アーカイブ - 2012年 6月 27日 - car

欧州図書館(TEL)、欧州46か国の国立・大学図書館のオンラインリソース2億点以上を提供する新ポータルサイトを公開

2012年6月27日、エストニアのタルトゥで開催された欧州研究図書館協会(LIBER)の第41回年次大会において、欧州各国の国立図書館が参加している欧州図書館(The European Library)が開発した新ポータルサイトが公開されました。

この“The European Library”のポータルサイトは、主に研究者コミュニティに向けられたものとのことで、欧州46か国の国立図書館、大学図書館が提供する2億点以上のオンラインリソースにアクセスできるとのことです。

The European Library
http://www.theeuropeanlibrary.org/

New Online Discovery Service For Researchers (European Library 2012/6/25付けのプレスリリース)
http://www.theeuropeanlibrary.org/confluence/download/attachments/6979655/TEL_Launch_press+release_final.pdf?version=1&modificationDate=1340619966872

参考:
欧州図書館、開発中の新ウェブサイトに対するユーザビリティテスト結果報告書を公表

文部科学省、平成23年度学術情報基盤実態調査の結果を発表

2012年6月27日、文部科学省が、平成23年度学術情報基盤実態調査の結果を発表しました。併せて平成21年度および平成22年度の学術情報基盤実態調査結果報告の内容について一部訂正が発表されています。

平成23年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/06/1322573.htm

平成21、22年度学術情報基盤実態調査結果報告の訂正について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/jouhoukiban/kekka/1322546.htm

フランスの電子書籍価格規制法の概要とその背景に関する解説(記事紹介)

国立国会図書館(NDL)の調査及び立法考査局が刊行している『外国の立法』のNo.252(2012年6月)に、「フランスにおける電子書籍の価格規制―電子書籍と再販制度について―」という記事が掲載されています。文末に「電子書籍の価格に関する2011年5月26日の法律第2011-590号」の抄訳も掲載されています。

フランスにおける電子書籍の価格規制―電子書籍と再販制度について―(PDF:11ページ)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3497224_po_02520011.pdf?contentNo=1

2012年刊行分 No.250-1~(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/2012/index.html

参考:
フランスにおける電子書籍の価格規制に関する法律(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/19934

フランスで電子書籍の再販制を定める法律が成立
http://current.ndl.go.jp/node/18223

公正取引委員会、電子書籍は著作物再販適用除外制度の対象とはならないとの見解
http://current.ndl.go.jp/node/17217

いかにしてフェアユースは孤児著作物問題の解決に役立つか?(文献紹介)

米国カリフォルニア大学バークレー校ロースクールのJennifer M. Urban准教授による論文“How Fair Use Can Help Solve the Orphan Works Problem”が公開されています。“Berkeley Technology Law Journal”誌の27巻に掲載予定のようです。同論文では、著作権者が不明の状態にあるいわゆる孤児著作物(orphan works)の問題に対して米国著作権法のフェアユース規定が部分的解決になると論じられているようです。

How Fair Use Can Help Solve the Orphan Works Problem(SSRN)
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2089526

Berkeley Technology Law Journal
http://btlj.org/

参考:
E1256 - 孤児著作物に関する問題:その定義と規模について
http://current.ndl.go.jp/e1256

米カリフォルニア大学の「バークレー電子図書館著作権プロジェクト」が第3弾の白書を刊行 テーマは孤児著作物問題の原因
http://current.ndl.go.jp/node/20614

ニューヨークをイメージづけるもの、それはランチ ニューヨーク公共図書館が同市100年のランチの歴史を振り返る展示を開催

2012年6月22日から2013年2月17日まで、ニューヨーク公共図書館が、ニューヨーク市100年のランチをテーマとした展示“Lunch Hour NYC”を同館で開催しています。

同館は、この開催趣旨について、ランチタイムとその喧騒が、どのように変化してニューヨークという街をイメージづけることになったのかを、資料を通じて伝えるものにしたいとしており、また、同館の所蔵するあまり知られていない資料であるレシピのパンフレット等を広める機会にしたいとしています。

展示では、ニューヨーク市の過去100年以上のランチについて、ビジネスランチである「パワーランチ」や学校給食、自動販売式のランチであるAutomat等について紹介しているとのことです。

Lunch Hour NYC
http://exhibitions.nypl.org/lunchhour/exhibits/show/lunchhour

NYPL's Lunch Hour NYC (Tumblr上での展示関連サイト)
http://lunchhournyc.tumblr.com/

2012年ウィキメディア国際カンファレンスに先駆けて“Wikipedia Loves Libraries”関連イベントが開催(米国)

2012年7月11日に米国ワシントンD.C.でウィキメディア財団の取組“Wikipedia Loves Libraries”に関連したイベントが開催されます。これは、現在OCLC Researchに「ウィキペディアン・イン・レジデンス」として採用されているMax Klein氏が企画したもので、ウィキペディアと図書館・文書館の関係を深めることを目的としたもののようです。翌12日からは、同じくワシントンD.C.のジョージワシントン大学において、2005年より毎年開催されているウィキメディア国際カンファレンス“Wikimania”が始まります。

Wikipedia Loves Libraries
http://www.oclc.org/research/events/2012-07-11.htm

Wikipedia Loves Libraries - Wikimania 2012 in Washington, D.C.
http://wikimania2012.wikimedia.org/wiki/Wikipedia_Loves_Libraries

Wikimania 2012 in Washington, D.C.
http://wikimania2012.wikimedia.org/wiki/Main_Page

宮城県考古学会の『宮城考古学』第14号が、「東日本大震災の記録(1)-文化財の被害とレスキュー-」特集

宮城県考古学会が刊行している『宮城考古学』第14号で、「東日本大震災の記録(1)-文化財の被害とレスキュー-」という特集が組まれており、特集には以下の21本の論文が掲載されています。

・特集によせて  辻 秀人
・宮城県考古学会東日本大震災対策特別委員会の活動  藤沢 敦
・宮城県における文化財の被災状況と被災文化財の救済活動  小谷 竜介
・東日本大震災における歴史資料保全活動-大震災から1年間の宮城資料ネットの活動- 蝦名 裕一
・気仙沼市における文化財の被害と復興  幡野 寛治
・石巻市における収蔵施設等被災状況と文化財レスキューについて  芳賀 英実
・東日本大震災と文化財行政の対応~東松島市の事例~ 佐藤 敏幸
・内陸部における東日本大震災の文化財被害状況と対応~栗原市の場合~  安達 訓仁
・大崎市の被災状況と復旧・復興への取り組み  高橋 誠明
・東日本大震災による七ヶ浜町の被災文化財  田村 正樹
・多賀城市の文化財被害状況とレスキュー活動の記録  高倉 敏明・村松  稔
・仙台城跡における東日本大震災の被害と対応の現状  工藤 哲司
・2011年3月11日の東北大学考古学研究室とその後  鹿又 喜隆
・東日本大震災における岩沼市の文化財等被害状況報告  川又 隆央
・「東日本大震災の記録」~亘理町の事例~  菅野 達雄

山口大学図書館の林家文書目録データベース作成事業が2012年度国立大学図書館協会賞を受賞

2012年6月21日に開催された第59回国立大学図書館協会総会において、山口大学図書館の林家文書目録データベース作成事業に対して2012年度国立大学図書館協会賞が授与されました。このデータベースは、約10年間かけて作成された、同館所蔵の地域史料「林家文書」(全4,965点)の目録データベースです。図書館職員・OB・学内外教員・ボランティアが参加する研究会を作り、古文書目録作成スキルの向上を図るだけでなく、スキルを継承させる体制を業務に組み込んだことが評価されたとしています。

近世・近代庶民史料データベース(林家文書)
http://rar.lib.yamaguchi-u.ac.jp/ar/ListByField.e?fieldName=Collection_Name

地域史料の情報公開に向けた近世文書目録のデータベース化について : 山口大学図書館所蔵林家文書を事例として
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008719824

本学図書館が「平成24年度国立大学図書館協会賞」を受賞(山口大学 2012/6/26付けニュース)
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/page.php/index/page/id/2331