アーカイブ - 2012年 9月 4日 - car

本棚のある場所を“図書館”に変える、「リブライズ」がサービス開始

例えばカフェのような、本棚のあるスペースを“図書館”に変えるウェブサービス「リブライズ」が開始しました。利用するためにはバーコードリーダーとFacebookアカウントが必要なようです。本の登録は、リブライズにログイン後にISBNバーコードをスキャンして行います。本を借りるための貸出カードはリブライズにログインすれば表示できます。各地の“図書館”で登録した本はリブライズのウェブサイト上でまとめて検索が可能です。

リブライズ
http://librize.com/

トーハン、電子書籍の書店店頭での販売が可能となるシステム“c-shelf”を発表

株式会社トーハンが、デジタルコンテンツの店頭販売システム“c-shelf”を開発し、2012年12月から全国の取引先書店に提供すると発表しました。c-shelfにより、書店への電子書籍流通サービスを開始し、読者は書店店頭で電子書籍を購入できるようになるということです。出版社向けにはデジタルコンテンツ流通販売システム“e-base”において書店向けの流通機能を搭載するとしています。e-baseは、現在約200社の出版社および10社の配信会社が導入しているそうです。

業界初、取引先書店へ電子書籍流通サービスを提供 12月より全国の取引先書店に新システム「c-shelf」を提供開始(TOHAN 2012/9/3付けプレスリリース)
http://www.tohan.jp/whatsnew/news/post_248/

Library Journal誌の編集主幹を15年務めたFrancine Fialkoff氏が同誌を離れることに

Library Journal誌の編集主幹(editor in chief)を15年以上務めたFrancine Fialkoff氏が、2012年9月1日付けで同誌を離れることを発表しました。図書館系メディアがこぞって取り上げています。彼女がLJ誌に寄せた記事では、その35年に及ぶキャリアについて振り返られています。出版社と図書館員の関係構築を進めた1990年代、優れた図書員を表彰するMovers & Shakersを創設した2002年、Design Instituteをはじめとするさまざまなイベントの開始など……。

My Farewell Editorial(Library Journal 2012/8/31付け記事)
http://lj.libraryjournal.com/2012/08/opinion/editorial/my-farewell-editorial/

Francine Fialkoff Leaves Library Journal(GalleyCat 2012/8/31付け記事)
http://www.mediabistro.com/galleycat/francine-fialkoff-leaves-library-journal_b56906

「歌舞伎や『寅さん』、大切な日本の文化の宝箱を守る。」- 松竹大谷図書館、ネットで運営資金の募集を開始

演劇・映画の専門図書館である公益財団法人「松竹大谷図書館」が、運営資金の募集を開始しています。目標金額は200万円、募集期間は9月3日から10月23日までとなっています。

この資金募集は、クラウドファンディングサイト「READYFOR?(レディフォー)」において行われており、プロジェクト名は、「歌舞伎や『寅さん』、大切な日本の文化の宝箱を守る。」です。READYFOR?上のプロジェクトページには、松竹大谷図書館の紹介や資金の用途のほか、寄付をした人が金額に応じて受け取れる引換券の内容(オリジナルポストカード、オリジナル一筆箋、台本カバーへの名前の記載など)が案内されています。

Ref.
ネットを通じて当館への支援募集を開始しました(松竹大谷図書館お知らせ 2012/9/3付け)
http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/news/120903.html

READYFOR?(レディフォー)プロジェクトページ「歌舞伎や『寅さん』、大切な日本の文化の宝箱を守る。」
https://readyfor.jp/projects/ootanitosyokan

演劇・映画専門の図書館、松竹大谷図書館が支援プロジェクト開始(ぴあ映画生活 2012/9/3更新のニュース)

国際交流基金、国際文化振興会の関係資料をデジタル化し館内で公開

2012年9月4日、国際交流基金のJFICライブラリーは、所蔵している財団法人国際文化振興会(KBS)の関係資料をデジタル化し、館内の端末で閲覧できるようにしました。KBSの資料は、1930年代から1970年代初期における日本の文化交流を知る上で貴重な資料とのことです。

KBSデジタル化資料一覧
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/material/index.html

国際文化振興会(KBS)の報告書・資料をデジタル化しました。 (国際交流基金 2012/9/4付けの記事)
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/news.html#09-02

【イベント】21世紀における公共図書館の可能性:ボストン公共図書館の戦略プランから(10/2・NDL東京本館)

2012年10月2日、国立国会図書館東京本館において、ボストン公共図書館長のエイミー・ライアン氏による講演会「21世紀における公共図書館の可能性:ボストン公共図書館の戦略プランから」を開催します。2011年に策定された同館の戦略プラン“Compass”から具体的な取組みについて紹介される予定です。定員は90名で、10月1日まで申込みが受け付けられています。

21世紀における公共図書館の可能性:ボストン公共図書館の戦略プランから(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20121002lecture.html

“史料”テキスト化におけるクラウドソーシング はたしてその成果は?(記事紹介)

2012年9月3日付けのChronicle of Higher Educationが“Historians Ask the Public to Help Organize the Past”という記事を掲載しています。

記事では、デジタル化資料(史料)のテキスト化を一般市民が協力するクラウドソーシングのプロジェクト(米国の旧陸軍省の資料や南北戦争期の日記等のテキスト化プロジェクト)が人文学の分野で様々に行われているとし、それらがコストの節約に役立ち、歴史資料を一般市民に開かれたものにするという声を紹介しています。他方で、クラウドソーシングのテキスト化のスピードは決して満足できるものではないとする論文等、クラウドソーシングに対する慎重な意見も取り上げて解説しています。

オーディオコンテンツを、よりクリエイティブに直感的に研究で利用できるようにするためのプロジェクト“SoundBox”

2012年9月3日、デジタル人文学等の情報を提供するHASTACのウェブサイトで、デューク大学の博士課程の学生らによるプロジェクト“SoundBox”が紹介されています。この“SoundBox”は、音声・音楽のコンテンツを、より容易に、効果的に利用できるようにするため、研究ニーズに適したデジタルインターフェイスの開発を行う2年間のプロジェクトとのことです。

SoundBox
http://sites.fhi.duke.edu/soundbox/

Introducing, SoundBox! (HASTAC 2012/9/3付けの記事)
http://hastac.org/blogs/marycatonl/2012/09/03/introducing-soundbox

『情報の科学と技術』62巻9号が「災害と情報」特集

『情報の科学と技術』62巻9号(2012年9月)が、9月1日の防災の日にあわせて「災害と情報」特集を組み、以下の4本の記事を掲載しています。

・災害と情報 - 情報技術の向上と災害時の情報伝達の変化 / 後藤嘉宏
・東日本大震災後の不安と情報行動 / 関谷直也
・東日本大震災時にメディアが果たした役割 / 木村幹夫
・東日本大震災からの復旧・復興と宮城県図書館の取組み / 熊谷慎一郎

情報の科学と技術. 2012, 62(9).
http://www.infosta.or.jp/journal/201209j.html

「自宅や勤務先・学校以外で、どのような場所に、避難者用の非常食が備蓄してあると良いと思うか」図書館にも少数ながら期待あり

株式会社マルハニチロホールディングスが、8月30日付けで「非常食と缶詰に関する調査」の結果を公表しています。調査項目のうち、「自宅や勤務先・学校以外で、どのような場所に、避難者用の非常食が備蓄してあると良いと思うか」(制限複数回答形式-3つまで-)という設問において、図書館と回答した人が4.6%となっています。なお、同設問で回答の多かったのは、市町村の役所(53.0%)、駅(43.5%)、公民館(39.4%)などとなっています。

この調査は8月6日から8日までの3日間でインターネットリサーチにより実施したもので、20歳~59歳の男女1,000名の有効回答を集計したものとのことです。

Ref.
「非常食と缶詰に関する調査」(マルハニチロ ニュースレター 2012/8/30付け)
http://www.maruha-nichiro.co.jp/news_center/reserch/pdf/20120830_hijosyoku_kandume.pdf

マルハニチロ ニュースリリース
http://www.maruha-nichiro.co.jp/news_center/release/

マルハニチロホールディングス、『非常食と缶詰に関する調査』を発表 (2012/8/30付け)