アーカイブ - 2012年 8月 7日 - car

全史料協、「公文書館機能普及セミナー in 佐賀」に先立ち、佐賀県内市町の公文書館機能に関する調査結果を公表

2012年8月17日に、佐賀県佐賀市で、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)および佐賀県の主催により「公文書館機能普及セミナー in 佐賀」が開催されます。テーマは「つなぐ力:公文書(いま)から歴史公文書(みらい)へ」です。現在申込が受け付けられており、定員は100名とのことです。講演会の様子はUSTREAM中継がされるそうです。

それに先立ち、全史料協が、佐賀県内市町の公文書館機能について調査した結果(一部)をまとめたものを公開しています。

佐賀県内市町の公文書館機能に関する調査結果(8月6日暫定版)(全史料協調査・研究委員会ブログ 2012/8/7付け記事)
http://jsairesearch.wordpress.com/2012/08/07/%E4%BD%90%E8%B3%80%E7%9C%8C%E5%86%85%E5%B8%82%E7%94%BA%E3%81%AE%E5%85%AC%E6%96%87%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C%EF%BC%888/

冊子体雑誌の共同保存に関するデータベース“Print Archives Preservation Registry”が公開

冊子体雑誌の共同保存に関するデータベース“Print Archives Preservation Registry”(PAPR)が公開されました。このデータベースは、アーカイブ実施主体のダイレクトリ(取組み、コンソーシアム、図書館、施設)と、アーカイブされている雑誌のタイトルや所蔵状態を検索できるデータベースから成っています。各タイトルの電子ジャーナルのPorticoやCLOCKSSによるアーカイブ状況も分かるようになっています。PAPR上のデータはタブ区切りテキスト形式でのダウンロードも可能になっています。

Print Archives Preservation Registry
http://papr.crl.edu/

Print Archives Preservation Registry Now Online(Center for Research Libraries 2012/8/3付けニュース)
http://www.crl.edu/news/8274

参考:
Print Archives Preservation Registryを利用した紙資料の共同保管プロジェクトの事例(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/20166

PubMed Centralの名称がPMCへと変更される

米国医学図書館(NLM)が、PubMedとの混乱を避けるため、“PubMed Central”の名称を“PMC”へと変更すると発表しました。PMCは、生物医学・生命科学分野を対象とした無料の論文アーカイブであり、現在約240万件の文献を登載しています。併せて、PMCのインタフェースを改修したとしており、その内容についてスクリーンショット付きで詳しく説明しています。

What's New in PMC: Another Name and Another Facelift(NLM 2012/8/3付けニュース)
http://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja12/ja12_pmc_redesign.html

PMC
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/

参考:
PubMed Central Canadaがスタート
http://current.ndl.go.jp/node/15597

UK PubMed Central、さらに発展へ
http://current.ndl.go.jp/node/8822

PubMed Central、収録論文が100万を突破
http://current.ndl.go.jp/node/6044

UK PubMed Centralが誕生

総務省、提言「スマートフォン プライバシー イニシアティブ-利用者情報の適正な取扱いとリテラシー向上による新時代イノベーション-」を公表

2012年8月7日、総務省が「スマートフォン プライバシー イニシアティブ -利用者情報の適正な取扱いとリテラシー向上による新時代イノベーション-」と題した提言を公表しました。「スマートフォンを経由した利用者情報の取扱いに関するWG」による検討を取りまとめた提言案を6月に公表し、意見を募集していたものです。

提言「スマートフォン プライバシー イニシアティブ」概要(PDF:15ページ)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000171224.pdf

提言「スマートフォン プライバシー イニシアティブ」(PDF:119ページ)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000171225.pdf

提言(案)に対して提出された御意見及びそれらに対する考え方(PDF:26ページ)
http://www.soumu.go.jp/main_content/00017122.pdf

「スマートフォン プライバシー イニシアティブ -利用者情報の適正な取扱いとリテラシー向上による新時代イノベーション-」の公表(総務省 2012/8/7付け発表)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000087.html

参考:

米国デジタル公共図書館(DPLA)、プロトタイプシステム設計・開発のための提案依頼書(RFP)を公表

米国デジタル公共図書館(DPLA)が、そのポータルサイトのプロトタイプシステムの設計・開発のための提案依頼書(RFP)を公表しました。提出締切は2012年8月20日とされています。

Digital Public Library of America (DPLA) Front End Design and Implementation Request For Proposal(PDF:7ページ)
http://blogs.law.harvard.edu/dplaalpha/files/2012/08/DPLA_FrontEndRFP.pdf

DPLA Releases RFP for Front-End Design and Development(Digital Public Library of Americaのブログ 2012/8/6付け記事)
http://dp.la/2012/08/06/dpla-releases-rfp-for-front-end-design-and-development/

参考:
E1105 - ハーバード大学図書館長,「全米デジタル図書館」を語る
http://current.ndl.go.jp/e1105

E1235 - 「米国デジタル公共図書館」(DPLA),初の総会を開催

米Amazon、紙媒体の教科書を1セメスターの間貸し出すサービス“Textbook Rental”を開始

米Amazonが、紙媒体の教科書のレンタルサービス“Textbook Rental”を開始しました。貸出期間は1セメスター(130日間)で、返送料はAmazonが負担するそうです。米国内(アラスカ、ハワイ含む)が対象とされています。

Textbook Rental
http://www.amazon.com/b?ie=UTF8&node=5657188011

Textbook Rental Terms and Conditions
http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?nodeId=200974590

例:A Guide to the Project Management Body of Knowledge(右側に“Rent”というブロックがあります)
http://www.amazon.com/gp/product/1933890517/

Amazon adds print textbook rental(paidContent 2012/8/6付け記事)
http://paidcontent.org/2012/08/06/amazon-adds-print-textbook-rental/

参考:

OCLC、参加館による目録データ公開の際のライセンスとしてODC-BYの使用を推奨

OCLCが参加館に対して、図書館の目録データをLinked Dataなどのかたちでインターネットで公開する際のライセンスとして、Open Data Commons Attribution License(ODC-BY)の使用を推奨すると発表しています。参加館の目録データにはWorldCat由来のデータが含まれている可能性が高く、データ公開の際に、“WorldCat Rights and Responsibilities”に定められている規範と整合性が取れるように、という理由のようです。

OCLC recommends Open Data Commons Attribution License (ODC-BY) for WorldCat data(OCLC 2012/8/6付けニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201248.htm

Open Data Commons Attribution License (ODC-By) v1.0(Open Data Commons)
http://opendatacommons.org/licenses/by/1.0/

参考:
OCLCがバーチャル国際典拠ファイル(VIAF)のデータセットをODC-Byライセンスで公開

OverDrive社が電子書籍サービスのAPIに関する情報を提供するウェブサイト“OverDrive Developer Portal”を公開

図書館向けの電子書籍サービスを提供している米国のOverDrive社が、同社のサービスのAPIに関するドキュメントなどをまとめたウェブサイト“OverDrive Developer Portal”を公開しました。

OverDrive Developer Portal
https://developer.overdrive.com/

eBooks: OverDrive’s API Developer Portal Goes Live(INFOdocket 2012/8/2付け記事)
http://www.infodocket.com/2012/08/02/ebooks-overdrives-api-developer-portal-goes-live/

図書館情報学分野の学術雑誌の「格付けリスト」を作成する試み(文献紹介)

College & Research Libraries誌のプレプリントとして、米パデュー大学図書館のJudith M. Nixon氏による論文“Core Journals in Library and Information Science: Developing a Methodology for Ranking LIS Journals”が公開されています。

この論文の目的は、米国で出版されている図書館情報学分野の学術雑誌の「格付けリスト」(tiered list)を作成しようというものです。図書館情報学分野では他の学術分野とは異なり、研究者の間で広く受け入れられている格付けリストが存在しておらず、研究者が投稿先を選択する際に悩むことになるとしています。そこで、様々な観点―査読の有無、研究者による判断、採択率、インパクトファクター、h-index、パデュー大学の研究者の投稿数など―から判断した格付けリストを検討しています。その結果、レベル1(tier one)に18タイトル、レベル2に37タイトル、レベル3に7タイトルが選ばれています。なお、レベル1とされたのは以下のタイトルになります。

1. Aslib Proceedings
2. College & Research Libraries
3. Collection Management

オーストラリアとニュージーランドの学校図書館でOverDrive社の電子書籍サービスが広がる

OverDrive社の電子書籍サービスがオーストラリアおよびニュージーランドの学校図書館で広がっており、過去1年間で250以上の学校が導入したそうです。2011年に同社と提携して現地でのサービス展開を担っている図書館システムベンダのSoftlink社が発表しています。同社の図書館システムOliverはオーストラリアの学校図書館で50%以上のシェアを占めており、OverDrive社のサービスと連携しているということです。

Digital resource use growing in schools across Australia and New Zealand(Softlink 2012/7/17付けニュース)
http://www2.softlinkint.com/?au/news/digital-resource-growth

日本を含めた5か国の7つの研究機関がMendeley機関版のファーストユーザに

The Next Webの2012年8月6日付け記事で、文献管理ツールのMendeley機関版(Mendeley Institutional Edition)が取り上げられており、それによると日本の農林水産研究情報センターを含め、5か国の7つの研究機関が導入したということです。

・Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics(米国)
・University of Nevada, Reno(米国)
・University of Pittsburgh(米国)
・University of Western Ontario(カナダ)
・VTT Technical Research Centre of Finland(フィンランド)
・Korea Advanced Institute of Science and Technology(KAIST)(韓国)
・農林水産研究情報総合センター(日本)

Mendeley's Analytics Dashboard Speeds Up Academic Impact(TNM 2012/8/6付け記事)

米コロンビア大学東アジア図書館の日本研究コレクション構築におけるドナルド・キーン氏の功績

米国コロンビア大学のC.V.スター東アジア図書館の閲覧室に、同館の日本研究コレクションの構築に対して多大な功績を残してきたドナルド・キーン名誉教授を称えた額が設置されたそうです。

同館の擁する東アジア研究関係コレクションは、1902年に始まり、現在では書籍90万冊超、雑誌7,280タイトルを擁する米国で最大級のものとなっているそうです。そのうち、日本関係のものは、紙媒体資料が31万2千冊、マイクロフィルムが3万4千点だということです。

コロンビア大学で50年以上教鞭をとってきたキーン氏は、東アジア図書館に対して書籍や雑誌だけでなく資金をも提供してきました。具体的には“Letters to Donald Keene from Japanese literary figures, 1952-2004”および“Abe Kōbō Collection, 1933-2002”という2つのコレクションを寄贈したそうです。加えて同館が“Makino Mamoru Collection on the History of East Asian Film”(牧野コレクション)を購入した際には20万ドルを寄付したとのことです。

キーン氏は、東日本大震災後に、日本への永住を発表しています。

神戸大学社会科学系図書館で撮影されたテレビCMが放映中

2012年8月6日付けの神戸大学附属図書館の記事によると、同大学の社会科学系図書館で撮影されたテレビCMが放映されているとのことです。CMでは、書庫で本を探したり、閲覧室の机に向かう女優の深津絵里さんが登場しているとのことです。

社会科学系図書館で撮影されたテレビCMが放映されています (神戸大学附属図書館 2012/8/6付けの記事)
http://lib.kobe-u.ac.jp/www/modules/news/index.php?page=article&storyid=495

三重県立図書館と三重大学医学部附属病院が連携 がん患者及びその家族への支援で

2012年8月5日に、三重県立図書館が、三重大学医学附属病院との連携について発表しています。

これは、がん患者の「治療と生活」をつなぐ、具体的な情報とケア体験を提供するための場所として三重大学医学部付属病院が運営しているリボンズハウスに対して、県立図書館が図書の貸出を行うというもので、リボンズハウスを利用する患者やその家族は、医学情報以外の一般的な図書も利用できるとのことです。

三重大学医学部附属病院で県立図書館の本が利用いただけます (三重県立図書館 2012/8/5付けの記事)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2012080023