アーカイブ - 2012年 5月 - car

5月 18日

ダウ・ジョーンズ社のビジネス情報データベース“Factiva”に収録される情報源としてTwitterが新規追加

ダウ・ジョーンズ社が販売している世界最大級のビジネス情報データベース“Factiva”に収録される情報源として、新たにTwitterが加わるようになりました。Factivaには、新聞や8,000のブログを含めた35,000種もの情報源が収録されていますが、今回、エネルギー、金融サービス、テクノロジー等の31分野における精選されたツイートが収録対象になったとのことです。

Twitter Content Incorporated into Factiva(Dow Jones 2012/5/17付けプレスリリース)
http://www.dowjones.com/pressroom/releases/2012/05172012-TwitterContentInFactiva-0036.asp

Factiva
http://www.dowjones.com/factiva/

カナダ・サイモンフレーザー大学、構成員に対してオープンアクセス誌“SAGE Open”への投稿料を援助

学術出版社のSAGE社とカナダ・サイモンフレーザー大学が、同大学の教員及び学生に対して、同社の社会科学・人文科学分野の査読付きオープンアクセス誌“SAGE Open”への投稿を奨励するという主旨の協定を締結しました。大学側は、SAGE Open誌に受理された論文30本までに対して、構成員が支払う投稿料(割引価格が適用される)を援助するようです。サイモンフレーザー大学は、大学が投稿料を支払うことでオープンアクセス誌を育成する取組である“COPE”(Compact for Open-access Publishing Equity)にサインしている大学のひとつです。

SAGE Partners with Simon Fraser University on SAGE Open(SAGE 2012/5/15付けプレスリリース)
http://www.sagepub.com/press/2012/may/SAGE_PartnersSimonFraserUniversitySAGEOpen.sp

Compact for Open-access Publishing Equity
http://www.oacompact.org/

Simon Fraser University Library
http://www.lib.sfu.ca/

参考:

英国でアーカイブズ認証評価の枠組みの策定が進行中

英国でアーカイブズ認証評価(archives accreditation)のための枠組みの策定が進められているようです。策定においては、ステージ1(2011年11月~12月)、ステージ2(2012年1~2月)、ステージ3(2012年2~5月)とプロセスを区切り、その間、ワークショップやウェビナー、オンラインでの対話(Dialogue Appというウェブサービスを利用)を通じて、利用者を含めた関係者から広く意見を求めてきたそうです。現在は、試行期間とされるステージ4(2012年7~12月)に向けて、それらをドラフトとして整理する作業が行われているようです。

Accreditation
http://www.nationalarchives.gov.uk/archives-sector/accreditation.htm

What should a UK wide Archives Accreditation scheme look like?(Dialogue App)
http://www.dialogue-app.com/archivesaccreditation

日本書籍出版協会・日本雑誌協会・日本電子書籍出版社協会・日本出版インフラセンターが「出版広報センター」を設立

2012年5月17日に、日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本電子書籍出版社協会、日本出版インフラセンターの4団体によって「出版広報センター」が設立されたと発表されました。その目的は、これらの団体を有機的に結び、出版界が共通して抱える課題に関し、迅速かつ的確な広報活動を行うことで、当面は、出版者への権利付与の実現を最大の目標として活動を行う、とされています。

「出版広報センター」創設について(PDF:2ページ)
http://www.ebpaj.jp/images/Shuppan-Koho-Center.pdf

日本書籍出版協会
http://www.jbpa.or.jp/

日本雑誌協会
http://www.j-magazine.or.jp/

日本電子書籍出版社協会
http://www.ebpaj.jp/

日本写真学会及び文化財写真技術研究会、「文化財写真の保存に関するガイドライン~デジタル画像保存の実情と課題~」を公開

2012年5月18日、日本写真学会と文化財写真技術研究会の共同による「文化財写真保存ガイドライン検討グループ」が制定した「文化財写真の保存に関するガイドライン~デジタル画像保存の実情と課題~」が公開されました。デジタル形式の文化財写真の保存に関するノウハウを集めてガイドラインとしてまとめたものとのことです。

文化財写真の保存に関するガイドライン ~ デジタル画像保存の実情と課題 ~(PDF:44ページ)
http://www.spstj.org/item/pdf/1337264652_event_pdf2.pdf

日本写真学会 SPIJガイドライン No.2
http://www.spstj.org/event/nissya_e_syosai_85.html

米国議会図書館(LC)、典拠レコード作成カタロガーのためのRDA自習教材を公開

2012年5月17日、米国議会図書館(LC)のProgram for Cooperative Cataloging(PCC)が、RDAについてカタロガーが自習するための教材を提供するウェブサイト“RDA for NACO Catalogers”を立ち上げました。NACOは、Name Authorities Cooperative Programの略であり、この教材は、典拠レコードを作成するカタロガーが主な対象とされているようです。ウェブサイトでは、動画、プレゼン、練習問題等のコンテンツが提供されており、今後は、LCのiTunes Uチャンネルでも提供予定とされています。

RDA in NACO Training
http://www.loc.gov/catworkshop/courses/rda_naco/course%20table.html

RDA in NACO Training
http://www.loc.gov/catworkshop/courses/rda_naco/

Program for Cooperative Cataloging at Library of Congress Launches RDA Cataloger Training(LC 2012/5/17付けニュース)

北米研究図書館協会(ARL)、21世紀の研究図書館のコレクションの在り方に関するブリーフィングペーパーを公表

北米研究図書館協会(ARL)が、2012年5月17日に、“21st-Century Collections: Calibration of Investment and Collaborative Action”(2012年3月10日付け)と題したブリーフィングペーパーを公表しました。21世紀の研究図書館におけるコレクションの在り方や方向性について4ページにまとめたもので、学長、教員、図書館長、評議会、図書館員等の関係者と議論を始めるための端緒となることを意識されて書かれているようです。

Challenges of 21st-Century Research Library Collections(PDF:4ページ)
http://www.arl.org/bm~doc/21stctfreport_11may12.pdf

ALA、アドボカシー活動を支援するテキストメッセージ配信サービス開始?

ALAが、アドボカシー活動を支援するテキストメッセージ配信サービスを開始したとのことです。

図書館のサポーターに対し、ALAの政府関係局(Office of Government Relations)から、アドボカシーの際の要点となることについて伝えるメッセージ等の情報を、月に2本から3本程度おくるそうです。

Ref.
ALA launches text-message advocacy service(2012/5/8)
http://www.ala.org/news/pr?id=10367

第36回「国際博物館の日」(2012年5月18日)

本日2012年5月18日は第36回目の「国際博物館の日」(International Museum Day)です。これは、1977年に国際博物館会議(ICOM)によって定められたもので、2012年で35周年となります。日本では2002年から参加しており、今回で第11回目です。2012年のテーマは“Museums in a changing world. New challenges, new inspirations”(変容する世界における博物館~新たな挑戦、新たな発想~)となっています。財団法人日本博物館協会が、国内の博物館・美術館等で開催される記念事業の一覧を公開しています。

2012年「国際博物館の日」記念事業一覧(PDF:7ページ)
http://www.j-muse.or.jp/02program/pdf/2012-kinen-list-24.5.17.pdf

国際博物館の日(財団法人日本博物館協会)
http://www.j-muse.or.jp/02program/projects.php?cat=8

International Museum Day (ICOMによる公式ページ)
http://network.icom.museum/imd2012

ICOM
http://icom.museum/

参考:

日本におけるマンガと図書館の歴史及び現状を紹介する英文記事

国際図書館連盟(IFLA)の情報アクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)のウェブサイトに、獨協大学の井上靖代教授による“Manga and Libraries in Japan”という記事が掲載されています。日本におけるマンガの歴史、マンガをめぐる議論、図書館や学校図書館での扱いについて英文で紹介するという内容です。

Manga and Libraries in Japan(IFLA)
http://www.ifla.org/en/publications/manga-and-libraries-in-japan

Out Now: a New FAIFE Spotlight on Manga and Libraries in Japan(IFLA 2012/5/17付けニュース)
http://www.ifla.org/en/news/out-now-a-new-faife-spotlight-on-manga-and-libraries-in-japan

参考:
CA1672 - マンガ同人誌の保存と利活用に向けて -コミックマーケットの事例から- / 里見直紀,安田かほる,筆谷芳行,市川孝一
http://current.ndl.go.jp/ca1672

CA1637 - 日本における漫画の保存と利用 / 内記 稔夫,秋田 孝宏

メルボルン大学、1949年のオーストラリア連邦選挙キャンペーンのラジオ番組をデジタル化公開

オーストラリアのメルボルン大学文書館が、同国の最も重要な政治キャンペーンの一つとされる“John Henry Austral”のラジオ番組の音声記録をデジタル化公開しました。“John Henry Austral”とは、1949年の連邦選挙においてオーストラリア自由党によって展開されたもので、同国ではラジオによる初の全豪的な政治キャンペーンであったようです。200を越えるドラマ仕立てのラジオ番組が放送されましたが、今回公開されているのはそのうちの22のエピソードとのことです。

John Henry Austral (University Library Digital Repository)
http://dtl.unimelb.edu.au/R/7Y342CTK8GS1IRPACFPVV35BCPP393D33EI32J1HRHU8XMAH9L-01130?func=collections-result&collection_id=6003&pds_handle=GUEST&pds_handle=GUEST

Unique 1940s political advertisements now available online (Library of the University of Melbourne 2012/5/18付けの記事)

帝京大学メディアライブラリーセンター、松岡正剛氏の編集工学研究所との共同企画「共読ライブラリー」を開始

帝京大学メディアライブラリーセンターが、松岡正剛氏が所長を務める編集工学研究所との共同で、統合的読書推進企画「共読ライブラリー」を実施すると発表しました。「共読」とは、本を勧めたり、連ねたり、読み合わせたり、評し合う読書の形態であり、「共読ライブラリー」は、図書館を中心として「共読」のための環境を整える全学的プログラムであるとされています。同プロジェクトの第一弾として、「College MONDO(カレッジ問答)書架群」を設置済みで、今後は蒼井優さんらのゲストを招いた企画も行うそうです。第二弾として、新入生向けにオンラインで実施する「読書術コースウェア」も予定されています。また、今後の展開として、書架連動イベントの実施、WEBリコメンデーションの仕組み設計、書架連動グッズ開発等が予定されています。

帝京大学メディアライブラリーセンターが「共読ライブラリー」をスタート――「共読」をコンセプトに学生の読書欲を掻き立てる4年間プロジェクト(帝京大学 2012/5/18付けプレスリリース)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=3968

参考:
帝京大学メディアライブラリーセンター、冬季限定のイルミネーションイベントを実施

学術情報流通やオンライン出版などをテーマにした“Journal of Librarianship and Scholarly Communication”が創刊

米国のパシフィック大学図書館等がかねてより予定していた、学術情報流通やオンライン出版などをテーマにした査読付きオープンアクセス雑誌“Journal of Librarianship and Scholarly Communication”が創刊されました。

The Journal of Librarianship and Scholarly Communication
http://jlsc-pub.org/jlsc/vol1/iss1/

参考:
学術情報流通やオンライン出版などをテーマにした、査読付きオープンアクセス雑誌“The Journal of Librarianship and Scholarly Communication”(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/18661

カナダの海洋博物館が東日本大震災の津波の漂着物を紹介するFacebookページを開設

カナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリアにある海洋博物館(Maritime Museum of BC)が、東日本大震災の津波による漂着物を公開するFacebookページを開設しています。利用者に浜辺に漂着したものの写真をアップロードしてもらい、それを博物館の担当者が確認して公開しているようで、漂着物の持ち主が特定された場合には、日本の領事館を通じて返却することも予定しているようです。

Tsunami Debris Project - Maritime Museum of BC (Facebook公式ページ)
http://www.facebook.com/TsunamiDebrisProjectMaritimeMusBC#

Tsunami Debris (Maritime Museum of BCのウェブサイト)
http://mmbc.bc.ca/tsunami-debris/

ビーケーワンとhonto統合、新しいハイブリッド書店サービス"honto"としてサービス開始(5/17)

大日本印刷、ドコモ、丸善CHIの共同事業会社であるトゥ・ディファクトが、電子書籍販売サイトであった「honto」をリニューアルし、電子書籍と紙の書籍を販売するハイブリッド型総合書店"honto"として、サービスを開始しています。大日本印刷グループのオンライン書店「ビーケーワン」とトゥ・ディファクトが運営する電子書籍販売サイト「honto」とが統合したものです。

Ref.
電子書店とオンライン書店の機能を統合し、リアル書店とも連携したハイブリッド型総合書店サービス「honto(ホント)」をリニューアルオープン(株式会社トゥ・ディファクト、大日本印刷株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ、丸善CHIホールディングス株式会社 2012/5/17付けニュースリリース)
http://www.dnp.co.jp/news/10030620_2482.html

新しい"honto"
http://honto.jp/

スペインの企業がトルコ国営放送のテレビ番組のデジタルアーカイブ化事業を実施へ

スペインのコンテンツマネージメント企業であるTedialが、トルコ国営放送(Türkiye Radyo-Televizyon Kurumu:TRT)との間で、TRTの歴史的テレビ番組のデジタルアーカイブを行うことで合意したようです。2012年5月16日付けのスペイン紙El Mundoによると、今後TedialはTRTの過去50年間、10万時間におよぶテレビアーカイブ全てをデジタル化するようです。

TRT digitises historical archive with file-based Tedial workflow (Tedial 2012/4/30付けの記事)
http://www.tedial.com/en/news/latest-news/139-trt-historical-archive-digitalization

東洋文庫、「モリソンパンフレット検索データベース」を公開

2012年5月17日に、東洋文庫が「モリソンパンフレット検索」のデータベースを公開しました。モリソンパンフレットとは、東洋文庫が所蔵する、英国のジャーナリストG. E. モリソンが19世紀末から20世紀初頭までの北京駐在中およそ20年間に収集した、中国関係のパンフレット類を指すようです。

モリソンパンフレット検索
http://61.197.194.11/open/MorisonPQueryInput.html

東洋文庫 (2012/5/17付けのお知らせに「【蔵書検索】モリソンパンフレット検索データベースを公開いたしました。」とあります。)
http://www.toyo-bunko.or.jp/

欧州図書館とEuropeana Librariesの合同会議、USTREMでライブ配信(5/21-23)

欧州図書館(TEL)とEuropeana Libraries(欧州の研究図書館の連合)の合同会議が、USTREMでライブ配信されるとのことです。会議は5月21日から23日にかけて行われるものであり、このうちのいくつかのセッションが配信されます。

配信されるセッションには、国立図書館及び研究図書館とデジタルヒューマニティーズをつなぐことをテーマにした基調講演も含まれているようです。

スコットランド国立図書館法の改正案、可決

スコットランド国立図書館を改革する法案が可決したとBBCが報じています。スコットランド国立図書館を運営する役員会の規模を縮小する内容となっているようです。

Ref.
National library reforms passed by MSPs(2012/5/16)
http://www.bbc.co.uk/news/uk-scotland-scotland-politics-18091965

スコットランド国立図書館法のページ
http://www.scottish.parliament.uk/parliamentarybusiness/Bills/42988.aspx

5月 17日

ニューヨーク市、歴史的な場所に総額300万ドルの助成金を分配するコンペティション開催、図書館もエントリー

ニューヨークの歴史的な場所に対して、一般からの投票を受け付け、総額300万ドルの助成金を分配するコンペティションが行われることとなり、ニューヨークのブルックリン公共図書館とジェファーソン・マーケット図書館が、エントリーしているようです。
投票は5月21日に2つのウェブサイトで受付け、4つの場所が賞金の主な分配先として選ばれるようです。

Ref.
Two New York Libraries in Public Competition for Preservation Grants
(2012/5/10)
http://lj.libraryjournal.com/2012/05/buildings/two-new-york-libraries-in-public-competition-for-preservation-grants/

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