アーカイブ - 2012年 - car

11月 28日

6月に京大で開催の国際セミナー「デジタル記録とアーカイブズ」における講演(記事紹介)

2012年6月23日に京都大学で開催された国際セミナー「デジタル記録とアーカイブズ」において、電子記録管理論の第一人者ルチアナ・デュランチ博士による“Trusting Digital Records: the Major Findings of the InterPARES Project”「デジタル記録の信頼性確保に向けて ―インターパレス・プロジェクトの成果―」と題した講演が行われました。このほど刊行された『京都大学大学文書館だより』第23号において、その講演内容をまとめた詳細な記事(執筆者はARMA International東京支部会長の西川康男氏)が掲載されています。

京都大学大学文書館だより 第23号
http://hdl.handle.net/2433/162129

参考:
【イベント】国際セミナー「デジタル記録とアーカイブズ」(6/23・京都)
http://current.ndl.go.jp/node/20810

2013年4月に米国デジタル公共図書館(DPLA)プロトタイプシステムの完成記念イベントが開催

米国デジタル公共図書館(DPLA)のプロトタイプ版システムの完成を記念するイベントが、2013年4月18日と19日にボストン公共図書館で開催されると発表されました。

またThe Digital Shift誌では、DPLAに関する連載が始まっており、その第一弾としてDPLA理事会議長のJohn Palfrey氏が寄稿しています。

[April 18-19, 2013] DPLA Launch Event(Digital Public Library of America)
http://dp.la/get-involved/events/launch/

Digital Public Library of America
http://dp.la/

Building a Digital Public Library of America(The Digital Shift 2012/11/26付け記事)
http://www.thedigitalshift.com/2012/11/digital-libraries/building-a-digital-public-library-of-america/

参考:
米国デジタル公共図書館(DPLA)、ナイト財団から100万ドルの資金提供を受けて7州におけるパイロットプロジェクトを開始

アーキビスト・サポートが「これを読めばアーカイブズがわかるブックリスト」を公開

アーキビスト・サポートが、2012年11月付けで、「これを読めばアーカイブズがわかるブックリスト」を作成し、公開しました。“アーカイブズ”という言葉の定義から始まり、10のカテゴリーに分けられた計95冊の図書が紹介され、関連雑誌、関連学会、アーカイブズを学べる大学・機関、関連団体についてもリストアップされています。

なお、アーキビスト・サポートは、日本のアーカイブズを健全に守り伝えるアーキビストを支援することを目的に、2008年7月に設立された団体です。定期的に「アーキビスト・カフェ」というイベントを開催しています。

これを読めばアーカイブズがわかるブックリスト(PDF:8ページ)
http://www.ne.jp/asahi/archivists/support/booklist2012.pdf

米ボストン大学で、Ex Libris社の次世代型図書館業務管理システム“Alma”が稼働開始

2012年11月27日、米国のボストン大学図書館で、Ex Libris社の次世代型図書館業務管理システム“Alma”の実運用が開始されたと発表されました。同館は、北米研究図書館協会(ARL)にも加盟する大規模館です。なお、Almaの稼働館としては、これまでに、米国のボストンカレッジ、フォートヘイズ州立大学、英国のイーストロンドン大学が発表されています。

Boston University Libraries Go Live with Ex Libris Alma(Ex Libris 2012/11/27付けプレスリリース)
http://www.exlibrisgroup.com/default.asp?catid={337F23ED-722A-45C2-B6DD-29842B7D5B13}&details_type=1&itemid={4EAC2C0F-4077-4A7C-B804-7CD0DD9A5780}

浜田市、新しい中央図書館の愛称募集、副賞には“どんちっち”ノドグロ一夜干しなど

島根県浜田市が、2013年7月に開館予定の市立中央図書館について、愛称を一般公募するとのことです。募集期間は2012年12月1日から2013年1月4日、決定時期は2013年3月上旬となっており、誰でも応募することができます。

なお、副賞には、どんちっちのどぐろ一夜干し、浜田産こしひかり、図書カードが贈られるとのことです。

愛称を募集します!(浜田市 2012/11/27付け)
http://www.city.hamada.shimane.jp/machi/tyuoutosyo/aishouboshuu.html

浜田の水産ブランド("どんちっち"ノドグロについて, 浜田市水産物ブランド化戦略会議)
http://www.city.hamada.shimane.jp/kurashi/suisan/suisan_don.html

雑誌スポンサー募集(浜田市 2012/10/16付け)
http://www.city.hamada.shimane.jp/machi/tyuoutosyo/zassisuponnsaboshuu.html

市立図書館の愛称考えて(中国新聞 2012/11/22)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201211220045.html

11月 27日

姫路市立図書館、「黒田官兵衛」に関する図書情報をまとめたウェブサイトを開設

2012年11月20日、兵庫県姫路市立図書館が、「黒田官兵衛」に関する図書情報をまとめたウェブサイトを開設しました。これは、2014年にNHK大河ドラマで放映される「軍師官兵衛」の主人公黒田官兵衛(如水・孝高)が、姫路の生まれであったことによるもののようです。開設されたウェブサイトでは、小説、人物誌・伝記、研究書、児童書等の情報がまとめられており、同館のOPACの資料詳細画面にリンクが貼られ、そのまま貸出予約ができるようになっています。

「黒田官兵衛」に関する本
https://www.library.city.himeji.hyogo.jp/kanbee/index1.html

「軍師官兵衛」に関する図書リスト (姫路市立図書館ホームページ 2012/11/20付けの記事)
http://www.city.himeji.lg.jp/lib/event/_28311.html

ミシガン大学図書館、研究情報管理システムに関するレポートを公表

米国ミシガン大学の機関リポジトリで、Natsuko Nicholls氏によるレポート“Status and Outlook for University of Michigan Research Profile Data Strategy”が公開されています。

これは、CLIR/DLFのデータキュレーションフェローであるNicholls氏が、ミシガン大学のために作成したレポートです。テーマは「研究情報管理(システム)」などと呼ばれている領域です(ここでは“research profile data management system”という表現が使われていますが、類似のシステムを指す言葉として“research information management system”“current research information system”などもあるようです)。一般に、大学等に所属する研究者全体を対象に、誰が、どのような研究をしているかという情報を把握・管理するためのシステムを指すようです。

本文の内容は基本的にミシガン大学に向けたものとなっていますが、研究情報管理システムの必要性を説明する2.2節や、各製品の紹介および機能比較をしている3.1節など、一般的に参考になる情報も含まれています。

英国図書館資料保存センター、洪水や火災で被害を受けた資料の救済方法をまとめたブックレットを公開

英国図書館(BL)のPreservation Advisory Centreが“Salvaging library and archive collections”というブックレットを公開しました。これは、洪水や火災等で被害を受けた図書館資料・文書館資料をどのように救済するのか、その方法についての手引き書で、救済活動の環境整備や作業員の健康・安全の確認から始まり、被害を受けた資料の移動や資料タイプ別の乾燥作業の方法、火災や煙で被害を受けた資料の扱い等がまとめられています。

Salvaging library and archive collections (PDF)
http://www.bl.uk/blpac/pdf/salvage.pdf

BLPACのツイート (2012/11/23付け)
https://twitter.com/BL_PAC/status/271958197781295104

神奈川県資料室研究会、県立図書館の機能集約・廃止等に関するページを開設

2012年11月22日付けで、神奈川県資料室研究会が「県立の図書館集約問題について」というページを開設しました。神奈川県の県立図書館の機能集約、廃止等の検討に対する同研究会の意見とともに、参考情報がまとめられています。

神奈川県立図書館、神奈川県立川崎図書館の機能集約、廃止等の検討について (神奈川県資料室研究会)
https://saas01.netcommons.net/shinshiken/htdocs/?page_id=140

参考:
神奈川県立図書館および県立川崎図書館の機能集約・廃止等についての検討
http://current.ndl.go.jp/node/22274

ACRL、大学図書館等における研究データ関連サービスの現状および今後についてまとめた調査報告書を公表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2012年11月26日に、“Academic Libraries and Research Data Services: Current Practices and Plans for the Future”と題したレポートを公表しました。ACRL加盟館への調査を通して、学術図書館において実施されている研究データに関するサービスの現状および今後の方向性についてまとめたものです。2ページのサマリーがつけられています。

Academic Libraries and Research Data Services(PDF:55ページ)
http://www.ala.org/acrl/sites/ala.org.acrl/files/content/publications/whitepapers/Tenopir_Birch_Allard.pdf

もい! フィンランドの公共図書館最新事情(記事紹介)

2012年11月21日、フィンランド大使館・東京のウェブサイトに、「新たな冒険を提供するフィンランドの図書館」という記事が掲載されています。フィンランドの公共図書館で行われている、野外図書館やオンラインレファレンスサービス等について紹介しています。

新たな冒険を提供するフィンランドの図書館 (フィンランド大使館・東京 2012/11/21付けの記事)
http://www.finland.or.jp/Public/default.aspx?contentid=263147&nodeid=41206&culture=ja-JP

参考:
ヘルシンキ中央図書館のデザインに関する国際コンペ、募集が始まる(フィンランド)
http://current.ndl.go.jp/node/19887

LC、MARCに代わる新しい書誌データモデルの草案を公表

米国議会図書館(LC)が、2012年11月21日付けで、“Bibliographic Framework as a Web of Data: Linked Data Model and Supporting Services”という文書を公表しました。

これは、LCが2011年5月から進めている書誌フレームワークの変革に向けた取組について状況を報告するものです。特に、従来のMARCに置き換わる、書誌記述のための新しいデータモデルの草案が提示されています。このモデルは“Bibliographic Framework”を省略して“BIBFRAME”と呼ばれており、Linked Dataに基づいたものとなっています。LCは草案を公表してフィードバックを得たいとしています。

また、LCは、このBIBFRAMEについて“Early Experimenters”と呼ぶグループによる実験を行っています。LCの他に、英国図書館(BL)、ドイツ国立図書館(DNB)、ジョージ・ワシントン大学、国立医学図書館(NLM)、OCLC、プリンストン大学の6機関が実験に参加しています。同グループは、2012年10月に2日間のミーティングを開き、12月にもフォローアップミーティングを開く予定ということです。

2013年3月でJLAのJAPAN/MARC製品頒布事業が終了、4月以降に事業を行う2法人を発表

2013年3月末で、日本図書館協会(JLA)は、J-BISC及びJAPAN/MARCの頒布事業を終了します。2013年4月以降に、JLAの提供していたものとほぼ同様の製品を同様の価格で頒布する事業を行う予定の法人について、一般社団法人日本図書館事業協会、公益財団法人文字・活字文化推進機構の2法人が発表されました。

平成25年4月以降、JAPAN/MARC及びJ-BISCとほぼ同様の商品を頒布することを予定している法人について……(PDF:1ページ)
http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/content/information/jmgyosya.pdf

J-BISC及びJAPAN/MARCの頒布予定の法人について(JLAからのお知らせ)
http://www.jla.or.jp/jla/jlainformation/tabid/310/Default.aspx

日本図書館協会情報事業部 - JAPAN/MARC関連製品のご案内
http://www.jlajoho.jp/

一般社団法人日本図書館事業協会(JLSA)
http://jmarc.or.jp/contact/index.html

公益財団法人文字・活字文化推進機構
http://www.mojikatsuji.or.jp/

参考:

11月 26日

米国議会調査局、政府の透明性と秘密保全に関するレポートを公開(米国)

米国議会調査局(Congressional Research Service:CRS)が、政府の透明性と秘密保持に関するレポートを公開しています。透明性に関する学術的、実用的定義を確認し、またオバマ政権発足以降の開かれた政府に関するイニシアチブの動き等について整理するものとなっています。

Government Transparency and Secrecy: An Examination of Meaning and Its Use in the Executive Branch(CRS 2012/11/14)
http://assets.opencrs.com/rpts/R42817_20121114.pdf

Via. Open CRS
https://opencrs.com/document/R42817/2012-11-14/

米国公共図書館協会、“Public Libraries Online”をリニューアル

米国公共図書館協会(PLA)が、オンライン補完版である“Public Libraries Online”のサイトをリニューアルしています。

このサイトでは、隔月誌“Public Libraries”の一部の記事が見られるほか、論説、著者インタビュー、電子書籍レビューなどが掲載されるとのことです。

また現在、図書館員等30名以上の寄稿者(Contributor)がコンテンツの作成に協力しているとのことで、あわせて寄稿者の募集も行われています。

PLA launches enhanced, interactive Public Libraries Online(ALA 2012/11/21)
http://www.ala.org/news/pr?id=11903

Public Libraries Online
http://publiclibrariesonline.org/

Open Knowledge Foundation等によるオープンソースプロジェクト“TEXTUS”の最終報告書が公開

Open Knowledge Foundation等によるオープンソースプロジェクト“TEXTUS”の最終報告書が公開されました。TEXTUSは、JISCの助成を受けて、Internet ArchiveやProject Gutenbergなどで公開されているデジタル化テキストを収集し、再利用するためのプラットフォームを開発するプロジェクトです。このプラットフォーム上では、テキストに対して一意なURLが与えられて引用が可能になり、また、コメントの付与やその共有等も行うことができるということです。

TEXTUS
http://textusproject.org/

TEXTUS Final Report(JISC Repository)
http://repository.jisc.ac.uk/4936/

TEXTUSベータ版サイト
http://beta.openphilosophy.org/

例:ジョン・スチュアート・ミル「自由論」のテキスト
http://beta.openphilosophy.org/#/text/CjbL-qWhQci8ztzwtS9dEw/0

カタール国立図書館の新館が2014年にオープン予定、設計はレム・コールハース

2014年にカタール国立図書館の新館がオープンする予定です。2012年11月19日に開催されたイベントでカタール財団による発表が行われました。その建築を手がけるのは、シアトル公共図書館の設計でも知られている建築家のレム・コールハース(Rem Koolhaas)です。100万冊以上の収容冊数、60以上のオンラインデータベースを提供、300台以上のコンピュータ、無線LAN、マルチメディアスタジオ、数百万の電子リソースを館内外で提供、など仕様が紹介されています。

Qatar National Library
http://www.qatarnationallibrary.org/

Her Highness Sheikha Moza announces the launch of the Qatar National Library project(Qatar National Library 2012/11/21付けニュース)
http://www.qatarnationallibrary.org/news-events/news-details?item=10

Library Building(Qatar National Library)
http://www.qatarnationallibrary.org/library-building

国際図書館連盟(IFLA)、図書館のインパクトやアウトカムに関する文献リストを公開

国際図書館連盟(IFLA)のStatistics and Evaluation Sectionが、文献リスト“Impact and Outcome of Libraries”(2011年11月21日付け更新)を公開しました。図書館のインパクトやアウトカムに関する421点の文献を、以下の10項目に分けてリストアップしたものです。

1. Projects
2. Bibliographies
3. General
4. Impact on Information Literacy
5. Impact on Academic Success
6. Social Impact
7. Impact of Electronic Services
8. Financial Value of Libraries
9. Impact of School Libraries
10. Impact of Special Libraries

Bibliography “Impact and Outcome of Libraries”(PDF:41ページ)

第14回図書館総合展のまとめ

2012年11月20日から22日にかけて、パシフィコ横浜で第14回図書館総合展/学術情報オープンサミット2012が開催されました。第2日目には1万人を突破するなど3日間合計で27,357人が来場しました(第13回は25,631人)。

今年は全10会場で約85のフォーラムが開催されました。その一部についてはUSTREAM中継(録画あり)が行われ、開催事務局による速報レポートも公開されています。展示会場においては、出展ブースやポスターセッションに加えて、初の試みである「図書館総合展音楽会」として、図書館系ジャズユニット「ライブラリ」など5グループによる生ライブがランチタイムに行われました。

東日本大震災関係では、「東日本大震災から1年半を経て―復興に向けた政策課題」、「東日本大震災:震災対応に関する疑問・質問にMULUが全力でお答えします!―体験と対策の共有をはかるために」、「震災と図書館支援~宮城県図書館の取組み~」、「いわてを走る図書館プロジェクト活動報告と今後の展望」というフォーラムのほか、特別展示「東日本大震災から1年半~復興に向けてスクラムを!」、東北大学附属図書館やsaveMLAKプロジェクトなどによるブース出展が行われました。

11月 22日

【イベント】オープンデータシンポジウム「オープンデータは社会を変えるか 私たちが今取り組むべきこと」(12/10・東京)

2012年12月10日、東京大学伊藤謝恩ホールで、オープンデータシンポジウム「オープンデータは社会を変えるか 私たちが今取り組むべきこと」が開催されます。主催は、オープンデータ流通推進コンソーシアムおよび総務省です。オープンデータ流通推進コンソーシアム会長の小宮山宏氏、顧問の村井純氏および坂村健氏からの講演に続いて、オープンデータ活用事例の紹介や、パネルディスカッション「オープンデータは社会を変えるか 私たちが今取り組むべきこと」が行われます。

オープンデータシンポジウム
http://www.opendata.gr.jp/1st_symposium/

オープンデータ流通推進コンソーシアム
http://www.opendata.gr.jp/

ページ