図書館におけるファーストセール・ドクトリンの重要性を説明し、また、国外で合法に印刷された図書にファーストセールドクトリンが適用されるかどうかを争点としたKirtsaeng v. John Wiley & Sons裁判に触れながら、ファーストセールドクトリンを制限するような動きに対して、懸念を表明しているようです。電子書籍については、図書館が無料でコンテンツにアクセスできるようなビジネスモデルの発展について、議会は引き続き注視すべきことなどを主張しているようです。
NYPL Represents Libraries at House Judiciary Subcommittee Copyright Hearing
ニュージーランド国立博物館(Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa)が、30,000点以上の高精細画像を無料でダウンロード可能としたことを発表しています。14,000点以上の画像が、クリエイティブコモンズの表示-非営利-改変禁止(CC BY-NC-ND)のライセンスで利用可能であり、また17,000点ほどの画像は、“no known copyright restrictions”とのことで、自由に利用してよいものとのことです。同館のCollections Onlineで検索、利用できるようになっています。
公式ブログの記事では、類似のイニシアティブとして、米国のMetropolitan Museum of Art、National Gallery of Art、Brooklyn Museum、Los Angeles County of Art、Yale University、欧州のRijksmuseum、British Library、British Museum、Victoria & Albert Museum、そしてニュージーランド国立図書館の利用・再利用に関する方針が列挙されています。
African Library and Information Associations and Institutions(
AfLIA; アフリカ図書館協会連盟)が、ウェブサイトを公開しました。AfLIAは、2013年7月に開催された“African Library Summit 2013”において設立の支持を得え、正式に設立されていたようです。ウェブサイトでは、組織概要、理事会メンバー、2013‐16年の戦略計画などの情報が掲載されています。