アーカイブ - 2012年 7月 9日 - car

政府のIT戦略本部、「電子行政オープンデータ戦略」を公表

政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)が2012年7月4日付けで「電子行政オープンデータ戦略」を公表しました。

同戦略では、国民共有財産である公共データの活用の促進を通して我が国の社会経済全体の発展に寄与することを目的として、これまでの取組や海外の動向を踏まえ、基本原則として以下の4点を掲げています。

(1)政府自ら積極的に公共データを公開すること
(2)機械判読可能な形式で公開すること
(3)営利目的、非営利目的を問わず活用を促進すること
(4)取組可能な公共データから速やかに公開等の具体的な取組に着手し、成果を確実に蓄積していくこと

続いて、2012年度に実施する7点の具体的な施策について述べています。

・公共データ活用ニーズの把握
・データ提供方法等に係る課題の整理、検討
・民間サービスの開発
・公共データ活用のために必要なルール等の整備
・データカタログの整備
・データ形式・構造等の標準化の推進等
・提供機関支援等についての検討

その他、民間・地方公共団体等との連携や、東日本大震災の教訓を踏まえた取組についても触れています。

電子行政オープンデータ戦略(PDF:9ページ)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/pdf/120704_siryou2.pdf

国立国会図書館、2011年度の「重点目標と評価」および2012年度の「重点目標」を公表

2012年7月9日、国立国会図書館は、2011年度の重点目標と評価、および2012年度の重点目標を公表しました。

それぞれの重点目標は、「国立国会図書館60周年を迎えるに当たってのビジョン」で掲げられた7つのビジョンに基づいて作成され、有識者会議や統計・サンプル調査・利用者アンケートをもとに毎年度評価が行われます。

例えば、当サイト「カレントアウェアネス・ポータル」については、「公共図書館をはじめとする国内の各種図書館とより密接な連携・協力を進めます。」というビジョンのもとで定められた「日本国内の各種図書館をバックアップするとともに、連携・協力を強化します。」という重点目標に含まれており、サイトの新規データ数やアクセス数が評価指標となっています。

平成23年度 重点目標と評価(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/vision_h23_emphasis.html

平成23年度重点目標6「日本国内の各種図書館をバックアップするとともに、連携・協力を強化します。」に関する評価(PDF:1ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/vision_h23_emphasis_06.pdf

平成24年度 重点目標(国立国会図書館)

宮城県南三陸町に仮設図書館「歌津コミュニティ図書館・魚竜」がオープン

2012年7月10日より、宮城県南三陸町歌津の平成の森に、公民館機能などを備えた仮設図書館「歌津コミュニティ図書館・魚竜」がオープンすると報じられています。国際ロータリークラブなどの支援を受けて建設され、2,000冊の図書を備えているそうです。同町で2006年11月に開館した歌津公民館には図書室が設置されていましたが、東日本大震災の津波により蔵書が流出していました。

仮設住民に癒やしの空間 南三陸の歌津図書館10日開館(河北新報 2012/7/6付け記事)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120706t15028.htm

歌津公民館の震災前後の様子の写真が掲載されています(PDF:4ページ)
http://www.kesfc.co.jp/news/images/shelter5_40_doc1.pdf

宮城県図書館:南三陸町図書館支援活動報告書(PDF:8ページ)
http://www.library.pref.miyagi.jp/shinsai/img/minamisanrikushienhoukoku.pdf

歌津公民館 完成(南三陸町ホームページ)
http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/modules/photos/photo.php?lid=133

レファレンス協同データベースの「図書館学教育現場での活用法」

2012年7月9日、国立国会図書館のレファレンス協同データベース事業が、司書課程など図書館学教育現場における同データベースの活用法をまとめたページを公開しました。

図書館学教育現場での活用法(レファレンス協同データベース事業)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/librarian_course.html

グーテンベルクプロジェクトの提供電子書籍数が4万点を突破 電子書籍公開用ポータルサイトも公開

2012年7月8日、グーテンベルクプロジェクトが、提供している電子書籍の点数が4万点に達したと発表しました。また、7月4日刊行のニュースレターで、“Project Gutenberg Self Publishing Portal”の公開も発表しています。

“Project Gutenberg Self Publishing Portal”は、著作者が自身の作品を利用者と共有するためのクラウドベースのプラットフォームです。読者も作品に対してコメントを付けてレビューすることが可能となっており、著作者へのフィードバックも行えるようになっています。セルフパブリッシングポータルの利用は無料で、作品の閲覧やダウンロードには特に利用登録は不要とのことですが、作品のアップロードやコメントを付ける際には登録が必要とのことです。

Project Gutenberg Self Publishing Portal
http://self.gutenberg.org/

Project Gutenberg 40,000th eBook Milestone! (Project Gutenberg News 2012/7/8付けの記事)

イタリア北部の震災被災地で移動図書館が運行

2012年5月の地震で被害を受けたイタリア北部地方で、7月9日から移動図書館の運行が始まりました。エミリア・ロマーニャ州のチェルヴィア(Cervia)の移動図書館が、ミランドラ、フィナーレ・エミーリア等の6都市で図書の貸出を行うようです。

Bibliobus (Cedoc 2012/7/9付けの記事)
http://www.cedoc.mo.it/page.asp?IDCategoria=262&IDSezione=6134&ID=100879

参考:
震災後のイタリア北部エミリア・ロマーニャ州モデナ県の図書館の状況
http://current.ndl.go.jp/node/21199

国際博物館会議(ICOM)、参加機関向けに交流用プラットフォーム“ICOMMUNITY”を開設

2012年7月6日、国際博物館会議(International Council of Museums:ICOM)が、“ICOMMUNITY”というICOM参加メンバーを対象にした、交流用ウェブプラットフォームを開設したと発表しました。ICOMは、このプラットフォームを通じて、参加機関間で情報共有等を行ってほしいとしています。

ICOMMUNITY
http://icommunity.icom.museum/

ICOM launches its collaborative web platform: ICOMMUNITY (2012/7/6付けの記事)
http://icom.museum//news/news/article/icom-launches-its-collaborative-web-platform-icommunity/