アーカイブ - 2012年 9月 7日 - car

【イベント】「内記稔夫-日本初のマンガ図書館をつくった男-」展(10/5~1/27・東京)

2012年10月5日から2013年1月27日まで、明治大学米沢嘉博記念図書館で、展示「内記稔夫 -日本初のマンガ図書館をつくった男-」が行われます。内記稔夫氏は1978年に日本初となるマンガ図書館「現代マンガ図書館」を設立した功績で知られています。その18万冊もの蔵書は2009年に明治大学に寄贈されました。内記氏は、2012年6月1日に74歳で亡くなりました。

内記稔夫 -日本初のマンガ図書館をつくった男-(米沢嘉博記念図書館報)
http://d.hatena.ne.jp/yonezawa_lib/20121005#1347017644

明治大学 現代マンガ図書館
https://sites.google.com/site/naikilib/

参考:
CA1637 - 日本における漫画の保存と利用 / 内記 稔夫,秋田 孝宏
http://current.ndl.go.jp/ca1637

「米沢嘉博記念図書館」が開館
http://current.ndl.go.jp/node/15148

明治大学、「東京国際マンガ図書館」(仮称)を2014年度に開設へ
http://current.ndl.go.jp/node/14988

「現代マンガ図書館」開館30周年を迎える

Peter Suber氏による、欧州のオープンアクセスに関するここ数か月の動向まとめ(記事紹介)

Peter Suber氏が刊行している“SPARC Open Access Newsletter”の第165号(2012年9月2日付け)に、英国を中心とした欧州におけるここ数か月間のオープンアクセスに関する動きを整理した記事が掲載されています。「オープンアクセスに向かう英国及び欧州の地殻変動(Tectonic movements toward OA in the UK and Europe)」と題されたもので、2012年7月16日に英国で公表された3種類の文書や通称「Finchレポート」に端を発する動きについてその背景や文書の基本的事項からまとめています。その目次は以下のとおりです。

1. Three major OA announcements from the UK on the same day
2. Some recent history as context for these announcements
3. Basics of the new RCUK policy
4. Basics of the Finch recommendations
5. General agreement between the RCUK policy and Finch recommendations

JSTORがレスポンシブウェブデザインによるモバイル機器対応

JSTORのサイトがレスポンシブウェブデザインを採用したモバイル機器対応を行なったようです。スマートフォンやタブレット端末など横幅が一定以下の環境で閲覧するか、あるいはPCのブラウザでも横幅を狭めることで、画面レイアウトが最適化されたかたちに変わります。

JSTOR
http://www.jstor.org/

JSTOR Streamlines Mobile Access With Some User-Responsive Design(INFOdocket 2012/9/6付け記事)
http://www.infodocket.com/2012/09/06/jstor-streamlines-mobile-access-with-some-user-responsive-design/

警戒区域内の福島県3町からの文化財搬出作業が初めて行われる

2012年9月5日、福島第一原発事故による警戒区域に指定されている福島県富岡町、大熊町、双葉町から文化財を運び出す作業が初めて行われたと各紙で報じられています。

これら3町の資料館から段ボール箱約370個ぶん(全体の半数程度)の土器・石器、古文書、仏像、絵画などが相馬市内の高校に運び込まれたそうです。そこで整理やクリーニングを行い、その後、白河市に年内設置が予定されている仮保管施設に移送されるということです。今後は、楢葉町と浪江町の文化財救出も検討されているそうです。

警戒区域から文化財搬出(KFB福島放送 2012/9/6付けニュース)
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2012090611

静岡県島田市立島田図書館が「読書通帳」導入、公共図書館として全国4例目

2012年9月下旬に移転オープンする静岡県の島田市立島田図書館で、読んだ本を記録できる「読書通帳」を導入するそうです。公共図書館では全国でも4番目の導入とされています。通帳は市内在住・在学の高校生以下の希望者に無料で発行し、大人に対しても300円で発行するとのことです。

内田洋行が販売している読書通帳機は、山口県下関市立中央図書館をはじめ、埼玉県鴻巣市立図書館や山口県萩市立萩図書館で導入されているほか、東京都江戸川区立上一色中学校が2011年度に行った「ICTを活用した読書通帳による『読書大好き日本一』推進事業」でも導入されています。

読書通帳:市立島田図書館が導入 子どもの意欲高める効果 22日の開館と同時スタート /静岡(毎日jp 2012/9/7付け記事)
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20120907ddlk22040137000c.html

島田市立図書館
http://www.library-shimada.jp/index.html

読書通帳を活用した読書活動推進プログラムに参画 ~江戸川区立上一色中学校~ (学びの場.com)
http://www.manabinoba.com/index.cfm/6,18094,15,html

オックスフォード大学出版局、オンライン学術出版プラットフォームの提供を開始

2012年9月5日、英国のオックスフォード大学出版局が、オンライン学術出版プラットフォーム“Oxford Scholary Editions Online”(OSEO)の提供開始を発表しました。また、これに伴い、1485年から1660年までに書かれた古典作品約170点の提供が開始されたようです。

OUP makes scholarly editions available online through innovative new platform (Oxfodr University Press 2012/9/6付けの記事)
http://global.oup.com/news-items/current/oup_scholarly_editions_available_online

Announcing the launch of Oxford Scholarly Editions Online (Oxford Scholarly Editions Online 2012/9/5付けの記事)

ソーシャルラーニング・プラットフォームのEdmodo、新学期の開始に併せ機能拡張(米国)

ソーシャルラーニング・プラットフォームのEdmodoが、新学期の開始に併せ機能を拡張することがSchool Library Journal等で報じられています。同じトピックを教える教育者が相互にコンタクトしやすいようにしたり、生徒からのフィードバック機能を強化したりするようです。

Ref.
Edmodo Gets an Upgrade(School Library Journal 2012/9/5付け記事)
http://www.thedigitalshift.com/2012/09/k-12/edmodo-gets-an-upgrade/

Edmodo Expands Teacher Tools, Centralizes Course Creation(The Journal Transforming education through technology 2012/9/4付け)
http://thejournal.com/articles/2012/09/04/edmodo-expands-teacher-tools-centralizes-course-creation.aspx

ゲイツ財団、OCLC WebJunctionに410万ドルの運営資金を提供

OCLCが提供する図書館職員向け研修サービスWebJunctionが、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団より410万ドルの運営資金の提供を受けることを明らかにしています。

プレスリリース等によると、2002年に設立されたWebJunctionは、ゲイツ財団の資金提供を受けて翌年からスタートし、これまでに、米国の図書館の約7割が利用し、7万人の図書館職員が利用してきたとのことです。

Ref.
WebJunction receives grant to support ongoing operations for five years(OCLC WebJunction 2012/9/6プレスリリース)
http://www.webjunction.org/news/webjunction/WebJunction_Gates_Grant.html

Grant To Support OCLC WebJunction For Five Years(Library Journal 2012/9/6)
http://www.thedigitalshift.com/2012/09/staffing/grant-to-support-oclc-webjunction-for-five-years/

参考:

「金融包摂」における公共図書館の役割とは何か “Beyond Access”が調査レポートを公表

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の助成を受け、EIFLや国際図書館連盟(IFLA)等の8つの団体によって運営されている、公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指すプロジェクト“Beyond Access”が、2012年8月29日、“Knowledge is Power: The Role of Libraries in Financial Inclusion”と題した調査レポートを公表しました。

この資料は、主に貧困層の金融サービスへのアクセス向上を目指した「金融包摂」(Financial Inclusion)について特に各国政府等が進める活動に対し、公共図書館がそれにどのように関与し、支援することができるのかをテーマとしたものです。資料では、市民に対して公共図書館が提供している、金融に関する無料の教育サービス等の事例を紹介しています。

Knowledge is Power: The Role of Libraries in Financial Inclusion (PDF)
http://www.beyondaccess.net/wp-content/uploads/2012/08/Financial-Inclusion-Issue-Brief.pdf

ロサンゼルス公共図書館、設立決定から100年

ロサンゼルス公共図書館は、1912年9月5日にその設立が決まっており、2012年9月5日は、そこから100年目となる記念日でした。

ウェブサイトでは、そのことを記念したイベントが紹介されており、またオンラインのイベントとして、100にちなんだ写真や動画を投稿する企画が行われています。これまでに投稿された写真・動画はPinterest上でみることができます。

Daily Newsでは、最初の分館が50冊の蔵書から始まり、現在は85の図書館と4つの移動図書館をもつ米国でも最大規模の図書館となったことを伝えています。また同記事では、司書のTodd氏が、100年前と同じ使命を違う方法で提供していること、その最大の違いとしてダウンロードできる電子書籍の提供やedtogo.comを使用したオンライン教育プログラムの提供などがあること、一方変わらないこととして、今でも子どもたちのためのストーリータイムがあり、子どもたちに本を手渡しし、親たちには声を出して子供たちに本を読見聞かせるように言っていることだ、と語ったことが伝えられています。

Ref.
County of Los Angels Public Library Centennial Celebration: 1912-2012
http://www.colapublib.org/100/