アーカイブ - 2012年 5月 - car

5月 24日

国文学研究資料館、全文検索可能な「大系本文(日本古典文学・噺本)データベース」を公開

2012年5月24日、国文学研究資料館が、「大系本文(日本古典文学・噺本)データベース」を公開しました。これは、同館が2012年1月31日まで公開していた「日本古典文学本文データベース」を再構築したもので、岩波書店の旧版「日本古典文学大系」の556作品と、東京堂出版の「噺本大系」の329作品について、テキストの閲覧と全文検索できるデータベースです。同データベースを使うためには利用申請が必要です。

大系本文(日本古典文学・噺本)データベース
http://base3.nijl.ac.jp/

国文学研究資料館(2012/5/24付けのお知らせに「日本古典文学本文データベースの再構築版として大系本文(日本古典文学・噺本)データベースを公開しました。」とあります。)
http://www.nijl.ac.jp/

20世紀後半のウェールズにおけるテレビと記憶の係わりを尋ねるプロジェクトサイト“Media and the Memory in Wales”公開

2012年5月17日に、英国ウェールズのアベリストウィス大学(Aberystwyth University)が、JISCの助成を受けて、“Media and Memory in Wales”というウェブサイトを公開しました。このウェブサイトは、1960年代半ばから1990年代半ばまでの「テレビ全盛期」にかけて、テレビが自分あるいは家族、コミュニティにとってどのような重要性をもつものであったのか、その記憶についてインタビューし、記録したものです。このプロジェクトは、ウェールズにおける「テレビの時代」に関連したオーラルな記録を収集保存し、政治的・文化的に重要なテレビの一時代の記憶収集を呼び掛けることを目的としているようです。インタビュー調査は、ウェールズの4つの地方(Caernarfon、Carmarthen、the Rhondda、Wrexham)で実施されており、ウェブサイトでは、その地域ごと、あるいは、エリザベス女王の戴冠(1953年)等の歴史的なイベントごと、インタビュアーごとに、語られた記憶を見ることができます。

Media and the Memory in Wales
http://www.mediaandmemory.co.uk/

国文学研究資料館、2011年度日本古典籍講習会のテキストを公開

2012年5月23日、国文学研究資料館が、1月18日から20日にかけて同館及び国立国会図書館(NDL)で開催した、2011年度日本古典籍講習会のテキストを公開しました。この講習会は、日本の古典籍を所蔵する国内外の機関の職員を対象に、古典籍の基礎知識・取り扱い等に関する講義を行うものです。

平成23年度日本古典籍講習会テキスト(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/event/seminar/2011/old_books_text.html

平成23年度日本古典籍講習会(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/event/seminar/2011/old_books.html

スウェーデンの図書館に関する2011年の統計のデータとレポートが公開

2012年5月21日に、スウェーデン王立図書館が、同国の図書館に関する2011年の統計を公開しました。公共図書館、病院図書館、研究図書館に関する統計データ等と、全体をまとめたレポートが公開されています。

Bibliotek 2011
http://www.kb.se/aktuellt/nyheter/2012/Utlaningen-av-e-medier-pa-biblioteken-fortsatt-stark/

参考:
スウェーデンの図書館に関する2010年の統計のデータとレポートが公開
http://current.ndl.go.jp/node/19700

「多文化コミュニティ―図書館サービスのためのガイドライン―」(第3版)の日本語訳が公開

国際図書館連盟(IFLA)多文化社会図書館サービス分科会が2009年に刊行した“Multicultural Communities: Guideleines for Library Services”(第3版)が、日本図書館協会多文化サービス委員会によって和訳され、IFLAのウェブサイトで公開されました。公開された「多文化コミュニティ―図書館サービスのためのガイドライン―」(第3版)は、全文翻訳に加え、要旨も別に公開されています。

「多文化コミュニティ―図書館サービスのためのガイドライン―」(第3版) (PDF)
http://www.ifla.org/files/library-services-to-multicultural-populations/publications/multicultural-communities-ja.pdf

「多文化コミュニティ: 図書館サービスのためのガイドライン 第3版要旨」 (PDF)
http://www.ifla.org/files/library-services-to-multicultural-populations/publications/guidelines-overview-ja.pdf

【イベント】図書館のYAサービスの可能性  ハンブルク青少年図書館(Hoeb4U)と日本の事例から(7/4・京都)

6月30日の明治大学での講演に続いて、青少年図書館 Hoeb4Uのジャネッテ・アッハベルガー館長をゲストに招いたイベントが、京都のゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川で開催されます。

YAの読書活動推進とメディアリテラシーの向上、図書館のYAサービスの可能性をテーマに、アッハベルガー館長、小川剛氏(京都精華大学国際マンガ研究センター 研究員)、大西敏之氏(南丹市立中央図書館館長/京都府図書館等連絡協議会会長)によるスピーチなどが予定されています。

Ref.
催し物カレンダー 「図書館のYAサービスの可能性 ハンブルク青少年図書館(Hoeb4U)と日本の事例から」
http://www.goethe.de/ins/jp/kam/ver/ja9231744v.htm

国際フォーラム「図書館のYAサービスの可能性-ハンブルク青少年図書館(Hoeb4U)と日本の事例から」
2012.05.16 Wednesday
http://libyo.jugem.jp/?eid=876

5月 23日

【イベント】若者たちを図書館に呼び戻すためのコンセプトは?ドイツの青少年図書館Hoeb4U(ヘップフォーユー)館長講演会(6/30・東京)

ドイツの青少年図書館 Hoeb4U(ヘップフォーユー)のジャネッテ・アッハベルガー館長の講演会が開催されることがアナウンスされています。開催日は2012年6月30日、会場は明治大学です。

この講演会は、明治大学図書館情報学研究会会2012年度第1回研究例会の企画であり、若者たちの好奇心や知を求める気持ちを高めるため、マンガやゲームの提供など様々な取り組みを進めている図書館“Hoeb4U”の取組について、館長であるジャネット・アッハベルガー氏が紹介するものです。

講演に先立ち、星野翼氏(明治大学大学院博士前期課程)による日本の図書館におけるマンガ資料の提供についての報告,伊藤白氏(国立国会図書館)によるドイツの図書館制度の全般的状況についての報告も予定されています。

Ref.
催し物カレンダー 「ドイツの青少年図書館Hoeb4U(ヘップフォーユー)」
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja9182300v.htm

「自炊」代行業者に対する訴訟、業者側の事業終了によって原告の小説家・漫画家7名が訴えを取り下げ

2011年12月に小説家・漫画家ら7人が紙の書籍の電子化(「自炊」)の代行を行う事業社2社に対して起こしていた訴訟について、2社が事業を廃止したことを理由に、原告が訴えを取り下げたと発表されました。

“自炊”裁判終了、東野圭吾氏ら原告側が訴訟を取り下げ「実質勝訴」(INTERNET Watch 2012/5/22付け記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120522_534533.html

訴訟終結の御報告(PDF:2ページ)
http://www.shueisha.co.jp/info/release120522.pdf

EBSCO Discovery Service、Summon、Google Scholar、図書館オンラインカタログの検索性能比較(文献紹介)

College and Research Libraries誌に、“Paths of Discovery: Comparing the Search effectiveness of EBSCO Discovery Service, Summon, Google Scholar, and Conventional Library Resources”というプレプリントが掲載されています。これは、2011年に、米国のバックネル大学やイリノイ・ウェスレヤン大学で、EBSCO Discovery ServiceやSummonといった商用ディスカバリサービス、Google Scholar、図書館の伝統的なオンラインカタログやデータベースの性能比較を行った結果をまとめたものです。

Paths of Discovery: Comparing the Search effectiveness of EBSCO Discovery Service, Summon, Google Scholar, and Conventional Library Resources
http://crl.acrl.org/content/early/2012/05/07/crl-374.short

参考:

書誌フレームワークの変革へ向けた取り組みを進める米国議会図書館(LC)がZepheira社と契約

2012年5月22日、米国議会図書館(LC)が、書誌フレームワークの変革への取り組みを進めるために、セマンティックウェブ関連企業のZepheira社と契約したと発表しました。この変革において主要な課題となっているMARC21フォーマットのLinked Data形式への変換に対して、同社のノウハウが投入されるようです。

The Library of Congress Announces Modeling Initiative(LC 2012/5/22付けニュース)
http://www.loc.gov/marc/transition/news/modeling-052212.html

Bibliographic Framework Transition Initiative(LC)
http://www.loc.gov/marc/transition/

Zepheria
http://zepheira.com/

参考:
E1246 - 米国議会図書館,書誌フレームワークの変革への方針を発表
http://current.ndl.go.jp/e1246

米国議会図書館、オープンソースのデジタルコンテンツ用プラットフォーム“Recollection”を公開
http://current.ndl.go.jp/node/18947

Ex Libris社のPrimo Central Indexに英国学位論文データベース“EThOS”が追加へ

2012年5月22日、Ex Libris社のディスカバリサービスPrimo用の検索インデクスである“Primo Central Index”に、英国の電子学位論文データベース“EThOS”が近々追加される予定であると発表されました。EThOSは、英国図書館(BL)が運営するサービスで、現在30万本以上の学位論文が登載されています。

E-Thesis Online Service to Be Covered by the Ex Libris Primo Central Index(Ex Libris 2012/5/22付けプレスリリース)
http://www.exlibrisgroup.com/?catid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&itemid={76EB2FC8-1F04-4349-8958-77AB3D7AFDC1}

EThOS
http://ethos.bl.uk/

参考:

OCLC Researchが「ウィキペディアン・イン・レジデンス」を採用

米国OCLCの研究部門OCLC Researchが、「ウィキペディアン・イン・レジデンス」(Wikipedian in Residence)としてMax Klein氏を雇用したと発表しました。2012年8月末までの3か月間の有給ポストです。クライン氏には、OCLC、図書館関係者、Wikipediaコミュニティをつなぐ役割が期待されており、彼の当面の目標は、OCLCや図書館に対してWikipediaの活動を伝えることや、どのような技術的統合が可能かを調査することです。

ウィキペディアン・イン・レジデンスとは、Wikipediaによれば、「Wikipediaの編集者が、何らかの機関に所属して、その機関に関連したWikipediaの記事を活発にする」ことです。世界で初めての例は、大英博物館で5週間活動を行なったLiam Wyatt氏とのことです(Wyatt氏は2011年11月に来日して横浜・京都で講演等を行っています)。

Max Klein Named OCLC Research Wikipedian in Residence(OCLC 2012/5/22付けニュース)
http://www.oclc.org/research/news/2012-05-22.htm

JDreamなど科学技術振興機構(JST)「科学技術文献情報提供事業」は2012年度末から株式会社ジー・サーチが提供へ

2012年5月23日、科学技術振興機構(JST)と株式会社ジー・サーチは、JSTの文献情報提供事業に係る提供業務をジー・サーチに移管する契約を締結したと発表しました。それにより、2012年度末からは、JDream、科学技術文献速報、SDIサービス、解析可視化サービス(AnVi seers)がジー・サーチから提供されます。この移管は、2010年4月に実施された政府の事業仕分けによって「事業の実施は民間の判断に任せる」という判断がなされたことに基づくものです。

科学技術振興機構とジー・サーチ、文献情報提供サービス移管に関する契約を締結~日本最大の科学技術文献情報提供サービスJDreamを移管~(JST 2012/5/23付けプレスリリース)
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120523-2/index.html

株式会社ジー・サーチ
http://www.g-search.jp/

学術研究懇談会(RU11)、「我が国のサスティナブル(持続可能)な成長に貢献するRU11(提言)」を公表

2012年5月22日、学術研究懇談会(RU11)が「我が国のサスティナブル(持続可能)な成長に貢献するRU11(提言)」を公表しました。以下の3つの提言が発表されており、その内容や背景を説明した資料(ダイジェスト版、詳細版)が公開されています。RU11は、北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、早稲田大学、慶応義塾大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の11大学から成る連合体です。

(1)限りある財源の中で努力する大学が更に成果を発揮できる環境に~厳しい財政状況の中、資金効率を高める方策を~
(2)我が国最大の研究費「科学研究費補助金」の早期・完全基金化を~研究効率と資金効率を上げる仕組みの完成を~
(3)優秀な人材が博士の道を選択し社会に貢献する魅力ある環境の整備を~「競争」と「雇用」の両立を~

我が国のサスティナブル(持続可能)な成長に貢献するRU11(提言)
http://www.ru11.jp/topics/281.html

日本全国の図書館ウェブサイト内を一括検索するサービス

“library labs”というウェブサイトで、日本全国の図書館のウェブサイト内を一括検索できるサービスが公開されています。このサービスは「Googleカスタム検索」を利用したもので、検索対象となる図書館ウェブサイトのURLはカーリルのAPIを使って取得したとのことです。

全国図書館サイト内を一括検索
http://library-labs.tumblr.com/search-library-info

全国の図書館サイト内を一括検索する検索エンジン(library labs 2012/5/23付け記事)
http://library-labs.tumblr.com/post/23552285264/search-library-info

Googleカスタム検索
http://www.google.com/cse/

学校・学校図書館から見た公共図書館の学習支援活動:平成23年度国際子ども図書館児童サービス協力フォーラムの記録公開

国立国会図書館国際子ども図書館では、2012年3月12日に「公共図書館による学校・学校図書館に対する学習支援」をテーマに、平成23年度児童サービス協力フォーラムを開催しました。

第1部では、鳥取県立図書館、大阪府立中央図書館、座間市立図書館、国際子ども図書館の取り組みが報告され、また第2部では、「学校・学校図書館から見た公共図書館の学習支援活動~効果的な連携のために~」をテーマとしたディスカッションが行われました。

このフォーラムの、当日のプレゼンテーション資料やディスカッションの記録が、国際子ども図書館ホームページに公開されています。

Ref.
平成23年度 児童サービス協力フォーラム
http://www.kodomo.go.jp/study/cooperation/forum/2012.html

国際子ども図書館、2012年度も「学校図書館セット貸出し」で東日本大震災復興支援を継続

国立国会図書館国際子ども図書館では、2011年度に東日本大震災の復興支援として、被災した地域とその周辺の学校に「学校図書館セット貸出し」を実施しました。2012年度も引き続き、東日本大震災で被災した地域とその周辺の学校に「学校図書館セット貸出し」を往復の送料無料で貸し出します。2学期の貸出分の申込期間は6月1日(金)~6月21日(木)です。

国際子ども図書館ホームページに案内を掲載しており、また併せて「2011年度『学校図書館セット貸出し』東日本大震災支援のご報告」も掲載しています。

Ref.
東日本大震災 復興のための支援(国際子ども図書館)
http://www.kodomo.go.jp/promote/school/rent/support.html

申込方法
http://www.kodomo.go.jp/promote/school/rent/request.html

図書館のパフォーマンス指標に関する国際会議、次回は2013年7月22日

図書館のパフォーマンス指標に関する国際会議である"Northumbria International Conference on Performance Measurement in Libraries and Information Services"は、これまで9回開催されており、第10回について、2013年7月22日から26日まで、英国のヨーク大学で開催するとのアナウンスが出ています。

Ref.
Northumbria International Conference on Performance Measurement in Libraries and Information Services
http://www.york.ac.uk/about/departments/support-and-admin/information-directorate/events/performance-conference-2011/

DigCurV、デジタルキュレーション研修のニーズに関する調査報告書公表

デジタルキュレーション研修の枠組みの確立を目指す国際的研究プロジェクトDigCurVから、デジタル情報の保存とキュレーションの分野の研修ニーズに関する調査結果をまとめた報告書"Report and analysis of the survey of Training Needs"が公開されています。

Ref.
Report and analysis on the training needs survey
http://www.digcur-education.org/eng/Resources/Report-and-analysis-on-the-training-needs-survey

米国の歴史的医学雑誌のデジタル化、進む(米国)

1797年から1923年に刊行された米国の歴史的医学雑誌200タイトルをデジタル化するプロジェクトが、全米人文科学基金(The National Endowment for the Humanities、NEH)からの資金提供を受けることになったとのアナウンスが出ています。

対象となる資料は、主としてコロンビア大学、ハーバード大学、イェール大学、フィラデルフィア医学会( the College of Physicians of Philadelphia)の所蔵されているもので、欠号については国立医学図書館(National Library of Medicine)等が提供するとのことです。また、デジタルデータは、Internet Archive上のMedical Heritage Library(医学遺産図書館)に追加されるとのことです。

Ref.
Medical Heritage Library Awarded NEH Grant for Digitization of Historical Medical Journals(米国国立医学図書館 2012/5/21付)
http://www.nlm.nih.gov/news/neh_grant.html

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