アーカイブ - 2012年 7月 11日 - car

国立国会図書館関西館、10月に迎える開館10周年を記念して様々なイベントを開催

2012年10月で国立国会図書館関西館は開館10周年を迎えます。それを記念して関西館で以下のイベントを開催します。

・記念展示「関西の図書館100年、関西館の10年」(10/1~10/31)
・山室信一氏(京都大学人文科学研究所教授)講演会「私の図書館巡歴と関西館-史料に導かれた連鎖視点への歩み」(10/6)
・陶器二三雄氏(関西館設計者)講演会「関西館建築の意義と評価(仮題)」(10/19)
・10周年記念国際シンポジウム(英国図書館・Sean Martin氏による基調講演「図書館のE戦略(e-Strategy)を進化させる(仮題)」ほか)(11/9)

その他、共催行事として、第21回京都図書館大会(8/22)と関西文化学術研究都市6大学連携市民公開講座2012(9/7、9/14、9/21)が関西館を会場として行われます。

関西館10周年記念のページ(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/about/10th_anniversary.html

関西館開館までの経緯(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/about/history.html

参考:

【イベント】第21回京都図書館大会「図書館のPR力を高める 図書館の魅せ方」(8/22・NDL関西館)

2012年8月22日、国立国会図書館関西館において第21回京都図書館大会が開催されます。今回の大会テーマは「図書館のPR力を高める 図書館の魅せ方」で、帝京大学総合教育センター准教授の仁上幸治氏による基調講演「図書館員の自分ブランディング戦略 ―何を誰にどうアピールするか―」のほか、国立国会図書館、大阪芸術大学図書館、精華町立図書館、南丹市立中央図書館、京都府立東宇治高等学校から事例発表が行われます。8月15日まで申込が受け付けられています。

第21回京都図書館大会(PDF:2ページ)
http://www.library.pref.kyoto.jp/renkyo/taikai2012.pdf

「第21回京都図書館大会」開催のご案内(京都府立図書館)
http://www.library.pref.kyoto.jp/news.html#taikai

デジタルデータの長期保存のためのフォーマットレジストリ“Unified Digital Formats Registry”が運用開始

2012年7月3日に、米国のカリフォルニア大学キュレーションセンター(UC3)が、フォーマットレジストリ“Unified Digital Formats Registry”(UDFR)の正式運用を開始しました。併せて7月2日付けでUDFR開発プロジェクトの最終報告書も公表されています。

フォーマットレジストリとは、単なるビット列ではなく人間にとって意味の分かる状態でデジタルデータを長期保存することを目的とした、デジタルデータのフォーマットに関する情報を登録するデータベースのことです。

UDFRは、英国国立公文書館のPRONOMとハーバード大学のGDFRという2つのフォーマットレジストリが統合されたもので、その開発には米国議会図書館(LC)の全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP)による資金援助も受けています。コミュニティによる協同運営が行われ、UDFRのデータはRDF形式で保存されており、Linked Data形式による出力が可能ということです。

Unified Digital Format Registry(UDFR)
http://udfr.org/

Unified Digital Format Registry(UDFR)Final Report(PDF:26ページ)

米国図書館協会デジタルコンテンツWG、DRMやアクセシビリティ等について平易に解説する“Tip Sheet”シリーズを発行開始

米国図書館協会(ALA)のデジタルコンテンツワーキンググループが“DCWG Tip Sheet”という図書館向け解説資料の発行を開始したようです。その第1号ではデジタル著作権管理(Digital Rights Management:DRM)が特集されています。

Digital Content Working Group Tip Sheet, No.1(PDF:3ページ)
http://www.districtdispatch.org/wp-content/uploads/2012/07/drm_tip_sheet.pdf

オープンアクセス出版のPLoS、出版論文数が5万本を突破

2012年7月10日、PLoS(Public Library of Science)が5万本目の研究論文を最近出版したと発表しました。2000年に設立されたPLoSは、2003年にオープンアクセス出版を開始し、現在はPLoS Oneをはじめとする7誌やPLoS Currentを発行しています。

PLoS celebrates milestone(The Official PLoS Blog 2012/7/10付け記事)
http://blogs.plos.org/plos/2012/07/plos-celebrates-milestone/

Early History | PLoS
http://www.plos.org/about/what-is-plos/early-history/

英国のTalis Systems社がLinked Dataなどセマンティックウェブ事業を中止へ

英国Talis GroupのTalis Systems社が、2012年7月9日に、Linked Dataなどセマンティックウェブ関連事業を中止して教育事業に注力すると発表しました。その理由について、同社は、これまでセマンティックウェブ事業に多大な投資を行い、成功も収めてきたが、小さな一企業にできることには限りがあり、また、Linked Data関連技術の成長が遅いために現状の投資を続けることができない、としています。今後は、コンサルタント事業を終了し、2011年にスタートしたデータ販売プラットフォーム“Kasabi”も段階的に縮小していくとのことです。

Refocusing our efforts and investments(Talis Systemsのブログ 2012/7/9付け記事)
http://talis-systems.com/2012/07/refocusing-our-efforts-and-investments/

Android用「インドアGoogleマップ」で米国の博物館・美術館20館の館内地図が見られるように

2011年11月に発表されたAndroid用の「インドアGoogleマップ」機能で、米国の博物館・美術館20館の館内地図が見られるようになったようです。

今回追加されたのは、サンフランシスコのデ・ヤング美術館、フィラデルフィア美術館、シンシナティ・ミュージアム・センター、インディアナポリス美術館、米国自然史博物館、17のスミソニアン博物館群です(スミソニアン国立動物園も)。今後も、サンフランシスコ近代美術館などが追加される予定です。また、Googleマップフロアプランツールを使用することで自館のインドアマップをアップロードすることも可能です。

Googleによると、現在、米・英・日・スイスの10,000以上の駅・商業施設などでインドアマップが利用できるようです。日本では、日本科学未来館(The National Museum of Emerging Science and Innovation)がサービス開始当初から対象になっていました。

Indoor Google Maps help you make your way through museums(Official Google Blog 2012/7/11付け記事)

宮城県図書館が1か月の災害復旧工事を終え再開、特別展「3.11漫画家の祈りと激励展―東日本大震災文庫展II―」を開催

2012年7月3日、宮城県図書館が災害復旧工事に伴う1か月間の臨時休館を経て、再開館しました。また、これと併せて、同館の展示室で特別展「3.11漫画家の祈りと激励展―東日本大震災文庫展II―」が開催されています。特別展は、作家の石川好氏が「ガンバレ東北」をテーマとした色紙を描いてもらうことを国内の漫画家に対し呼び掛けたところ多数の色紙が集まったことを受けて開催されているもので、会期は7月3日から8月31日までとなっています。

特別展開催に伴うオープニングセレモニーを実施しました。 (宮城県図書館の記事)
http://www.library.pref.miyagi.jp/oshirase/index.html#5

特別展「3.11漫画家の祈りと激励展-東日本大震災文庫展Ⅱ-」。(宮城県図書館の記事)
http://www.library.pref.miyagi.jp/oshirase/index.html#6

パブリックドメインの映画作品をUSTREAMで無料配信する「午前0時の映画祭」が7月12日0時スタート

マイクロシアターに加えてUSTREAMやVIMEOによるオンライン上映も行っている映画館“KINEATTIC”が、パブリックドメインとなった映画作品をUSTREAMで無料配信する「午前0時の映画祭」という企画を開始します。その第1弾として、2012年7月12日~14日の各午前0時より、オーソン・ウェルズ監督『市民ケーン』(1941年)が上映されます。

午前0時の映画祭
http://0eiga.sakura.ne.jp/wp/

KINEATTIC − 3RD THEATER OF VIDEOARTS
http://www.kineattic.com/index.html

総務省、2012年度「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」に採択された5件の事業を発表

2012年7月10日、総務省が2012年度の「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」対象事業として採択された事業を発表しました。これは1997年度から実施されている事業で、高齢者・障害者のための通信・放送役務の高度化や研究開発を行う民間企業等に対して資金補助を行うものです。今回採択された5件は以下のとおりで、そのうち(3)と(4)は視覚障害者向け録音図書やマルチメディアDAISYに関する研究開発です。

(1)複数の視覚障害者によるリアルタイム要約筆記作業支援技術の研究開発(NECシステムテクノロジー株式会社)
(2)認知能力評価・支援クラウドサービスの研究開発(株式会社エデュアス)
(3)視覚障害者向け音声情報スキミングのための高速再生技術の高度化および受聴支援装置に関する研究開発(財団法人NHKエンジニアリングサービス)
(4)マルチメディアDAISYの自動制作・利用システムの障害者支援研究開発(シナノケンシ株式会社)
(5)高齢者住民が主体的に地域内コミュニティを醸成し、住民同士で地域内見守りを行う体制の構築を支援するコミュニケーションサポートツールの研究開発(株式会社デンソー)

対象事業の概要(PDF:3ページ)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000166938.pdf

2011年に刊行されたレファレンスサービスに関する英語文献リスト

2012年6月12日に、米国図書館協会(ALA)のレファレンスサービスに関する研究統計委員会RUSA/RSS Research & Statistics Committeeが、2011年に刊行されたレファレンスサービスに関する研究文献のリストを公開しています。なお、このリストに記載されている文献は選択的に取り上げられたものとのことで、各文献には簡単に内容紹介が付けられています。

Reference Research Review: 2011 (ALA Connect 2012/6/12付けの記事)
http://connect.ala.org/node/180163

Reference Research Review: 2011 (Peter Scott's Library Blog 2012/7/10付けの記事)
http://xrefer.blogspot.jp/2012/07/reference-research-review-2011.html

文部科学省、「平成23年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」(速報値)を公表

2012年7月10日、文部科学省が、「平成23年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」(速報値、2012年3月1日現在)を公表しました。調査は、学校におけるICT環境の整備状況と、教員のICT活用指導力について、全国の公立学校(小中高、中等教育学校及び特別支援学校)を対象に行われました。

調査の結果、教育用コンピュータ1台あたりの児童生徒数は前年度と同じ6.6人、電子黒板の整備状況については昨年度と比較して13,058台増加し73,536台、デジタル教科書の整備状況については全国平均で22.6%(前年度は13.5%)、教員のICT活用指導力は、2007年度以降教材研究・指導の準備・評価などにICTを活用する能力など5項目について全体的に上昇傾向にあること等が示されています。

平成23年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果〔速報値〕(平成24年3月現在) (PDF)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/__icsFiles/afieldfile/2012/07/10/1323235_01.pdf

平成23年度学校における教育の情報化に関する調査結果【速報値】 (2012/7/10付けの記事)

世界の美しい児童書20作品(記事紹介)

2012年7月9日、Flavorwireが、“The 20 Most Beautiful Children’s Books of All Time”という記事を掲載しています。世界の美しい児童書20作品を紹介したもので、ショーン・タンの『アライバル』、クリス・ヴァン・オールズバーグの『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』等が取り上げられています。

The 20 Most Beautiful Children’s Books of All Time (Flavorwire 2012/7/9付けの記事)
http://www.flavorwire.com/306958/the-20-most-beautiful-childrens-books-of-all-time?all=1

参考:
世界の怖すぎる児童書の挿絵10点(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/21027