アーカイブ - 2013年 9月 30日 - car

米国歴史学協会、会員向けに学術コミュニケーションプラットフォーム“AHA Communities”を開設

2013年9月23日、米国歴史学協会は、会員向けの学術コミュニケーションプラットフォーム“AHA Communities”をリリースしました。これは、歴史研究者のコミュニティをつなげ、研究者がアイディアを共有し、また論じ合うためのオンライン空間として作成されたものです。

AHA Communitiesでは、オープンなあるいはクローズドなコミュニティを作成することができ、研究者としてのプロフィールや個人ブログの作成、他のユーザへのメッセージ送信、ドキュメントやファイルの共有等ができるようになっています。

AHA Communitiesには、既に年次大会や月刊情報誌“Perspectives on History”に関するコミュニティ、歴史教育・歴史学習に関するグループが作成されています。

AHA Communities
http://communities.historians.org/historians/Home

Introducing AHA Communities: An Online Hub for Historians (AHA Today 2013/9/23付けの記事)

オープンアクセスな学術出版のためのオープンソースツール開発等を行う“Open Access Toolset Alliance”が誕生

オープンアクセスの学術出版に役立つオープンソースのツールセットの開発や議論・協働の促進、様々なプロジェクトの参照点としての活動を行う“Open Access Toolset Alliance”が、2013年8月9日に誕生しました。Open Library of Humanitiesが9月27日付けの記事で紹介しています。

これは、7月1日と2日に英国図書館で開催されたカンファレンス“Open Access Monographs in the Humanities and Social Sciences Conference”を受けて、参加者らがその後もオープンアクセスに関する議論を継続するために、コミュニティスペースとして立ち上げたものとのことです。

Open Access Toolset Alliance
http://www.oatools.org/

Formation of Open Access Toolset Alliance (Open Access Toolset Alliance 2013/8/9付けの記事)
http://www.oatools.org/2013/08/09/formation-of-open-access-toolset-alliance/

【イベント】第7回資料保存シンポジウム「広がる資料保存の取り組み-高まる意識の中で-」(10/21・東京)

2013年10月21日、情報保存研究会は、東京国立博物館平成館において、日本図書館協会と共催で第7回情報保存シンポジウム「広がる資料保存の取り組み-高まる意識の中で-」を開催します。参加費は無料ですが、事前に参加申込が必要となっています。

シンポジウムパンフレット(PDF)
http://www.e-jhk.com/html/symposium.pdf

第7回資料保存シンポジウム開催致します (情報保存研究会)
http://www.e-jhk.com/html/index.html

京都大学図書館機構、EDDSを試行的に開始 10月1日から

京都大学図書館機構が、2013年10月1日からEDDSを試行的に開始すると発表しました。これは、学内の離れたキャンパスにある文献(論文など)を学内のパソコン等で読むことができるサービスです。

EDDS利用ガイド(PDF)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/uploads/0927-2EDDS_usersguide.pdf

EDDS広報ポスター(PDF)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/uploads/EDDS_0919r7.pdf

ニューヨーク公共図書館が選ぶ100冊のすばらしい児童書リスト

ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、同館の児童図書館員が選ぶ100冊のすばらしい児童書のリスト"100 Great Children's Books"を発表しました。このリストはNYPLの分館で開催されている展示"The ABC of It: Why Children's Books Matter"に際して作成されたとのことです。

NYPLのウェブサイトによると、リストを作成した図書館員の一人であるJeanne Lamb氏は、このリストの目的は本当によい物語の条件についての議論を促すことだと述べているとのことです。また、このリストにある児童書は、100年以内に出版され、絶版になっておらず、また、近隣地区の図書館で若い読者から人気のあるものの中から選ばれたとのことです。

New York Public Library Unveils its List of 100 Great Children’s Books of the Last 100 Years (NYPL 2013/9/30)
http://www.nypl.org/press/press-release/2013/09/30/new-york-public-library-unveils-its-list-100-great-children%E2%80%99s-books-l

国立国会図書館、NDLサーチを元にした実験検索システム「NDLラボサーチ」を公開

2013年9月30日、国立国会図書図書館(NDL)が、NDLサーチを元にした実験検索システム「NDLラボサーチ」を公開しました。この「NDLラボサーチ」は、NDLの情報検索サービス「国立国会図書館サーチ」から、外部データベースとの統合検索・横断検索、ヘルプ等の機能を省き、実験的な機能を追加した検索システムです。検索対象は、国立国会図書館の所蔵資料(図書・雑誌・新聞等)と、雑誌記事索引です。

実装している機能としては、検索キーワードのオートサジェスト、カテゴリ検索、タグクラウドファセットの機能が利用可能となっており、機能は今後も随時拡張していく想定となっています。

NDLラボサーチの公開(NDL, 2013/9/30付け)
http://lab.kn.ndl.go.jp/cms/?q=node/14

NDLラボサーチ
http://lab.kn.ndl.go.jp/ndls/

Library of the Year 2013の大賞候補(優秀賞)に選ばれた4つの機関・活動が発表

2013年9月28日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与する“Library of the Year”の2013年の対象候補となる優秀賞に選ばれた4つの期間・活動が発表されました。対象は2013年10月29日に横浜で開催される第15回図書館総合展での最終選考で決定されます。

優秀賞は以下の4館です。
伊那市立図書館
http://www.city.ina.nagano.jp/list.rbz?nd=500&ik=1&pnp=500

千代田区立日比谷図書文化館
http://hibiyal.jp/

長崎市立図書館
http://lib.city.nagasaki.nagasaki.jp/

まち塾@まちライブラリー
http://machi.is-library.jp/

なお、今年は「特別賞」として、「図書館戦争」(原作者、出版者、映画関係者、関係する図書館等、ムーブメントとして)を表彰するとのことです。

Ref;
Library of the Year 2013
http://www.iri-net.org/loy/loy2013.html

Library of the Year 2013 優秀賞の決定および最終選考について(NPO 法人知的資源イニシアティブ、2013/9/28付け)

慶應義塾大学など8大学、合同で電子書籍の総合的な実証実験の実施へ

2013年10月1日から、大学図書館電子学術書共同利用実験に参加している8大学(幹事校:慶應義塾大学)が合同で、大学図書館における電子書籍の活用に関する総合的な実証実験を実施するとのことです。参加するのは、慶應義塾大学の他、大阪大学、神戸大学、東京大学、名古屋大学、奈良先端技術大学院大学、福井大学、立命館大学です。

プレスリリースによると、8大学の規模での合同実証実験は初とのことです。また、実験では、専用アプリを搭載したiPad等のデバイスを一定期間貸出して行うモニター実験、電子書籍の発見性を高めるナビゲーション・システムの検討、学生や研究者等が電子書籍化を期待している書籍の調査、電子教科書の配信・利用実験などを行うとのことです。

日本の大学では初となる8大学による電子書籍の総合的な実証実験の開始(10/1~)(慶應義塾大学プレスリリース, 2013/9/27付け)
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2013/copy_of_kr7a4300000chzmi.html

プレスリリース(PDF、3ページ)
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2013/kr7a4300000ckcbv-att/130927_1.pdf

国立国会図書館収集書誌部と日本図書館協会目録委員会が連携して、RDAに対応した新しい書誌データ作成基準として新しい『日本目録規則』の策定へ

国立国会図書館収集書誌部と日本図書館協会目録委員会が連携して、“Resource Description and Access(RDA)”に対応した新しい書誌データ作成基準として新しい「日本目録規則」を策定します。

 国立国会図書館収集書誌部は、2013年2月に「国立国会図書館の書誌データ作成・提供の新展開(2013)」を策定し、今後5年間の当館の書誌データ作成・提供の方向性を示しました。このうち第3項では、「資料と電子情報のそれぞれの特性に適した書誌データ作成基準を定める。」として、「国際目録原則覚書」等の国際標準や「日本目録規則」改訂等の国内の動向などに留意し、特に“Resource Description and Access : RDA”に対応した書誌データの作成基準を定めることとしていました。
 
 このRDAに対応した新しい書誌データ作成基準の策定について、国立国会図書館収集書誌部と日本図書館協会目録委員会とが連携して、「日本目録規則」を全面的に新しく策定するための作業を進めるとし、2013年9月30日、両者連名の文書「『日本目録規則』改訂の基本方針」を公表しました。

『日本目録規則』改訂の基本方針(日本図書館協会目録委員会、国立国会図書館収集書誌部、2013/8/22付け)