アーカイブ - 2013年 9月 12日 - car

米コピーライト・クリアランス・センター(CCC)がGold Open Access Infrastructureへの参加を公表

2013年9月11日、米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(Copyright Clearance Center:CCC)が、英国に拠点を置くGold Open Access Infrastructureプログラムに参加したことを公表しています。

Gold Open Access Infrastructureプログラムは、技術インフラの課題についてステークホルダー間の対話と合意を確立し、また、ゴールドOA誌出版を支えるシステム、規格、メタデータの改善について検討を促進していくことを目的としているとのことです。

今回参加したCCCの他に、英JISC、CrossRef、DOAJ、米国情報標準化機構(NISO)等からの代表者や専門家等が参加しています。

Copyright Clearance Center Joins Gold Open Access Infrastructure Program(CCC 2013/9/11)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/aboutUs/newsRoom/pressReleases/press_2013/press-release-13-09-11.html

Gold Open Access Infrastructure

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、宇宙に関する歴史的な画像をオンラインで公開

2013年9月4日、英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)が宇宙に関する歴史的な画像5点をオンラインで公開しました。Walter Goodacreにより1910年に製作された月の地図や、1966年に月から初めて撮影された地球の写真等の画像が含まれています。今回公開された5点の画像の多くはオンラインで公開されるのは今回が初めて、もしくは、非常に低解像度でしか公開されたことがないもので、パブリックドメインとなっており、無条件で複製が可能とのことです。

Snapshots from space history (UCL)
http://www.ucl.ac.uk/maps-faculty/space-history

“Akoma Ntoso”で議会文書を使いやすく:米国議会図書館が懸賞金プロジェクトを実施

米国議会図書館(LC)が、議会文書用XMLスキーマである“Akoma Ntoso”を用いて議会文書の流通を促進する懸賞金プロジェクトを開始しています。米国政府の懸賞金プロジェクトの情報のプラットフォーム“Challenge.gov”上で募集が実施されています。

1回目は、2013年7月16日より開始されており、締切は10月31日です。懸賞金の金額は5,000ドル、受賞者は12月19日に発表されます。課題は、Akoma Ntosoで米国の議会文書をマークアップする、というものです。

2回目は、2013年9月10日より開始され、締切は12月31日です。懸賞金の金額は10,000ドル、受賞者は2014年2月12日に発表されます。課題は、Akoma Ntosoのスキーマを英米の議会文書のマークアップ言語にマッピングする、というものです。

なお、Akoma Ntosoは、UNDESA(国際連合経済社会局)が実施するアフリカ諸国の議会強化のイニシアティブであるAfrica i-Parliaments Action Plan が開発してきたもので、アカン語で「結ばれたハート」(linked heart)を意味するものです。

第1回;

“オープンジャーナルナビゲーター(OJNavi)”、公開:無償電子ジャーナルの検索システム

2013年9月11日、無償電子ジャーナルの検索システムである、オープンジャーナルナビゲーター(Open Journals Navigator, with fee journal information:通称OJNavi)が、公開されました。

Open Journals Navigator, with fee journal information
(通称OJNavi)
http://atoz.ebsco.com/Titles/16677

番外編: Open Journals Navigator (OJNavi)の公開について
http://biblioguide.net/survey/chap0/4320.html
※9月12日更新

MOOCのNPO法人edXがGoogleと提携 ラーニングプラットフォーム開発で

2013年9月10日、大規模公開オンライン講座(MOOCs)を提供するedXが、edXのオープンソースのラーニングプラットフォーム“Open edX”の開発で、Google社との提携を発表しました。共同開発されるOpen edXのプラットフォームを利用し、大学や企業、政府、教員らがそれぞれMOOCsの講座を開設・管理できる新たなウェブサイト“MOOC.org”を運営するとのことです。

mooc.org
http://mooc.org/

EdX Announces Partnership with Google to Expand Open Source Platform (edX 2013/9/10付けの記事)
https://www.edx.org/alert/edx-announces-partnership-google/1115

We are joining the Open edX platform (ResarchBlog 2013/9/10付けの記事)
http://googleresearch.blogspot.com/2013/09/we-are-joining-open-edx-platform.html

ハーバード大など講座をオンライン配信 グーグルが「edX」と提携 (J-cast 2013/9/12付けの記事)

あなたの図書館のTwitterをレベルアップするための10のルール(記事紹介)

Library Journal誌に、図書館のTwitterのレベルをあげるための10のルールを示した記事が掲載されていました。執筆者は、“The Library Marketing Toolkit” の著者であるNed Potter氏です。

以下の10点が説明付きで示されています。

1. あなたの図書館についてツイートするのは4回に1回の割合にする。
2. ツイートを分析する。
3. マルチメディアをツイートする。
4. よりたくさんの写真をツイートする。
5. 大事なことは4回ツイートする。
6. ハッシュタグを使う。(使いすぎない程度に)
7. 質問する。
8. リツイートされるようにする。
9. ツイッターのアカウントを色々な場所にはりつける。
10. 落とし穴にはまらない。

10 Golden Rules To Take Your Library’s Twitter Account to the Next Level(2013/8/27付け)
http://lj.libraryjournal.com/2013/08/marketing/10-golden-rules-to-take-your-librarys-twitter-account-to-the-next-level/#_

PeerJ機関版にカリフォルニア大学バークレー校とケンブリッジ大学が加入

2013年9月10日、生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌“PeerJ”が、カリフォルニア大学バークレー校とケンブリッジ大学の2校について、新たに「機関版(Institute Arrangements)」に参加したと発表しました。これにより、PeerJでの論文発表を選択した2校の教員は、図書館の予算から自動で投稿料が支払われるとのことです。

なお、今回上記の2校が加入したことで、機関版参加機関は6機関となりました。

Newest PeerJ Institutional Arrangements - UC Berkeley and the University of Cambridge (PeerJ 2013/9/10付けの記事)
http://blog.peerj.com/post/60832905876/berkeley-and-cambridge-join

国際的な図書館員のネットワーク構築を目指す“International Librarians Network”の第1ラウンドが9月より開始

国際的な図書館員のネットワーク構築を目指す“International Librarians Network”(ILN)において、9月より第1ラウンドが開始しています。

説明によると、ILNは、世界各国から参加者を募り、それぞれの参加者に他国の参加者をマッチングし、ネットワークの構築を促すという試みで、参加者は、半年間に渡りパートナーとコンタクトを取りつつ、運営者側が毎月提示するトピックについてディスカッションを行うというものです。

この第1ラウンドの参加募集は8月まで行われ、その結果、40カ国から392人(196組)が第1ラウンドのディスカッションを開始することになったとのことです。その最初のトピックがILNのウェブサイトに掲載されています。

なお、第2ラウンドは2014年3月に開始する予定となっており、参加に興味のある人は、登録することで募集の開始のお知らせを受け取れるようになっています。

Monthly Discussion: Round One Begins(ILN, 2013/9/1付け)
http://ilnetwork.wordpress.com/2013/09/01/monthly-discussion-round-one-begins/

東京大学総合研究博物館が岩手県大槌町の公民館内に3,500点の資料を配架した「大槌文化ハウス」を開設(記事紹介)

2013年9月11日の岩手日報WebNewsの記事によると、9月9日に東京大学総合研究博物館が岩手県大槌町の中央公民館内に読書や学習が自由にできる「大槌文化ハウス」を開設したとのことです。「大槌文化ハウス」には、東京大学の教職員から寄せられた一般書や事典、児童書等3,500点が配架されているようです。

「大槌文化ハウス」を開設 東大博物館、書籍3500冊 (岩手日報WebNews 2013/9/11)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130911_10

大槌に関わる登録プロジェクト一覧 (東京大学)
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/recovery/otsuchi_project_list.html

中国国家図書館が創立104周年にあわせ利用者サービスを拡充

中国国家図書館は、2013年9月9日に創立104周年を迎え、それにあわせ利用者サービスの水準の引き上げを行ったとのことです。

図書館(子ども図書館以外の部分)の入館年齢制限が13歳以上に引き下げられ、また、これに伴い、これまでの6歳以上の子どもに制限していた子ども図書館の入館を、6歳以下の幼児も入館できるようにしたようです。

このほか、スマートフォンやタブレット端末から利用できるサービスの充実、館内でのインターネット通信速度の向上、「読者ガイダンス室」の設置と定期的な利用ガイダンスの実施など、サービスの拡充が実施されたようです。

国家图书馆推出读者服务新举措整体提升服务水平(中国国家図書館)
http://www.nlc.gov.cn/dsb_zx/gtxw/201309/t20130910_76950.htm

国家図書館公告(中国国家図書館、2013/9/9)
http://www.nlc.gov.cn/dsb_zx/zxgg/201309/t20130909_76890.htm

子ども図書館HP
http://kids.nlc.gov.cn/newxdzzn/segjs/
※現時点では年齢制限が満6歳以上15歳未満のままになっています。

国家図書館、0歳から6歳の幼児向けに開放(CRI online, 2013/9/10付け)