アーカイブ - 2013年 9月 11日 - car

図書館の利用を通じて、農業で家族を養うことができるようになったネパール人女性の事例(記事紹介)

READ Globalのウェブサイトに、READ Globalがネパールに設置した図書館(READ Center)の利用を通じて、家族を養うことができるようになった女性の事例が紹介されています。

記事によると、現在35歳で5人の子どもの母であるFulkumari Mahatoさんは、2年前に夫に先立たれました。彼女は、貧しい生活から抜け出すため、図書館で本やビデオを見て野菜栽培を学び、また“Practical Answers”プログラムを通じてカリフラワーやキャベツ、キュウリの栽培を学びました。さらに農閑期の野菜の育て方も学び、1年を通じて安定した収入を得ることが可能になりました。

これにより彼女は、子どもを学校にやるに十分な収入を得ることができるようになりました。また、彼女自身もリテラシー技能を身につけ、今や地域のリーダーとなり、他の女性から農業やビジネスを始めることについて質問を受ける立場になったとのことです。

なお、“Practical Answers”プログラムは、READ Centerで質問を受け付け、それに基づいて農村部にいる人たちに必要なトレーニングや情報源を提供するというもののようです。

Creating Family through Libraries(READ Global)

EIFL、6つめの公共図書館イノベーション賞の応募を開始

2013年9月9日、EIFLの公共図書館イノベーションプログラム(EIFL-PLIP)が、6番目のイノベーションアワードの実施をアナウンスしています。今回の賞は、公共図書館におけるICTの創造的な利用とのことで、応募は2013年10月30日までとなっています。

なお過去の5つの賞は、以下のとおりです。
・地域の経済的福祉への貢献(Contribution to economic wellbeing of the community)
・地域の健康への貢献(Contribution to community health)
・地域の社会的包摂への貢献(Contribution to social inclusion of the community)
・オープンガバメントへの貢献(Contribution to open government)
・女性や少女に力を与えるICTの利用(Using ICT to empower women and girls)

New award for creative use of ICT in public libraries(EIFL, 2013/9/9付け)
http://www.eifl.net/news/new-award-creative-use-ict-public-libraries

Project MUSEが新しい検索インターフェースを公開

人文・社会科学系の電子資料提供サービス“Project MUSE”が、新しい検索インターフェースを公開していました。2013年9月10日付けでアナウンスされています。

Project MUSE Introduces Enhanced Advanced Search Function(MUSE, 2013/9/10付け)
http://e2.ma/message/hzhnm/98vyl

新しいインターフェースを紹介する動画
http://www.youtube.com/projectmusetv

Project MUSE
http://muse.jhu.edu/

NARA、新しい常設展示のオープニングを飾る資料を決定する投票を開始

2013年9月10日、米国国立公文書館(NARA)が、11月8日から新しく設置される常設展示 "Records of Rights " のオープニング展示資料を決定するオンライン投票を開始したことを公表しています。1965年の移民改正法の原本等、5つの歴史的原本から最も多くの票を得たものが、"Records of Rights"のエントランスに設置される"Landmark Documents "と題された展示ケースに飾られるとのことです。

投票は10月14日まで受け付けられ、結果は11月8日に公開するとのことです。

Be a Citizen Curator: Cast Your Vote for the First Document to Star in the New National Archives "Records of Rights" Exhibition(NRA 2013/9/10)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2013/nr13-133.html

The people are voting. And the winner is . . . up to you!
http://blogs.archives.gov/prologue/?p=12825

UCLA東アジア図書館、「Current Events in China: popular websites, blogs & twitters」を公開

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の東アジア図書館が、「Current Events in China: popular websites, blogs & twitters」というデータベースを公開しています。

カリフォルニアデジタル図書館(CDL)のウェブアーカイビングサービス(WAS)を用いたもので、中国の国内外の問題に関するニュースを取り扱っているウェブサイト、ブログ、Twitterなどのコンテンツを収集し、検索可能にするものとのことです。対象となるサイトは、UCLAのJames Tong教授と、北京大学のYong Hu教授により特定されたもので、現時点で16サイトがリストアップされています。

なお、6カ月のエンバーゴにより、現在2013年2月以前のコンテンツが検索可能とのことです。

New Web Archive: Current Events in China – Popular Websites, Blogs & Twitters(2013/9/10付け)
http://www.cdlib.org/cdlinfo/2013/09/10/new-web-archive-current-events-in-china-popular-websites-blogs-twitters/

カナダ研究図書館協会、政府のオープンガバメントの推進に期待するコメントを公表

カナダ研究図書館協会(CARL)が、政府のオープンガバメントに関するアクションプランについて、コメントを公表しています。

要点として、以下のような点が示されています。

・CARLは、オープンデータ、オープンインフォーメーションが全ての政府情報に一貫して適応されるべきだと考えている。ただし、プライバシーや国家安全保障に関するものは除く。
・オープンデータは、信頼性のあるデータを必要とする。CARLは政府に、より信頼性のある、より廉価な国勢調査を使えるよう要請する。
・CARLは、提案されているVirtual Libraryが、政府の刊行物へのアクセスと確実な保存を可能にすることに期待する。

CARL encourages government transparency (CARL, 2013/9/10付け)
http://www.carl-abrc.ca/news/96/201/CARL-encourages-government-transparency.html

Canada’s Open Government Initiative
Comments on the implementation of the Open Government Action Plan.(CARL, ABRC, 2013/9/6付け、PDF4ページ)

“Building the Future” 図書館デザインショーケース2013(米国)

American Libraries誌の2013年9月/10月号に、“Building the Future”と題して、2013年の図書館デザインショーケースが掲載されています。

Building the Future 2013 Library Design Showcase
http://www.americanlibrariesmagazine.org/article/building-future

American Libraries(2013年9月、10月号)
http://viewer.zmags.com/publication/f4cab1fc#/f4cab1fc/1

北京師範大学の留学生の図書館に対する評価は?(文献紹介)

The International Information & Library Review誌に、“International students and Chinese academic library: A user survey at Beijing Normal University Library”と題するレポートが掲載されています。中国師範大学図書館のJia Liu氏による記事です。

アブストラクトによると、このレポートは、北京師範大学の留学生(international students)の情報ニーズを知り、留学生の図書館に対する評価し、図書館の改善点を探るためにまとめられたものとのことで、2011年に行われた留学生の利用者に対するアンケート調査の結果を紹介しています。

Europeanaが2012-2013年に開催したエディッタソンのケーススタディを公表

2013年9月10日、EuropeanaがWikimedia Swedenと協力して2012年から2013年にかけて行ったWikipediaの記事の質を向上させるエディッタソン(コンテンツ編集ワークショップ/Edit-a-thon)のケーススタディを公表しました。ケーススタディに収録されているのは、2012年11月に開催された第一次世界大戦についての記事を充実にするエディッタソン、2013年3月に開催されたファッションの記事を充実にするエディッタソン、そして2013年6月に行われたイベント"Europeana 1989"と共同して開催されたエディッタソンの3つとのことです。

Case study: Wikipedia edit-a-thons (europeana 2013/9/10)
http://pro.europeana.eu/web/guest/pro-blog/-/blogs/case-study%3A-wikipedia-edit-a-thons

Case Study: Europeana Edit-a-thon (PDF:11ページ)
http://pro.europeana.eu/documents/900548/82db7491-c6f1-49f1-93ad-6ef392ba86f7

参考:

【イベント】第3回SPARC Japanセミナー2013「オープンアクセス時代の研究成果のインパクトを再定義する:再利用とAltmetricsの現在」(東京・10/25)

2013年10月25日に、第3回SPARC Japanセミナー2013「オープンアクセス時代の研究成果のインパクトを再定義する:再利用とAltmetricsの現在」が、国立情報学研究所で開催されます。

2013年のOpen Access Weekのテーマである"Redefining Impact"とも呼応しながら、研究成果のインパクトについて焦点を当て、今後の多様な学術情報流通の展望ならびに課題について議論するとのことです。

第3回 SPARC Japan セミナー2013 「オープンアクセス時代の研究成果のインパクトを再定義する:再利用とAltmetricsの現在」
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2013/20131025.html