アーカイブ - 2013年 - car

12月 16日

W3C、ウェブ上のデータの相互運用に関するワーキンググループを立ちあげ

2013年12月11日、W3Cが、ウェブ上のデータの相互運用に関するワーキンググループ“CSV on the Web Working Group”、“Data on the Web Best Practices Working Group”の立ちあげを発表しました。

W3C LAUNCHES NEW DATA ACTIVITY(W3C 2013/12/11付けニュース)
http://www.w3.org/blog/news/archives/3497

CSV on the Web Working Group
http://www.w3.org/2013/csvw/wiki/Main_Page

Data on the Web Best Practices Working Group (DWBP WG)
http://www.w3.org/2013/dwbp/wiki/Main_Page

参考:
W3C、Linked Data Platformワーキンググループを立ち上げ
Posted 2012年5月11日
http://current.ndl.go.jp/node/20826

W3Cに図書館データの相互運用性向上をミッションとする新たなグループ
Posted 2010年5月25日

イェール大学でアフリカ系アメリカ人による刑務所の回想録が発見:これまでで最古

イェール大学バイネッキ貴重書・手稿図書館に収蔵されていた手稿"The Life and Adventures of a Haunted Convict"が、アフリカ系アメリカ人による刑務所の回想録として最も古いものであることが、調査により判明したとのことです。同館の2013年12月12日付けのニュースで紹介されています。

この手稿は2009年に同館のコレクションとなったもので、1830年代から50年代にかけての刑務所での体験について、本1冊分にのぼる分量が綴られているもの、とのことです。

LISNewsが選ぶ「2013年を特徴づける10大ニュース」

米国の図書館ニュースに関するブログ“LISNews”が、2013年を特徴づける10大ニュースを選んでいます。このうち1位から4位は“大きな問題”、5位から7位は“流行”、8位から10位は“記憶すべき話”と分類されています。

10大ニュースは以下のとおりです。

1. Spying Scandals 
2. Kindle MatchBook &c.
3. Metadata Wants To Be Free 
4. Open Access versus Publisher Profits

5. The New Librarian Stereotype
6. Little Free 'Libraries'
7. MOOCs! Video Games! Makerspaces! 3D Printing!

8. Fairfax County Library's Dumpster
9. The Hudson Falls Free Library Reading Contest
10. Timbuktu Library Rescue

Ten Stories That Shaped 2013(LISNews, 2013/12/13付け)
http://lisnews.org/ten_stories_that_shaped_2013

国立情報学研究所、総合目録データベースのデータ公開に関するパブリックコメントを募集

国立情報学研究所(NII)が、2013年12月13日から2014年1月17日までの間、総合目録データベースのデータ公開に関する意見(パブリックコメント)を募集しています。

総合目録データベースのデータ公開に関するパブリックコメント募集のお願い
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/project/od2013/index.html

国立情報学研究所 目録所在情報サービス
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/

総合目録データベースのデータ公開に関するパブリックコメント(回答フォーム)
https://jp.surveymonkey.com/s/TZQCHP3

カナダ研究図書館協会、インターネット上でのプライバシーの保護に関し声明

カナダ研究図書館協会(CARL)が、2013年12月13日、インターネット上のプライバシーに関して、声明“CARL Statement on Internet Privacy”を公表しています。法案“Protecting Canadians from Online Crime Act”(Bill C-13)の一部の条項について、プライバシーの保護等への脅威になるのではないかとの懸念を表明し、例として、人身売買やテロなど、センシティブな問題について研究している研究者が、法執行機関の当局者から好ましくない注目を受けてしまう可能性があることを指摘しています。

CARL Statement on Internet Privacy (CARL, 2013/12/13付け)
http://www.carl-abrc.ca/news/110/201/CARL-Statement-on-Internet-Privacy.html

BILL C-13
http://www.parl.gc.ca/HousePublications/Publication.aspx?Language=E&Mode=1&DocId=6311444&Col=1&File=4

英国図書館、100万枚以上の画像をFlickr Commonsで公開

2013年12月12日、英国図書館(BL)が17世紀、18世紀、19世紀の図書から選んだ100万枚以上の画像を写真共有サイトFlickrのCommonsで公開しました。これらはBLがマイクロソフト(MS)社と共同で進めている書籍電子化プロジェクトでスキャンされた画像で、地図や美しいイラスト、風刺画等が含まれています。

なお、THE NEW CLASSICの記事では、今回公開された画像の中から日本にも関係の深い画像が10点ほど紹介されています。

A million first steps (BL 2013/12/12)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/digital-scholarship/2013/12/a-million-first-steps.html

The British Library (flicker)
http://www.flickr.com/photos/britishlibrary

朗報!大英図書館が100万点以上の画像を無料公開、明治維新前後の日本も(THE NEW CLASSIC, 2013/12/15付け)
http://newclassic.jp/archives/4547

12月 13日

ラケットもボールも貸します。イェール・ロー・スクールのリリアン・ゴールドマン図書館が楽しいグッズをいろいろ貸出

イェール・ロー・スクールのリリアン・ゴールドマン(Lillian Goldman)図書館で、スカッシュのラケットなど、楽しいグッズ、役立つ道具などをいろいろと貸し出すサービスが開始されました。追加して欲しいものがある場合には、担当者までメールをしてくれればコレクションに追加するようベストを尽くしてくれるそうです。

リストには、以下のようなものが掲載されています。
・スカッシュのラケット
・ボードゲーム
・フリスビー
・サッカーボールやゴール
・自転車の空気入れ
・自転車
・傘
・ハードドライブ
・ヘッドフォン
・iPadやAndroidの充電器
・高さを調整できるデスク
・バッグ
など。

このほか、リストには、“Monty The Dog”もあがっています。

Now we’ve got squash racquets!(Yale Law School Lillian Goldman Law Library, 2013/12/12付け)
http://library.law.yale.edu/news/now-weve-got-squash-racquets

Meet Monty
http://library.law.yale.edu/news/meet-monty

参考:

IFLAの会議に出席するとどんな利点があるのか

国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトで、IFLAの会議に出席する利点についての調査結果が公開されています。この調査は44か国から出席した「議会のための図書館及び調査サービス分科会」(Library and Research Services for Parliaments Section)のメンバー65名を対象に、2013年7月に行われたものです。

主な利点として以下のような回答があったとのことです。

他の議会図書館・調査サービスから学べる
自分たちのサービスを発展させる新しいアイデアが得られる、
自分たちのサービスに影響するであろう将来的動向が確認できる
議会図書館・調査サービスの国際的ベストプラクティスと比較して自分たちのサービスを評価できる

Survey report on the benefits of attending IFLA conferences is published (IFLA 2013/12/13)
http://www.ifla.org/node/8228

「JWord本プレ」(第7回)、書籍の寄贈先となる小学校を発表

JWord株式会社が、第7回「JWord本プレ」の寄贈先となる5つの小学校を発表していました。

「JWord本プレ」は、1クリック=5円がたまる仮想募金を実施し、100万円を達成すると、全国の小学校5校へ合計100万円分の書籍をプレゼントする、という活動で、2013年10月から11月にかけて寄贈先となる小学校の募集が行われていました。

第7回「本プレ」企画 寄贈小学校発表!(JWord 子供たちに素敵な本との出会いをプレゼントしよう!)
http://honpre.jword.jp/seventh/report/

参考:
「JWord本プレ」、書籍の寄贈を希望する小学校の募集を開始 Posted 2013年10月8日
http://current.ndl.go.jp/node/24538

UNESCOや国際図書館連盟等、バンクーバー宣言に関するフォローアップ会議をハーグで開催

2013年12月5日、6日に、ハーグにおいて、バンクーバー宣言に関するフォローアップ会議が開催されました。この会議は、国際図書館連盟(IFLA)、UNESCO、国際公文書館会議(ICA)によるものです。IFLAのウェブサイトに簡潔な報告が掲載されています。

なお、バンクーバー宣言は、2013年1月に採択されたUNESCOのアナログ資料のデジタル化と長期保存に関するものです。

Towards a Sustainable Information Society: Collaboration on the Vancouver Declaration(IFLA, 2013/12/11付け)
http://www.ifla.org/node/8222

参考:
UNESCOや国際図書館連盟等が、バンクーバー宣言を具体化するアクションプラン作成にむけて始動
Posted 2013年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/23921

ノルウェー国立図書館、すべての所蔵資料をデジタル化へ

ノルウェー国立図書館が、同館の所蔵するすべての資料のデジタル化を計画していることが、各紙で報じられています。同館のウェブサイトによると、著作権保護資料はノルウェーのIPアドレスであればオンラインで利用可能、また著作権フリーの資料はオンラインで誰でも利用可能とのことです。また、この計画は2006年に開始されており、すべてを完了するためには20年から30年かかるとのことです。

Digitizing policy (National Library of Norway)
http://www.nb.no/English/The-Digital-Library/Digitizing-policy

Norway Decided to Digitize All the Norwegian Books (Atlantic 2013/12/3)
http://www.theatlantic.com/technology/archive/2013/12/norway-decided-to-digitize-all-the-norwegian-books/282008/

Norway to digitize all books and offer them as free downloads (Independent 2013/12/11)

韓国国立中央図書館、“国立世宗図書館”を開館

韓国国立中央図書館が世宗市に建築を進めていた地域分館、国立世宗図書館が、2013年12月12日、開館しました。建物は地上4階、地下2回、延べ床面積約2万平米の規模であり、特に政策専門図書館として、政策関係資料などを所蔵する図書館とのことです。

국내 첫 정책전문도서관 국립세종도서관 문 연다
12일(목) 개관, 축하공연․개관기념전시 및 릴레이강연회 등 연계행사 풍성(2013/12/9付け)
http://www.nl.go.kr/nl/bodo/notice_view.jsp?board_no=7185&notice_type_code=3

報道(英語)
National library opens in Sejong City (Yonhap News Agency、2013/12/12付け)
http://english.yonhapnews.co.kr/culturesports/2013/12/12/50/0701000000AEN20131212005000315F.html

国立世宗図書館が開館(朝鮮日報、2013/12/13付け)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/13/2013121301053.html

参考:

OCLC Research、紙媒体資料の共同管理についてのレポートを公表

2013年12月12日、OCLCの研究開発部門であるOCLC Researchが、"Understanding the Collective Collection: Towards a System-wide Perspective on Library Print Collections"と題する、様々な規模の図書館が共同で紙媒体資料のコレクションを収集、管理、公開する"Collective Collection"に関するレポートを公表しました。

OCLC Research work analyzing system-wide print library services and collections documented in new report (OCLC 2013/12/12)
http://www.oclc.org/research/news/2013/12-12.html

Understanding the Collective Collection: Towards a System-wide Perspective on Library Print Collections (OCLC)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2013/2013-09r.html

参考:

YALSAのブロガーが選ぶ子ども向けのプログラム(2013年版)

米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)のブログで、“Best of 2013: Programming Round-Up”と題する記事が掲載されています。各地の図書館で実施されたプログラムについて、2013年に同ブログなどで紹介されたものから、14件を選び、まとめて紹介しています。

紹介されているプログラムは以下のものです。

・Anime Fest
http://yalsa.ala.org/blog/2013/09/12/ya-programming-behind-the-scenes-anime-fest/
日本のアニメを通じて日本文化を学ぶもの。墨流し、箸を使っての食事、浴衣試着などを実施。

・Cupcake Wars
http://showmelibrarian.blogspot.com/2013/08/ya-friday-cupcake-wars.html
カップケーキ作り。デコレーションのヒントを得るために資料を使う。

・Digital Camera Scavenger Hunt
http://yalsa.ala.org/blog/2013/07/02/ya-programming-behind-the-scenes-digital-camera-scavenger-hunt/

DOAJ収録のオープンアクセスジャーナルが10,000タイトルを突破

オープンアクセスジャーナルのディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)に収録されているオープンアクセスジャーナルが10,000タイトルを超えたとのことです。

DOAJ Directory of Open Access Journals
http://www.doaj.org/doaj?uiLanguage=en

DOAJ offers 10,000 open access journals from 124 countries in 51 languages(Marie Lebert氏のブログ, 2013/12/11付け)
http://marielebert.wordpress.com/2013/12/11/doaj/

国際図書館連盟、“IFLA Statement on Text and Data Mining”を公表

国際図書館連盟(IFLA)が、テキスト・データ・マイニング(TDM)に関する声明“IFLA Statement on Text and Data Mining”を公表しました。この声明は、IFLA運営理事会(Governing Board)が2013年12月4日に承認したものとのことです。声明は、TDMに関する法的状況を確認しつつ、IFLAが、情報へのアクセスの自由の原則等に尽力する組織として、TDMを学問の振興や新しい形態の創造において不可欠なツールであると考える、としています。

IFLA publishes Statement on Libraries and Text and Data Mining(IFLA, 2013/12/12付け)
http://www.ifla.org/node/8226

【イベント】東京文化財研究所の研究会「アート・アーカイヴの諸相」(2/25・東京)

2014年2月25日、東京文化財研究所にて、研究会「アート・アーカイヴの諸相」が開催されます。研究会は二部構成となっています。第1部として美術史家、アーキヴィスト、ライブラリアン、それぞれの立場から海外や国内の個別のアーカイヴを紹介し、またそこから見えてくるアーカイヴにまつわる考え方、方法論などについて発表を行うとのことです。これを踏まえ、第2部において、おもに日本におけるアート・アーカイヴの現状を確認しながら、そのあり方、広がり、可能性について、聴講者にも参加していただきながら、ディスカッションを行う予定とのことです。

参加費は無料ですが、参加にあたっては事前に申込みが必要となっています。

研究会「アート・アーカイヴの諸相」
http://www.tobunken.go.jp/info/info131212/index.html

12月 12日

第15回図書館総合展ポスターセッション受賞者が発表される

2013年10月29日から10月31日にかけてパシフィコ横浜で開催された、第15回図書館総合展のポスターセッションの受賞者が発表されています。

最優秀賞は、「学生の“興味”を引き出すコンテスト形式の情報リテラシー教育の新たな展開 ~データベースの多角的な活用と図書館員・教員の多面的な連携~」(青山学院大学図書館・青山学院女子短期大学図書館「『情報の探索と表現』コンテスト」プロジェクト、掲示板号:46)です。

優秀賞は、「図書館の新たなパートナー~スマホを使った学習支援~」(神戸学院大学図書館、掲示番号:41)と、「「クロス」する図書館づくりへの挑戦」(十文字学園女子大学 ライブラリーサポーター、掲示番号:1)です。

また、特別賞には、図書館総合展運営委員会特別賞として、「 kumoriストーリー」(kumori、掲示番号:34)、図書館総合展運営委員会特別賞として、「学生の「使える!」をひきだす図書館」(追手門学院大学附属図書館、掲示番号:44)が選ばれています。

第15回図書館総合展ポスターセッションの受賞者が決定(2013/12/12付け)
http://2013.libraryfair.jp/node/1975
※ポスターの写真あり。

参考:

建築から見る図書館の歴史(記事紹介)

2013年12月4日付けのAtlanticに、建築写真家のWill Pryce氏と英国ケンブリッジ大学の建築史学者であるJames W. P. Campbell氏との共著書“The Library: A World History ”(2013年11月刊行)を紹介する記事が掲載されています。著者たちが21カ国84館の図書館を巡って記録した、古代から現代までの図書館のデザインの歴史を編集した書籍とのことです。記事では、この書籍に掲載されている図書館から選んだ、大学図書館の発展の歴史において重要とする12館を写真とともに紹介しています。

The Evolution of the College Library(Atlantic 2013/12/4付けの記事)
http://www.theatlantic.com/education/archive/2013/12/the-evolution-of-the-college-library/282023/

MOOC受講者のディスカッションフォーラムにおける利用行動調査

米国プリンストン大学、ボストン大学、マイクロソフト社の研究者らにより、"Learning about social learning in MOOCs: From statistical analysis to generative model"と題する、MOOCで提供された講座における利用者行動の調査レポートが発表されました。報告書では、MOOC受講者が意見交換するフォーラムの顕著な特色として、コース期間を通してのディスカッションの減少率の高さと、コースに直接関係ない話題も多く含む、読み切れないほどのディスカッションスレッドの多さの2点をあげています。また、このディスカッションの減少率の関連要因を調査し、スレッドを分類、及び関連性をランクづけする効果的な方策を見つけたと述べています。

Learning about social learning in MOOCs: From statistical analysis to generative model (arXiv 2013/12/8)
http://arxiv.org/abs/1312.2159v1

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