アーカイブ - 2013年 9月 20日 - car

バチカン広報評議会が初の電子出版 『ベネディクト16世』を無料公開

2013年9月17日、バチカンの広報評議会(Pontifical Council for Social Communication)は、「世界広報の日」(2006年から2013年まで)における、前教皇のベネディクト16世による8つのメッセージを納めた電子書籍を無料公開しました。評議会にとっては初の電子出版とのことで、今後のためのテストケースとしての位置付けのようです。電子書籍はEPUB版とKindle版が提供されています。

Vatican Media office launches an eBook with Pope Benedict XVI's annual messages for World Communications Day (Pontifical Council for Social Communications 2013/9/17付けの記事)
http://www.pccs.va/index.php/en/news2/attualita/item/1665-vatican-media-office-launches-an-ebook-with-pope-benedict-xvi-s-annual-messages-for-world-communications-day

CHORUS、コンセプトデザインを発表

2013年9月13日、官民連携イニシアティブ”The Clearinghouse for the Open Research of the United States”(CHORUS)が、コンセプトデザインレポートを公表しました(8月30日付)。併せて、CHORUSがどのような仕組みとなるのかを解説したインフォグラフィックも公開しています。

CHORUS Conceptual Design Report (PDF)
http://www.publishers.org/_attachments/docs/choruspoc.pdf

How CHORUS Works
http://www.publishers.org/chorusinfographic/

CHORUS
http://www.publishers.org/press/110/

参考:
CHORUSに署名した出版社等、65機関に(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/23779

出版社・学協会が公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けた官民イニシアティブ”CHORUS”を提案(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/23696

E1450 - FundRef―その研究助成はどのような研究成果を生んだのか?

JSTOR、個人向けサービス“JPASS”を発表

2013年9月19日、JSTORは、個人向けのアクセスサービス“JPASS”を発表しました。これは、JSTORのアーカイブコレクションにある1,500タイトルのジャーナルに、年間あるいは月間でアクセスできるサービスです。

JPASSでは、利用者は月あたり10本、年間で120本の雑誌論文のダウンロードが可能です。アカウントを取得すると、あらゆるデバイスから24時間アクセス可能、特定の検索結果やジャーナルの新規登録情報のアラート機能、保存したジャーナルの“マイライブラリー”機能も利用可能とのことです。

なお、月あたり$19.50、年間$199となっています。

JPASS
http://jpass.jstor.org/

JSTOR INTRODUCES JPASS (JSTOR 2013/9/19付けの記事)
http://about.jstor.org/news/jstor-introduces-jpass

島根大で、第3回大学図書館学生協働交流シンポジウムが開催

2013年9月5日、6日の2日間、島根大学を会場として、第3回大学図書館学生協働交流シンポジウムが開催されました。今回は「私たちの手でつくり出す図書館の形 ~人を惹きつける空間を目指して~」をテーマに、基調講演、基調報告、そして8大学の学生協働スタッフから各大学における図書館活性化の取組事例報告とポスターセッションが行われたとのことです。全国15の大学から100名以上の学生・教職員が参加があったようです。

第3回大学図書館学生協働交流シンポジウムを開催しました(島根大学、2013/9/18付け)
http://www.shimane-u.ac.jp/docs/2013091800020/

大学図書館学生協働交流シンポジウムを開催しました (島根大学附属図書館)
http://lisa.shimane-u.ac.jp/new/new.asp?disp=2&id=1142
※シンポジウムの詳細をレポートしたブログ等へのリンクあり。

Togetter
http://togetter.com/li/559640

第3回 大学図書館 学生協働交流シンポジウム 
http://www.lib.shimane-u.ac.jp/9/sympo/2013.html
※山口大学で行われた第1回、第2回の記録へのリンクあり。

参考:

米国科学審議会、“Science and Engineering Indicators”(2012版)の無料iPadアプリをリリース

米国科学審議会(NSB)が、2012年版の科学工学指標(SEI: Science and Engineering Indicators)の無料iPadアプリをリリースしています。

National Science Board launches new science and engineering indicators app for iPad users(NSF, 2013/9/18付け)
http://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?org=NSF&cntn_id=129148

アプリ
https://itunes.apple.com/us/app/science-engineering-indicators/id688898067?mt=8

NISO、研究データキュレーションに関するウェビナーのスライド及び記録を公開

米国情報標準化機構(NISO)が2013年9月11日及び18日に開催した研究データキュレーションに関するウェビナーのスライドや、質疑応答部分の記録が公開されています。9月11日は、e-サイエンス・ライブラリアンシップ(E-Science Librarianship)と題して、9月18日は、図書館とビッグデータ(Libraries and Big Data)と題して開催されたものです。

NISO Webinar: Research Data Curation Part 1: E-Science Librarianship
http://www.niso.org/news/events/2013/webinars/escience

青山学院大、経済学系教科書の電子配信実験実施

青山学院大学、京セラ丸善システムインテグレーション株式会社、株式会社東洋経済新報社の3者が、2013年9月24 日から、青山学院大学経済学部現代経済デザイン学科で、翻訳教科書『スティグリッツ公共経済学』の電子教科書活用実験を開始するとのことです。配信には「BookLooper」を使用するとのことです。

なお、京セラ丸善システムインテグレーションの調べでは、経済学の教科書としては日本で初めてとのことです。

青山学院大学、日本で初めて経済学系教科書の電子配信を実現~経済学部70名を対象に『スティグリッツ公共経済学』を用いた活用実験を開始~
www.kmsi.co.jp/press/2013-09-19.html?0011

参考:
慶應大医学部の電子教科書配信実験に、京セラコミュニケーションシステム等がBookLooperを提供 Posted 2013年4月25日
http://current.ndl.go.jp/node/23412

市民放射能測定所による測定データを共有するデータベース「みんなのデータサイト」が公開

市民放射能測定所による測定データを共有し、検索・閲覧できるようにするデータベース「みんなのデータサイト」が、2013年9月7日に公開されていました。市民放射能測定所が測定した測定データを統一フォーマットで登録していく形でデータベースを構築するもので、データの正確性を保障するための仕組みとしては、参加する市民放射能測定所には独自の「検定制度」をもうけているとのことです。当面は、食品の測定結果について公開を進めていくようです。

また、このデータサイトは、福島県内と東京を拠点とする「市民放射能測定所(CRMS)」、名古屋の「未来につなげる東海ネット・市民放射能測定センター(C−ラボ)」、全国市民放射能測定所ネットワークの世話人である東京の 「こどもみらい測定所」と、「高木仁三郎市民科学基金(高木基金)」の4団体による共同プロジェクトとして、2012年8月頃から準備を進められてきたもので、慶應義塾大学の地球環境スキャニングプロジェクトの協力も得ているとのことです。

みんなのデータサイト
http://www.minnanods.net/

このサイトの使い方
http://www.minnanods.net/cat/about_MDS.html

みんなのデータサイトについて
http://www.minnanods.net/art/373.html

DOAJ、収録ジャーナル選択基準案へのコメントに対する回答文書と今後のロードマップを公表

2013年9月16日、オープンアクセスジャーナルのディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)は、今年6月に発表した収録ジャーナルの選択基準案に関し、寄せられたコメントに対するDOAJからの回答をまとめた文書と今後のロードマップを発表しました。寄せられたコメントは、概して変化を歓迎する向きではあったものの、基準についてはさらに練り上げる必要があるとのことです。

DOAJ publishes response to public feedback on revised selection criteria and a Roadmap (DOAJ 2013/9/16付けの記事)
http://www.doaj.org/doaj?func=news&nId=311&uiLanguage=en

My NCBIの新機能CV登録アプリ“SciENcv” ORCID IDにも対応

米国国立医学図書館(NLM)の発行しているTechinical Bulletinの最新号no.394(2013年9-10月号)において、PubMedの検索式の保存や更新情報の受け取りが可能な“My NCBI”の新機能として、Curriculum Vitae(履歴書)を登録可能なアプリ“SciENcv”が紹介されています。これは、ユーザが自身の学歴・職歴・研究活動歴・研究業績・受賞歴・助成金獲得歴等を登録することができるというもので、研究者識別子ORCIDのIDも登録できるとのことです。Techinical Bulletinでは、“SciENcv”の登録方法を解説しています。

My NCBI Curriculum Vitae Web Application: SciENcv (NLM Techinical Bulletin)
http://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/so13/so13_sciencv.html