アーカイブ - 2014年 10月 30日 - car

英国、約9,100万件の孤児著作物により広いアクセスを可能とする、新しいライセンス方式を導入

2014年10月29日、英国ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)は、英国において、少なくとも9,100万件の孤児著作物により広いアクセスを可能とする、新しいライセンス方式を開始しました。これは、欧州委員会(EC)において2012年に採択された孤児著作物指令を受けたものとのことです。

新しいライセンス方式では、BISのIntellectual Property Officeの許可を得て、著作権者が不明でこれまでは利用ができなかった作品を合法的に利用できるようになるとのことです。またこのライセンスは、著作権者が判明した場合は、適正な価格を受け取ることができるように設計されているのとことです。

UK opens access to 91 million orphan works(Gov.uk, 2014/10/29)
https://www.gov.uk/government/news/uk-opens-access-to-91-million-orphan-works

New copyright rules allow 'orphan' artworks to find homes(BBC news, 2014/10/29)
http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-29819136

米国のアーキビストにTwitterで質問ができる“#AskAnArchivist Day”

米国アーキビスト協会(SAA)が、10月30日を“#AskAnArchivist Day”とし、ハッシュタグ"“#AskAnArchivist”を使用して、アーカイブについての質問を米国のアーキビストにTwitterで質問できるイベントを行っています。SAAのウェブサイトでは、参加機関や、参加アーキビストの専門分野が、Twitterアカウントと共に掲載されており、特定の分野についての質問を専門家に直接することも可能とのことです。米国国立公文書館(NARA)のブログでは、NARAのTwitterアカウント(@usnatarchives)への質問を担当するアーキビストのスケジュールと略歴が掲載されています。

SAAはこのイベントを、以下のような機会にしたいとしています。

・アーキビストを近づきにくい存在に思わせている壁を壊す。
・アーキビストの仕事がどのようなものか、何故重要か、アーキビストが携わる面白い資料について、人々とTwitterを介して対話する。
・人々のアーカイブへの理解を深めるために、米国中、世界中のアーキビストと協力する。
・アーカイブの価値について、ユーザー、サポーター、未来のサポーターと交流を図る。
・人々がアーカイブやアーキビストについて知りたいことは何か直接聞く。

大英図書館(BL)、デジタル化したペルシャ語の手稿をオンラインで公開

2014年10月23日、大英図書館(BL)が、デジタル化されたBL所蔵の手稿等を閲覧できるDIGITISED MANUSCRIPTSにペルシャ語の手稿20タイトルを追加して公開したと発表しています。

デジタル化された手稿は、芸術的、歴史的、文化的に重要で、また、図書館所蔵のペルシャ語の手稿の中でも最も貴重なものだそうです。

Twenty more Persian manuscript treasures now online
(British Library Asian and African studies blog,2014/10/23)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/asian-and-african/2014/10/twenty-more-persian-manuscript-treasures-now-online.html

米国議会図書館“2014 DPOE Training Needs Assessment Survey”の結果を発表

デジタルコンテンツ保存に関する国家的な支援活動や研修を発展させる事を目的として活動している、米国議会図書館のDigital Preservation Outreach and Education(DPOE)Programが研修への要求に関するデータの収集等を目的として実施したアンケート調査“2014 DPOE Training Needs Assessment Survey”の結果を発表しています。

2010年に実施した類似の調査の追跡調査とのことです。

オンライントレーニングが主流となっている一方で、集合型のワークショップが好まれることや、半日や1日の短期間の研修が好まれることなどが報告されています。

その他、この4年間での職員数や職員構成の変化や、所蔵しているデジタルコンテンツの種類についても調査しているようです。

2014 DPOE Training Needs Assessment Survey(LC,2014/10/29)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2014/10/2014-dpoe-training-needs-assessment-survey/

About DPOE(LC)

Internet Archiveが新しいホームページ(ベータ版)を公開

2014年10月28日、Internet Archiveが新しいホームページ(ベータ版)を公開しています。

あわせて、新しいツールを開発することについても発表しています。
あらゆるメディアを基盤とするコミュニティが、彼ら自身のコレクションを長期間に渡って構築できること等を支援するためのツールのようです。

Building Libraries Together: New Tools for a New Direction
(Internet Archive Blogs,2014/10/28)
http://blog.archive.org/2014/10/28/building-libraries-together/

参考:
Internet ArchiveのWayback Machineがリニューアル
Posted 2013年10月29日
http://current.ndl.go.jp/node/24694

Amazon.co.jp、国立国会図書館が公開しているパブリックドメインの古書をKindle版で販売開始

2014年10月29日、Amazon.co.jpは、国立国会図書館がデジタル化し、インターネット上で公開しているパブリックドメインの古書をKindle版として、Kindleストアに「Kindleアーカイブ」のカテゴリーを新たに設けて販売を開始しました。2014年内に1,000冊以上の配信を予定しているとのことです。

Amazon.co.jp、国立国会図書館所蔵パブリックドメインの古書をKindle版で販売開始(Amazon.co.jp, 2014/10/29)
http://www.amazon.co.jp/gp/press/pr/201410291/

Kindleアーカイブ(Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/b/ref=ka_shorturl?&node=3311912051

国立国会図書館デジタルコレクション(国立国会図書館)
http://dl.ndl.go.jp/

Amazon、国立国会図書館が所蔵するパブリックドメイン古書のKindle版を配信開始(ITmedia, 2014/10/29)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1410/29/news081.html

北米研究図書館協会(ARL)、加盟館、健康図書館、法律図書館の2012-2013年度版統計を刊行

2014年10月28日、北米研究図書館協会(ARL)が2012-2013年度の3種類の統計を刊行しました。それぞれ、北米のARL加盟館125機関、法律図書館73機関、健康科学図書館60機関が対象となっています。

ARL Statistics 2012–2013(ARL, 2014/10/28)
http://publications.arl.org/ARL-Statistics-2012%E2%80%932013/

ARL Statistics 2012–2013 Published(ARL, 2014/10/28)
http://www.arl.org/news/arl-news/3420-arl-statistics-2012-2013-published
※プレスリリース

ARL Academic Health Sciences Library Statistics 2012-2013(ARL, 2014/10/28)
http://publications.arl.org/ARL-Academic-Health-Sciences-Library-Statistics-2012-2013/

札幌市の図書館、電子書籍貸出サービスを開始

2014年10月27日から、札幌市図書館(北海道)で、電子書籍貸出サービスが開始されました。

電子書籍貸出サービスは、2014年4月から、札幌市中央図書館の1階館内での利用に限り公開されていたとのことですが、今後は札幌市の図書館の貸出券およびパスワードを持つ利用者であれば、自宅のパソコンやスマートフォン、タブレット端末からサービスを利用できるようになったとのことです。

2014年10月30日現在、貸出可能な電子書籍は約2,400冊で、NDC分類のほか、「児童」「郷土資料」というジャンルで絞り込むことができるようです。また、「ART BOOK FAIR 2014」、「札幌のシティガイド」、「札幌再発見」などの特集から電子書籍を探すこともできるようです。

札幌市電子図書館
https://www.d-library.jp/sapporolib/

電子書籍貸出サービスがはじまります(札幌市電子図書館, 2014/10/21)
https://www.d-library.jp/sapporolib/g0108/infodetail/?iid=3

電子書籍貸出サービスがはじまります(札幌市の図書館, 2014/10/19)
http://www.city.sapporo.jp/toshokan/info/20141014densyo.html