 Edition
http://cdn.nmc.org/media/2014-nmc-horizon-report-k12-EN.pdf

参考:

IFLA Journal、2014年6月号を刊行:フランスの図書館の概要紹介記事を掲載

国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の40巻2号(2014年6月)が公開されました。2014年8月に世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会が開催されるフランスの図書館について、その概要を紹介する記事が掲載されています。

Volume 40 Number 2 June 2014
http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-40-2_2014.pdf

IFLA Journal
http://www.ifla.org/publications/ifla-journal

国立国会図書館、ホームページアンケートを実施中(2014年6月23日~9月26日)

国立国会図書館では、ホームページと、ホームページから利用できる以下のコンテンツについてのアンケートを実施しています。

実施期間は、2014年6月23日から9月26日までです。

国立国会図書館ホームページ
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete/index.html
https://enq3.csview.jp/question/ndlhyoka/H26HPEnquete/H26HPEnquete.cgi

全国書誌データ提供
https://enq3.csview.jp/question/ndlhyoka/jnb/jnb.cgi

Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)
https://enq3.csview.jp/question/ndlhyoka/NDLA/NDLA.cgi

図書館員向け研修
https://enq3.csview.jp/question/ndlhyoka/training/training.cgi

カレントアウェアネス・ポータル
https://enq3.csview.jp/question/ndlhyoka/CAPortal/CAPortal.cgi

レファレンス協同データベース

コロラドスプリングスの新図書館“Library 21c”が開館

2014年6月21日に、米国コロラド州コロラドスプリングスのPikes Peak Library District(PPLD)の新図書館“Library 21c”が開館しました。開館の模様をニュースや写真で確認することができます。

なお、メイカースペースについては、ミシンなどのあるMakeと、3DプリンタなどのあるMakeIIの二つがあるそうです。

21st Century Library's Grand Opening(KKTV, 2014/6/22付け)
http://www.kktv.com/home/headlines/New-Facility-for-Pikes-Peak-Library-District-264124431.html

Library 21c Grand Opening - #21cGOday
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.706395392754213.1073741834.510148249045596&type=1

21st Centruy Library
http://ppld.org/21stCenturyLibrary

メイカースペースの情報
http://ppld.org/c3/makerspace

参考:

米国議会図書館(LC)がPinterestに公式アカウントを開設

2014年6月20日、米国議会図書館(LC)がPinterestに公式アカウントを開設したことを発表しました。LCのThomas Jefferson Buildingの画像や2001年から毎年開催されている全米ブックフェスティバル(National Book Festival)のポスター等がボードでまとめられています。新しいボードやコンテンツは定期的に追加されていくとのことです。

Library of Congress Launches Pinterest Account (LC, 2014/6/20)
http://www.loc.gov/today/pr/2014/14-108.html

Library of Congress(Pinterest)
http://www.pinterest.com/LibraryCongress/

学校図書館法の一部を改正する法律案が可決・成立

第186回通常国会において、学校図書館法の一部を改正する法律案が、2014年6月20日に、参議院本会議にて全会一致(投票総数239票)で可決されました。

法案要旨によると、この改正法は、専ら学校図書館の職務に従事する職員を学校司書として位置付け、これを学校に置くよう努めること等について定めようとするものです。学校には司書教諭のほか、学校司書を置くよう努めること、学校司書の資質の向上を図るため、研修の実施その他の必要な措置を講ずるよう努めることとされています。2015年4月1日から施行され、国は、施行の状況等を勘案し、学校司書としての資格の在り方、その養成の在り方等について検討を行い、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとするとされています。

学校図書館法の一部を改正する法律案(衆第33号)(衆議院提出)要旨
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/186/pdf/55186330.pdf

提出時の法案
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/186/pdf/t051860331860.pdf

学校図書館法の一部を改正する法律案の議案情報

6月 20日

ユニコードコンソーシアム、Unicode7.0をリリース

2014年6月16日、ユニコードコンソーシアムが、Unicode StandardのVersion7.0.0を公開しました。

Version7では、2,834点の新たな記号が追加され、約250点の「emoji」も含まれるとのことです。

Announcing The Unicode Standard, Version 7.0(Unicode, 2014/6/16付)
http://unicode-inc.blogspot.jp/2014/06/announcing-unicode-standard-version-70.html

Unicode 7.0.0
http://www.unicode.org/versions/Unicode7.0.0/

国際符号化文字集合(USC)(JIS X 0221)が改訂

2014年6月20日、国際符号化文字集合(USC)(JIS X 0221)が改訂されました。JIS X 0221は、ISO/IEC 10646:2012(Unicode 6.1相当)に対応しています。

主な改正点は、
1.国内携帯電話で利用される絵文字の互換機能の追加
2.漢字の異体字を扱うためのIVSの追加
とのことです。

JIS検索(JISC)
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html
JIS規格番号から検索してください。

平成26年6月20日公示JISリスト(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2014/06/20140620001/20140620001-1.pdf

日本工業規格(JIS規格)を制定・改正しました(平成26年6月分)(経済産業省, 2014/6/20付)
http://www.meti.go.jp/press/2014/06/20140620001/20140620001.html

ISO/IEC 10646:2012
Information technology -- Universal Coded Character Set (UCS)(ISO)

ITHAKA S+R、米国の大学等によるデジタル人文学への支援に関するレポートを公開

2014年6月18日、Ithaka S+Rが、“Sustaining the Digital Humanities: Host Institution Support beyond the Start-Up Phase”と題するレポートを公開しました。米国の大学等の125人以上の関係者にインタビューを行い、大学等がデジタル人文学を支援するために採用している様々なモデルを調査したとのことです。レポートでは、コロンビア大学、ブラウン大学、インディアナ大学ブルーミントン校、ウィスコンシン大学マディソン校における、デジタル人文学をサポートする3つの異なるアプローチとして、サービス、研究施設、ネットワークのモデルが示されています。

また、デジタル人文学をサポートする方策の作成の助けとなるツールキットとして“Sustainability Implementation Toolkit”も公開されています。

New Report—Sustaining the Digital Humanities: Host Institution Support beyond the Start-Up Phase(ITHAKA S+R,2014/6/18)

米国議会図書館、立法情報提供システムCongress.govに新機能追加

2014年6月19日、LCが立法情報提供システム“Congress.gov”に新機能を追加し、下記が可能になったと発表しています。

・ユーザアカウントの作成による検索履歴の保存
・連邦議会会議録の発言者による検索
・大統領指名候補の検索による指名や投票行動等の調査

Congress.gov Adds New Features(LC, 2014/6/19付)
http://www.loc.gov/today/pr/2014/14-109.html

Congress.gov
https://beta.congress.gov/

参考:
米国議会図書館の立法情報提供システムTHOMAS、新システムCongress.govに切り替えへ
Posted 2013年11月11日
http://current.ndl.go.jp/node/24808

W3Cのワーキンググループ、“Linked Data Platform1.0”を勧告候補に

2014年6月19日、“Linked Data Platform 1.0”がW3Cの勧告候補(Candidate Recommendation)になりました。Linked Data Platform (LDP)ワーキンググループが仕様の策定を行ったもので、実装によるフィードバックを集める段階にあります。2014年7月17日までコメントが求められています。

“Linked Data Platform 1.0”は、Linked Dataを読み書きするアーキテクチャのベストプラクティスやアプローチについてまとめたものとのことです。

W3C INVITES IMPLEMENTATIONS OF LINKED DATA PLATFORM 1.0(W3C, 2014/6/19付)
http://www.w3.org/blog/news/archives/3920

Linked Data Platform 1.0
http://www.w3.org/TR/2014/CR-ldp-20140619/

参考:
E1240 - 図書館によるLinked Dataの活用へ向けたW3Cのグループの提言
カレントアウェアネス-E No.205 2011.11.25
http://current.ndl.go.jp/e1240

【イベント】専門図書館協議会2014年度全国研究集会 『専門図書館の未来~生まれ変わる専図協からのメッセージ~』(7/8~9・東京)

専門図書館協議会の2014年度全国研究集会が、2014年7月8日及び9日、総合テーマ を「専門図書館の未来~生まれ変わる専図協からのメッセージ~」として開催されます。会場は、機械振興協会です。

開催主旨では、2014年4月に、「専門図書館協議会は全国一元化され、力強い第一歩を踏み出」したことが言及されており、今回の集会では、「専門図書館を取り巻く環境の変化に何をなすべきか。専門図書館の未来をどのように描いていくのか。そのために、専門図書館はどのように変わっていくべきなのか。」の問いかけを出発点に、専門図書館の未来について考えていく、と案内されています。

メールマガジン・SENTOKYO(平成26年6月22日発行) 全国研究集会特集号(2014/6/22付け配信)
http://www.jsla.or.jp/members_page/mail_magazine/backnum/h260622/

国際子ども図書館、電子展示会「中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典」の提供を開始

国立国会図書館国際子ども図書館が、電子展示会「中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典」の提供を開始しました。この電子展示会では、国際子ども図書館所蔵の児童書を含む国立国会図書館の蔵書の魅力を、幕末・明治の日本の歴史を題材に、事典形式で紹介しています。

電子展示会「中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典」の提供を開始しました(国際子ども図書館、2014/6/20付け)
http://www.kodomo.go.jp/news/2014-06.html

中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典
http://www.kodomo.go.jp/yareki/index.html

図書館流通センター(TRC)、保育サービスに新規参入へ

株式会社図書館流通センター(TRC)が、2014年6月19日、総合保育サービス企業の株式会社明日香の株式を取得し、保育サービスに参入することをを発表しています。

発表中、「株式取得の目的」では、「自治体から要望が高い図書館の附帯サービスのひとつに保育事業が挙げられ」ることが言及されています。また、「今後の展開」では、指定管理者制度に基づいた図書館運営を拡大する中で、図書館運営と共に保育サービスを展開していくことを目指すとしています。

保育サービスに新規参入(TRC)
http://www.trc.co.jp/information/140620_hoiku.html
※2014年6月19日にお知らせに掲載。

“Final WSIS Targets Review”が公表:図書館等のICTへのパブリックアクセスやデジタル化も確認

2014年6月10日から13日にかけてスイスのジュネーブで開催されていたWSIS+10ハイレベルイベント(HLE)において示された、“Final WSIS Targets Review: Achievements, Challenges and the Way Forward”が、国際電気通信連合(International Telecommunication Union;ITU)のウェブサイトに掲載されています。世界情報社会サミットのターゲットについて、実績の評価を提示したものとのことです。

このうち、“Target 4: Connect all public libraries, museums, post offices and national archives with ICT”のエグゼクティブ・サマリーでは、インターネットアクセスは進展するものの、ICTへのパブリックアクセスの必要性が継続するとされ、特に貧困地域や発展途上国において、公共図書館や郵便局の役割が確認されています。また、図書館、博物館、文書館のデジタル化についても確認されています。なお、これについては、国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトでも紹介されています。

Boopsie社がProQuest社と連携:Boopsie社の図書館アプリからeLibraryコンテンツが利用可能に:シアトル公共図書館もテスト段階

2014年6月18日、Boopsie社がProQuest社と連携し、同社の提供するモバイル端末用の図書館アプリからProQuestのeLibraryのコンテンツが利用可能になることがアナウンスされています。既に Ela Area Public Libraryの図書館アプリで利用可能になっているとのことで、デモが見れるようになっています。またシアトル公共図書館、Multnomah County Libraryの図書館アプリでもテスト段階にあるとのことです。

ProQuest & Boopsie Provide Libraries with Easy Access to eLibrary® Resources(Boopsie, 2014/6/18付け)
http://www.boopsie.com/proquest-elibrary-mobile-access-platform-for-libraries/

ProQuest eLibrary: Reference Tool Integration in Your Mobile App – 6/11/2014

6月 19日

100年にわたる“Future Library”プロジェクト始動

2014年6月12日、ノルウェーの首都オスロで、スコットランドのアーティストであるKatie Paterson氏らによる100年にわたるアート・プロジェクト“ Future Library - Framtidsbiblioteket”が発表されました。オスロ郊外の森に1000本の木を植林し、100年後、成長した木によって100人の執筆者の作品を出版するプロジェクトとのことです。執筆者は2014年から2114年の間に毎年1名選ばれ、完成した作品は、2018年に開館予定の新しいオスロ公共図書館(Deichmanske bibliotek)の特別室で、未公開のまま2114年の出版まで保存されるとのことです。最初の執筆者は2014年9月に発表される予定です。

Future Library
http://futurelibrary.no/

プレスリリース
http://futurelibrary.no/Future_Library_Press_Release.pdf

Future Library launch event(slowspace, 2014/6/11)
http://slowspace.no/2014/06/future-library-launch-event/

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