2012年5月25日に、スペイン国立図書館が、マドリード・カルロス3世大学(Universidad Carlos III de Madrid)と共同で、図書館及び文献遺産に関する修士課程および専門職講座の受講生募集について発表しています。この講座は今回が第2期(2012-2013年)となるもので、図書館や文書館等で専門職として従事する際に必要なコンピテンシーを提供することを目的として実施され、授業は原則オンラインで行われるようです。
株式会社アトラスが、2012年5月29日に、「日本語論文 to Mendeley」というツールを公開しました。文献管理ツールMendeleyでは、日本語論文のPDFをインポートした際に書誌事項がうまく登録されないことがあるそうですが、「日本語論文 to Mendeley」はそのような問題をCiNii APIを活用して改善したツールとのことです。
Serials Review誌に、米国ノースカロライナ州立大学図書館のウィルソン(Kristen Wilson)氏による“Introducing the Next Generation of Library Management Systems”という論文が掲載されています。現在は印刷中(in press)の段階ですが、電子ジャーナルでは公開されています。
2012年5月27日に東北大学で開催された「図書館総合展フォーラム2012 in 仙台」の記録(速報版)が図書館総合展のウェブサイトで公開されています。同フォーラムは、国立国会図書館の大滝則忠館長による基調講演に続き、東北大学、Yahoo! JAPAN、防災科学技術研究所からの事例報告が行なわれ、「東日本大震災とMALUI連携」と題したパネルディスカッションで締めくくられたようです。