アーカイブ - 2012年 9月 25日 - car

米OverDrive社、2012年1月~8月における電子書籍サービスへのアクセス統計を公表

世界中の19,000館の公共・学校図書館等に電子書籍サービスを提供している米国のOverDrive社が、そのオンラインカタログについて2012年1月~8月の期間における統計を公表しました。

・訪問者数:3,480万人
・ページビュー:18.2億回
・訪問者あたりの平均ページビュー:13.82回
・訪問者あたりの平均滞在時間:9分46秒
・ブックカバー画像表示回数:54億回(推定)

Browsing eBooks Grows Exponentially in Libraries and Schools(OverDrive 2012/9/24付けプレスリリース)
http://www.overdrive.com/News/Browsing-eBooks-Grows-Exponentially-in-Libraries-and-Schools

シンガポール国立図書館委員会、Civica社製の図書館システム及びディスカバリサービスを導入へ

シンガポール国立図書館局(National Library Board:NLB)がCivica社製の図書館システム“Spydus LMS”およびディスカバリサービス“Sorcer”、法定納本のためのシステムを導入すると発表されました。2013年の稼働開始が予定されています。

Civica to implement new library systems at National Library Board in Singapore(Library Technology Guides 2012/9/24付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=17232

Spydus - Civica Library & Learning
http://civicalld.com/our-services/spydus

日立製作所、石英ガラスを用いたデジタルデータ保存の実用化に向けた記録・再生技術を開発 数億年以上の保存が可能に

2012年9月24日、株式会社日立製作所が、京都大学工学部の三浦清貴研究室と共同で、石英ガラスの内部にCD並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発したと発表しました。

データの記録にはレーザーを、その再生には光学顕微鏡を使用するということです。また、高温劣化加速試験の結果、劣化無くデータを再生できることが確認でき、数億年以上にわたるデータの長期保存が可能であることが示されたとしています。

日立製作所は、2009年に石英ガラスがデジタルデータを記録するストレージとして有用であることを示していました。今回発表された技術は、その実用化に向けて、石英ガラスへの高速・高密度なデータ記録および簡便な再生を可能とするものということです。

石英ガラスの内部にCD並み容量のデジタルデータを記録・再生する技術を開発(日立製作所 2012/9/24付けニュースリリース)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/09/0924.html

数億年のデータ保存が可能に 石英ガラスのストレージ、日立と京大が開発(ITmediaニュース 2012/9/24付け記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1209/24/news066.html

参考:

“9.11”をきっかけに生まれたGoogleニュースが10周年

2012年9月22日でGoogleニュースが10周年を迎えました。Googleニュースは、2011年9月11日の米国同時多発テロの際にたくさんの人々が最新の情報を求めてニュースを検索したという経験をもとに開発され、それから1年後の2002年9月22日に開始されました。現在では、30の言語による72種類のバージョンに対応し、5万以上の情報源からニュースを検索できるようになっており、週に10億人が利用しているということです。記事ではこれまでの歩みをたどる年表も掲載されています。

Google News turns 10(Official Google Blog 2012/9/23付け記事)
http://googleblog.blogspot.jp/2012/09/google-news-turns-10.html

米国歴史学協会、著者支払いモデルによる学術雑誌のオープンアクセス化を憂慮する声明を発表

2012年9月4日付けで、米国歴史学協会(American Historical Association)が、学術雑誌のオープンアクセス(OA)化の議論を憂慮する声明を発表しました。

声明の前文では、学術雑誌の価格高騰により論文へのアクセスに不公平が生じており、それを回避すべくOA化の議論が進められている現状が指摘されています。そして、学術雑誌の支払いモデルを、これまでの購読料モデルから著者支払モデルへ転換することを提言している、英国のフィンチレポートを紹介しています。

米国歴史学協会は、この著者支払モデルが、特に人文・社会科学における学術出版に対して深刻な問題を引き起こすものであるとし、アクセスの不公平の代わりに、資金の潤沢にある大学あるいは研究者と資金の乏しい若手研究者や研究機関との間に別の不公平をもたらすのではないか等とする、4項目の憂慮を表明しています。米国歴史学協会はこの声明に対する議論を呼び掛けています。

AHA Statement on Scholarly Journal Publishing(AHA Today 2012/9/24付けの記事)
http://blog.historians.org/news/1734/aha-statement-on-scholarly-journal-publishing

インプレスR&Dが『電子コミックビジネス調査報告書2012』を刊行、2011年度の電子コミック市場規模は514億円

株式会社インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所が、2012年9月27日に『電子コミックビジネス調査報告書2012』を販売開始すると発表しました。同報告書では、電子コミックの市場概要や最新動向、ユーザ調査の分析などがまとめられています。発表文では以下の結果が紹介されています。

・日本の2011年度の電子コミック市場規模は514億円で、調査開始以来初めて前年を下回った
・購読している電子コミックのジャンルは「青年マンガ誌系」が49.3%と最も高い
・電子コミックを買っても、紙のコミックの購入量は「変わらない」が全体の6割

日本の電子コミック市場規模は2011年度で514億円 今年で7年目を迎える業界の定番資料 『電子コミックビジネス調査報告書2012』 9月27日発行(インプレスR&D 2012/9/25付けニュース)
http://www.impressrd.jp/news/120925/ecomic2012

日本の電子コミック市場規模は514億円、インプレスR&Dが調査(INTERNET Watch 2012/9/25付けニュース)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120925_562089.html

参考:

国立国会図書館調査局、総合調査報告書『技術と文化による日本の再生』を刊行

2012年9月25日、国立国会図書館(NDL)調査及び立法考査局が、総合調査報告書『技術と文化による日本の再生』を刊行しました。バブル崩壊後20年余りの停滞に加え、東日本大震災の深刻な影響も受けた日本経済をテーマに、今後の進路と成長に必要な方策について、インフラ産業やコンテンツ分野の海外展開を中心に考察したものです。調査論文を掲載した報告書本編と、国内外の専門家を招いて開催した2011年度国際政策セミナー「世界経済の動向と日本の成長戦略―東日本大震災後の課題―」の講演記録との2分冊から構成されています。同局では、長期的・分野横断的な国政課題についてプロジェクトチームを編成して総合調査を実施しています。

総合調査報告書『技術と文化による日本の再生』を刊行しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館 2012/9/25付けニュース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1196050_1827.html

Google、電子書籍サービス「Google Playブックス」を日本向けに提供開始

2012年9月25日、Google社が、3月にオープンした「Google Play」において電子書籍サービス「Google Playブックス」を日本向けにも開始しました。同サービスで購入した電子書籍は、Androidアプリで利用できるほか、EPUBまたはPDF形式のファイルをウェブブラウザや各種電子書籍リーダーを使って読むことも可能です。iOSアプリは後日される予定ということです。

Google Playブックス
https://play.google.com/store/books

Google Play ブックス、本日より提供開始(Google Japan Blog 2012/9/25付け記事)
http://googlejapan.blogspot.jp/2012/09/google-play.html

米Google、電子書籍販売ストア「Google Playブックス」をオープン、Nexus 7タブレットも日本から購入可能に(hon.jp DayWatch 2012/9/25付け記事)
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=3725

Google Playに書籍ストア、日本でも電子書籍販売スタート(INTERNET Watch 2012/9/25付け記事)

3.11震災伝承研究会、第1回目の震災遺構保存対象リスト46件を公表

2012年9月24日に、3.11震災伝承研究会が、第2次提言として震災遺構保存対象物第1回選考結果を発表しました。研究会が公表した資料によると、宮城県内の沿岸自治体15市町にある全46件が、東日本大震災の「震災遺構」としての保存が望まれるとされています。その内訳は、被災建物・被災集落跡などが22件、その他(大型船、仮埋葬跡地など)が24件で、被災建物22件の中には被災した学校が7校が含まれています。研究会の公表資料には具体的な対象物名称や選考理由等が示されています。

「3.11震災伝承研究会」第2次提言―震災遺構保存対象物第1回選考結果― (PDF) (3.11震災伝承研究会 2012/9/24付けの報道発表資料)
http://www.tsunami.civil.tohoku.ac.jp/hokusai3/J/shinsaidensho/pdf/20120924teigen2.pdf

米スミソニアン協会、学ぶ楽しさを伝える全米規模の広報キャンペーン“Seriously Amazing”を開始

2012年9月20日、米国スミソニアン協会は、初となる全米規模の広報キャンペーン“Seriously Amazing”を開始しました。このキャンペーンは、同名のキャンペーンサイトを通じて、スミソニアン協会とはなにか、何をしているのかについて理解を広めるとともに、そのウェブサイトを通じて発見と学習を楽しめるリソースを提供しています。キャンペーンサイトは、芸術、文化、歴史、科学等のカテゴリに分けられており、例えば「米国を始めて車で横断した犬は?」といった様々な質問とその答えが用意されています。

Seriously Amazing
http://seriouslyamazing.si.edu/

What Is the Smithsonian? (Smithsonian Newsdesk 2012/9/20付けの記事)
http://newsdesk.si.edu/releases/what-smithsonian