このほど刊行された“Government Information Quarterly”に、“Impacts of government website information on social sciences and humanities in China: A citation analysis”という論文が掲載されています。中国の政府系ウェブサイトに掲載された情報が、人文学や社会科学の雑誌論文にどの程度引用されているかを分析したものです。
Chuanfu Chen. et al. Impacts of government website information on social sciences and humanities in China: A citation analysis. Gobernment Information Quarterly.
南アフリカのケープタウンで行われているフェスティバル“Open Book Cape Town”のプレイベントとして、本を使ったドミノ倒しの世界記録への挑戦が行われました。このイベントは、2013年8月28日にケープタウン中央図書館で開催されたもので、2回目の挑戦で、2,586冊を倒すことに成功したとのことです。
学生は10週間にわたる夏期プログラムの間、このジンのコレクションについて学び、学者がそれらを利用できることの重要性に気づくなどしたとのことです。また学生2名は、期間中に、マルチメディアラボの図書館員から技術的なサポートを受けながら、“研究・調査のためにジンを盛り上げる”(Enlivening Zines for Study and Research)というテーマで、デジタルコンテンツを作成したとのことです。
図書館に関するトレンドなどをテーマに無料のライブ放送を行っている“American Libraries Live”で、2013年9月12日(米国東部標準時午後2時~)、データベースについて掘り下げるパネル“Digging into Databases”が行われます。データベースがどのように変化し、またどのように現在と将来の図書館を形作っていくのかをテーマに専門家によるパネルディスカッションが行われるとのことです。
2013年9月6日から8日にかけて、米国のペンシルバニア大学で学生主催のハッカソン(Hackathon)イベント、PennAppsが開催されます。ハッカソンはプログラマが集まってあるテーマに関するソフトウェア開発を短期間で行うイベントで、ペンシルバニア大学図書館は、中世の写本のデータベースであるSchoenberg Database of Manuscriptsと、ペンシルバニア大学の貴重書コレクションにある資料の由来をFlickrを使って記録するPenn Provenance Projectのデータをデータプールに提供するとのことです。
PennAppsの審査結果は8日の午後に発表され、上位3チームの他にも、"Dude, They Totally Should Have Won"賞やスポンサーによる賞等があり、ペンシルバニア大学図書館も、図書館が提供したデータを利用したハッカソン参加者の中で最も優秀なアプリを開発したチームに、賞金500ドルを贈るとのことです。
Penn Libraries to Host PennApps Competition (Business Wire 2013/8/30)