アーカイブ - 2013年 3月 - car

3月 29日

米Penguinグループ、ハードカバー版の刊行開始後すぐに図書館に対して電子書籍を販売するように

2013年3月27日、Penguin Groupが、ハードカバー版の刊行後すぐに図書館に対して電子書籍を販売するようにすると発表しました。4月2日以降適用されます。従来は、ハードカバー版の刊行から6か月待つ必要がありました。

Penguin Lifts Library Ebook Purchase Embargo(The Digital Shift 2013/3/27付け記事)
http://www.thedigitalshift.com/2013/03/ebooks/penguin-lifts-library-ebook-purchase-embargo/

第15回図書館サポートフォーラム賞の表彰者が発表される

2013年3月28日、図書館サポートフォーラムが、ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰する第15回「図書館サポートフォーラム賞」の結果を発表しました。今回は、愛知県の岩瀬文庫ボランティアと、大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)館長の谷合佳代子氏が選ばれています。4月22日に表彰式が開催されます。

図書館サポートフォーラム
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

LSF News Letter no.54(PDF:2ページ)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/images/n54.pdf

参考:
第15回図書館サポートフォーラム賞、推薦受付中
http://current.ndl.go.jp/node/22731

米国大学・研究図書館協会(ACRL)、学術情報流通と情報リテラシーの交点を探るレポートを公表

2013年3月26日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、“Intersections of Scholarly Communication and Information Literacy: Creating Strategic Collaborations for a Changing Academic Environment”というレポートを公表しました。学術情報流通と情報リテラシーの交わる次の3つの領域について調査し、まとめたものです。

(1)学術成果の流通の経済
(2)デジタルリテラシー
(3)変化する図書館の役割

Intersections of Scholarly Communication and Information Literacy(PDF:29ページ)
http://www.ala.org/acrl/sites/ala.org.acrl/files/content/publications/whitepapers/Intersections.pdf

Intersections of Scholarly Communication and Information Literacy(HTML版)
http://acrl.ala.org/intersections/

文化庁、日本におけるパロディの法的在り方について検討した報告書を公表

2013年3月29日、文化庁が、「パロディワーキングチーム報告書」(2013年3月付け)を公表しました。文化審議会著作権分科会法制問題小委員会パロディワーキングチームによって作成されたもので、現行著作権法では権利制限について明示的に規定されていないパロディの利用について、分析・検討の結果がまとめられています。第2章で諸外国の、第3章で国内でのパロディの取扱いについて述べ、第4章で日本におけるパロディの法的在り方について検討しています。

パロディワーキングチーム報告書(PDF:35ページ)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/housei/pdf/h25_03_parody_hokokusho.pdf

英JISC、Open Educational Resources(OER)ガイド集を公開

2013年3月27日、英国のJISCがOpen Educational Resources(OER)のリソースガイドを公開しました。OERの定義やOERのこれまでの経緯、OERの利活用の方法等の各種の情報がまとめられています。

A guide to open educational resources (JISC 2013/3/27付けの記事)
http://www.jisc.ac.uk/publications/programmerelated/2013/Openeducationalresources.aspx

英DCC、研究データサービスを構築するための高等教育機関向けガイドを公開

2013年3月25日、英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が、研究データについてのサービスを始めるための高等教育機関向けガイドを公開しました。方針や戦略の立て方から、研修、管理、リポジトリ、目録まで幅広い内容が含まれています。

How to Develop RDM Services - a guide for HEIs(DCC)
http://www.dcc.ac.uk/resources/how-guides/how-develop-rdm-services

Developing RDM services(DCC 2013/3/25付け記事)
http://www.dcc.ac.uk/node/9961

永続的な研究インフラの運用のために Knowledge Exchangeが調査レポート第3弾を公表

2013年3月27日、高等教育・研究向けインフラの活用と開発を目的とした、英JISCやオランダのSURF等5機関で構成されるKnowledge Exchangeが、“Sustainability of Open Access Services - Phase 3: The Collective Provision of Open Access Resources”というレポートを公開しました。

これは、研究インフラを永続的に運営する際に直面する財政的課題を検証した一連のレポートの第3弾に位置づけられるものです。とりわけ助成団体・研究企画者向けに、オープンアクセスインフラのための共同助成モデルを示すものとなっており、継続的なプランニングのためのポイントや利用者への無料提供モデルの適用、複数機関の共同による継続運営に向けたポイント等をまとめています。

Sustainability of Open Access Services - Phase 3: The Collective Provision of Open Access Resources
http://www.knowledge-exchange.info/Default.aspx?ID=585

ファッションデザイナー、ザンドラ・ローズのデジタルアーカイブが公開

2013年3月27日、英国のUCA芸術大学(University for the Creative Arts)が、ファッションデザイナーであるザンドラ・ローズ(Zandra Rhodes)氏のデジタルアーカイブを公開しました。JISCの支援を受けて構築されたものです。このアーカイブでは、1960年代から現在まで、彼女のデザインしたドレスなどの衣類のうち500点やスケッチ画の画像が見られます。また、衣類はコレクション、種類、技法、素材などでブラウジングできるようになっています。なお、ローズ氏のドレスは、故・ダイアナ妃、エリザベス・テイラー、ダイアナ・ロスなどの著名人によって着用されてきたということです。

Zandra Rhodes Digital Study Collection
http://www.zandrarhodes.ucreative.ac.uk/

例)コレクション「The Knitted Circle」のうちの一着
http://vads.ac.uk/large.php?uid=200214&sos=22

University for the Creative Arts launches Zandra Rhodes digital archive(JISC 2013/3/27付けニュース)

カナダ国立図書館・文書館、2013-2014年の計画・優先事項報告書を公表

2013年3月28日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、2013-2014年における同館の計画・優先事項報告書(Reports on Plans and Priorities)を公表しました。カナダでは政府機関がこのような報告書を作成することになっています。

Report on Plans and Priorities (RPP) 2013-14
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/about-us/report-plans-priorities/rpp-2013-2014/Pages/rpp-2013-14.aspx

Report on Plans and Priorities (RPP)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/about-us/report-plans-priorities/Pages/report-plans-priorities.aspx

Library and Archives Canada(2013/3/28付けニュースに“Library and Archives Canada's 2013-14 Report on Plans and Priorities is now available online”とあり)

英国公貸権組織Public Lending Rightが英国図書館へ統合

2013年3月27日、英国の文化・コミュニケーション・創造産業省のEd Vaizey大臣は、英国の公貸権に係る組織Public Lending Rightを閉鎖し、英国図書館(BL)に統合すると発表しました。今後は英国図書館が公貸権の管理運用を行うとのことです。なお、Public Lending RightからBLへの移行は2013年10月1日を予定しているとのことです。

Public Lending Right transfer (British Library 2013/3/27付けの記事)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/Public-Lending-Right-transfer-618.aspx

PLR TRANSFERS TO THE BRITISH LIBRARY (Public Lending Right 2013/3/27)
http://www.plr.uk.com/allaboutplr/news/whatsNew.htm#270313

PLR to transfer to British Library (The Bookseller 2013/3/27付けの記事)

フェアユース/フェアディーリングを導入している各国の法律をまとめたハンドブック

フェアユースあるいはフェアディーリングを導入している各国の法律をまとめたハンドブック“The Fair Use/Fair Dealing Handbook”(2013年3月付け)が公開されました。執筆したのは、弁護士のJonathan Band氏とJonathan Gerafi氏です。ハンドブックでは、アンティグア・バーブーダからジンバブエまで、45か国が挙げられています。

The Fair Use/Fair Dealing Handbook(PDF:73ページ)
http://infojustice.org/wp-content/uploads/2013/03/band-and-gerafi-2013.pdf

クールすぎる10人の図書館員(記事紹介)

2013年3月27日、Flavorwireが“10 of the Coolest Librarians Alive”という記事を掲載しています。

Urban Librarians Uniteという図書館アドヴォカシー活動を展開するグループの(個性的な)メンバーや、80年代から90年代にかけて米国でムーヴメントとなったRiot Grrrl(ライオット・ガール)のコレクションを有する図書館の職員、利用者からオンラインで相談を受けて、後日その利用者が気にいるような曲をリストアップしてお勧めする図書館員等が紹介されています。

10 of the Coolest Librarians Alive (Flavorwire 2013/3/27付けの記事)
http://flavorwire.com/380345/10-of-the-coolest-librarians-alive/view-all

青森県、「学校図書館マニュアル~できることから始めよう~」を公表

2013年3月26日、青森県が、「学校図書館マニュアル~できることから始めよう~」を公表しました。2011~2012年度に実施した「図書館サービス強化支援事業」の成果を踏まえ、学校図書館の活性化に向けた基本的な知識とノウハウをまとめたものです。同事業については、第5章で紹介されています。

「学校図書館マニュアル~できることから始めよう~」(青森県庁)
http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/education/gakkou-toshokan_manual.html

OCLC、3月末からRDA新方針を適用

2013年3月31日から“OCLC RDA Policy Statement”が適用されます。このRDAに関する新方針は、2012年2月に発表されたディスカッションペーパーとそれに対するフィードバックに基づいて作成されたものです。

OCLCでは参加館にRDAの使用を義務付けるわけではなく、WorldCatに書誌レコードを登録する際にRDAを使用することにした図書館は各館のスケジュールに合わせて移行すればよいし、あるいはAACR2を使用し続けても構わないとしています。

Policy statement (effective 2013-3-31)
http://www.oclc.org/en-US/rda/new-policy.html

参考:
OCLC、WorldCatでRDAを採用した後の方針についてまとめた文書を公表し、コメントを募集中
http://current.ndl.go.jp/node/20171

葛飾区立図書館が4月に「かつしかデジタルライブラリー」を公開、故・栗本薫氏の自筆原稿などをデジタル化

2013年4月1日に東京都葛飾区立図書館が「かつしかデジタルライブラリー」を公開すると発表しています。同館の所蔵する地域資料や葛飾に関する情報をオンライン上で検索・閲覧できるもので、以下のコンテンツが収録されるようです。

・栗本薫(中島梓)氏を中心とする葛飾ゆかりの作家の自筆原稿(約15,000枚)
・葛飾の歴史、産業、文芸、地図等の地域資料(約2,800枚)
・葛飾の写真(約60枚)
・講演会等で図書館を訪れた作家の自筆色紙、図画などの資料(約60枚)

4月28日には、今岡清氏(天狼プロダクション社長、栗本氏遺族)による記念講演会「書くことは生きること」が開催されます。

かつしかデジタルライブラリーを公開します!(葛飾区立図書館 2013/3/26付けお知らせ)
http://www.lib.city.katsushika.lg.jp/main/0000001835/article.html

英政府、公共図書館の電子書籍貸出に関するジークハルト・レビューおよび対する政府回答を公表

2013年3月27日、英国の文化・メディア・スポーツ省(DCMS)が、公共図書館における電子書籍に関するレポート“An Independent Review of E-Lending in Public Libraries in England”を公表しました。Forward Publishing社の創設者であるジークハルト(William Sieghart)氏の執筆したものです。レポートの第7章では6点の提言を挙げ、オーディオブックや電子書籍に対する公共貸与権(PLR)の導入や、公共図書館は電子書籍を館内/リモートの双方で提供すべきといった点について述べています。レポートに対する政府の回答も併せて公開されています。

An Independent Review of E-Lending in Public Libraries in England(Wordファイル)
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/175318/ELending_Review.docx

Government Response to the Independent Review of E-Lending in Public Libraries in England(Wordファイル)

国内大学で書誌の誤同定判定のクラウドソーシングプロジェクト

国内大学で運用されているクラウドソーシングプラットフォーム“Crowd4U”で、クラウドソーシングを用いた図書館の問題解決プロジェクト“L-Crowd”が実施されています。その第一弾として、国立国会図書館の書誌を利用した、書誌誤同定の検出が行われています。これは、間違ったISBNが付与されるなどの理由により、ISBNが同じでも実際には別の資料を指している書誌を見つけ出すことを目的としたものです。複数の書誌を比較するといった、短時間で処理できる「マイクロタスク」を用意し、ボランティアによる作業協力を求めています。

L-Crowd: 図書館×クラウドソーシング(Crowd4U)
http://crowd4u.org/lcrowd.ja

Crowd4U
http://crowd4u.org/

NDL書誌情報ニュースレター2013年1号が刊行、4月から洋図書等へのRDA適用を発表

国立国会図書館(NDL)が、2013年3月28日付けでウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2013年1号(通号24号)を掲載しました。4月1日から、外国刊行の洋図書等の目録規則として“Resource Description and Access(RDA)”を使用することが発表されています。同号には以下の記事等が掲載されています。

・書誌情報提供サービスにおける新機能のご紹介―新着書誌情報のリスト表示、全国書誌のRSS― (収集・書誌調整課 書誌サービス係)
・RDA導入に向けた米国図書館の現状について―米国図書館訪問記―(京都大学人間・環境学研究科総合人間学部図書館情報管理掛 塩野真弓)
・2013年4月から洋図書等にRDAを適用します (外国資料課 整理係)
・「典拠データの機能要件」について (収集・書誌調整課 横山幸雄)
・典拠の国際流通―バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)への参加(2) (収集・書誌調整課 書誌調整係)

NDL書誌情報ニュースレター2013年1号(通号24号)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2013_1/index.html

参考:
NDL書誌情報ニュースレター2012年4号が刊行

3月 28日

【イベント】鷲田清一新館長就任記念トークイベント「フォロワーシップの時代」(4/29・せんだいメディアテーク)

2013年4月29日、宮城県のせんだいメディアテークで、鷲田清一氏が同館の新館長に就任するのを記念したトークイベント「フォロワーシップの時代」が開催されます。哲学者で前大阪大学総長の鷲田氏と、仙台市長の奥山恵美子氏の対談を通じて、一人ひとりが支え合い動かしていく社会のありようや、対話と協働の可能性、震災後の若者の社会参画などについて来場者とともに考えていくということです。

新館長就任記念トークイベント「フォロワーシップの時代」(せんだいメディアテーク)
http://www.smt.city.sendai.jp/directorstalk2013/

参考:
せんだいメディアテークや多摩美術大学図書館で知られる建築家・伊東豊雄氏がプリツカー賞を受賞
http://current.ndl.go.jp/node/23113

震災アーカイブ活動「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の英語版ウェブサイトが公開
http://current.ndl.go.jp/node/21263

「3がつ11にちをわすれないためにセンター」を開設したせんだいメディアテークの甲斐賢治氏が文化庁芸術選奨新人賞を受賞
http://current.ndl.go.jp/node/20386

国立公文書館、2012年度受入の特定歴史公文書等の提供開始と、重要文化財・公文書のデジタル画像追加を発表

国立公文書館が、新規公開文書とデジタル画像追加について発表しました。2012度に受け入れた特定歴史公文書等21,912冊(電子公文書等含む)を、2013年3月28日から利用に供しているということです。また、デジタルアーカイブに、重要文化財等として305点分の画像を追加、公文書として約170万コマの画像を追加したとされています。

新規公開文書とデジタル画像追加のお知らせ(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/info/index.html

新規公開文書のお知らせ(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/info/shinkibunsho.html

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