アーカイブ - 2014年 3月 - car

3月 31日

図書館問題研究会、「公共図書館における専門的業務に従事する非正規職員の任用止めの廃止を求める声明」を公開

図書館問題研究会は、「公共図書館における専門的業務に従事する非正規職員の任用止めの廃止を求める声明」を全国委員会で2014年3月12日付で決定し、2014年3月30日に、同研究会のサイトに掲載しました。
図書館問題研究会は、公共図書館を設置する自治体等に向けて、図書館における非正規職員の任用止めの廃止を求めていくとのことです。

公共図書館における専門的業務に従事する非正規職員の任用止めの廃止を求める声明(図書館問題研究会, 2014/3/12付)
http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/statement/公共図書館における専門的業務に従事する非正規/

ジャパンリンクセンター(JaLC)がDataCiteの会員に

2014年3月31日、ジャパンリンクセンター(Japan Link Center: JaLC)を含む4機関が、新たに、研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアムであるDataCiteの会員となったとのことです。

今回参加したのは、それぞれの国や地域でDOI登録の活動を行っている機関で、JaLCのほか、エストニアのUniversity of Tartu (UT) 、the South African Environmental Observation Network (SAEON)、 European Organisation for Nuclear Research (CERN) の4つです。

これにより、DataCiteは、15か国の計22の会員と8の連携機関から構成されることとなりました。

DataCite General Assembly welcomes 4 new full member(DataCite, 2014/3/31付)
http://www.datacite.org/node/116

Japan Link Center
http://japanlinkcenter.org/jalc/

Members(DataCite)
http://www.datacite.org/members

レゴブロックでつくられたボストン公共図書館の大型レプリカが公開

2014年3月28日、ボストン公共図書館で、レゴブロックでつくられた同館の大型レプリカが公開されました。このレプリカは、5月にボストンでオープン予定のレゴ社のテーマパークに、ボストンを象徴する建物として飾られるために作成されたものです。4月5日まで同館内で展示された後、テーマパークへと移送される予定とのことです。

Lego Version of BPL Visits Central Library in Copley Square (BPL, 2014/3/28)
http://www.bpl.org/press/2014/03/28/lego-version-of-bpl-visits-central-library-in-copley-square/

Legoland Discovery Center Unveils Replica of Boston Public Library (Boston Magazine, 2014/3/28)
http://www.bostonmagazine.com/arts-entertainment/blog/2014/03/28/lego-replica-bpl-boston-public-library/

ニューヨーク公共図書館、2万点以上の地図資料データをCC0で公開

2014年3月28日、ニューヨーク公共図書館(NYPL)が2万点以上の地図資料をCC0(パブリックドメイン)で公開したことを同館のブログで発表しました。地図のダウンロードには、NYPLの地図サイトであるNYPL Map Warperでの無料アカウントの作成が必要とのことです。

Open Access Maps at NYPL(NYPL blogs, 2014/3/28)
http://www.nypl.org/blog/2014/03/28/open-access-maps

NYPL Digital Collections BETA, MAP Division
http://digitalcollections.nypl.org/search/index?filters%5BphysicalLocation_mtxt_s%5D%5B%5D=Map+Division&keywords=&sort=dateDigitized_dt+desc

NYPL Map Warper
http://maps.nypl.org/warper/

ニューヨーク公共図書館、地図データ2万点をオープンアクセス化(IRORIO, 2014/3/31 )
http://irorio.jp/yukikomatsuoka/20140331/124306/

参考:

千葉市図書館、郷土資料をデジタル化した「千葉市デジタルアーカイブ」の貸出を開始

千葉市立図書館では、経年劣化に伴う資料の喪失を防ぐため、郷土資料のデジタル化を行い、2014年3月25日から、映像資料(DVD)の貸出、写真資料の図書館HPでの公開を開始したとのことです。

映像資料は、中央図書館が所蔵しており、館内で視聴できるほか、DVDの貸出も行っているとのことです。写真資料は、年代別にまとめ、それぞれに解説と参考資料を付けてHPに掲載しています。

「千葉市デジタルアーカイブ」の貸出・公開を開始しました。(千葉市立図書館, 2014/3/25付)
http://www.library.city.chiba.jp/news/news569.html

なつかしのフォトギャラリー
http://www.library.city.chiba.jp/photo/pages/S30.html

NII、JAIROをjunii2バージョン3対応

2014年3月28日、国立情報学研究所(NII)は、JAIROをjunii2 バージョン3に合わせ改修したと発表しました。今回の対応で、junii2バージョン3改訂における追加項目(「学位授与番号」等)が表示されるようになったとのことです。また、詳細検索において「学位授与機関」や「著者版フラグ」を指定した検索ができるようになったとのことです。

JAIROのjunii2バージョン3対応を行いました(NII, 2014/3/28付)
http://www.nii.ac.jp/irp/2014/03/jairo_2.html

参考:
国立情報学研究所(NII)、機関リポジトリ用メタデータフォーマット“junii2”のバージョン3.0を公開
Posted 2013年3月28日
http://current.ndl.go.jp/node/23197

英国著作権法の例外規定に関する改正の委任立法の草案が公開

2014年3月、英国政府は、著作権法の例外規定に関する改正の委任立法の草案を公開しました。2014年6月1日から施行されるとのことです。

委任立法の草案とともに、著作権法の改正についてのガイダンスも公開されています。
図書館、博物館および文書館へのガイダンスでは、これらの機関の永続的なコレクションについては、文芸・演劇・音楽著作物だけでなく、フィルムや放送、録音物など、あらゆる著作物について、保存のために複製が可能になったことなどが示されています。

また、英国図書館は、英国の図書館にとっての改正の利点を以下のようにまとめ、改正を歓迎しています。

・音声とフィルムの合法的なデジタル保存が可能になる。
・非商用目的での調査と私的な研究のフェアディーリング(fair dealing)の拡大により、音声やフィルムの複製が可能になり、また、司書やキュレーターによる複製も促進される。
・図書館のアナログなコレクションをデジタル化し、図書館内の端末で提供することが可能になる。
・非商用目的の研究においてテキストマイニングとデータマイニングが可能になる。
・出版者やサプライヤとの契約に関わらず図書館とその利用者に英国著作権法の例外規定の適用が可能になる。

JapanKnowledgeとJK BooksのメタデータをWorldCatで提供へ

2014年3月28日、OCLCはネットアドバンス社と提携し、JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)とJK Books(ジャパンナレッジ電子書籍プラットフォーム)のメタデータをWorld Catに追加すると発表しました。

上記のメタデータは、3月末にリリースされる、“WorldCat Discovery Services”で利用できるようになるということです。

WorldCat Discovery Servicesは、FirstSearch、WorldCat Localの後続となるディスカバリーサービスとのことです。

NetAdvance and OCLC to add Japanese-language content to WorldCat(OCLC, 2014/3/28付)
http://oclc.org/en-asiapacific/news/releases/2014/201412dublin.html

ジャパンナレッジについて(JapanKnowledge)
http://www.japanknowledge.com/common/navi/aboutbasicdisplay/index.html

ジャパンナレッジ電子書籍プラットフォーム

3月 28日

ミズーリ州とコロラド州の図書館コンソーシアムが相互利用に関する協定を締結

米国ミズーリ州の図書館のコンソーシアムであるMOBIUSと、コロラド州の図書館団体"Colorado Alliance of Research Libraries"が"提供する総合目録サービスProspectorが、相互利用に関する協定を締結したことが報じられています。この協定により、MOBIUSの総合目録とProspectorのシステムを連携させ、2014年内に、両サービス利用者は州を越えて資料を利用できるようになるとのことです。州間での資料輸送のためのサービスも調整しているとのことです。

Missouri's MOBIUS and Colorado's Prospector Announce Library Materials Sharing Agreement (Innovative, 2014/3/26)
http://iii.com/news-events/pr/missouris-mobius-and-colorados-prospector-announce-library-materials-sharing

ALA、図書館情報学の主要文献と情報源を紹介する書籍を刊行(文献紹介)

米国図書館協会(ALA)が、図書館情報学の主要文献と情報源を紹介する書籍“Library and Information Science: A Guide to Key Literature and Sources”を刊行しました。

図書館情報学に関する図書、雑誌、ウェブサイト等について、歴史的に重要な資料や最新の資料を紹介するものとのことです。

Library and Information Science: A Guide to Key Literature and Sources(ALA Store)
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=4033

エルゼビア社、Scopusに1970年から1996年までの参考文献を追加する計画を発表

2014年3月27日、エルゼビア社は、抄録・引用文献データベースScopusの参考文献拡充プロジェクトを発表しました。現在は1996年以降の参考文献を搭載していますが、このプロジェクトにより1970年まで遡って搭載されるとのことです。

2016年までに、1995年以前の文献約800万件の参考文献が拡充される見込みで、第一弾は2014年の第4四半期にScopusに搭載される予定とのことです。

このプロジェクトで追加される参考文献情報は、Scopusの通常の年間購読料に含まれるとのことです。

エルゼビア、Scopusの参考文献拡充プロジェクトを発表(エルゼビア, 2014/3/27付)
https://www.elsevier.com/jp/press-releases/2014/20140327

Elsevier Announces Launch of Program to Include Cited References for Archival Content in Scopus(Elsevier, 2014/3/27付)

オーストラリア国立図書館、オーストラリア連邦政府のサイトをバルク収集したウェブアーカイブを公開

2014年3月21日、オーストラリア国立図書館は、“Australian Government Web Archive (AGWA) ”というプロジェクトでバルク収集したオーストラリア連邦政府のウェブアーカイブを公開したと発表しています。

オーストラリア国立図書館は、1996年から、PANDORA Archiveで州や地方自治体を含む政府機関のウェブサイトを選択的に収集・公開してきています。AGWAは、連邦政府のウェブサイトについて800から900の起点となるURLを指定してバルク収集するもので、PANDRA Archiveを補完するものとのことです。

AGWAで2011年6月、2012年3月、2013年3月/4月に収集されたデータが今回公開され、2013年9月、2014年2月に収集されたデータは公開に向けて準備中とのことです。

AGWAは2010年5月7日に“Secretaries’ICT Governance Board”の承認を受け、財務管理責任法(Financial Management and Accountability Act 1997:FMA)のもと、連邦政府機関のウェブサイトを収集しているとのことです。

Australian Government Web Archive(AGWA)

文化庁、「文化芸術立国中期プラン~2020年に日本が、「世界の文化芸術の交流のハブ」となる~」を公表

2014年3月28日、文化庁が、「文化芸術立国中期プラン~2020年に日本が、「世界の文化芸術の交流のハブ」となる~」を発表しました。「第1章 基本的構想」で考え方と2020年末段階で目指すべき成果を示し、続く「第2章 2020年までの基盤整備」で、その内容を、「人をつくる」、「地域を元気にする」、「世界の文化交流のハブとなる」、「施設・組織、制度の整備」の4分野にわけて示しています。

文化芸術立国中期プランについて(文化庁、2014/3/28付け)
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/geijutsu_plan_140328.pdf

文化庁
http://www.bunka.go.jp/index.html
※報道発表掲載

アトラス社、「論文検索Qross」でScienceDirectとSpringerLinkを検索対象に追加

株式会社アトラスが、ウェブサービス「論文検索Qross」の検索対象にElsevier社のScienceDirectとSpringer社のSpringerLinkを追加しています。

論文検索Qross
https://qross.atlas.jp/top
※3月25日付けでお知らせを掲示

参考:
アトラス社、「論文検索Qross」でIEEE Xploreを検索対象に追加 Posted 2013年11月8日
http://current.ndl.go.jp/node/24779

国立国会図書館、地図資料へのNDLSH付与開始

国立国会図書館では、今まで「国立国会図書館件名標目表(NDLSH)」による件名標目付与を行っていなかった地図資料について、2014年4月からNDLSHを付与することとし、2013年12月から試行を開始しています。今回新たにNDLSHの付与を開始する資料は、国立国会図書館が新規に受け入れる地図室所管の国内刊行地図資料です(ただし、陸上を対象としない地図(海図、航空図)、外邦図、簡易整理地図等は除く)。

NDL書誌ニュースレター2014年1号(通号28号)で、NDLSH付与作業の概要やNDL-OPACでの活用方法例を紹介しています。

地図資料へのNDLSH付与開始 -主題情報の拡充
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2014_1/article_02.html

NDL-OPAC
http://ndlopac.ndl.go.jp

米国の調査会社、図書館ウェブサイトのモバイル端末への対応に関する調査報告書を刊行(米国)

米国の調査会社Primary Research Groupが、図書館のウェブサイトのモバイル端末へのアクセスへの対応に関する調査レポート“Survey of Policies to Assure Mobile Device Access to the Library Website ”(有料)を刊行しました。

この調査には60機関以上の大学図書館、公共図書館が協力しているとのことです。アナウンスメントで紹介されている結果によると、11.86%の図書館が、スマートフォンユーザ向けのアプリを提供しているそうです。また20.34%が何らかのサービスを用いてモバイル端末からのアクセスを測定しており、公共図書館のウェブサイトへのモバイル端末からとみなされるアクセスは17.66%だったそうです。

Survey of Policies to Assure Mobile Device Access to the Library Website (PRG, 2014/3/27付け)
http://www.primaryresearch.com/news.php?id=139

目次、調査内容(質問項目)、調査協力機関

3月 27日

英国ウェルカム図書館、19世紀の医学関連文献25,000点のデジタル化を計画

2014年3月25日、英国ウェルカム図書館は、JISCの協力を得て、3年計画で、19世紀に出版された薬学関係の文献約25,000点(約1千万ページ)のデジタル化を行う予定であると発表しています。このプロジェクトには英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)からも協力を得るとのことです。

ウェルカム図書館は19世紀に出版された同館の蔵書のデジタル化を進めており、それに加えて、JISCが英国の大学で所蔵されているコレクションのデジタル化を支援することで、医学史や関連領域の広範囲にわたるコレクションの構築を予定しているとのことです。ウェルカム図書館は、大学に所属しない研究図書館もこのプロジェクトに参加できるよう支援を行うとのことです。コンテンツはオープンアクセスで、ウェルカム図書館、Internet Archive、JISCなどの複数のプラットフォームから提供する予定とのことです。

ウェルカム図書館のSimon Chaplin館長によると、米国の図書館を中心とし、5万点のデジタル化資料を提供している"Medical Heritage Library"の成功に基づき、このデータベースに2020年までに5千ページのデジタル化資料の追加を予定しているということです。今回の取り組みはその一環という位置づけのようです。

楽天、「楽天いどうとしょかん」の活動地域を4県に拡大することを発表

2014年3月26日、楽天株式会社が、福島県で展開している移動図書館「楽天いどうとしょかん」の活動を、4月から岐阜県でも開始することを発表しました。2014年内に島根県、群馬県での活動開始も予定しているとのことです。

楽天、車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」の活動地域を4県に拡大- 読書を通じた教育振興と地域活性化を支援 - (楽天株式会社, 2014/3/26)
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2014/0326_01.html

楽天/車両型移動図書館の活動地域を4県に拡大(流通ニュース, 2014/3/26付け記事)
http://ryutsuu.biz/topix/g032611.html

スコットランド国立図書館、1840年代から1950年代のイングランドおよびウェールズの歴史地図をオンラインで公開

スコットランド国立図書館が、英国で地図を作成している政府機関である陸地測量部(Ordnance Survey)により1840年代から1950年代に作成された、イングランドとウェールズの全ての地域の歴史地図をオンラインで公開しました。多くの都市の地図は3回から5回改訂されており、町や都市、道路、線路等がどのように発展してきたかが示されているとのことです。

Historic maps now online covering all of England and Wales (NLS, 2014/3/19)
http://www.nls.uk/news/press/2014/03/historic-maps-england-and-wales

国立情報学研究所(NII)、メタデータフォーマット“junii2”の学位授与番号(grantid)の推奨記入形式を変更し、バージョン3.1に

2014年3月26日、国立情報学研究所は、機関リポジトリ用メタデータフォーマット“junii2”における学位授与番号(grantid)の記入形式を、大学の報告番号付与の実情と国立国会図書館のシステム処理に合わせて変更し、“junii2”のバージョンを3.1としたと発表しています。

バージョン3.1における学位授与番号(grantid)の推奨記入形式は以下のように示されています。

入力形式:
 科研費機関番号(5桁)+[甲|乙|*]+第*+報告番号+号
※ *は0以上の任意の文字、+は文字列の連結を示す。
※ 科研費機関番号及び報告番号は半角数値とする。

記入例:
 10100甲第3456号
 20223乙第理学2345号
 31234甲理工第4452号
 45313第331号

※正規表現で示した入力許可パターン
   \d{5}.*第.*\d+号

junii2の学位授与番号(grantid)の推奨記入形式変更(junii2 バージョン3.1リリース)(NII, 2014/3/26付)
http://www.nii.ac.jp/irp/2014/03/junii2grantidjunii2_31.html

メタデータ・フォーマット junii2 (バージョン 3.1 )(NII)

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