アーカイブ - 2012年 9月 - car

9月 19日

スペイン・中南米各国立図書館のデジタル化資料ポータルサイト“Biblioteca Digital del Patrimonio Iberoamericano”が公開

2012年9月17日、スペイン国立図書館で開催されているイベロアメリカ国立図書館協会(Asociación de Bibliotecas Nacionales de Iberoamérica:ABINIA)第23回大会において、「イベロアメリカ遺産電子図書館」(Biblioteca Digital del Patrimonio Iberoamericano:BDPI)が公開されました。これは、ABINAの後援のもと、BDPIに参加している図書館のデジタル化資料を一元的に提供するポータルサイトです。現在のところ、ブラジル、チリ、コロンビア、スペイン、パナマの各国立図書館から絵画・写真・地図・楽譜・音楽資料等、約136,000点が提供されています。

Biblioteca Digital del Patrimonio Iberoamericano
http://www.iberoamericadigital.net./

9月 18日

岡山県立図書館、個人貸出冊数の累計が1,000万冊突破

2012年9月16日、岡山県立図書館は、2004年9月25日の開館から8年足らずで、個人貸出冊数の累計が1,000万冊を突破する見込みとなったと発表しました。これを記念して、9月17日に記念品の配布が行われたようです。

個人貸出冊数累計1000万冊突破について (岡山県立図書館 2012/9/14付けの記事)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/news/h24/news0914.htm

県立図書館の貸出数1千万冊 見込みより10年以上早く (山陽新聞 2012/9/17付けの記事)
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012091718151051/

“嵐を乗り切る”米国の公共図書館 - ALAがイシューブリーフを公表

米国図書館協議会(ALA)が、財政難の中電子政府サービスへのアクセスの提供やITの研修機会の提供を行っている公共図書館の状況について、"U.S. Public Libraries Weather the Storm "と題するイシューブリーフを公表しています。 ゲイツ財団の資金提供によりまとめられた調査報告書"2012 Public Library Funding & Technology Access Study"を短くまとめなおしたものです。

2012年の「学習へのアクセス賞」、ドミニカ共和国のコミュニティテクノロジーセンターへ

今年で13年目となる米国のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の「学習へのアクセス賞」が、ドミニカ共和国のコミュニティテクノロジーセンター(CTC)に贈られることが発表されていました。貧困率や失業率の高さ、健康に関する教育の欠如などの問題を抱える同国において、CTCは、全住民がハイテクツールや研修の機会にアクセスできる機会を提供しているとの点が評価されたようです。

Ref.
Dominican Republic Wins International Library Award for Providing Access to State-of-the-Art Technology to Those Most in Need(Bill&Melinda Gates foundation 2012/8/13付けプレスリリース)
http://www.gatesfoundation.org/press-releases/Pages/dominican-republic-ctc-atla-8132012.aspx

2012 Access to Learning Award: The Dominican Republic's Community Technology Centers (CTCs)

Wikimedia財団、英語版Wikipediaの記事を電子書籍化できる機能をリリース

2012年9月17日、Wikimedia財団が、英語版Wikipediaの記事をEPUB形式等でエクスポートできる機能をリリースしました。これにより、Wikipediaの記事を利用した電子書籍を作成し、オフライン環境でもモバイル端末・タブレット端末等での利用等が可能になるとのことです。

Book creator
http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Special:Book&bookcmd=book_creator&referer=Main+Page

IFLA Journalに掲載されるベスト・ペーパーの投票受付中

国際図書館連盟(IFLA)の「図書館情報専門職の継続発達,職場での学習」分科会(CPDWL)が、2012年8月に開催されたIFLAヘルシンキ大会で公表されたペーパーへの投票を9月25日まで受け付けています。IFLA Journalに掲載される論文を推薦するためとのことです。

Ref.
Vote for the best paper for IFLA Journal(IFLA 2012/9/17付け)
http://www.ifla.org/en/news/vote-for-the-best-paper-for-ifla-journal

フランス国立図書館(BNF)、フランス語圏情報ポータルとEU情報ポータルを開設

2012年9月17日、フランス国立図書館(BNF)は、世界におけるフランス語やフランス文学等のフランス語圏に関する情報ポータル“Portail Francophonie”と、EUに関する情報ポータル“Potail Europe”を開設しました。BNFが提供するテーマ別のポータルサイトはこの2つが初のようです。

Portail Francophonie
http://guides.bnf.fr/francophonie

Potail Europe
http://guides.bnf.fr/europe

Actualités de la BnF (2012/9/17付けのニュースに、Portail FrancophonieとPortail Europeがあります。)
http://www.bnf.fr/fr/la_bnf/actualites_bibliotheque.html

米ジョージア州公文書館が予算削減により一般公開から予約制サービスに変更を発表 アーキビスト・歴史家らは反発

2012年9月13日、米国のジョージア州が、予算削減のため、州の公文書館を2012年11月1日から、これまでの一般公開から事前の申込みを必要とする予約制サービスに変更すると発表しました。これにより、ジョージア州は米国で唯一公文書館が一般公開されていない州になる見込みです。

これに対し、米国アーキビスト協会(Society of American Archivists)や歴史家等の団体で構成されるコンソーシアムNational Coalition for History等の団体が反対する声明を発表しています。

Budget Cuts: Georgia To End Public Access to State Archives (INFOdocket 2012/9/13付けの記事)
http://www.infodocket.com/2012/09/13/budget-cuts-force-georgia-to-end-public-access-to-state-archives/

Georgia to Close State Archives Due to Budget Cuts (National Coalition for History 2012/9/14付けの記事)

ALA、図書館におけるWordPressの使用事例等を紹介する書籍刊行

米国図書館協議会(ALA)が、オープンソースのCMSプラットフォームであるWordPressの図書館における使用事例を紹介する書籍を刊行しています。

なぜWordPressが採用されてきたのかや、どこまでカスタマイズされているのかといった観点も含め様々な使用事例を紹介するとともに、WordPressの長所・短所を分析し図書館がこれまで面してきた制約についての議論も掲載されているようです。

Ref.
Learning from libraries that use WordPress as a content-management system(ALA 2012/9/14付けプレスリリース)
http://www.ala.org/news/pr?id=11427

第14回図書館総合展「L-1グランプリ2012」が開催中止

2012年11月22日に第14回図書館総合展内での開催が予定されていた「L-1グランプリ2012-若手ライブラリアンのためのワークショップ式登竜門」が、エントリー締切までに応募がなかったため、開催中止となっています。なお、2011年にグランプリを獲得した「いわてを走る移動図書館」チームによるフォーラムは予定通り開催するとのことです。

L-1グランプリ2012、開催中止のお知らせ (第14回図書館総合展 2012/9/17付けの記事)
http://2012.libraryfair.jp/node/304

参考:
第14回図書館総合展が、L-1グランプリ・主催者フォーラム・図書館総合展音楽会の出場者等を募集中
http://current.ndl.go.jp/node/21644

Library Journal誌の新編集主幹がMichael P. Kelley氏に決定

2012年9月17日、Library Journal誌を運営するMedia Source社が、Francine Fialkoff氏の後任として、Michael P. Kelly氏をLibrary Journal誌の新たな編集主幹(Editor-in-Chief)に据えたことを発表しました。Michael P. Kelly氏は、これまでLibrary Journal誌のニュース記事部門の編集長だった人物です。

Library Journal Names Michael P. Kelley as Editor-in-Chief (Library Journal 2012/9/17付けの記事)
http://lj.libraryjournal.com/2012/09/people/library-journal-names-michael-p-kelley-as-editor-in-chief/

9月 14日

図書館サービスモデルの比較分析 - 伝統的図書館モデルから、インフォメーションコモンズモデル、Library2.0モデルまで(記事紹介)

Jounral of Librarianship and Information Science誌に、様々な図書館サービスモデルを分析する論文が掲載されています。2005年頃より議論が登場したLibrary2.0モデルを中心に、伝統的な図書館サービスモデル、出先機関型図書館モデル、モバイル図書館モデル、書店型図書館モデル、コミュニティ図書館モデル、エンベディド図書館モデル、ハイブリッド図書館モデル、デジタル図書館モデル、インフォメーションコモンズモデルについて、文献に基づき分析しています。また併せて、それらの図書館モデルの発展に関する主な事項について完結に時系列で整理するとともに、図書館モデルの比較表も示しています。

Ref.
Library 2.0 versus other library service models: A critical analysis
http://lis.sagepub.com/content/early/2011/10/14/0961000611426443

参考
CA1624 - 次世代の図書館サービス?―Library 2.0とは何か / 村上浩介
カレントアウェアネス No.291 2007年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1624

NHK東日本大震災アーカイブスがサイトリニューアル、iPhone/iPad等で動画の閲覧が可能に

2012年9月14日、NHK東日本大震災アーカイブスがサイトをリニューアルし、iPhoneやiPad等、iOSで動作するタブレット端末で動画が見られるようになり、また、新着一覧ページが新設されたとのことです。

NHKアーカイブスのツイート
https://twitter.com/nhk_archives/status/246510496403050496

NHK東日本大震災アーカイブス 証言webドキュメント
http://www9.nhk.or.jp/311shogen/

「戦場体験史料館・電子版」が公開

2012年8月15日、戦場体験放映保存の会が、「戦場体験史料館・電子版」を公開しました。

「戦場体験史料館・電子版」は、戦場体験放映保存の会が映像化した証言の概要をまとめた文章を提供するものとのことです。ウェブサイトの説明によると、まずは100名の証言から公開を進め、今後順次範囲を拡大していくとともに、段階的に証言記録本編に広げていくとしています。

戦場体験史料館・電子版
http://www.jvvap.jp/index.html

国立障害者図書館、設立(韓国)

韓国で、2012年8月18日に国立障害者図書館が設立されました。9月24日には、開館式典と、障害者読書運動を広めるためのイベント「第2回障害者読書フェスティバル」が開催されます。

国立障害者図書館は2007年に設立された国立障害者図書館支援センターを前身とする機関です。国立中央図書館のウェブサイトによると、以下の役割を担うとのことです。
・障害者のための図書館サービス政策樹立やサービス基準・ガイドラインの制定
・点字・録音・拡大・電子資料等の作成と配布
・障害者の情報サービスや設備の研究開発
・障害者サービス専門図書館員の教育・研修
・障害者サービスのための国内外の関係機関との協力
・障害者情報資料室サービスの拡散

Ref.
「국립장애인도서관 개관식 및 제2회 장애인 독서 한마당」개최
(国立障害者図書館開館式および第2回障害者読書フェスティバル) (韓国国立中央図書館HP 2012/9/12付のお知らせ)
http://www.nl.go.kr/nl/notice/notice_view.jsp?board_no=6442&notice_type_code=1

국립장애인도서관 (国立障害者図書館)(韓国国立中央図書館HP内 組織/機構のページより)

米国政府印刷局、SDL社の XML Professional Publisherを採用

米国政府印刷局(GPO)が、法案等の政府刊行物を管理・出版するシステムとして、SDL社の提供するXML Professional Publisherを採用したとのことです。

Ref.
Government Printing Office adopts internal XML system(NextGov 2012/9/12付け)
http://www.nextgov.com/mobile/2012/09/government-printing-office-adopts-internal-xml-system/58065/

U.S. Government Printing Office Selects SDL Technology to Digitally Manage and Publish U.S. Congressional Legislation(MarketWire 2012/9/12付け)
http://www.marketwire.com/press-release/us-government-printing-office-selects-sdl-technology-digitally-manage-publish-us-congressional-lse-sdl-1700570.htm

図書館をテーマとした絵本(英国)

英国のThe Telegraphに、Julia Donaldson氏が、図書館をテーマとした絵本を紹介しています。

紹介されているのは、Otto the Book Bear (2011)、Delilah Darling is in the Library (2007)、Library Lion (2008)、Wolves (2006)などです。

Ref.
Julia Donaldson on books about libraries(The Telegraph 2012/9/13付け記事)
http://www.telegraph.co.uk/culture/books/authorinterviews/9509234/Julia-Donaldson-on-books-about-libraries.html

Otto the Book Bear (2011)
http://books.telegraph.co.uk/BerteShopWeb/viewProduct.do?ISBN=9781780080031
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011214452-00

Delilah Darling is in the Library (2007)

CiNii Books、所蔵地域や図書館での絞込検索の設定の保存が可能に

2012年9月14日、国立情報学研究所は、CiNii Booksで特定の地域や図書館、機関に所蔵されている本に絞り込んだ検索の設定を保存できるようになったと発表しています。「詳細検索」で「図書館ID」「機関ID」にIDを入力するか、または「地域」を選択して、「図書館ID・機関ID・地域を記憶する」のチェックボックスにチェックを入れた状態で検索を実行すると、最大で1年、設定した絞り込み条件がブラウザのCookieに記憶されるとのことです。

CiNii Booksでの所蔵地域、図書館での絞込み設定の保存について (CiNii 2012/9/14)
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/index_2012.html#20120914

【イベント】国際シンポジウム「Early Modern Japan in European Archives(ヨーロッパ文書館から描く近世日本)」(9/29・京都)

2012年9月29日に、京都大学人文科学研究所において、京都大学人文科学研究所共同利用・共同研究拠点主催、イタリア東方学研究所・フランス国立極東学院共催による国際シンポジウム「Early Modern Japan in European Archives(ヨーロッパ文書館から描く近世日本)」が開催されます。参加費は無料ですが、事前申込が必要となっています。

国際シンポジウム「Early Modern Japan in European Archives(ヨーロッパ文書館から描く近世日本)」 (PDF) (京都大学人文科学研究所のウェブサイト)
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2012/09/EarlyModernJapan.pdf

京都大学人文科学研究所
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/

IFLA、世代間連帯における図書館の役割に関する書籍“Intergenerational solidarity in libraries”を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が、変わりつつある世代間の関係において、図書館の果たす役割ついてまとめた書籍を刊行しています。理論、研究と実践等をまとめ、社会的統合に向けての図書館の戦略を示す内容となっているようです。

Ref.
Intergenerational solidarity in libraries / La solidarité intergénérationnelle dans les bibliothèques(IFLA 2012/9/12)
http://www.ifla.org/en/news/new-ifla-publications-intergenerational-solidarity-in-libraries-the-road-to-information-literac

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