舞踏家、振付師であるマーサ・グレアムにより設立されたMartha Graham Center of Contemporary Danceが、アンドリュー・メロン財団(Andrew W. Mellon Foundation)から100万ドルの資金提供を受け、振付に関する資料等の“toolkit”のアーカイブを構築するとのことです。2014年2月20日付のNew York Times(オンライン)で報じられています。
“toolkit”にはパフォーマンスの動画、音楽やその楽譜、グレアムの振付ノートなどが含まれるとのことで、むこう2年間で35件が作成されるそうです。利用については、Martha Graham Dance Companyのほか、許諾を受けた他のダンススクール等でも利用できることになるようです。
The National library of France becomes ISNI Registration agency : for a persistent identification of persons and organizations(BnF, 2014/2/26) http://www.bnf.fr/documents/cp_bnf_isni_en.pdf
2014年2月26日、米国国立衛生研究所(NIH)が、米国最大のゲノムプロジェクトの一つである"Genetic Epidemiology Research on Aging (GERA)"のデータを、NIHのオンラインの遺伝学データベースである"database of Genotypes and Phenotypes (dbGaP)"を介して、資格要件を満たした研究者に利用可能とすることを発表しました。78,000人以上の人々の医療情報とリンクした遺伝子データが提供されるとのことです。
米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、2014年2月付けで、大学図書館における「参加型デザイン(participatory design)」をテーマとした報告書“Participatory Design in Academic Libraries: New Reports and Findings Abstract”を公表しました。
この報告書は、2013年6月5日から7日まで開催された、参加型デザインをテーマとしたCLIRのセミナー“CLIR Seminar on Participatory Design of Academic Libraries”の内容を基礎にしているとのことです。8大学の職員が、学生や教員の図書館の利用方法についてどのように新しい見解を得るのか、また、その結果を図書館の技術、空間、サービスの改善にどのように役立てたかを取り扱っているとのことです。
2014年2月27日、米国の調査機関Pew Research Centerが、"The Web at 25 in the U.S. : The overall verdict: The internet has been a plus for society and an especially good thing for individual users"と題するレポートを発表しました。このレポートは、後にWorld Wide Webへ発展することになる“information management”システムを提案するレポートを Tim Berners-Lee氏が発表してから25周年であることを記し、Pew Researchが2014年を通して実施する取り組みの第一弾とのことです。この四半世紀におけるインターネット普及の急激な変化を振り返り、生活や人間関係におけるインターネットの影響について、米国人の概して肯定的な評価に関する新しい調査結果を含むとのことです。