アーカイブ - 2012年 - car

1月 23日

英国国立公文書館(TNA)、新しい検索システム“Discovery”を発表

2012年1月20日、英国国立公文書館(TNA)が、新しい検索システムである“Discovery”について、今後のスケジュール等を発表しています。2011年4月からベータ版として公開されていたDiscoveryは、2012年1月末からTNAの資料検索の主要ツールとして利用され、機能開発が終了する3月31日までに現在の検索システムに代えて提供されることになるようです。

Discovery
http://discovery.nationalarchives.gov.uk/SearchUI/

Launch of Discovery, our new online catalogue (The National Archives 2012/1/20付けの記事)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/663.htm

【イベント】シンポジウム「文化情報の整備と活用~デジタル文化財が果たす役割と未来像2012」(2月・東京)

2012年2月2日(木)に、東京都の丸の内・丸ビルホールで、シンポジウム「文化情報の整備と活用 ~デジタル文化財が果たす役割と未来像2012」が、一般財団法人デジタル文化財創出機構の主催により開催されます。キーノート/ゲストスピーチ、最新事例/動向報告のほか、文化情報の整備と活用「100人委員会」総会が予定されています。入場は無料で、事前予約登録制とのことです。

シンポジウム「文化情報の整備と活用~デジタル文化財が果たす役割と未来像2012」(デジタル文化財創出機構のウェブサイト)
http://www.digital-heritage.or.jp/symposium3/index.html

英国図書館(BL)のOPAC“Integrated Catalogue”がサービス終了

2012年1月23日をもって、英国図書館(BL)のOPAC“Integrated Catalogue”が終了したようです。今後は、既に公開済みの、Ex Libris社のディスカバリインタフェース“Primo”を用いたサービス“Explore the British Library”が同館のオンラインカタログとして提供されるとのことです。検索範囲等、両カタログの違いについては“Explore the British Library to replace the Integrated Catalogue”というウェブページで解説されています。

Closure of the Integrated Catalogue
http://www.bl.uk/notices/intcatclosure.html

Explore the British Library to replace the Integrated Catalogue
http://www.bl.uk/catalogues/search/changes.html

Explore the British Library
http://explore.bl.uk/

Integrated Catalogue
http://catalogue.bl.uk/

参考:

OCLCがSustainable Collection Services社と提携し、WorldCatのデータに基づいた図書の除籍等に関するサービスを

2012年1月20日、米国のOCLCがSustainable Collection Services(SCS)社との戦略的提携を発表しました。2011年に設立されたSCS社は、図書館が、利用の少ない図書を除籍したり他館との共同管理への移行したりといったコレクションの見直し(deselection)をデータに基づいて行うためのツールや助言の提供を行う企業だそうです。今回の提携によって、同社はOCLCの総合目録WorldCatのデータを活用してサービスを行うことができるようになるとのことです。このサービスは、OCLCが現在提供しているコレクション評価ツール“WorldCat Collection Analysis”を補完するものとされているようです。

OCLC establishes strategic partnership with Sustainable Collection Services (OCLC 2012/1/20付けプレスリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/20128.htm

Sustainable Collections Services
http://sustainablecollections.com/

WorldCat Collection Analysis

経済学分野の論文アーカイブ“RePEc”のカバーしているジャーナルが5,000タイトルを突破

経済学分野の論文アーカイブサイトである“RePEc”(Research Papers in Economics)でカバーされているジャーナルの数が5,000を突破したと発表されています(うち、3,300タイトルがワーキングペーパーシリーズ)。RePEc全体では約115万点のデータが登録されているとのことです。RePEcには、一橋大学や日本貿易振興機構アジア経済研究所の機関リポジトリからもデータが提供されているようです。

RePEc now covers 5000 journals and series (The RePEc Blog 2012/1/22付け記事)
http://blog.repec.org/2012/01/22/repec-now-covers-5000-journals-and-series/

RePEc
http://repec.org/

書籍彫刻の世界

世界には書籍を使って緻密な彫刻を作り上げるアーティストがいるようです。何冊もの電話帳や雑誌等を積み上げて仏像を彫る台湾の陳龍斌(Chen Long-Bin)氏のほか、“Book Sculpture”というキーワードで検索すると、米国のBrian Dettmer氏、カナダのGuy Laramee氏、英国のSu Blackwell氏等の作品が見つかります。

Chen Long-Bin
http://www.plumblossoms.com/Chen%20Long-bin/Chen%20Long%20Bin%20profile.html

Brian Dettmer
http://briandettmer.com/

Guy Laramee
http://guylaramee.com/

Su Blackwell
http://www.sublackwell.co.uk/

立派な仏頭の正体はなんと本! 電話帳や書籍を彫刻にするアーティストの作品がスゴイ(Pouch 2012/1/22付け記事)
http://youpouch.com/2012/01/22/50772/

天才過ぎる本の彫刻アート作品!(ギズモード・ジャパン 2012/1/3付け記事)

米Serials Solutions社が開発中のウェブスケール図書館業務管理システムの名称が“Intota”に決定

米国のSerials Solutions社が開発中のウェブスケール図書館業務管理システムの名称が“Intota”に決定したそうです。2012年末までにリリースされる予定と発表されています。

Intota (Serials Solutions)
http://www.serialssolutions.com/management/intota/

Web-Scale management solution has a new name: Intota (Library Technology Guides 2012/1/21付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16501

米国で審議中の「知的財産保護法案」(PIPA)と「オンライン海賊行為防止法案」(SOPA)の採決・審議が延期されることに

米国の上院で審議されている「知的財産保護法案」(PIPA)について、現地時間2012年1月24日に予定されていた採決が延期されることになり、下院で検討されている「オンライン海賊行為防止法案」(SOPA)についてはその審議が保留されることになったようです。両法案に対しては、GoogleやWikipediaをはじめとするインターネット企業等から反発の声が挙がり、ウェブサイトの一時閉鎖等の抗議活動が行われていました。

Reid Statement on Intellectual Property Bill (米国上院議員ハリー・リード氏による2012/1/20付け発表)
http://reid.senate.gov/newsroom/pr_012012_reidstatementonintellectualpropertybill.cfm

Statement from Chairman Smith on Senate Delay of Vote on PROTECT IP Act (米国下院司法委員会 2012/1/20付けプレスリリース)
http://judiciary.house.gov/news/01202012.html

米議会、著作権保護法案SOPA/PIPAの採決を延期(ITmediaニュース 2012/1/23付け記事)

CiNii ArticlesのAPI(論文情報RDF)で「参考文献の件数」及び「被引用文献の件数」が取得可能に

国立情報学研究所(NII)が、CiNii ArticlesのAPIのうち論文情報のRDF形式出力の仕様を変更し、その出力項目に「参考文献の件数」(<cinii:references>)及び「被引用文献の件数」(<cinii:citedBy>)を追加するようになったこと等を発表しています。

CiNii Articles の API (RDF) 改修について (2012年1月20日)(CiNii)
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/index.html#20120120-3

参考:
国立情報学研究所(NII)、CiNiiにAPI出力項目追加などの機能改修を発表
http://current.ndl.go.jp/node/18253

【イベント】国立国会図書館、「第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム」を開催(2012年2月)

国立国会図書館は、2012年2月27日(月)に、「第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム」を関西館で開催します。テーマは「レファレンス協同データベース事業のNext Step:人の輪が生みだすレファ協の未来」で、2002年度の実験事業開始から10年目を迎えた同事業について、次の一歩を踏み出すために、これまでの歴史を振り返り、未来について語り合う、という内容です。

レファレンス協同データベース事業 第8回フォーラム開催要項
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_8.html

レファレンス協同データベース
http://crd.ndl.go.jp/jp/public/

1月 20日

米国の「ロックの殿堂」にライブラリー&アーカイブがオープン

2012年1月17日に、米国クリーブランドにある「ロックの殿堂」(The Rock and Roll Hall of Fame)に、ライブラリー&アーカイブがオープンしたようです。ロックの歴史に関する資料を収集・保存し、研究者、ジャーナリスト、一般市民等が利用できるようにすることを目的としているとのことです。ウェブサイトでは、資料の検索システムや、アーカイブ資料の概要が掲載されています。

Library and Archives(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)
http://rockhall.com/library/

The Library and Archives Opens Today(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum 2012/1/17付けのブログ記事)
http://rockhall.com/blog/post/7196_rock-hall-library-and-archives-opens-today/

Rock Hall Library and Archives set to open Tuesday(cleveland.com 2012/1/15付けの記事)

Ex Libris社、HathiTrustの全文検索サービスを開始へ

2012年1月20日、Ex Libris社が、同社のディスカバリーインタフェース“Primo”による共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”の全文検索サービスを開始する予定であると発表しました。具体的には、Primo用の検索インデクス“Primo Central Index”に、HathiTrustに収録されたデジタルコンテンツのフルテキストのインデクスが追加されるということのようです。

Primo Central Index to provide full-text search in renowned HathiTrust collection (Library Technology Guides 2012/1/20付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16485

Primo Central Index
http://www.exlibrisgroup.com/category/PrimoCentral

参考:
EBSCO Discovery ServiceでHathiTrustの全文検索が可能に
http://current.ndl.go.jp/node/19066

Serials Solutions社、HathiTrustの全文検索サービスを開始へ

米国情報標準化機構(NISO)、ILL等における資料の物理的移送に関する推奨事項を発表

2012年1月19日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館相互貸借(ILL)等の資源共有活動において、物理的資料の移送にかかる時間・コストを削減するための推奨事項を記した“Physical Delivery of Library Resources”という文書を公表しました。同文書では、資料の移動、自動化、管理、という3点に注目しており、資料をゴムバンドでまとめる方法や宛名ラベルの書き方といったようなことから、移送の自動化システムまで、幅広いトピックスが扱われているようです。

Physical Delivery of Library Resources (PDF:36ページ)
http://www.niso.org/publications/rp/rp-12-2012.pdf

英国図書館長の会、公共図書館におけるデジタルサービスの最低基準を示す文書を公表

英国の図書館長の会(Society of Chief Librarians;SCL)が、計4,000以上の公共図書館におけるデジタルサービスの提供に関する最低基準を定めた文書“Digital Promise for Public Libraries 2012”を発表しました。同文書は2ページから成り、全図書館で提供すべきとサービスや、全図書館での提供が推奨されるサービスが記されているほか、そういった図書館の活動と政府のアウトカムとの関係も説明されています。全図書館で提供すべきとされているのは、インターネットへの無料アクセス、図書館サービスに関する明確なオンライン情報の提供、利用者がデジタル情報へアクセスするのを手助けできるスタッフ、利用者の質問にオンラインで回答できること、オンラインで資料を予約・更新できること、等の7種類のサービスです。

Digital Promise for Public Libraries 2012 (Wordファイル:2ページ)
http://www.goscl.com/wp-content/uploads/2012/01/Digital-Promise-2012.doc

National Digital Promise for Public Libraries (SCL)

Apple社、iPad向けデジタル教科書を閲覧・制作できるアプリ“iBooks 2”と“iBooks Author”を発表

2012年1月19日(現地時間)、米Apple社が、デジタル教科書を購入・閲覧するiOS用アプリ“iBooks 2”と、デジタル教科書を制作できるMacOS用アプリ“iBooks Author”、世界中の大学の講義等を受講できる“iTunes U”用のiOSアプリを発表しました。いずれも無料となっています。iBooks 2対応のデジタル教科書では、インタラクティブなコンテンツ、ハイライト、コメント書き込み、索引、用語集、テスト&復習、勉強用カード、といった機能が使用できるようです。また、既にMcGraw-Hill社やPearson社のデジタル教科書がiBookstoreで購入できるようになっているようです。

iBooks Textbooks for iPad (Apple)
http://www.apple.com/education/ibooks-textbooks/

iBooks Textbooks - Publishers (Apple)
http://www.apple.com/education/ibooks-textbooks/publishers.html

iBooks Author (Apple)
http://www.apple.com/ibooks-author/

大阪大学総合図書館、2012年11月に24時間利用が可能な共同学習スペース「国際コモンズ」をオープン予定

大阪大学附属図書館が総合図書館C棟2階を改修し、2012年11月に「国際コモンズ」という共同学習スペースを開設する予定だそうです。国際コモンズは、24時間開館利用が可能な多言語・多文化学習を目的としたスペースとされており、語学学習サポートデスクの設置も構想しているとのことです。

総合図書館「国際コモンズ」(C棟2階)の設置について(大阪大学附属図書館 2012/1/20付けニュース)
http://www.library.osaka-u.ac.jp/muks609pr-378/#_378

参考:
京都大学附属図書館、24時間利用できる自学自習室をオープン
http://current.ndl.go.jp/node/11526

金沢大学附属図書館、自然科学系図書館の24時間利用を中止
http://current.ndl.go.jp/node/11527

【イベント】国立国会図書館で、脚本アーカイブズ・シンポジウム「失われた脚本・台本を求めて~文化リサイクルの意義」が開催(2月)

国立国会図書館では、2012年2月15日に、社団法人日本放送作家協会との共催により、脚本アーカイブズ・シンポジウム「失われた脚本・台本を求めて~文化リサイクルの意義」を開催します。

脚本アーカイブズ・シンポジウム「失われた脚本・台本を求めて~文化リサイクルの意義」(国立国会図書館のお知らせ)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/scripts_archives_symposium.html

オンライン学術論文を評価するための5つの星(文献紹介)

図書館情報学のオープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2012年1・2月号に、英オックスフォード大学の生物学者ショットン(David Shotton)氏による、“The Five Stars of Online Journal Articles — a Framework for Article Evaluation”という論文が掲載されています。その内容は、ティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)氏がLinked Open Dataに対して提唱したアイディアにならって、オンライン学術論文を評価するための5つの「星」(評価基準)を提案するというものです。ここで挙げられている基準は、(1)ピアレビュー、(2)オープンアクセス、(3)ウェブ技術を活用した豊かなコンテンツ、(4)データセットの公開、(5)機械可読なメタデータで、それぞれの基準における5段階評価の方法も提示されています。論文の第3章では、例として著者の既発表論文がこの方法で評価されています。

The Five Stars of Online Journal Articles — a Framework for Article Evaluation
http://www.dlib.org/dlib/january12/shotton/01shotton.html

国際子ども図書館、「子どもと本に関する記念日」ページを公開

国立国会図書館(NDL)の国際子ども図書館は、2012年1月19日に、子どもと本や読書に関する国内外の主な記念日を紹介する「子どもと本に関する記念日」というウェブページを公開しました。

子どもと本に関する記念日
http://www.kodomo.go.jp/info/anniversary/index.html

子どもと本の情報・調査
http://www.kodomo.go.jp/info/index.html

北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)、機関リポジトリを用いた「関連教員・関連研究探索システム」を公開

2012年1月19日、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)附属図書館が、同大学の「学術研究成果リポジトリ」に「関連教員・関連研究探索システム」を導入したと発表しました。入力したキーワードから、リポジトリに登録されている論文を検索して、関連する教員・研究を検索することができるとされています。

関連教員・関連研究探索システム
https://dspace.jaist.ac.jp/search/ir_search.html

JAIST学術研究成果リポジトリの新機能 「関連教員・関連研究探索システム」について(JAIST附属図書館 2012/1/19付けニュース)
http://www.jaist.ac.jp/library/news/news-2012f.html#b

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