アーカイブ - 2014年 6月 2日 - car

伊藤忠商事株式会社とセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンがインドで移動式図書館事業を開始

2014年6月2日、伊藤忠商事株式会社と子ども支援専門の国際組織である公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)が、新興国が直面する格差の課題解決に取り組むべく、インド マハラシュトラ州ムンバイ市M-East区においてSCJのインドにおけるパートナー団体であるセーブ・ザ・チルドレン・インドの協力を得ながら、ストリートチルドレンや児童労働に従事する子どもたちを対象に移動式図書館事業を開始すると発表しました。

この事業では、移動式図書館として運行するバスにラッピングを施し、内装をできるだけ学校の学習環境と近い形にするために、椅子、黒板、そして本棚を設置し、2名の教育ファシリテーターとカウンセラーを配置するとのことです。音声や動画などの教材も駆使して楽しく参加できる学習の機会を提供することで、子どもたちが学校へ通うための橋渡しになることを目的としているとのことです。ムンバイ市M-East区の学校に通っていない子どもたち約1,000人を対象に2年で2千万円を投じて支援を開始するとのことです。

インドで移動式図書館事業を開始(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン, 2014/6/2付)
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/press.php?d=1533

英国国立公文書館、クラウドのストレージとデジタル保存についてのガイドを公開

2014年4月付で、英国公文書館が、クラウドのストレージとデジタル保存に関するガイダンス“Guidance on Cloud Storage and Digital Preservation”を公開していました。

英国の公的なアーカイブのニーズに、クラウドのストレージがどのように応えることができるのかについて検討するもので、導入、要件やサービスを検討するための段階的なガイド、将来像、グッドプラクティス、英国のアーカイブズの事例、情報源、主要な法的課題の7つのセクションで構成されているとのことです。

Guidance on cloud storage and digital preservation (TNA, 2014/4)
http://www.nationalarchives.gov.uk/documents/archives/cloud-storage-guidance.pdf

Preserving digital collections(TNA)
http://www.nationalarchives.gov.uk/archives-sector/digital-collections.htm

参考:
E1354 - 電子情報保存に関する国際会議(iPRES2012とIIPC)<報告>

英国物理学会出版局(IOP Publishing)、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)等と協力し、ハイブリッドOAの論文出版加工料(APC)を相殺する試行プロジェクトを開始

2014年5月27日、英国物理学会出版局(IOP Publishing)は、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)および英国の主要大学で構成されるRussell Groupと協力して、2014年にIOPに支払われたハイブリッドOAの論文出版加工料(APC)を、翌年の2015年の購読料から差し引くという相殺モデルの試行プロジェクトを行うと発表しています。3年間のプロジェクトとのことです。

IOP Publishing and UK university libraries collaborate on open access offsetting pilot(IOP Publishing, 2014/5/27付)
http://ioppublishing.org/newsDetails/IOP-Publishing-and-UK-university-libraries-collaborate-on-open-access-offsetting-pilot

IOP Publishing launches open access deal(IOP, 2014/5/27付)
http://www.iop.org/news/14/may/page_63308.html

米国サウスカロライナ州立図書館、デジタル化に必要な備品等を貸し出す“Digitization in a Box Project”を開始

米国のサウスカロライナ州立図書館が、資料のデジタル化に必要なスキャナー、ラップトップパソコン、ソフトウェアの2か月間の貸出や、州立図書館のスタッフによる実践トレーニングを州内の公共図書館に提供する“Digitization in a Box Project”を開始しました。デジタル化されたコレクションはSouth Carolina Digital Libraryがホストになり米国デジタル公共図書館(DPLA)で検索可能になる予定とのことです。

New Digitization Program for Libraries Announced (South Carolina State Library, 2014/5/28)
http://www.statelibrary.sc.gov/new-digitization-program-for-libraries-announced

立命館大学アート・リサーチセンター、文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定:日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点

立命館大学アート・リサーチセンターが、文部科学省の「共同利用・共同研究拠点」の制度において、日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点として認定を受けたとアナウンスしています。今後の具体的な取り組みとしては、「アート・リサーチセンターが有する日本文化資源の膨大なデータベースの利用を国内外の共同研究者に開放するとともに、これまでに蓄積してきたデジタル・アーカイブ技術やデータベース管理技術を研究プロジェクト活動の基盤として提供し、情報アーカイブ・知識循環型共同研究を推進」することなどが挙げられています。

アート・リサーチセンターが、文部科学省「共同利用・共同研究拠点」として認定を受ける(立命館大学、2014/6/2付け)
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/12819/year/2014/publish/1

文部科学省「共同利用・共同研究拠点」として認定を受けました(立命館大学日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点、2014/6/2付け)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/2014/06/post-105.html

文部科学省 共同利用・共同研究拠点
http://www.mext.go.jp/a_menu/kyoten/

英国ブリティッシュ・カウンシル、ショートドキュメンタリーフィルムを使って新たな作品を作るフィルム製作コンペティションを開催

英国ブリティッシュ・カウンシルでは、1940年代等のショートドキュメンタリーフィルムをデジタル化しオンラインに公開していますが、これを使ったコンペティッションを開催するとのことです。

British Council Film Collectionで公開されているフィルムを創作活動のソースとするもので、新たなサウンドトラックや音声を追加したり、新しい画像を追加したりといった形で新しい作品を制作して、その出来を競うもののようです。参加区分としては、学校と一般の別があり、締め切りは2014年7月18日とのことです。

なお、今回25点のフィルムを同コレクションに追加し、完成させたとのアナウンスも掲載されています。

VIEW FROM HERE - A British Council Film Collection Competition
http://film.britishcouncil.org/our-projects/2014/view-from-here

A British Council Film Collection Competition
http://film.britishcouncil.org/british-council-film-collection/view-from-here-competition

エルゼビア社、自著論文への無料アクセスを提供する「Share Link」開始へ

エルゼビア社が、著者にPDF形式の「e-offprint」(電子版別刷り)を提供するサービスにかわり、ScienceDirect上のフルテキストにアクセスできる個別のリンクを配布する「Share Link」を開始するとのことです。

リンクは、E-mail、TwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークで共有することができ、論文出版後50日間は、無料で、登録なしに、論文のフルテキストにアクセスすることが可能とのことです。既に2013年12月に試行しており、2014年半ばに正式に開始するとされています。

Share Link offers temporary free access to new articles
http://www.elsevier.com/journal-authors/authors-update/issue-10/share-link-offers-temporary-free-access-to-new-articles

Twiiter(エルゼビア・ジャパン株式会社)
https://twitter.com/elsevierjp/status/472213272859799552

エルゼビア・ニュースレター: 大学・政府機関向け(2014年5月号)