アーカイブ - 2013年 8月 - car

8月 30日

無償電子ジャーナルの検索システム“オープンジャーナルナビゲーター”が公開へ

実践女子学園の伊藤民雄氏による『世界の出版情報調査総覧』のサイトで、無償電子ジャーナルの検索システムが2013年9月中に公開されることが予告されています。

データベースの名称は、オープンジャーナルナビゲーター(Open Journals Navigator, with fee journal information:通称OJNavi)であり、無料で利用可能な電子ジャーナル(国内雑誌約1万7千誌、国外雑誌約4万4千誌)が収録されるものとのことです。このうち無償の国内雑誌・約1万7千誌についてはインターネット上に公開されている複数の電子ジャーナルのリスト等を組み合わせたものとのことです。またデータベースには、併せて有償・契約型の国内雑誌約2千誌も収録されるようです。

プラットフォームにはEBSCO社のシステムが提供されるとのことで、9月11日から福岡等で開催されるEBSCO主催のセミナー「エンドユーザ目線の情報の検索と発見 ~Webサービスが出来ること~」において、伊藤氏によるOJNaviの紹介が予定されています。

なお、リンクリゾルバの機能も提供されるとのことです。

番外編: Open Journals Navigator (OJNavi)の公開について(予告)(世界の出版情報調査総覧内のページ, 2013/8/5付け)

奈良県立図書情報館で、NPO法人「学校図書館木質・活性化支援センター」の設立総会

2013年8月29日、NPO法人(奈良県知事認証団体)の「学校図書館木質・活性化支援センター」が、奈良県立図書情報館において創立総会を開催したとのことです。

報道によると、同法人は、奈良県の吉野産の木材を使用して「図書館の木質化」を推進するなど、木のぬくもりが感じられる学校図書館づくりを目指した活動を行うようです。

木の香る学校図書館に NPO設立(Yomiuri Online, 2013/8/30)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20130829-OYT8T01282.htm

読書の場を豊かに - 図書館の木質化支援/NPO法人発足(奈良新聞, 2013/8/30付け)
http://www.nara-np.co.jp/20130830105652.html

特定非営利活動法人学校図書館木質・活性化支援センター
http://www.naravn.jp/npo/index.php?act=detl&id=13193

関連リンク;
司書配置わずか 学校図書館内装木質化運動、県内で広がり見せるが… (奈良日日新聞、2013/5/3)
http://www.naranichi.co.jp/20130503ne5373.html

国立国会図書館、「マッカーサー元帥レポート図版集」等のデジタル化資料を公開

2013年8月30日、国立国会図書館は、「マッカーサー元帥レポート図版集」を国立国会図書館デジタル化資料に追加しました。「マッカーサー元帥レポート図版集」は、“Reports of General MacArthur”(マッカーサー元帥レポート)に使われた地図や写真等で、原資料は米国国立公文書館(NARA)が所蔵しています。国立国会図書館デジタル化資料の「日本占領関係資料」のコーナーから利用できます。

また、同日、国立国会図書館内のみで閲覧可能な資料として、図書(主に戦後期刊行図書)約3,800点および雑誌(人文科学分野)約2,200点を追加しています。書誌情報、目次情報はインターネットで公開しています。

マッカーサー元帥レポート図版集等を「国立国会図書館デジタル化資料」に追加しました(国立国会図書館、2013/8/30)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1202303_1828.html

ARL、大学図書館の“Library Investment Index”2011‐2012年版を公表

2013年8月29日、北米研究図書館協会(ARL)が、ARLに加盟する大学図書館の支出総額、専門職員の人件費、資料費総額、専門職員及びサポートスタッフの人数等をまとめた“Library Investment Index”2011‐2012年版を公表しました。

Library Investment Index Summarizes Relative Size of ARL University Libraries for 2011–12 (ARL 2013/8/29)
http://www.arl.org/news/arl-news/2884-library-investment-index-summarizes-relative-size-of-arl-university-libraries-for-2011-12

final data tables(エクセルファイル)
http://www.arlstatistics.org/documents/ARLStats/index12.xls

参照:
ARL、図書館の投資指数を公表
Posted 2012年8月17日
http://current.ndl.go.jp/node/21639

各研究図書館の年間支出額やスタッフの給与は、どの位?(ARL)
Posted 2008年8月19日

もしも世界に図書館がなかったら:ブルックリンの児童・生徒の作文コンテスト(記事紹介)

BOOKRIOTというサイトで、最近ブルックリンで行われた、“図書館がない世界”(A World Without Libraries)をテーマにした児童・生徒の作文コンテストについての記事が掲載されています。記事は、米国ニューヨーク市のブルックリン公共図書館の図書館員であるRita Meadeさんによるもので、同コンテストの審査員を務めた人です。

記事によると、子どもたちは、このテーマのもと、図書館がない世界はどのようなものか、図書館がないことは自分たちの生活にどの程度の影響があるかについて、考えをまとめたとのことです。またコンテストの受賞者は、彼女の図書館を訪れ、みんなの前で作文を読み上げたそうです。Meadeさんはそれを聞き、図書館が彼ら/彼女らのこれまでの人生にどれだけ重要であったかを感じ、感動したとのことで、「子どもたちの声を聞こう」とコメントしています。

記事では、このコンテストに参加したブルックリンの子どもたちの作文から、彼女が個人的に良いと感じた文を10件紹介しています。10件目のフレーズは、以下のものです。

“The world without libraries is like a cone without ice cream.”

ARL等、公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けたリポジトリネットワーク“SHARE”計画のジョイントグループを結成

2013年8月29日、北米研究図書館協会(ARL)と米国大学協会(AAU)、公立大学協会(APLU)は、政府の公的資金を元に生み出された論文や研究データへのパブリックアクセスを提供するために、米国内の大学・図書館・その他研究機関のデジタルリポジトリネットワークの開発を行う共同グループを結成したと発表しました。このリポジトリネットワークは、“SHared Access Research Ecosystem (SHARE)”と呼ばれるものです。

SHAREの運営グループは、オクラホマ大学のRick Luce氏とバージニア工科大学のTyler Walters氏の2人がトップに立って運営されるとのことです。

SHared Access Research Ecosystem (SHARE)
http://www.arl.org/share

Higher Ed Associations Form Joint Steering Group to Build Federated System for Publicly Funded Research (ARL 2013/8/29付けの記事)

大学出版局の学術電子書籍を公共図書館で利用可能に:米国カンザスシティ公共図書館がProject MUSEのコンテンツの提供を開始

米国ミズーリ州のカンザスシティ公共図書館が、人文・社会科学系の電子資料提供サービスProject MUSEの学術電子書籍コンテンツの提供を開始したようです。infoDOCKETに掲載された同館のアナウンスによると、同館の図書館カード保有者は、Project MUSEの学術電子書籍3,200タイトル以上を利用できるようになったとのことです。

University Press: eBooks From Project Muse/UPCC Now Available at Kansas City Public Library(infoDOCKET, 2013/8/29付け)
http://www.infodocket.com/2013/08/29/ebooks-from-project-museupcc-now-available-from-kansas-city-public-library/
※Gary Price氏のコメント付き。

E-Books & Digital Media(カンザスシティ公共図書館の電子書籍サービスのページ)
http://www.kclibrary.org/downloadables
※リストにProject MUSEが追加されています。

UPCC Books on Project MUSE

【イベント】シンポジウム「日仏の出版文化の出会い:幕末から両大戦間まで」(9/21・東京)

2013年9月21日、日仏会館1階ホールにおいて、シンポジウム「日仏の出版文化の出会い:幕末から両大戦間まで」が開催されます。

フィリップ・ル・ストウム(ブルターニュ県立美術館館長)による「1889~1939年のフランスの木版表現にみられる浮世絵の影響、そして出版」と題した基調講演の後、高木元(千葉大学)等6名の研究発表と討議が行われます。

参加にあたっては、事前申込が必要となっています。

日仏の出版文化の出会い:幕末から両大戦間まで
http://www.mfj.gr.jp/agenda/2013/09/21/20130921livre_illustre/index_ja.php

第一次世界大戦で戦死した兵士の遺言がデジタル化(英国)

2013年8月29日、第一次世界大戦で戦死した英国の兵士23万人以上の遺言がデジタル化公開されました。

この遺言の資料は、英国法務省のHer Majesty's Court and Tribunal Serviceが所有しているもので、来年100周年を迎える第一次世界大戦に併せて公開されたものです。資料は、名前・日付・連隊番号で検索可能で、6ポンドを支払えばどの資料もコピーできるようです。

Service:Find a soldier's will
https://probatesearch.service.gov.uk/

World War I soldier wills digitised for online archive (BBC 2013/8/28付けの記事)
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-23861821?ocid=socialflow_twitter_bbcnews

First world war soldiers' undelivered letters home come to light at last (The Guradian 2013/8/29付けの記事)

ACLSの人文系学術電子書籍サイト“ACLS HEB”がコンテンツを追加し約4000タイトルに:インターフェースもリニューアル

米国学術団体評議会(American Council of Learned Societies:ACLS)の人文系の学術電子書籍のサイトであるACLS Humanities E-Book (HEB)について、2013年8月28日に、新たに327タイトルが追加されたとのことです。合計は3,987タイトルとなったとのことです。

また、8月27日には、インターフェースをリニューアルし、ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン (WCAG) 2.0に準拠したこともアナウンスされています。

New Titles and MARC Records Released(公式ブログ、2013/8/28付け)
http://humanities-ebook.blogspot.jp/2013/08/new-titles-and-marc-records-released.html

New HEB Website Launches(公式ブログ、2013/8/27付け)
http://humanities-ebook.blogspot.jp/2013/08/new-heb-website-launches.html

ACLS Humanities E-Book
http://www.humanitiesebook.org/

参考:

出版デジタル機構、ビットウェイとの統合を発表

2013年8月29日、株式会社出版デジタル機構は、9月27日開催予定の株主総会で承認されることを前提に、10月1日付で完全子会社である株式会社ビットウェイを合併により統合する予定と発表しました。これにより、人材の確保やシステムの一本化、サービス向上とスピードアップを図るようです。

株式会社ビットウェイ統合のお知らせ (株式会社出版デジタル機構 2013/8/29)
http://www.pubridge.jp/info/20130829-2/

参考:
出版デジタル機構とビットウェイ、電子書籍配信システムの協働構築を発表
http://current.ndl.go.jp/node/21291

Skype、設立から10周年

インターネット通話のSkypeが設立から10周年を迎えたとのことです。公式ブログでその軌跡を振り返っています。

Skype Celebrates a Decade of Meaningful Conversations!(Skype Big Blog, 2013/8/28)
http://blogs.skype.com/2013/08/28/skype-celebrates-a-decade-of-meaningful-conversations/

Skype confirms 3D video calls are under development (BBC, 2013/8/28付け)
http://www.bbc.co.uk/news/technology-23866593

Skypeが10周年で「Skype WiFi」を30分無料プレゼント(IT Media, 2013/8/30)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1308/30/news036.html

参考リンク(図書館関係);
1)利用環境の提供
ワシントンD.C.公共図書館がデジタルコモンズを開設、3Dプリンターやエスプレッソ・ブック・マシーンなどを完備
Posted 2013年7月18日

世界の近未来的デザインの図書館10選

Open Education Database(OEDb)というサイトで、世界各国の近未来的デザインの図書館が10館紹介されています。日本からは金沢海みらい図書館が紹介されています。

10 Futuristic Libraries(OEDb, 2013/8/29)
http://oedb.org/ilibrarian/10-futuristic-libraries/

8月 29日

IMLS、地方のオープンガバメントにおける公共図書館の役割の理解に向けて助成金

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、ニューヨーク州立大学オールバニ校のCenter for Technology in Governmentに対して、およそ10万ドルの助成を行うことを公表しています。この助成により、同センターでは、地方のオープンガバメントの動きにおける公共図書館の役割について、理解を深めるための活動を行うようです。

IMLSのプレスリリースでは、この助成の背景について、地方政府がオンラインでのサービスを拡大すれば、公共図書館は、市民とサービスを結びつけることにおいてより大きな役割を果たすようになる、と指摘しています。また同センターのディレクターであるTheresa Pardo氏のコメントとして、地方のオープンガバメントの確立に向けた努力において欠落しているのは、全体のシステムの中で公共図書館の果たす役割について十分な理解がないことだ、との考えが示されています。

IMLS Announces Grant for National Forum on the Role of Public Libraries in Local Open Government(IMLS, 2013/8/28)

文部科学省、障害のある児童生徒の教材の充実についての検討結果を公表

文部科学省が、2013年8月28日、「障害のある児童生徒の教材の充実について 報告」を公表しています。これは、初等中等教育局長の下に設置された「障害のある児童生徒の教材の充実に関する検討会」において、2013年5月より検討してきた内容を取りまとめたものです。

障害のある児童生徒の教材の充実の現状と課題がまとめられているほか、今後の方策として、国等の役割、教育委員会の役割、学校の体制整備、教員の知識の習得及び指導方法の改善、産業界・大学等との連携による教材や支援機器の充実が示されています。

「障害のある児童生徒の教材の充実について 報告」について(文部科学省、2013/8/28付け)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/08/1339106.htm

Oxford Dictionaries Onlineに新たな語として"MOOC"が追加される

2013年8月28日、Oxford University PressがOxford Dictionaries Onlineに、MOOC(massive open online course)を含む42の新しい語を追加したと発表しています。なお、新しく追加された語にはこの他に"emoji"等が含まれています。

Buzzworthy words added to Oxford Dictionaries Online – squee! (OxfordWords blog 2013/8/28)
http://blog.oxforddictionaries.com/2013/08/new-words-august-2013/

参考:
E1433 - MOOCについて図書館員が知るべきことは?<文献紹介>
http://current.ndl.go.jp/e1433

北米日本研究資料調整協議会(NCC)、TPP著作権延長問題について公開質問状を提出

2013年8月15日付けで、北米日本研究資料調整協議会(NCC)が、TPP著作権延長問題に関する公開質問状を、内閣官房TPP政府対策本部へ提出しています。NCCのFacebookページでその内容が公開されています。

TPP意見 北米日本研究資料調整協議会 (Facebook)
https://www.facebook.com/NCCJapanInfo/posts/503810106365888

富田倫生追悼イベントが9月25日に開催へ:青空文庫の活動等を支援する「本の未来基金」も創設

「青空文庫」の呼びかけ人であり、2013年8月16日に亡くなった富田倫生氏の追悼イベントが、9月25日に開催されるとのことです。お知らせが掲載されています。

「富田倫生追悼イベント」の第一部では「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」と題し、記念シンポジウムが開催されます。また第二部はお別れ会となっています。会場は東京都千代田区の東京會舘です。

あわせて、この「富田倫生追悼イベント」の運営と、青空文庫の活動等を将来にわたって支援する「本の未来基金」を創設することが公表されています。

富田倫生追悼イベントと「本の未来基金」創設のお知らせ
http://www.voyager.co.jp/aozora/

プレスリリース(pdf)
http://www.voyager.co.jp/aozora/Tomita_Event_20130829.pdf

RUSA、図書館における金融リテラシー教育サービスの提供に関するガイドラインの作成に向け、プロジェクトの総括責任者を公募

米国図書館協会(ALA)のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が、図書館における金融リテラシー教育サービスの提供に関するガイドラインの作成にむけ、このプロジェクトを率いる総括責任者の募集を開始しています。

総括責任者は、9名の諮問グループ(パートナーとなるウィスコンシン大学マディソン校のCenter of Financial Security、ネイパービル公共図書館、ブルックリン公共図書館、金融取引業規制機構(FINRA)の財団の代表を含む)を招集するとともに、自身を含む4名のワーキングチームを編成しそこで必要な調査、ベストプラクティスの選定等を行うとのことです。

RFP: Project Director for the creation of Guidelines for Provision of Financial Literacy Education Services in Libraries(RUSABlog, 2013/8/27付け)
http://rusa.ala.org/blog/2013/08/27/rfp-project-director-guidelines-for-financial-literacy-education-services-in-libraries/

ピッツバーグ大学のヒルマン図書館が試行期間を経て24時間開館実施へ

ピッツバーグ大学の中央館にあたるヒルマン図書館(Hillman Library)が、2013年8月末から24時間開館を実施し、また9月9日以降は、日曜日の朝10時に開館し、金曜日の夜10時まで開館し続け、また土曜日には朝9時から夜11時まで開館する、という開館スケジュールにするとのことです。

この件を取り上げた同大学のニュースサイトThe Pitt Newsの記事によると、ヒルマン図書館では、数年間試行してきており、多くの利用が確認されてきたとのことです。また記事では、24時間開館に伴うコスト面についても取り上げており、これについては、ミラー(Rush Miller)館長が、経費が追加しないようポジションを移すなどしてきたとの趣旨のコメントをしています。

Hillman Library extends hours
http://www.pittnews.com/news/article_7c352d2a-0ec2-11e3-993f-001a4bcf6878.html

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