米国議会図書館(LC)のオンラインレファレンスサービス”Ask a Librarian”が、開始されてから10年になったとのことです。LCのブログに、この件を紹介した記事が掲載されています。
記事では、以下の点に触れています。
・"Ask a Librarian"において、1年あたり平均58,000件の質問を受け付けた(2011年は、62,000件以上)
・現在、3つのセクションでチャットレファレンスサービスを提供している。
(the Digital Reference Section、the Serial and Government Publications Division、the American Memory collections)
・繰り返し尋ねられる質問としては、LCがすべての資料をデジタル化しているか、LCがすべての刊行物を所蔵しているか、がある。
・図書館情報学やデジタル図書館に関する質問も米国内外から寄せられることも多く、それに応えるため、オンラインで利用可能な図書館学に関する情報をまとめたコーナー“Library and Information Science: A Guide to Online Resources”を作った。
国立国会図書館(NDL)は、「図書館Linked Dataインキュベータグループ最終報告書」(Library Linked Data Incubator Group Final Report)の日本語訳をウェブサイトに掲載しました。この報告書は、図書館データのウェブ上での相互運用性の向上を目的としてW3Cに設置された「図書館Linked Dataインキュベータグループ」が、図書館でLinked Dataを活用することの利点や方法等をまとめ、2011年10月に公開したものです。
今回公開された新聞には以下のものが含まれているとのことです。
ドイツ語新聞:The Adelaider Deutsche Zeitung (1851年及び1860-62年)、Suedaustralische Zeitung/ Sud-Australische Zeitung (1850-1851年)、Sud-Australische Zeitung (1860-1874年)
イタリア語新聞:Il Giornale Italiano (The Italian Journal) (1932-1940年)
エストニア語新聞 Meie Kodu (1949-1954年).