アーカイブ - 2012年 9月 3日 - car

長崎大学附属図書館、日本初の英字新聞“The Nagasaki Shipping List and Advertiser”をデジタル化して公開

長崎大学附属図書館が、1861年に長崎の外国人居留地で発行されていた日本初の英字新聞“The Nagasaki Shipping List and Advertiser”をデジタル化して公開しました。同紙の原本は英国図書館(BL)のみに所蔵されており、第1号および第2号についてはBLも含めて世界的に欠号状態にあるということです。同館では、図書館振興財団の助成を受け、BLの許諾を得て原紙面(第3号~第28号、1861年7月6日~10月1日)をデジタル化しました。

The Nagasaki Shipping List and Advertiser
http://gallery.lb.nagasaki-u.ac.jp/nsla/

日本最初の英字新聞を電子化公開しました(長崎大学附属図書館 2012/9/3付けお知らせ)
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/news/detail.php?str1=1346659039

予算削減のため1週間閉館したシアトル公共図書館に代わり、「人民の図書館」がサービスを提供

2012年8月27日から9月2日までシアトル公共図書館は、予算削減の影響を受け1週間閉館していましたが、この間の資料の貸出や児童サービス、インターネットアクセスを提供すべく、オキュパイ運動の中で生まれた「人民の図書館」(People's Library)が一時的に誕生し活動を行ったようです。

「人民の図書館」は、シアトル公共図書館のDouglass-Truth分館の前に設置され、寄贈を受けた1,000冊以上の図書貸出サービスを実施したほか、食料やコーヒー、ラップトップなども協力により提供されたとのことです。

The Peoples' Library of Seattle (Seattle Times 2012/8/28付けの記事)
http://seattletimes.com/html/photogalleries/localnews2019012173/1.html

'People's Library' fills the void during Seattle public library closures (The Columbia Daily Tribune 2012/9/2付けの記事)

科学技術政策研究所、「大学の研究施設・機器の共用化に関する提案~大学研究者の所属研究室以外の研究施設・機器利用状況調査~」を公表

2012年9月3日、科学技術政策研究所(NISTEP)が、「大学の研究施設・機器の共用化に関する提案~大学研究者の所属研究室以外の研究施設・機器利用状況調査~」という資料を公開しました。

これは、NISTEPが大学研究者に対して自らが所属する研究室以外の研究施設や機器の利用状況についてアンケート調査を実施し、その結果をまとめたもので、それによると、多くの大学研究者が外部の研究施設・機器を利用しているものの、利用に関して「事前の情報がない」、「専門知識を有したスタッフがいない」等の様々な問題を感じており、研究施設・機器の共用化に向けて大きな期待を持っていることが明らかになったとのことです。

また、米国、特にスタンフォード大学への訪問調査の結果も踏まえ、日本の大学において研究施設・機器を集めた拠点を複数つくるためには、効率的な共用化の障壁となっている法制度等の検証や、共用化による経済的社会的効果の測定が重要であるとし、文書ではそのための実証実験の必要性を提言しているとのことです。

「大学の研究施設・機器の共用化に関する提案 ~大学研究者の所属研究室以外の研究施設・機器利用状況調査~」[DISCUSSION PAPER No.85]の結果公表について (科学技術政策研究所 2012/9/3付けの記事)

“カリフォルニア島”の地図、デジタル化進む

スタンフォード大学図書館が、カリフォルニアを島として描いた地図のデジタル化を進めています。間もなく公開とのことで、Stanford Reportに記事が掲載されています。

デジタル化が進められている資料は、地図収集家Glen McLaughlin氏が約40年にわたり収集してきた800点の地図とのことです。

Ref.
Largest private map collection of 'California as Island' comes to Stanford
(Stanford Report 2012/8/30付け記事)
http://news.stanford.edu/news/2012/august/california-island-maps-083012.html

California as an Island Collection – Sheet Map Digitization Complete(スタンフォード大学図書館ブログ 2012/7/30付け記事)
http://library.stanford.edu/blogs/digital-library-blog/2012/07/california-island-collection-%E2%80%93-sheet-map-digitization-complete

“ドラえもん”誕生100年前記念展示 富山県立図書館、大阪府立中央図書館等で開催

2012年9月3日は“ドラえもん”の誕生100年前にあたるとして、富山県立図書館や大阪府立中央図書館等で、これを記念した資料展示が開催されています。

富山県立図書館では、2012年8月28日から9月9日まで、企画展示「ドラえもん生誕前100年 未来をソウゾウしてみよう」を開催しており、約100年前の人々が想像した未来について書かれている資料や100年後(未来)について考える資料もあわせて展示しています。大阪府立中央図書館では、7月3日から9月30日まで、ドラえもんの生みの親である漫画家藤子・F・不二雄氏の代表的な作品を所蔵資料から集めて展示しているとのことです。

企画展示「ドラえもん生誕前100年 未来をソウゾウしてみよう」 期間:8月28日(火)~9月9日(日) (富山県立図書館 2012/8/22付けの記事)
http://www.lib.pref.toyama.jp/info/svInfoDtl.aspx?servno=98

「ドラえもん」生誕前100年展:過去や未来、想像しよう 写真や本130点紹介--来月9日まで富山県立図書館 /北陸 (毎日jp 2012/8/31付けの記事)
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20120831ddlk17040634000c.html

イタリアの図書館の将来は?イタリア図書館協会長のインタビュー記事

TeleReadに、イタリア図書館協会(AIB)会長のStefano Parise氏のインタビュー記事(英語)が掲載されています。図書館の民営化に対する否定的な見解等が示されています。

Ref.
The Future of Italian Libraries: A conversation with Stefano Parise of AIB – Italian Library Association(TeleRead 2012/9/1付け記事)
http://www.teleread.com/library/the-future-of-italian-libraries-a-conversation-with-stefano-parise-president-of-aib/

図書館振興財団、個人蔵書の図書館等への寄贈仲介活動を開始

公益財団法人図書館振興財団が、個人蔵書の図書館等への寄贈支援活動を開始しました。蔵書の寄贈したい個人と、蔵書を受け入れたい図書館等との仲介のみを行うということです。

個人蔵書の図書館等への寄贈支援活動(図書館振興財団)
http://www.toshokan.or.jp/jigyou/zousyo_kizou.php

図書館振興財団(トピックス欄に2012/8/31付けお知らせで「個人蔵書の寄贈支援事業を開始いたしました」とあります)
http://www.toshokan.or.jp/

【イベント】書籍とデジタル化~日仏の経験を交差する(12/1・京都)

2012年12月1日、京都市のアンスティチュ・フランセ関西(旧名:関西日仏会館)で、フランス国立図書館(BnF)のブリュノ・ラシーヌ館長を招いた講演会「書籍とデジタル化~日仏の経験を交差する」が開催されます。国立国会図書館(NDL)との共催で、石川武敏関西館長との意見交換も行われるそうです。逐次通訳付き、入場無料です。

なお、9月1日付けで、関西日仏学館、東京日仏学院、横浜日仏学院、九州日仏学館とフランス大使館文化部が統合され、「アンスティチュ・フランセ日本」と名称変更されたそうです。

書籍とデジタル化~日仏の経験を交差する―ブリュノ・ラシーヌ(アンスティチュ・フランセ関西)
http://ifjk.jp/ja/events/event-detail/316

関西日仏学館からアンスティチュ・フランセ関西へ(アンスティチュ・フランセ関西 2012/9/1付けニュース)
http://ifjk.jp/ja/events/event-detail/318

参考:
E1285 - フランスで絶版書籍の電子的利用に関する法律が成立
http://current.ndl.go.jp/e1285

E1144 - フランスで絶版資料のデジタル化と有償提供に関する基本合意
http://current.ndl.go.jp/e1144

【イベント】国立国会図書館、レファレンス研修を開催(東京・11/15-16)

国立国会図書館は、レファレンス研修を、2012年11月15日、16日に東京本館で実施します。この研修は、国内の図書館においてレファレンス業務を担当する中堅職員を対象に、レファレンスサービスの実務能力の向上に資することを目的とした実務的な研修です。申込締切は、2012年9月14日(必着)です。

Ref,
平成24年度レファレンス研修のご案内
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1195636_1485.html

フジテレビ、震災記録動画を公開する「3.11 忘れない~FNN東日本大震災アーカイブ~」を開設

防災の日であった2012年9月1日、株式会社フジテレビジョンが、東日本大震災の記録動画を公開する『3.11 忘れない~FNN東日本大震災アーカイブ~』(Remembering 3/11 –FNN Great East Japan Earthquake Archive-)を開設しました。これらの映像は、YouTube公式チャンネルのほか、FNNニュースサイト内の特設ページでも、英語による説明文・字幕とともに配信されています。当初は約30本が公開されています。

3.11 忘れない FNN東日本大震災アーカイブ
http://www.fnn-news.com/311/articles/201103110001.html

3.11 忘れない FNN東日本大震災アーカイブ(YouTube)
http://www.youtube.com/user/FNN311

【フジテレビ】歴史的災害の記録を全世界に向けて公開 『3.11 忘れない ~FNN東日本大震災アーカイブ~』 9月1日(土)よりスタート(株式会社フジテレビジョン 2012/8/31付けプレスリリース)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000000084.html

参考:
TBS、東日本大震災関連のニュース映像アーカイブを1か月限定で公開

Serials Solutions社のディスカバリサービスSummonに、中国の学位論文56万件のメタデータが収録へ

Serials Solutions社が中国の大学図書館ネットワーク“CALIS”(China Academic Library and Information System)と提携し、同社のディスカバリサービスSummonに、中国の大学の学位論文56万件ぶんのメタデータが収録されることになったと発表されています。なお、Summonには現在1,500万件の学位論文データが収録されており、その大部分が全文検索可能となっているということです。

Summon® Service Broadens Chinese Content Discovery with CALIS Agreement(Serials Solutions 2012/8/30付けニュース)
http://www.serialssolutions.com/en/words/detail/summon-service-broadens-chinese-content-discovery-with-calis-agreement

参考:
中国の大学図書館コンソーシアムCALISが学位論文検索サービスを正式公開
http://current.ndl.go.jp/node/19870

中国の大学図書館コンソーシアムCALISが50万件の書誌レコードをOCLCのWorldCatへ投入

国立国会図書館、コンテンツ別にアンケート調査を実施中

国立国会図書館では、以下のコンテンツについて、アンケートを実施しています。

■9月21日(金)まで
国立国会図書館ホームページ
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete.html

■9月28日(金)まで(※は期間を延長しました)
国立国会図書館サーチ
https://enq1.csview.jp/question/ndlhyoka/NDLsearch/NDLsearch.cgi

書誌情報提供サービス
https://enq1.csview.jp/question/ndlhyoka/bibservice/bibservice.cgi

リサーチ・ナビ
https://enq1.csview.jp/question/ndlhyoka/RN_201207/RN_201207.cgi

カレントアウェアネス・ポータル
https://enq1.csview.jp/question/ndlhyoka/CAPortal/CAPortal.cgi

レファレンス協同データベース
https://enq1.csview.jp/question/ndlhyoka/crd/crd.cgi

インターネット資料収集保存事業 ※